最新更新日:2024/09/22 | |
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授業力アップわくわくクラブのご案内わくわくクラブは、3年前に志水塾の趣旨を広げて多くの方々に、志水に集まる全国の情報を皆様に提供し、なおかつ行動していく団体です。 志水塾とどこが異なるか。 志水塾は算数数学に限定していましたが、わくわくクラブでは教科のわく、校種のわくを広げました。 志水塾では、会員はありませんでしたが、わくわくクラブでは会員制としてより特定の方により有益な情報を提供します。 志水塾では、定期的な機関誌はありませんでしたが、メールブック「「悠・愉」を毎月発行します。その上、年に3本志水の示範授業のDVDも付録としてつけています。 「「悠・愉」には、このホームページやメール通信「夢現大」にも書いていないことを特別に書き下ろしています。 志水塾では、会の割引や特典はありませんでしたが、わくわくクラブでは会員様に特典をつけております。 会の案内はこちら。 授業力アップわくわくクラブのご案内 わくわくクラブは、3年前に志水塾の趣旨を広げて多くの方々に、志水に集まる全国の情報を皆様に提供し、なおかつ行動していく団体です。 志水塾とどこが異なるか。 志水塾は算数数学に限定していましたが、わくわくクラブでは教科のわく、校種のわくを広げました。 志水塾では、会員はありませんでしたが、わくわくクラブでは会員制としてより特定の方により有益な情報を提供します。 志水塾では、定期的な機関誌はありませんでしたが、メールブック「「悠・愉」を毎月発行します。その上、年に3本志水の示範授業のDVDも付録としてつけています。 「「悠・愉」には、このホームページやメール通信「夢現大」にも書いていないことを特別に書き下ろしています。 志水塾では、会の割引や特典はありませんでしたが、わくわくクラブでは会員様に特典をつけております。 会の案内はこちら。 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 豊川市立音羽中学校訪問 2「愛で育てる算数数学の授業」を読んで、今後の研究について協議した。 「愛で育てる」ことはどの教科においても普遍的だからテキストとして用いたのだろう。 職員の感想集には、 ・認めながら育てる方がグッと高まる。 ・授業力の定義は深いですね。 ・目次を読んで愕然とした。(つまり、衝撃を受けたという意味) ・何か一つでも実行することが大切だと思いました。 ・机間指導で生徒が考え方を違えていたら、それをして着るする。それがその子の学びだと思っていましたが、本を読んで、できている部分を認めていくと、それが愛だと気づかされました。 ・・・・ 職員の意識の土台をつくるために、共通な図書の読み合わせは効果的であった。 中段の写真は、フラッシュカードで練習しているところ。 カードは、練習にもまた定理を生み出すところでも使っていた。 下段の写真は、だんだんととわかってきたところである。だから、手が上がる。 豊川市立音羽中学校訪問音羽中学校のすごさは、鈴村富士子校長先生が、職員に対して、私の「愛で育てる算数数学の授業」(明治図書)を春休みの課題図書として示し、それに対して4月のはじめに協議会をもったことである。この感想集を読み、職員のやる気の高さを感じた。 今回の企画は、刈谷市立依差美中学校の小林美記代先生が中学校1年生に示範授業をして、その授業をもとに私が「愛で育てる授業」について講話した。 音羽中学校の生徒はとてもよくがんばった。集中力もある。 小林美記代先生は、少しずつテンポアップされて、生徒をぐいぐいとひっぱっていく。 数学的な内容はもちろんのこと、ノートの書き方、発言による答え方など、授業での習慣付けをおこなっていた。 50分間でほぼ目標を達成していた。 一番上の写真は、小学校2年生の教科書を持参して、かけ算について復習していた。これによって本時の正負のかけ算に対する抵抗を減らし、かつまた、負×正、正×負、負×負を築いていった。 この間フラッシュカードによる練習を入れるなどした。 また、負×負の理由についても生徒にペアで説明させていた。この時はかなりもりあがっていた。いやいや説明しているのではない。生徒は、挑戦する意欲がわきでたのだと思う。 中と下の写真に板書があるが、これは多くの話し言葉の中で、教師が書いた板書である。 このすごさを見てほしい。 授業後に、私の講話で音羽中学校の先生方と質疑しつつ進めたが、みなさんの気づきが多く、コーディネータとしての役割を果たすことができた。 ありがとうございました。 にこやかな顔朝、車で出勤の途中、信号で止まった。 すると、右に二人の農家の70代くらいのお姉さんがたっていた。 にこやかな顔をしている。 なぜ、にこやかなのかはわからない。 でも、そのにこやかな顔から幸せそうだとわかる。 私もほっと一息ついた。 金田小学校の授業より ワークシートの工夫スモールステップで展開されている。 右の配布物に入れたのでごらんください。 UD11 わかりにくい授業 1どの子にも「わかりやすい」授業を心がけたい。 今回は、反対に「わかりにくい」授業について、事例をあげよう。 □主語が抜けている発問 □掲示物が小さい。そこに書かれている文字が小さい。 □二つのものをつなげるときは、これとこれと具体的に指さしていない。 □話し言葉だけでつないでいる。 □中心発問に至るまでの時間が長い。たとえば、15分間もかかる。 □何をしてよいかわからない発問・指示。 □一度に多くのことを発問したり指示したりする。 □声が小さい。 □同じ言葉が繰り返されている。 福岡県今任小学校訪問1クラス10人から20人までの小規模の学校である。 6学年の授業を参観した。 もっと楽しくやろうという昨年からの課題を受けて、導入を工夫されていた。 安心感のある空気のもとで、前向きな子どもたちの姿勢が現れていた。 一瞬で旅先でカードを使おうと思ったら財布になかった。 帰宅してから別の財布を捜した。 なかった。 くらーい表情でくらーい気持ちになった。 いよいよカードを停止しようかと思っていた 矢先、財布から別の証明書を取り出した。 すると、奥に薄い板が見えた。 もしやして。 奥にカードがしまい込まれていた。 つまり、1カ所に2枚のカードが入れてあったのである。 出てきた。 やったあ。 一瞬で心が明るくなった。 なんとついているのだろうか。 みなさんも、ちょっとしたひっかかりを心の奥に潜めているのかもしれない。 ひっかかりの答えが見えてくると、心がぱあっと明るくなる。 明るくいこう。 福岡県大任小学校訪問一日で12本の授業を参観した。参観後すぐに授業診断でとても勉強になった。 どちらの小学校も授業に対する熱意がじわっと伝わってきた。 こういう学校の授業を見ることはとても嬉しい。 ただし、私の頭は飽和状態で頭のCPUは、大量の情報ではちきれんばかりであった。 自分で自分をほめたい。 さて、写真は大任小学校の授業である。 どの先生も志水メソッドをうまく取り入れていた。 特に一年生の先生方は長年見てきたので授業力の進歩が見られた。 大任小学校の今年のテーマは志水メソッドの日常化である。 参観後、確信をもった。 金田小学校の授業の基本形式お願いしてデータを入手しました。 配布物に掲示しましたので、ご利用ください。 国語科・算数科の授業 福岡県金田小学校で算数と国語の授業スタイルについて、基本形式を決めてラミネートに包んで見える化していました。 お願いしてデータを入手しました。 配布物に掲示しましたので、ご利用ください。 国語科・算数科の授業 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 福岡県金田小学校訪問桑野徳隆校長先生から依頼されて四年目になる。 落ち着いた授業が展開されている。 導入から展開、終末までとてもわかりやすい授業のオンパレードである。 毎年、算数の授業の基本と志水メソッドが継続されている。 継続して積み上げられているところが素晴らしい。 ○付け法への招待131 顔をみたら午前中6人の授業診断、午後は代表授業と講話であった。 金田小学校の授業レベルはかなりのレベルにあがっている。 子どもに考えさせることを保証して、わかりやすい授業であった。 さて、授業診断のときのことである。新卒2年目の男性教師のひとことに感心したので紹介しよう。 「私は○付けをしているとき、どんな顔をしているかを一人一人確認しますと。○付けをすると嬉しそうな顔をします。」 これだけでもすごいことであるが、発言は続く。 「あるとき、○付けをしていても嬉しそうでない顔の子どもがいました。それで、後で、個別に呼んでたずねました。どうしたの。○だよ。」 すると、「ここがわからん」と分からないことを私に話したのです。 ○がついても、なんとなく○になっただけで、嬉しくないときがある。この場面をとらえて、個別指導したのである。 一人一人をスピードをつけて回ると、子どもの顔を見るゆとりはない。でも、一人一人見ていくという。 この話に本当に驚き、感心した。顔を見ただけで、確認と見届けをするきっかけになっている。素晴らしいことである。見習いたいものである。 ○付け法への招待130 安全基地算数数学の授業における、自力解決の場面について述べる。 不謹慎かもしれないが、自力解決の場面を仮に戦場にたとえてみたい。 自力解決に向かう子ども達は、十分な武器をもって立ち向かう子、不十分な武器をもって立ち向かう子・・・など様々である。 子ども達は、航空母艦から出撃する飛行機とする。 戦場から帰ってきた子どもたちは次のように分かれる。 ある子どもは、戦果をあげて帰還、 ある子どもは傷つきながらも戦果をあげて帰還、 ある子どもは傷つきながらも戦果なしで帰還、 ある子どもは傷ついて戦場で墜落。 教師は、その様々な子どもに対して、トップグルーブだけを相手にしていないか。 傷ついた子ども、墜落した子ども、この子ども達をどうするのか。どうしたいのか。 どれもあなたのクラスの子どもである。 自力解決は子どもたちにとって、まさにわくわくの体験ではあるが、勝つこともあれば負けることもある。 私は、はじめから負けるのがわかっていながら出撃させたりはしない。 また、出撃してふらふらになっている子ども達を救いたい。 だから、○付け法をするのである。 教師は、航空母艦でいたい。 戦うのに十分な武器をもたせたいし、また、苦しい戦いのときは支援・指導をしたい。 もしも、墜落しそうな子どもたちには、強力に指導してあげたい。 この気持ちを全国の教師に訴えたい。 テンポテンポがいいとは、 教師と子どもの息が合っていること。 答えやすい質問で子どもに問うと、子どもが 一斉に答える。 すると、場が盛り上がってくる。 