最新更新日:2024/09/22 | |
本日:13
昨日:15 総数:444356 |
人間の弱点人間は、忘れる、飽きるという弱点をもつ。 でも、忘れないと、これまたつらいことがある。 忘れるからちょうどええ。 でも、飽きないと、いつまでも固執することになる。 飽きるからちょうどええ。 忘れる、飽きるは、新しいエネルギーを生み出す。 だとすると、この二つは利点でもある。 教材研究とは教材研究とは、何をどのように教えるかということ。 何は、知識と知恵(考え方)の両方である。 どのようには、発問、板書、机間指導、ノート、キャッチ&リスポンス…つまり、仕掛けと受け止め方である。 何を教えるのかということだけでも延々と続く。 しかし、それだけではだめでどのようにの部分も必要である。どのようにを低く見るのは、自動車を運転するのに、理論だけ議論しているようなもので、それで本当に運転できるのかということになる。ハンドルの回し方、ブレーキの踏み方などこれも鍛えなくてはならない。 つまり、 何を教えるかの議論だけでもだめで、 また、逆に、どのように教えるかだけでもだめで、何を教えたいのかもわからないのは話にならない。 両方の接点と幅の広がりをもつのが教材研究である。 そして、基盤としては、教師の精神エネルギーがある。エネルギーの度合いはとても大事で、若い教師のはつらつさを見ていると、これだけで授業が成立している。 授業力の公式=(教材把握力×子ども把握力×指導技術力)×精神エネルギー まさにこの通りである。 第1回 「教育と笑いの会」報告5 講演の元本・「夢現大5」−楽しく生きるコツ、宇宙貯金を殖やす B6版 120ページ 定価 1000円+税 残部数 80部 (1000部発行) ・「夢現大7」−プラス思考は許すことから始まる B6版 153ページ 定価 1200円+税 書籍の問い合わせは愛教大生協eMまで。 TEL:0566-36-5184 FAX:0566-36-5465 Eメール r2202257@coop.aichi-edu.ac.jp 第1回 教育と笑いの会 報告4メールが届きました。 「秋雨前線を潜り抜け、無事に帰路につくことができました。昨日は、大いに笑わせていただきました。きっとNK細胞がいっぱいになったことでしょう。大西先生が苦心をしてコーディネータをしていただいたことに感謝します。きっと、聴衆の皆様も「自分は何を求めて『教育と笑いの会』に参加するの?」という同じ課題を抱えながら当日の会に参加されたことと思います。授業の達人、噺家の達人がそれぞれの立場でお話されるのですが、不思議に共通点がありました。 「笑う」という行為は、その人が生きているその立場で一致点を見つけて笑うという行為をすることのような気がします。授業をしている教師とお客を相手に「話す」という消えて無くなる音声によっての発信をする 噺家により、その発信を受け止めハイタッチをするように「笑う」という行為によってお客が返すことは、生きている証のような気がします。・・・」 (福岡 Sさん) この続きは、「悠・愉」9月号で。 転機今回の「教育と笑いの会」に出演したことは、私にとっての大きな転機。 より広い範囲の方々に喜んでもらおうという転機だと思う。 機会は向こうからやってくる。 まさに宇宙貯金のなせるわざ。 第1回 教育と笑いの会 報告3<昨日の「教育と笑いの会」本当に充実していました。選りすぐりのその道のベテランの方々による豪華な内容に終始感激でした。先生のひろし君もバッチリ決まっていました。笑いっぱなしでした。 「笑い」がいかに大切かが身にしみました。豊かな人間性と学習が基盤にあってのことですが。 かつてなかった贅沢なコラボレーション、次回も期待しています。 素敵な夏のプレゼント、本当に本当にありがとうございました。 また、地元で自慢します。> 第1回 教育と笑いの会 報告213時 開場 13時30分〜13時55分 野口芳宏講演「教育と笑いの会を立ち上げるにあたって」 13時55分〜14時20分 玉置崇落語「教育落語」 14時20分〜14時55分 桂雀太「落語」 *プロの落語を楽しむ 14時55分〜15時10分 休憩 15時10分〜15時50分 志水廣講演「笑いで包む人生論」 15時50分〜16時40分 パネルディスカッション「学校教育・家庭教育での笑いの効用」 コーディネータ 大西貞憲 パネリスト 野口芳宏、志水廣、桂雀太、玉置崇 野口先生の軽妙な挨拶(野口先生が25分間というとても贅沢な内容)、玉置先生の面白い教育落語、桂雀太のプロの迫力。どんどん期待水準が上がっていくのが分かった。かなりのプレッシャーをブレジャーに変えて私の出番。変身して話した。 あっという間に40分が終わった。笑いの会であるので、楽しくしていいのだからとてもありがたかった。 雀太さんは、パネルディスカッションのときに、「志水先生はすべて肯定される方ですね」という一言。しびれました。鋭い洞察眼です。 桂雀太さん http://hanjotei.eonet.jp/hanjotei_db/data/rakug... 