最新更新日:2024/09/22 | |
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価値 2価値について、続きを述べよう。 価+値である。価格の価、値段の値であるから、どちらもお金に関係している。 つまり、価値ある人とは、お金を生み出すことができる人である。 サラリーマンならば、給料にふさわしい仕事をしている人ということになろう。 先生がそう言うのなら「先生がいいというのならば、いいんだあ。」 この状態は、授業中にたびたびある。 メタ認知が働いていない時期は、先生から褒められても、自分ではわからない。 そこで、上のような発言となる。 そうかと言って、先生が褒めないと、いつまでたってもいい状態が意識されない。 だから、先生は意識的にまた意図的に褒めていくことが重要である。 志水塾長野大会の受講者のアンケート小田切宏久先生がまとめてくださいました。 2 講座の内容について (1)グループディスカッション1 ・日々の授業の悩みやその対処を学べて良かった。 ・自分が悩んでいることを色々な先生と共有することができて良かったです。授業でつかったものやノートに書いたものが、子どもにとっての宝物になるという言葉が印象に残りました。 ・自分の反省ができた。 ・悩みを共感していただいたりアドバイスをいただいたりした。 ・今の自分の悩みを聞いていただき、自分の中の思いが整理でき、課題がはっきりしてきた気がしました。他の先生のお話にも共感する部分がたくさんあり、「こんなふうにしてみる」というアイディアをもらって参考になりました。 ・子どもの「学び意欲」を大切に育みたい。 ・自分自身の授業を振り返るよい時間になりました。・・・ http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 価値価値とは、何らかの目的実現に役立つ性質や程度を言う。(大辞林 第三版より) 価値は、物、人、組織に付随したものである。すなわち、価値ある物、価値ある人、価値ある組織と表される。 単なる人と価値ある人では大きく異なる。 教育は、価値ある人材を育成することである。 では、価値あるとは何かというと、役に立つということである。 知的な分野で役に立つ、心的な分野で役に立つ、体力面で役に立つ。つまり、知徳体の分野で役に立つということである。 21世紀型の教育に資質や能力の育成が求められているが、資質や能力を高めることは価値ある人の育成と同等になると考える。。 筑豊地区算数教育研究大会2015公開授業が6本と研究発表、そして私の講演があった。 公開授業は、内浦小学校の先生が2学級、そのほか4学級は、筑豊地区の算数研究会の部員が行った。とでれも生き生きとした授業が展開され、算数を楽しんでいることが見えた。とても質の高い授業であった。 テーマは活用力の育成であった。私も活用力について講演した。 講演のプレゼン 算数の環境づくり http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 活用する力を高める http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... どの子もできる10分間プリント http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 京都府久御山町佐山小学校訪問元気のよい授業が展開されている。 特に、特別公開の1年生の授業は、机間指導と子どもとの息がぴったり合った授業であった。 だから、とても満足そうな表情を子どもたちは浮かべていた。 シミュレーション授業と1年生の学年団のサポートもあっての勝利だと思った。 愛知県数学教育研究大会講演をしてきました。 これからの教育は、学ぶ意欲が問題となってくる。 したがって、「知」の変容だけではなくて、「心」の変容も大切となる。 そのためには、算数数学の面白さを伝えるしかない。 ほんの少しの工夫でできることがある。 数学を閉じられた世界ではなくて、オープンな世界へと創造していきたい。 そこそこそこそこ働いて、そこそこの暮らしができればよい。 これは、人間が元々持つ特性から、はずれている。 なぜなら、人間は、常に生成発展を目指す生き物だからである。 「そこ」とはどこなのか? 「そこ」とは「底」のことではないか。だから、そこそことは、底の底ではないだろうか。 一区切り前々から頼まれていた単行本の原稿が終わった。 簡単のようで、なかなか取りかかれなかった。 時間が集中して取れなかったからである。 とにかく終わった。 ここからは、前進あるのみ。 さらにわくわくする。 ロボットロボットに情熱はない。責任もない。覚悟もない。 ただ、淡々とやるだけ。 人間は、情熱、責任及び覚悟がある。 だから、人間は、未知のことに挑戦できる。 長所伸展法船井幸雄氏は、人や組織を伸ばすコツとして長所伸展法を主張された。 その要諦は、長所をさらに伸ばすこと。そして、短所には触れないことである。 