それがテンポのよさを生む。 同じ時間なのに与えられた時間は同じなのに、仕事量に差が生まれる。 授業づくり、学級づくり、学校づくりに差が生まれる。 その差は、知恵の差である。 授業、学級、学校はいずれも人と人との協働性にもとづく。 つまり、人と人とをどのように意図的に交わらせて、育てるかによって決まってくる。 このビジョンと具体的な戦術の明確化、そして具体的な行動をすることで差が生まれる。 UD10 わかりにくい毎週、数本の授業を参観する。 わかりにくい授業って、本当にある。 それは、子どもに原因があるのではない。 授業を仕組む教師に原因はある。 これでは特別に支援を要する子どもだけでなくて、一般の学級の子どもにもわかりにくい。 まずは、「わかりやすい授業とは何か」を考えることである。 経験経験が自信を生み、信念を形成する。 ところが、この信念が固まり過ぎると、新しい見方が入らなくなる。 常に、新鮮で素直な気持ちでいたい。 出愛の創造一期一会とは、デジタル大辞泉によれば、 「茶の湯で、茶会は毎回、一生に一度だという思いをこめて、主客とも誠心誠意、真剣に行うべきことを説いた語。転じて、一生に一度しかない出会い。一生に一度かぎりであること。」とある。 この先、また出会うかどうかもわからない。 それでも、出会ったときを大切にしようということである。 もっと言えば、出会いの場で「出愛」を創造するのである。 問題は、この一瞬の出会いを最高の出愛にできるかどうかである。 私は、大学院での授業、現場での指導、講演会、ちょっとしたお茶会でもできる限り、相手を喜ばせようと話している。 (もちろん体調のよくないときはできないときもあるが…) 現場の校長先生、教師、職員にその「出会い」を大切にしているかどうかは、すぐにわかる。 この積み重ねがさまざまなところで宇宙貯金として返ってくる。 4月に、豊田市のある小学校ほ訪問したとき、職員の方と話した。娘さんの楽しいお話がきけて心地よかった。これって一瞬だよね。 昨日は、宮崎から現場に戻ったSさんが研究室にきたので、指導し、また夕食を共にした。しっかり聴いてアドバイスした。 出愛の創造を演出してほしい。 ギャップギャップが大きいと、普通は悪いことのように思う。 ところが、この大きさが反対に転じると、良いことにもなる。 たとえば、普段きびしい人が、ほんの少しの優しさを見せるだけで、ころっとまいってしまう。 普段、頼りない人がぴっしと仕事を決めると、大きく評価される。 だから、自分のキャラを分析して、大きなギャップを作ってみてはいかがだろう。 月刊メールブック「悠・愉」5月号 配信ごらんください。 1 表紙 目次 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p1 2 巻頭言 学習の「めあて」と「まとめ」について ・・・・・・・・・・・・・・・ p2 志水 廣 3 前川流 算数の理論と実践 授業力アップのための指導法3 ・・・ p7 前川公一 4 飯塚市庄内生活体験学校での学び その2 通学合宿について ・・ p10 勝田 靖 5 鍛える学び合う学び(第2回) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p12 玉置 崇 6 適用場面定着法で自信を持たせよう 6年 比とその利用 ・・・・ p14 中村基子 7 国語学力を高める 読むということ ・・・・・・・・・・・・・・・・ p16 伊藤彰敏 8 本で育てる「想像力」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p18 林 尚江 9 つまずきを防ぐ指導14 中学校数学 数学的な考え方を育てる課題(問題)と発問の工夫 p20 鈴木正則 10 1.4142135623733095…×2.23606797749978…=3.1622776601683…って本当? p22 横田茂樹 11 おもしろ素材発見で授業力アップ 新聞から素材を発見する方法 ・・p25 鈴木健二 12 パワーアップ通信2 学校の研究実践を発展させよう ・・・・・・・p27 小山 安 13 頴田で縁あって…福岡県における人権教育 ・・・・・・・・・・・ p30 野々上 禎 14 授業 GOIKENBAN 14 ・・・・・・・・・・・・・・・・ p33 落合・中根 15 最新版「単元を貫く言語活動」を位置付けてみませんか? ・・・・ p34 木山麻衣子 16 続・内地留学記「暢記」(2)−「線対称」の授業実践報告− p35 下石暢彦 17 私の生き方の公開 船井幸雄の人間学から学ぶ教育のありかた ・・ p38 志水 廣 18 活動報告 九州フォローアップ研修会の報告 ・・・・・・・・・・・・・ p41 19 初任者教師の授業力向上のための手立て−授業診断表に基づく事例研究−・・・ p42 志水・小林 20 案内1 第2回 授業力アップわくわく公開セミナーのご案内 ・・・ p51 21 案内2 志水先生 出版記念講演会 IN 東京 ・・・・・・・・・・ p54 22 編集後記 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p56 近藤雅子 |
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