最新更新日:2024/09/25 | |
本日:26
昨日:24 総数:444412 |
UD12 大絶賛刈谷市のY中学校のK先生からメールが届きました。 「大羽先生のユニバーサルデザインの本が、知り合いの間で絶賛されてます。 「わかりやすい」「納得」と言われてます。 その方は、現在、育児のために退職されていますが、自宅でピアノを教えています。早速、本に書かれていることを参考に、ピアノを教えたところ理解が早かったそうです。 ピアノを引くときは、楽譜を読む、右手でひく、左手でひく、両手で弾くと同時に多くのことをやらなければいけません。 が、そこで、ユニバーサルにすると小さい子供や発達障害の子供には、今までできなかったことができるようになったそうです。 この先生が読んだ本は、写真のように、付箋がいっぱい貼ってありました。」 この本には、算数だけでなくて、特別支援を要する子どもたちにとって、わかりやすい手立てが述べられているからです。大羽先生も喜んでくださることでしょう。 書籍については、こちらで。 http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-120718-2 UD13 視覚化ユニバーサルデザインのキーワードとして視覚化がある。 上の写真は、井手小学校の授業から取材したものである。 すっきりした板書。 そして、小数のわり算の手順がフラッシュカードで示されている。 上から順にやればよい。授業では子どもたちはよく理解して動いていた。 欲を言えば、上から番号をつけるとよかった。 普段着の授業の中に視覚化がある。 濁点「存在」と「ぞんざい」。 「存在を認めるのにたいして、「ぞんざい」に扱う。 「そ」に濁点がついているだけではあるが、大違いである。 京都府井手小学校訪問午前は井手小学校、午後は多賀小学校であった。 どちらの小学校の授業も、どの教室もしっとりした雰囲気の中で学習に集中していた。 昨年の5月に訪問したときに、良い学校になりましたねと語ったことがあるが、今年は、さらにすばらしい学校になりましたねと言いたい。 長年の授業改善の努力が実ってきた感じである。 まだまだ伸びしろがある。 ここからが正念場である。 昼食時に、私と中田邦和校長先生と校長室でお弁当をいただいた。 その際、お茶をはこばれた方が、残念です。職員室で一緒に食べられないことはと話された方がいた。愛される校長先生の姿があった。 真ん中の写真は松田教育長からスーパーバイザーの委嘱を受けたところ。 京都府多賀小学校訪問6校時には特別公開授業があった。 小中合同の研究会であった。 6年生の授業は、45分間のうち最後の10分間は練習タイムをとることを自由点に取り組んだ。 これはお見事であった。 整理された教材研究と、教材開発の工夫が見られた。 最後のイベントは、教材研究の仕方の講話と演習であった。「ミニ指導案」について講義と演習を行った。 演習の時間が短かったが、さわりの部分だけでも知ってもらった。 今回 驚いたことは、合同研の最初の山野勉校長先生のご挨拶である。 「みなさん、わくわくクラブのクレドをご存じですか・・・」から始まった。 クレドの意味と内容を話された。 また、授業のめあてとまとめについて、「悠・愉」5月号の志水の原稿について紹介された。 しっかりメールブック「悠・愉」を読んでいる証である。 ありがたいことだと思った。 ○付け法への招待133 効果抜群「現在、教師力向上実習に行っていますが、○付け法の効果は抜群ですね。 担任の先生と2人で回っていますが、子どもたちがとても喜びます。 また、どの程度できているかも確認できます。 院生の間でも評判ですよ」という。 大学院では1年生のときに、○付け法の講義をした。また、○付け法を取り入れた模擬授業までやらせた。 その成果がでているのだと思う。 西枇杷島小学校で講話校内研で特別に講話をしました。 楽しく講演ができました。 少経験者が多いということなので、コミニュケーションの基本として、意味付け復唱法をとりあげました。 昨日、清須市立西枇杷島小学校で、教職大学院の現職教員の指導後、 校内研で特別に講話をしました。 楽しく講演ができました。 少経験者が多いということなので、コミニュケーションの基本として、意味付け復唱法をとりあげました。 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 「わかること」と「できること」こんな質問を受けました。 Q 授業中に算数の解き方について、話し合いをして盛り上がりました。 でも、その後の練習問題では、意外と「できない」ことがあります。 これはどういうことでしょうか。 Ans 確かにそういうことはあります。 