最新更新日:2024/09/22 | |
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山形県小国町学校訪問全て授業診断である。全体の研修会は設定していない。 こういう割り切りもよいことだと思った。 それぞれの学校の特色に応じて助言させていただいた。 みなさんはりきっていた。 その上でのアドバイスであるからこちらも真剣にやらせていただいた。 小国町の景色はとても素晴らしかった。観光地になっていないのが不思議なくらいである。 写真上 国民宿舎 飯豊 梅花皮荘(かいらぎそう)の周辺 写真中 小国小学校、中学校の校長先生、教頭先生 写真下 校長室で授業診断の様子 悶々と楽しく立場の表明では、何の解決にもならない。 何が問題か、次にどうやればこの問題は解決するのか。 そこがポイントである。 学校や地域の学力向上のために東奔西走していいるが、 それぞれの地域や学校で問題点が異なる。 だから、その場その場に応じた解決策を考えるしかない。 毎回、簡単な問題はやって来ない。 だから、悶々と考えるのだ。 考えついたことを一つずつ実行し、その地域・学校・教師・子どもに合わせた処方箋を作り出すしかない。 しかも、当初の方策は3年間は有効であるが、その後は、また新規策を考えださないと、エネルギーが落ちていく。 まさに、問い続ける力が求められる。 明日から山形県小国町を訪問します。地区の3校の授業診断が主な仕事です。 充実したなあ昨日もとても充実していた。 一日のスケジュールを振り返ってみよう。 8時15分 出勤 8時30分より9時20分まで教職大学院で会議 9時20分に実習校へ向けて大学を出る。豊田市立高嶺小学校で教職大学院基礎領域のO君が実習2をしている。校長先生と面談。その後、授業参観と授業診断による指導。 実習1と比較してO君の成長ぶりに驚いた。授業のやりとりがとても上手であった。 少し短い時程の40分間に練習問題までやらせることができた。これはかなりの進歩である。 その後の授業診断では、ノートと板書をもとにどこが授業の良いところで、今後改善すべきところかを指導した。彼はとても素直で、私の意味するところがすぐに理解できた。 11時30分に小学校をでて、大学に12時すぎに戻った。 昼食をとり、13時すぎに明治図書の木山麻衣子次長に電話して、現在進めている単行本の相談をした。 来年の3月には出版したい本である。 一つ目は、北九州市算数部の有志による算数科の「図」の指導&ワークシートである。 二つ目は、音声計算練習の本の続編である。低学年・中学年・高学年の3冊ある。この本は長野県のSさんが作られた力作である。原案をきちんと単行本化するために編集校正を進めている。結構、手間がかかる。プロの目から見てブラッシュアップが必要なのでやっている。 電話が終わり、大学の事務関係の書類の手続き、23日、24日に山形県に出張に行くこと、25日に三重県津市藤水小学校に出張に行くことの打ち合わせ。 そうこうするうちに、落合康子康子さんが来られる。三重県の津市の藤水小学校への指導は落合康子康子先生にお願いしている。その指導の現状をお聞きし、講演の構想を立てる。 鈴木由里子先生が来られた。そこで、落合康子、鈴木と私の3人で語彙研究会を別室でする。かけ算の予備授業のためにワークシートを作成している。その審議である。 15時30分には終わる。 終わったかと思うと、数学検定協会の藤井さんが来られる。20分間ほど情報交換。与那国島をはじめ八重山のことで話がわく。 16時から新しい問題集の作成会議。鈴木公司先生、M印刷所と志水と近藤の4人で、問題集の原稿を前に、具体的な編集工程、印刷工程について詰める。一つずつ詰めるので骨が折れた。この問題集は、来年度からの教科書に合わせた、新構想の問題集である。授業力アップわくわくクラブから出版する予定である。どの子にも算数力を付けるための問題集である。6学年分だから1学年ずつ審議した。粘り強く確認と交渉することができた。17時30分までかかる。 このように、同時進行のことが多い。 その後、別件で大学を出る。 20時に大学に戻る。電話で教育相談を受け、応答。 いろんな雑務をして22時前に大学をでて帰宅。車中、クリスハートのCDを聴き、癒される。 帰宅すると、さすがに頭はぼうっとした。 疲れたというよりも充実していた。 廣校長先生よりメール与那国島久部良小学校長の廣校長先生よりメールが届いたので紹介しよう。 「 志水研究室・近藤雅子様 おはようございます。志水先生をお迎えしての研修会、参加者からも大変勉強になったとの声もあり、充実した研修会になりました。本当にありがとうございました。また、時間をやりくりしてお越しいただいたことにも、先生の「愛」を感じました。さて、次年度の計画も早めに立てたいと思います。志水先生とも相談しましたが、来年5月頃を想定することとでよろしかったでしょうか。ご確認をお願いします。 