個人の能力を伸ばすには、得意なものに磨きをかけて徹底的に伸ばすことである。 平均点に到達したというのでは、普通であって、長所でも何でもない。それは、普通ということである。 他者から見て圧倒的な優位をもつまで伸ばすとよい。そうすれば、他のものに回すエネルギーが生まれる。 組織の能力を伸ばすにも、長所伸展法がよい。できる教師、意欲のある教師を伸ばすことである。力がかなり高くなってくると、他の人にもエネルギーを分け与えることができる。それまで、余裕がない。 短所に触れるととてつもないエネルギーを奪われる。しかも成果は少ない。 ところが、学校の要望はできない教師の改善である。私も覚悟をもって指導することになるのだが、できる教師の伸び方と比較すると、かなりの差が生まれる。 実感として、長所伸展法が理にかなっている。 無謀な教師ある授業診断でのこと。 教師は、教科書では2時間扱いの所を1時間で計画した。 しかも、教科書の素材を変更して授業した。 そして、結果は1時間では終わらなかった。 診断の初発の発言。 「やはり、終わりませんでした。」 ここまでは、許せる範囲の発言である。 その次の発言にあっけにとられた。 「私の学級は重い(できない)ですから、1時間では終わりませんでした。」 どうなっているのだ。 子どもの実態が重いといいながら、難しい素材に変更し、しかも1時間扱いにする。 わけがわからない。 できない教師ほど、無謀なことに挑戦する。それは、メタ認知が働かないからである。 しかも、できなかったことを子どもの責任にする。 できる教師ほど、謙虚に行動する。できる教師ほど、自己責任にする。 福岡県福智町金田小学校訪問午前中は6本の授業の授業参観と指導。 午後は図形の指導と学力の向上のための方略を講話した。 授業参観では、ベテランの味を感じた。 2年生のかけ算の授業では、かけられる数とかける数の順序が問題であったが、 あまりひっかからなかった。判断力がよく身に付いている。 4年生の授業は見積もりの授業であったが、とてもうまいしかけで子ども達は100になるペアを見つけていた。 6年生の授業は、1つずつ押さえていく授業であった。写真は、いろいろな立体模型を見せて底面積×高さを示していた。とてもすっきりした教え方であった。 おしゃべりな教師なぜ、教師はしゃべり過ぎるのか。 3分間で終わる説明を15分間も延々としゃべる。 その度に言葉を言い換えるので、聞いている子どもはますます分からなくなる。 では、どうすればよいか。 しゃべる原因を考えてみよう。 それは、子ども達が反応しないから、不安になってさらにしゃべるのである。 では、不安にならないためにはどうすればよいか。 説明したあとに確認をすることである。 この確認は、子どもに外化させるところから始まる。 福岡県飯塚市立蓮台寺小学校子ども達は、落ち着いた雰囲気で学習に取り組んでいた。 教師と子どもが一体化している。 そういう状況で次のレベルをアドバイスしてきた。 完成の法則日本の特性 何か1つ完成しないと、評価されない。 つまり、見込みだけでは評価はゼロ。 完成すると、とたんに評価される。 ということは、何が何でも完成させることが大事。 学力テストでも、なぜ秋田や福井が評価されるかというと、実績を示したから、さらに示し続けているから。 これも完成の1つの事例。 志水塾長野大会201530名の参加で盛り上がった。 毎年、開いていることもあり、しかも会の内容が進化している。 スタッフの力量も確実にアップしている。 特に林尚江先生の話は素晴らしかった。研修は自分から求めてするものであるということを話され、とても説得力があった。 講演資料 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 教師と子ども教師は勉強したくないけれど、 子どもには勉強させたい。 学び続ける子どもの育成が求められているが、 その前に教師なんですよ。 日本数学教育学会秋期大会語彙研究について発表してきました。 山形県小国町小国小学校、中学校訪問11月6日 午前 小国小学校訪問、叶水小学校訪問 午後 叶水中学校訪問 久しぶりに中学校でも示範授業をした。 二日間はハードスケジュールだった。 しかし、学びの多い二日間でもあった。 小国小学校の学力も上がってきたと報告があった。2年間の成果である。 一番上の写真は、4年 小数のわり算の筆算である。ここで、小数点が問題となった。子どもの疑問はとても大きい。 真ん中の写真は、1年 繰り下がりのあるひき算である。10から9をとる意見がだされたあと、9トルのではなくて、1取ればよいという意見がでた。たしかにこの方が速い。子どものアイデアに驚いた。 一番下の写真は外国語かとの写真であるが、ALTとのコラボであったが、日本人の男性教師も英語ぺらぺらで素晴らしい発音であった。なんと、昨年から学んでここまできたという。すごいことだと感嘆した。 |
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