これは、「わかる」ことと「できる」ことと区別をするとことが必要だということです。 たとえば、体育科で跳び箱の飛び方を時間をかけて話し合っても、実際の運動ではできるとは限りません。 運転免許の自動車学校でもそううですね。 ハンドルのきりかた、アクセル、ブレーキについて学んだとしても、実際に車を運転してみると、習ったようには動かすことはできません。 算数の授業でも解き方の手順を学んでも、実際に試してみないと本当にできるかどうかはわからないものです。 したがって、どうすればよいかというと、 類題をやらせることです。 私は「試しの一問」と言っています。 これでできることが判明すると、練習問題をやらせてもかまいません。 似たような話として、私はこれだけわかりやすく説明したのにできないことがありますと話される教師がいます。 この事例も「できる」ことを試さないとわかりません。 ちょっとお試しの問題をやらせるようにしましょう。 愛知県西春日井地区での講演
愛知県西春日井地区で研究会があり、講話しました。
題目は、「志水メソッドとユニバーサルデザイン」です。 40−50代に加えて、20代の人が多く集まりました。 ありがとうございました。 講演レジュメ 愛知県西春日井地区で研究会があり、講話しました。 題目は、「志水メソッドとユニバーサルデザイン」です。 40−50代に加えて、20代の人が多く集まりました。 ありがとうございました。 講演レジュメ http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... きっかけ良いことでも「やらされている」と思えば、心と体が動かない。 だから、「やりたい」と思って行動したい。 しかし、何も情報がないところでは、「やりたい」も「やられさている」も生じない。 やはり、何らかのきっかけが必要である。 すると、上司、同僚からの情報によって、何かしら少し行動することになる。 そして、おもしろいと思えば、またこれは自分の役に立つと思えば、 必然的に行動は起きる。 だから、上司や同僚はお互いに刺激する情報を紹介することが親切となる。 自慢話他の人は自慢話は聞きたくない。 だけれど、自分の自慢話はしたい。 かくも自己矛盾の世界に生きている。 では、なぜもそうなのか。 それは、自分は他の人よりも偉いと思っているからである。 だから、そんな行動になる。 でも、ここで、自慢話を聞くことができる余裕をもつとどうなるだろうか。 実は、自慢話を聞いてあげるだけで、自慢した人の自己肯定感を増すことができる。 その結果、聞いた人は信頼を得ることができる。 完璧主義完璧主義の人は、人を許せず、自分も許せない。 だから、他の人の助言も聞き入れない。 素直で謙虚であることの反対は、完璧主義かもしれない。 皇學館大学で杉野裕子先生のゼミの研究会で呼ばれました。 はじめに3年生は、ゼミの輪読のまとめです。平林一栄先生の本をまとめることはとても意義深いことだと思った。 次に、4年生は、卒論のレポート発表でした。とてもよく調べていました。発表の中で志水と山中先生が助言しました。学生は前の発表の様子と助言を聞き、発表内容を変化させていてとても賢いと思いました。 次に私の講話でした。「算数の面白さを体験しよう」というテーマで話しました。 少し演習を取り入れつつ、話しました。 とてもお行儀のよい学生たちでした。3年生は秋に教育実習が控えています。 4年生は副免実習があります。 また、松坂の小学校の山中先生の縁で同じ学校の先生も来られて、私の講話を聞いて行かれました。大学生から現職教員という幅広い層に対して共通性をもたせるためには、「現場」の話をするのが一番だと思いました。 また、会のあとも現職の先生方に質問を受けました。計算力の悩みなどの答えました。 ○付け法への招待132 教育技術
小学館の「教育技術 小学校5年」
6月号に「志水式机間指導の極意」と題して ○付け法の記事を6ページにわたって書きました。 http://family.shogakukan.co.jp/ed-sho5_cover/ 授業力アップわくわくクラブのご案内わくわくクラブは、3年前に志水塾の趣旨を広げて多くの方々に、志水に集まる全国の情報を皆様に提供し、なおかつ行動していく団体です。 志水塾とどこが異なるか。 志水塾は算数数学に限定していましたが、わくわくクラブでは教科のわく、校種のわくを広げました。 志水塾では、会員はありませんでしたが、わくわくクラブでは会員制としてより特定の方により有益な情報を提供します。 志水塾では、定期的な機関誌はありませんでしたが、メールブック「「悠・愉」を毎月発行します。その上、年に3本志水の示範授業のDVDも付録としてつけています。 「「悠・愉」には、このホームページやメール通信「夢現大」にも書いていないことを特別に書き下ろしています。 