研修会後の先生方のアンケートを送信します。志水先生の「想い」「愛」が伝わったと思います。本当にありがとうござい ました。 久部良小学校 廣 幸和」 今年の5月に与那国島訪問の話がでて、そこから廣校長先生の頑張りぶりは目を見張るものがある。この話も授業力アップわくわくクラブ「悠・愉」11月号に寄稿したい。 きちんとした段取りで、志水を受け入れる態勢づくりを着々ときづいてこられた。「悠・愉」の記事も大いに参考にされて、職員を啓発されたのである。 できる校長はここが違うのである。 だからこそ、久部良小学校の先生方のはつらつさと与那国島地区の教育委員会及び校長・教頭先生方の構えが素晴らしいのである。 訪問してとても気持ちがよかった。 日本最西端に立つ与那国島のもっとも西。 つまり、日本最西端に立つ。 最西端とは、本州を中心とした考え。 ここは、黒潮が最初にぶつかる所でもある。 つまり、日本における黒潮のスタートである。原点ゼロ地点である。 与那国島より帰る日本の最西端から戻ったわけだから、それぐらいの時間はかかっても不思議ではない。 今回、与那国島の教育委員会、学校関係者の皆様にとても厚くもてなしていただいた。 ありがとうございました。感謝しています。 16日の夜は、租納地区「どぅぐいわり」で懇親会があった。小学校と中学校の5校の校長先生、教頭先生が集合されて歓待していただいた。真ん中の写真はその様子である。 17日は、一日研修会であった。 午前に授業参観。久部良小学校で4つの授業参観。久部良中学校て゜一つの授業参観。 午後に授業診断。 そのあと、町の教職員のほとんどが集まっての講演会。 そして、夜は、久部良地区「海響」で懇親会をした。 かじきまぐろのお刺身とあわもり「どなん」がとてもおいしかった。 18日は、午前中に与那国島の観光をした。 今回の与那国島訪問で一は番感じたことは、先生方のがんばりである。 教室に児童・生徒は数名しかいないが、はつらつと勉強している。 それは、きめ細やかな指導がなされている証拠であった。 くぶら小学校の廣校長先生は、5月に訪問の話が持ち上がり、その後いろいろな段取りをして訪問をむかえていた。こういう方策のもとで今回の研修はとても意義のあるものであった。 ちなみに、来年も複数回、来島してほしいというオファーを受けた。さらなるバージョンアップを考えていきたい。 なお、今回の訪問の詳しいことについては、授業力アップわくわくクラブの機関誌「悠・愉」11月号に寄稿する。授業参観のことも含めて詳しく報告したい。 写真上 与那国島に夕方到着の写真 写真中 校長先生、教頭先生との懇親会。 写真下 研修会の様子 与那国島の特産品 http://www.town.yonaguni.okinawa.jp/yonaguni-in... 生徒の「問い」を軸とした 数学授業常葉学園大学教授の岡本光司先生から郵便が届いた。 岡本先生の新刊本『生徒の「問い」を軸とした 数学授業』である。 「問う」という行為を算数・数学授業の中でどう生かしていくべきか、生かしていけるかという課題を岡本先生の授業観から学ぶことができる。 素晴らしい一冊である。 ようこそ 与那国へ16日 中部空港9時30分発、那覇空港11時50分着、那覇空港12時35分発→石垣空港13時50分着→石垣空港17時30分発→与那国空港18時00分着 廣 幸和校長先生が出迎えてくださいました。 17日 久部良小、久部良中の授業を参観しました。 とても元気な子どもたちです。 午後は講演会です。 写真上 那覇空港 写真中 石垣空港 写真下 廣(ひろし)校長先生の出迎え ほっと一息最近で一番重い仕事が一つ終了した。 かなりの月日を要した。 それだけ頭はフル活動。 大変勉強になった。 終わった瞬間。すっきりした。 もちろんまだまだ新しい仕事があるが。 今日は、9時30分の中部空港発で、沖縄、石垣島、与那国島に夕方着く。 新しい出会いにわくわくする。 行ってきます。 授業をみる視点気が合っているか。 息が合っているか。 ここが一番大切である。 「ぴったり」ならば、少々指導技術があいまいでも何とか最期までたどり着ける。 そのためには、子どもの言葉に対して誠実であること。 だから、丸ごと復唱できる力が大事なんです。 UD35 達成率問題とは何か。 解決とは何か。 問題を把握したとはどういうことか。 解決したということはどういうことか。 どの子も解決したい→完全習得学習 達成率は 5割を目指す 7割を目指す 9割を目指す 教師の目標いかんによって授業構成は大きく異なる。 限りなく完全習得学習を目指したい。 それがユニバーサルデザインの基本である。 耐性菌体の中に耐性菌を作ること。 これが生き抜く力である。 いろいろな菌が体の中に入る。 そこで熱などの症状がでる。 やがて、克服する。 そのときには、体の中に耐性菌ができている。 今度は、その菌に対して大丈夫である。 