小牧中学校のリンク記事 http://swa.komaki-aic.ed.jp/swas/index.php?id=k... 写真左 (左 野口先生) 写真右 (左 桂雀太さん、右 玉置先生) 連鎖話はややこしいが紹介する。 A小学校のB校長先生に依頼を受けて講演に行った。 講演のことをこのHPで紹介した。 このHPの記事をA小学校長の前任校のC小学校のD先生が見た。 C小学校も昨年度まで指導した。D先生がB校長に連絡。 すると、B校長先生は感激。 まだ、「志水廣先生のHPを見ていてくれている」と。 それはその通りで、自分が残した足跡として、その後も継続されているならば、とても嬉しいことである。 A小学校、B小学校ともに私もご縁があり、嬉しいことである。 良いことを残してきたら、それは連鎖するものである。 第二回 公開セミナーの感想をアップします大変遅れましたが、6月末に行われた第二回公開セミナーの感想をアップしました。 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 役割人には役割がある。 若いうちは、その役割がなんだかわからない。 一つ一つ年を重ねることで、向き不向きの仕事がわかってくる。 向いている仕事がその人の役割である。 ただし、若いときは、向き不向きなどはわからないので、ただ来た仕事をこなすしかない。 そして、ふと気づくことになる。 読む相手の表情、動作からあいてが何を欲しているかを読む。 この読みができれば、次の手を打つことができる。 読みができないと、後手後手に回る。 身近な人の行動を見て、読む訓練をしよう。 一人を読むことができれば、他の人にも応用がきく。 懇親会学校訪問をすると、懇親会にでることがある。 そのときに、教職員のやる気度が見えてくる。 義理で集まっているのか、教育改善に本気で取り組みたいのか、 そこが見えてくる。 広島県の大野東小学校訪問したときの懇親会は、後者であり、 とても楽しいひとときであった。 また、志水塾伊丹大会の後も有意義なひとときであった。 楽しく飲み、楽しく語らいたいものである。 お盆休み8月10日より17日までお盆休みを取らせていただきます。 ユニボ君などのお問い合わせについては、18日以降にお願いいたします。 志水メソッドの根幹上の図が志水メソッドでの根幹に当たる。 脳の仕組みから裏付けている。 「心」と「知」を変容させることがわかる。 言語力を育てる 算数教科書の定義・定理事典 3刷ありがとうございます。とても嬉しいです。 http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-091823-2 ひげそり必要・必然の出来事。 詳しくは、9月号の「悠・愉」で。 広島県廿日市市大野東小学校・中学校連携午後は、大野東小学校、中学校の教職員に対して授業力アップのための講演。 10年前からの知人の松江都志美校長先生(東小学校)の要請でスケジュールの隙間をぬって実現した。 一日終わって充実感があった。 写真は左は、午後の前半でゲームを取り入れた。 校長先生どうしの小中連携である。 話を聞く前に少しからだを動かすとリラックスして聞くことができる。 「心」の解放によって、「知」の扉が開く。 お世話くださいました津田先生、曽根先生ありがとうございました。 いつも「笑顔」で、また「許す」ことでプラス思考になれる。 講演プレゼン 8月8日、午前は廿日市市立大野東小学校の教職員に対して学力アップのための講演、 午後は、大野東小学校、中学校の教職員に対して授業力アップのための講演。 10年前からの知人の松江都志美校長先生(東小学校)の要請でスケジュールの隙間をぬって実現した。 一日終わって充実感があった。 写真は左は、午後の前半でゲームを取り入れた。 校長先生どうしの小中連携である。 話を聞く前に少しからだを動かすとリラックスして聞くことができる。 「心」の解放によって、「知」の扉が開く。 お世話くださいました津田先生、曽根先生ありがとうございました。 いつも「笑顔」で、また「許す」ことでプラス思考になれる。 講演プレゼン http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 廿日市市は宮島がある所です。 http://www.city.hatsukaichi.hiroshima.jp/instit... 免許更新講習40名の皆さんはとても意欲的で、話がのりのりにできました。 感謝いたします。 最後には、拍手までいただきとても嬉しかったです。 受講者からのメール <免許更新講習、ありがとうございました。 志水先生の優しい笑顔と温かいお言葉に触れて、反省しました。どんな状況でも、子供たちを受け止めて笑顔でいること、どの子も自己肯定感がもてるように、しっかりと教材研究をし、一つ一つ授業を改善していくことを心がけていこうと思います。 初めてお会いした方たちとも、楽しくお話ができました。「昨年、志水先生の免許更新講習を受けた先生からいいよと聞いて、真っ先に申し込んだのよ。」