志水塾では、会の割引や特典はありませんでしたが、わくわくクラブでは会員様に特典をつけております。 会の案内はこちら。 授業力アップわくわくクラブのご案内 わくわくクラブは、3年前に志水塾の趣旨を広げて多くの方々に、志水に集まる全国の情報を皆様に提供し、なおかつ行動していく団体です。 志水塾とどこが異なるか。 志水塾は算数数学に限定していましたが、わくわくクラブでは教科のわく、校種のわくを広げました。 志水塾では、会員はありませんでしたが、わくわくクラブでは会員制としてより特定の方により有益な情報を提供します。 志水塾では、定期的な機関誌はありませんでしたが、メールブック「「悠・愉」を毎月発行します。その上、年に3本志水の示範授業のDVDも付録としてつけています。 「「悠・愉」には、このホームページやメール通信「夢現大」にも書いていないことを特別に書き下ろしています。 志水塾では、会の割引や特典はありませんでしたが、わくわくクラブでは会員様に特典をつけております。 会の案内はこちら。 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 豊川市立音羽中学校訪問 2「愛で育てる算数数学の授業」を読んで、今後の研究について協議した。 「愛で育てる」ことはどの教科においても普遍的だからテキストとして用いたのだろう。 職員の感想集には、 ・認めながら育てる方がグッと高まる。 ・授業力の定義は深いですね。 ・目次を読んで愕然とした。(つまり、衝撃を受けたという意味) ・何か一つでも実行することが大切だと思いました。 ・机間指導で生徒が考え方を違えていたら、それをして着るする。それがその子の学びだと思っていましたが、本を読んで、できている部分を認めていくと、それが愛だと気づかされました。 ・・・・ 職員の意識の土台をつくるために、共通な図書の読み合わせは効果的であった。 中段の写真は、フラッシュカードで練習しているところ。 カードは、練習にもまた定理を生み出すところでも使っていた。 下段の写真は、だんだんととわかってきたところである。だから、手が上がる。 豊川市立音羽中学校訪問音羽中学校のすごさは、鈴村富士子校長先生が、職員に対して、私の「愛で育てる算数数学の授業」(明治図書)を春休みの課題図書として示し、それに対して4月のはじめに協議会をもったことである。この感想集を読み、職員のやる気の高さを感じた。 今回の企画は、刈谷市立依差美中学校の小林美記代先生が中学校1年生に示範授業をして、その授業をもとに私が「愛で育てる授業」について講話した。 音羽中学校の生徒はとてもよくがんばった。集中力もある。 小林美記代先生は、少しずつテンポアップされて、生徒をぐいぐいとひっぱっていく。 数学的な内容はもちろんのこと、ノートの書き方、発言による答え方など、授業での習慣付けをおこなっていた。 50分間でほぼ目標を達成していた。 一番上の写真は、小学校2年生の教科書を持参して、かけ算について復習していた。これによって本時の正負のかけ算に対する抵抗を減らし、かつまた、負×正、正×負、負×負を築いていった。 この間フラッシュカードによる練習を入れるなどした。 また、負×負の理由についても生徒にペアで説明させていた。この時はかなりもりあがっていた。いやいや説明しているのではない。生徒は、挑戦する意欲がわきでたのだと思う。 中と下の写真に板書があるが、これは多くの話し言葉の中で、教師が書いた板書である。 このすごさを見てほしい。 授業後に、私の講話で音羽中学校の先生方と質疑しつつ進めたが、みなさんの気づきが多く、コーディネータとしての役割を果たすことができた。 ありがとうございました。 にこやかな顔朝、車で出勤の途中、信号で止まった。 すると、右に二人の農家の70代くらいのお姉さんがたっていた。 にこやかな顔をしている。 なぜ、にこやかなのかはわからない。 でも、そのにこやかな顔から幸せそうだとわかる。 私もほっと一息ついた。 金田小学校の授業より ワークシートの工夫スモールステップで展開されている。 右の配布物に入れたのでごらんください。 UD11 わかりにくい授業 1どの子にも「わかりやすい」授業を心がけたい。 今回は、反対に「わかりにくい」授業について、事例をあげよう。 □主語が抜けている発問 □掲示物が小さい。そこに書かれている文字が小さい。 □二つのものをつなげるときは、これとこれと具体的に指さしていない。 □話し言葉だけでつないでいる。 □中心発問に至るまでの時間が長い。たとえば、15分間もかかる。 □何をしてよいかわからない発問・指示。 □一度に多くのことを発問したり指示したりする。 □声が小さい。 □同じ言葉が繰り返されている。 |
|