教育の目的は、「知」と「心」の分野で耐性菌をつくる力をつけることである。 名古屋市教委免許状更新講習昨年度から、講師として呼ばれてやっている。 昨年度は12名ほどいた。小学校・中学校・高等学校までいた。 今年は、6名であった。しかも、全員数学科で小学校と中学校の教師であった。 当初の予想は、昨年のように女性が多いことを予想していた。 ところが、会場に行ってみると、男性ばかりで数学科の免許を持っている。 もっと言えば、私が愛知教育大学で教えた学生がかなりいた。 だから、内容は算数的活動・数学的活動であるが、少しレベルを上げて話した。 これはこれで結構楽しかった。 受講者とともに議論しながら進めることができた。 現場にでて、たくましい姿をみることができて幸せであった。 ありがとうございました。 夕日一日の終わりに感謝。 お日様、お仕事ご苦労さまです。 地球を照らしてくれて、ありがとうございます。 新棟での授業愛知教育大学に新棟「教育未来館」(愛称「ウイング愛教」)が8月末に完成した。 教職大学院生は、この新棟で後期の授業をスタートする。 新しい講義室で、新棟にちなんで、教育の未来について明るく語ることができた。 愛知教育大学 教育未来館 http://www.aichi-edu.ac.jp/pickup/2014/09/25_00... お届け者昨日のことである。 研究室に若い女性から電話がかかってきた。 「志水廣先生はいますか?」 「帰られました。」と、秘書は応えた。 そこで、若い女性は、電話を切ろうとした。 秘書は、「ご用件は何でしょうか」と尋ねた。 若い女性は、この追求に応えざるをえなくなった。 「娘ですが‥」 そこで、秘書は、ああ、志水先生の娘さんだと気づいた。 「先ほど、帰られましたので、もうすぐ届くと思います」と秘書は応えた。 娘は、「お父さんは、届くんだ!?」と思った。 私は、18時に帰宅する約束をしていたので、娘は研究室に電話したようだ。 普段の帰宅時間は、そんな時刻に帰ることはない。また、不定期である。 娘は、研究室に電話をかけた時、私がでなかったので、とっさに、「お父さん」という代わりに、「志水廣先生いますか」と尋ねた。 すると、秘書も娘の声を聞くのは初めてなので、「ご用件は?」と尋ねた。 私は、原稿を宅急便で届けるためにクロネコの支店に立ち寄ってから自宅に帰る途中であった。 だから、秘書は、クロネコヤマトに立ち寄ることを思いながら応えたため、「私は、お届け者」となった。 まさに、初対面というか、初対耳での初対決であった。 ちなみに、私は、17時57分に帰宅した。 自宅に戻ってこの話を聞き、大笑いであった。 来週はFAXが届いた。 沖縄の廣 幸和校長先生からである。 前年度のわくわくクラブのDVD(示範授業など)を4本申し込まれた。 実は、来週の後半、廣校長先生に会いに行く。 それは、どこか。 与那国島である。 日本の最西端である。 7月には北海道の中津別や知床に行った。 東の端に行った。 今度は、西の端である。 とても楽しみである。 景色も楽しみだが、廣校長先生にお会いしたいのである。 どんなドラマが待っているのか。 今からワクワクする。 与那国島 http://www.town.yonaguni.okinawa.jp/yonaguni-in... 続 衝撃 −大物の笑い衝撃の記事のその後。 現在、1年から6年にわたって、「どの子もできる・わかる」算数の問題集を作成している。来年の2月末には完成する予定である。基礎学力が間違いなくつく本である。 その問題の解答を学生にバイトとして依頼している。 本日、女子学生が研究室にきたので、進行状況を聞いた。 すると、なかなか厳しい日程だという。 「簡単な計算問題に結構な時間がかかります」という。 計算練習になるので、これはクレペリン検査の能力が上がります。」という。 笑いながら言った。 そうすると、キャリア能力も身につけているということか。 次に、通勤に2時間もかかる学生なので、「電車の中で解いています。」という。 電車に揺られながら立って、解いている」という。「これは、体の動きに役立つ」という。「バランス感覚ですね。」と、また笑いながら言った。 つまり、体幹を鍛えているわけだ。 バイトの課題は結構な量であるが、さすが大物、笑ってこなしている。 すごいなあ。 締め切りの方は少し伸ばした。とすると、今度は、私の方もきつくなる。まあ、笑ってやるかあ。 サトル悟るとは、サトル。 これを別の字に当てはめてみると、 「差」を取ること。 これはどういう意味かというと、 「差別」しないということ。 つまり、誰とでも分け隔て無く見ること、接すること。 これができるようになると、悟る境地になる。 1%の光り1%の希望の光りさえあれば、動きだせる。 まず、光りを見いだせること。 できれば、自分自身が光りになること。 |
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