「私も、そう。」「やっぱりよかったね。」と言ってみえました。> プレゼン資料 本日8月7日(木)、免許更新講習を愛知教育大学で行いました。 40名の皆さんはとても意欲的で、話がのりのりにできました。 感謝いたします。 最後には、拍手までいただきとても嬉しかったです。 受講者からのメール <免許更新講習、ありがとうございました。 志水先生の優しい笑顔と温かいお言葉に触れて、反省しました。どんな状況でも、子供たちを受け止めて笑顔でいること、どの子も自己肯定感がもてるように、しっかりと教材研究をし、一つ一つ授業を改善していくことを心がけていこうと思います。 初めてお会いした方たちとも、楽しくお話ができました。「昨年、志水先生の免許更新講習を受けた先生からいいよと聞いて、真っ先に申し込んだのよ。」「私も、そう。」「やっぱりよかったね。」と言ってみえました。> プレゼン資料 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... わくわくクラブ 8月号メールブック「悠・愉」 配信しましたメールブック「悠・愉」8月号を配信しました。 夏休みだからこそ、ゆったり、じっくりとお読みください・・・ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1表紙 目次 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p1 2巻頭言 算数の面白さ(9)実感する面白さ・・・・・・・・ p2 志水 廣 3前川流 幼児のさんすう 幼小の円滑な接続をはかる数量や図形の教育1p4前川公一 4子どものこだわりに応える算数指導 その2・・・・・・・・・・ p7 荒川文雄 5飯塚市庄内生活体験学校での学び その2:各体験・経験作業の実際2 p9 勝田 靖 6鍛える学び合う学び(第5回)・・・・・・・・・・・・・・・・ p11 玉置 崇 7適用場面定着法で自信を持たせよう 速さ(5年)・・・・・・・ p13 中村基子 8国語学力を高める 素材研究は、まず読むこと・・・・・・・・・ p15 伊藤彰敏 9「調べ学習」は算数の「知と心の変容」と同じ?・・・・・・・ p17 林 尚江 10つまずきを防ぐ指導17 中学校数学 数学的な考え方を育てる課題(問題)と発問の工夫 p19 鈴木正則 11志水流ならば、結果にこだわる執念を持ちたい・・・・・・・・・ p21 横田茂樹 12おもしろ素材発見で授業力アップ 教材となる情報を得る・・・ p24 鈴木健二 13ユーモアのセンスが心をつかむ ・・・・・・・・・・・・p26 佐方はるみ 14パワーアップ通信5 学校・学級の目標の達成を目指して・・・・ p28 小山 安 15頴田で縁あって…人権・同和教育だより「つなぐ」・・・・・・・ p30 野々上禎 16授業 GOIKENBAN 17 ・・・・・・・・・・ p33 落合・中根 17主体的に学ぶ力を育てるために・・・・・・・・・・・・ p34 木山麻衣子 18わくわく数理の教材から ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p35 藤井一正 19続・内地留学記「暢記」(5)「比を簡単にする」の教科書研究・ p39 下石暢彦 20私の生き方の公開 内地留学生との思い出(1)・・・・・・・ p42 志水 廣 21第2回算数・数学授業力アップわくわくセミナー東日本大会・・・ p44 落合康子 22東日本大会、東京出版記念講演会、北海道中標津での研究会 報告 p49 23九州大会スタッフ学習会、西日本大会のお知らせ・・・・・・・・ p51 24編集後記 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p56 近藤雅子 3年目のレポート 愛知県数学教育研究会1昨日8/6に、愛知県西尾市で愛知県数学教育研究会小中学校部研究大会が行われた。 小学校6本のレポート発表、中学校も6本のレポート発表があった。 私は、小学校中学年の助言者をつとめた。 勤めて3年目の教師の発表で、小数のかけ算、わり算の実践発表があった。 このレポートはすぐれもので、一つ一つの授業の流れが見えてくるものであった。 4年の教科書には、小数のかけ算では、2Lのペットボトルのジュースと0.2Lの紙パックのジュースの問題がのせてある。 2と0.2の問題数値の違いがある。 このことに、子どもが気づき、それをノートに書いた。しかも、その記述を教師が机間指導で見つけ、授業の後に展開している。これこそ、私が言う○付け法におけるキャッチ&リスポンスである。 実践記録のたった数行にそのことがわかる記述がある。 びっくりした。 「積極的な机間指導」という表現を用いていたが、これは○付け法だ。 とても嬉しく思った。 机間指導だけではない、子どもの言葉を大事にされているし、指導の継続性が見える掲示物が見られた。こういうレポートは大好きである。 |
|