最新更新日:2024/09/22 | |
本日:1
昨日:19 総数:444363 |
プロデューサー先日、ある校長先生が研究室を訪問されました。 先生は、多くの方を束ねていくプロデューサー能力があると言われました。 うーむ、そうなんだと改めて思いました。 今後も多くの方のプロデュースを手がけていきたいと思います。 ○付け法への招待139 ガッツポーズ教職大学院の院生がサポータ活動として算数の授業をした。 分数の問題であった。 授業の途中では、子ども自身がノートに○付けをさせていた。 このときの表情は変わらなかった。 授業の後半で○付け法を実施した。 A子は、全部できていた。 院生がA子の解答に対して○付けをした。 その瞬間、思わずガッツポーズをした。 これが○付け法の効果である。 子どもは教師に認められたいのである。 生きている都城市立明道小学校の片平校長先生は、 「久しぶりに1授業者としての思いをちもました。授業がしたくなりました。ありがとうございました。」 と私の講演の後、話されました。 久保田教頭先生は、講演の間、たえずうなずかれてまいした。 「大学の先生で、示範授業をしてくれる人に初めて出会った」と語ったそうです。 授業は生きている。子どもという生き物を対象としている。「知」と「心」が絶えず変化している。 だから、教師と子どもとの接点を絶えず模索してヒットするのである。 発問、指示、算数的活動、板書、机間指導・・・全ての活動はその接点を探すためにある。その接点とは、発達の最近接領域のことにほかならない。 だから、示範授業では2つめのめあてが出現したのである。 ここに私の授業論がある。 ps 今回4人の方の授業診断をしました。これまで大学の先生が学校訪問して授業を見るという事例はなかったそうです。ところが、気持ちよく授業参観でき、なおかつ授業後の個別診断では、素直に私のアドバイスを聞かれていました。これはすばらしいことです。初対面の人の話はなかなか素直に聞けないものです。素直さを感じさせてくれる学校っていいですね。 ストーリー性本日、Oさんの授業を参観した。 二年生の長方形、正方形の作図の場面であった。 指導順序に工夫があったので紹介しよう。 教科書では長方形→正方形→直角三角形という順番に作図させている。 Oさんは、方眼紙がもとだから、正方形→長方形→直角三角形の順に作図させていた。 なるほどと思った。辺の長さの条件を1つの正方形から攻めるのもありだと思った。 彼のうまいところは、正方形を二つ並べて長方形を見いだしたところにある。また、長方形から半分を見せて直角三角形に注目させたことにある。 ストーリーのある作図であった。 いいことを聞いたら幸せな人は、いいことを聞いたらすぐに実践する。 よって、また幸せになる。 原因は、さらに幸せになりたいからすぐに実践に移す。 不幸な人は、いいことを聞いてもすぐに実践しない。 よって、現状維持もしくは不幸せになる。 原因は、いいことを疑っているのかもしれないし、面倒なのかもしれない。 ○付け法だって、音声計算だって、すぐに効果がでてくる。 すぐに実践して教師も子どももハッピーになろう。 朝、目が覚めた朝、七時前に目が覚めた。 起床は、七時前がよいと医師の斉藤真嗣先生は話していた。 何よりも目が覚めて良かった。 覚めなかった人もたくさんいる。 だから、感謝できる。 朝、昨夜書いた葉書を投函した。 すると、お寺があって「生かされていることに感謝」と掲示されていた。 今日も一日活動できることに感謝。 本日は、東京へ日本数学検定協会(公益財団法人) http://www.su-gaku.net/zaidan/ の会議に評議員として参加するために行きます。日帰りです。 久しぶりの会議です。楽しみです。 倍返し仮にマイナス10の状態になったとする。 これを何とかしたいと思う。 そして、改善する。 その結果、0の位置に戻る。 これが普通の姿である。 だから、またマイナスの要因をかかえたまま過ぎることになる。 マイナス10から0になるときは、上向きのエネルギーがてでいるときである。 そうすると、自然の力では、さらに上に行こうとする。 だから、このエネルギーを利用してプラス10までもっていくのである。 すると、上昇気流にのっているわけだから、そうたやすく落ちはしない。 マイナス10からプラス10までもっていくことを倍返しというのである。 要するに、マイナス10になったとき、0を目指すのか、プラス10を目指すのかの違いである。 倍返しするつもりで取り組むと上まであがることができる。 都城市立明道小学校訪問 3問題解決型の授業が定着していると思いました。 1年生の先生(上の写真)はとても柔らかい雰囲気で応答されていました。 子どもののびのびした受け答えが印象に残っています。 3年生の先生(中の写真)は、前時の復習から見通しを立てる場面を参観しましたが、とてもスムーズでした。 3年生の先生(下の写真)は、子どもの発表の場面が苦しかったのですが、ひきざんのところまで子どもの考えを引き出していました。 都城市立明道小学校訪問 1さきほど終わりました。 朝、片平美子校長先生、久保田剛史教頭先生(写真上)と懇談しました。 午前中、四人の先生の授業診断、それに院生の下石先生(写真下)の授業参観。 午後は、志水の師範授業と講話でした。 どの授業も教師のがんばりぶりが見える授業でした。 ありがとうございました。 写真中は、師範授業の神井学級。とても温かい空気の流れる学級でした。 下石先生の授業はとても圧巻であった。 45分間でやりきった。 何よりも楽しそうにやっているのがほほえましい。 都城市立明道小学校訪問 2志水の示範授業の板書です。 この板書からどのような授業を想像されますか。 とても面白かったですよ。 1つだけ解説します。 学習のめあてのところです。 授業当初のめあては、 「図、式、答え、どれからでもいいのでやろう」 です。 このめあては、どの子もできることを願ってのめあてです。 自力解決の後、「式を作るのが難しかった」という声から、 「式の作り方」についてめあてを追加しました。 後のめあては、子どもの「今」の欲求にそっためあてです。 これは、発達の最近接領域に働きかけているといえます。 宮崎県都城市に来ています。その関係で、昨夜、中部空港から鹿児島空港につき、宮崎県都城市に入りました。 本日は、明道小学校を訪問します。 彼の授業と他の先生の 授業、そして、私も示範授業をします。そのあと講話です。 楽しみです。 都城 http://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/sightsee... ○付け法への招待138 T小学校よりある先生の報告です。 まず、○付け法について反省が書かれていました。 「○付けも、子どもが安心するため、笑顔になるためといった子どもの側に立って考えたものだったことを少し忘れていました。最近、答えばかり求めていたかもしれません・・・子どものノートの中にその子のいいところを探す心構えをもって、○付けするようにがんばっていこうと思い、この数日○付けをしています。」 そして、実践されました。その結果、 「毎日の授業で、子どもたちが分かった!楽しかった!という気持ちを持てるようにしていきたいと思いました。今日、授業で、「これ解くの、楽しい。」と声に出して、一人の子どもがニコニコしながらチャレンジ問題を解いていました。あまり算数が得意ではない子どもです。「よかったねー。」といいながら自分がとってもうれしい気持ちになりました。子どもがうれしそうにしていると、うれしいです。わくわくしている子どもたちの顔を見られるような授業ができるようになりたいと思います。」 と、変化されました。ありがたいことです。 こういう報告が来るとは。 授業診断や講演の後に、その後の報告が来ることが嬉しいのです。 気に・・・・何か問題が起きると、気になる人がいる。 また、気にならない人もいる。 この気にならない人には2種類ある。 無関心だから気にならない人。 関心はあるけれど、高い立場でみると、気にならなくなる。 後者でありたいと思う。 書籍 御礼
教育創造研究センター所長の高階玲治先生より本をいただきました。
写真で紹介いたします。 『教師の仕事術−多忙感をどう軽減するか』 教育新聞社 いかにして仕事を軽減するのか。確かに知りたい内容です。 北九州市立門司中央小学校の研究発表において高階先生とお会いしました。 ありがとうございました。 小と大小人(しょうじん)は大事にこだわり、 大人(たいじん)は小事にこだわる。 と作ってみた。 この解釈はあなたにおまかせする。 PISA学力調査のコメント(2013,12,4中日新聞朝刊 掲載)詳細はこちら 12月4日 中日新聞朝刊に2012年の学習到達度調査(PISA)の公表に伴いコメントをしました。 詳細はこちら http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 斉藤真嗣先生医師の斉藤真嗣(さいとうまさし)先生の講演を聞いた。 健康についてとてもわかりやすくためになった。 ありがとうございました。 http://www.heros-edu.co.jp/business/others/prof/ 長野県米沢小学校 3数字のペアを示し、そこから100のかたまりを気づかせた。 この瞬間はとても面白かった。これは教科書の意図にそった展開でよい。 もともと問題提示から気づかせるまでのセリフはどうしても長くならざるをえない。それをうまく説明していた。 もう一人4年のベテランの教師の授業(下の写真)は、数字のペアについて問う発問から始めた。具体的には「工夫」について質問した。この授業はとても難しい。子どもが何を言うか分からないからである。100のかたまりについても、始めに「61と39で100ができる」、また「概数にしてたせばよい」という意見がでた。どちらのやり方でもうまくできるのだが、これを両方を認めることは実際の教師には難しい。そこを、うまく乗り切った。 二つの授業を比較してどちらがよいかという問題ではない。 どちらも存在するのである。 細かく攻めるか、おおまかに攻めるかの違いである。 同じ場面を3校時と4校時に分けて公開されたので、それぞれの特徴がでていてよかった。 長野県茅野市 http://www.city.chino.lg.jp/www/genre/000000000... 学びの足跡を残すために 米沢小学校2その場で作成したノートを紹介しよう。→上の写真 ノートを作成する意義 教師にとって 1.指導内容を整理することができる。 2.学習問題、めあて、思考過程、まとめなどを板書に残そうと意識できる。 3.学校での指導の様子を伝えることができる。 子どもにとって 1.学びの足跡を残すことができる。 2.わかりやすいノートで本時の様子を振り返ることができる。 3.宿題をするためのお手本を残しているので、宿題するときにノートを見ることができる。 「米沢」は、米沢米(よねざわまい)で有名。 http://oishii.nagano-ken.jp/e3922.html 学びの足跡を残すために 米沢小学校1これで4回目の歩を有紋となるが、少しずつ授業改善は進んでいると感じた。 授業診断の後、午後の研修会では学びの足跡を残そうということでノート指導について取り上げた。 そこで、以前福岡県の金田小学校で使ったプレゼンをもとにノート指導について解説した。 ここからがコンサルティングの初めての試みであるが、実際に望ましいノートについて教材研究してもらった。幸いにも一学年2学級あるので相談しやすかった。わずか15分もかからずにノートを作成されていた。 ノートを作成後、他の学年との交流の場をもった。 とてもよい雰囲気で研修ができたと思った。 もう一つ、初めての試みがあった。授業診断のときに私について先生方がついて回るのである。巡回方式である。これは、他の先生方の授業を参観することが少ないという反省、また、志水がどんなアドバイスをしているのかという授業の見方を学びたいという申し出から起きた。実際にやってみていろいろなことに気づいた。 |
|