最新更新日:2024/09/18 | |
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附属名古屋小学校の音楽の授業
本日、愛知教育大学附属名古屋小学校の音楽科の授業を参観しました。
教職大学院生OGの長岡知里先生が授業をされました。 お見事でした。 この授業には、この学び、グループの学び、学級全体の学びが入っていました。 まさに、よりよい音楽を作っていくときに、友だちのアドバイスはアクティブラーニングだと考えました。 なお、長岡知里先生には、6月18日(土)の愛知教育大学での授業力アップわくわくクラブ公開セミナーの講師として出演されます。 また、楽しい音楽の授業を体験できます。楽しみです。 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 書籍の重版がありがとうございました。 活用力・思考力・表現力を育てる! 365日の算数学習指導案 1・2年編 活用力・思考力・表現力を育てる! 365日の算数学習指導案 3・4年編 中学校数学科 志水式音声計算トレーニング法 志水関係の書籍はこちら http://www.meijitosho.co.jp/search/?author=%8Eu... 2つめのしかけありがとうございます。 さて、本日、授業参観をしていて二つ目の仕掛けをつくりだすことができたので報告しよう。 下の写真を見てほしい。 5年の小数×小数の単元の終わりにある小数倍の問題であった。 授業では関係図をもとに展開された。子ども達はよくできていた。 それでもなんとなくの感があった。 そこで、授業の最後の2分間、介入させてもらった。 1番のアの問題では、小数倍は1.4である。 この1.4を教科書を開かせて、どこに1.4があるかと問いかけた。 もちろん式と答えにはあるのだが、テープと数直線のどこにあるのかと質問した。すると、□の位置に気づいた。 次にイの問題も、同様に0.8の位置を指摘させた。 つまり、8を1としてみたときに、11.2は、1.4に当たることを示していることを説明したら「ああ、そういうことか」と気づいた。 このとき幸いだったのは、担任は、24mと8mの比較もしており、 24÷8=3,3倍という式が黒板にあった。 だから、8を1とみたときに、24は3に当たるということだよと追加説明できた。 これで、わり算の意味を深く理解させることができた。 これは、まさに2つめのしかけであった。 ディープラーニングになっている。 無邪気子どものことを無邪気と表現することがある。 すると、大人は邪気があるのかな。 たぶん、自我の仮面をかぶることによって邪気がついてくるのかもしれない。 自我を超越することで、本来の無邪気に戻れる。 元気86歳になる母親に電話したら、 「元気だしよ」 と言われた。 こちらは元気なのに。その一言。 母親は偉大だ。 決断するどこかで、何かを決断する必要に迫られる。 決断すれば邁進すればよい。 すると、壁にぶつかるかもしれないが、突破できることになる。 愛知県西春日井地区算数数学研究会その後の講演会で「アクティブラーニング」について話してきました。 たくさんの若い教師が集まっていました。 途中、校長先生に質問してみましたが、とても楽しそうに語っていられました。 福岡県田川郡福智町立金田小学校訪問今回の授業診断は、今年、金田小学校に赴任した人ばかりであった。 5年生の西本先生の授業は、教師と子どもとの息の合った授業であった。 無駄な言葉がなかった。簡潔明瞭な授業を私は好きである。 4年生の大澤先生の授業は、教材準備の行き届いた授業であった。やはり、こういう配慮はとても大事だと感心した。 講演は、「どの子もできる10分間プリント」の活用と授業づくりについて話した。 上野小学校の訪問とても嬉しいことであった。 訪問時に渡辺伴子校長先生にインタビューした。上野小学校では「どの子もできる10分間プリント」の児童用を使用されている。その取り組みについてうかがった。 これはのちほどわくわくクラブの方で報告したい。 上野小学校訪問 2つのしかけ上野小学校は、先月、岡垣町で2つのしかけについて講演したが、それを授業の中で具体的に実践化していて驚いた。 三年生の宮本真由美先生生は、円の授業でそれを実践されていた。 子どもか゛「おやっ?」と思わずいいたくなるしかけがあった・ 上2つの写真は、「半径はどこですか」という発問で問いがあった。 一番上は中心がある。2番目は、中心がない。だから、半径はすぐには見つけられない。 3番目の写真は、授業の最後に直径1メートルの円を見せて、ここにも直径があること、半径があることを知らせていた。また、1メートルの半分も考えさせていた。 うまいね。 第14回志水塾 広島大会35名の参加でした。愛知からは志水と落合康子先生が駆けつけました。 広島のスタッフの息の長い取り組みに感謝いたします。 若い教師が多いため教材研究の仕方を教えました。 午後は○付け法の演習です。また、適用問題定着法を平田先生が行いました。 最後に、模擬授業をしました。 本日、田川郡上野小学校で示範授業をするための予行練習のためです。 はじめてする教材なので、とてもわくわくしました。 子ども役のみなさんのアイデアのおかげで筋は見えました。 1日があっという間に過ぎました。 自我を超える一般向けの講演として「自我を超える」ことについて話している。 最近、1ヶ月の間に続けて3回話した。 この話題はとても深い。 また、発展性がある。 参加者の反響がすごい。 皆様の心を揺さぶっている。 こういう話題を見つけたことが楽しい。 若手教員の伸び若手教員の授業を参観した。 必ずしも分かりやすい発問ではないのにもかかわらず、 子どもたちが頑張って答えている。 子どもに救われるというか、子どもに育ててもらっている。 もちろん、その前にその教師が子どもから信頼されているから、頑張って答えている。 やはり、第一歩は、信頼関係だなあ。 教卓側と児童席側の一線 ○付け法への招待151教室は、教卓を横に見たラインと児童の先頭席から後ろまでの席の2つに分けることができる。 教師側を「この世」で、児童側を「あの世」と呼んでみる。 教師が「この世」にいる限りは、授業はとてもやりやすい。 教師の都合でセリフを話していればよいからである。 ところが、児童側の「あの世」に入るには勇気がいる。 何が起きているか分からないからである。 実は、あの世はお花畑の世界である。 子ども達が一生懸命考えた足跡がノートに残されている。 これを見ることは、教師としての喜びである。 こんなに素晴らしいことを考えていたのかと、教師にとって「知」の発見がある。 でも、お花畑でもなかなかできなくてもがいている子どももいる。 その子にとっては、実は地獄の世界である。 教師はどうするべきか。どうしたいか。 そこが問題である。 もがいている子どもにアドバイスして引き上げたいのか、そのまま放置しておきたいのか、どちらなのか。 もがいている子どもを救うことができれば、その子にとってまさにお花畑となり、天国である。 この世とあの世の架け橋は、教師のあなたですよ。 那覇市立小禄南小学校訪問2廣 幸和校長先生と志水 廣。 ダブル廣です。 那覇市立小禄南小学校訪問与那国島久部良小学校の廣校長先生が那覇市立小禄南小学校に転勤されました。 そこで、表敬訪問しました。つまり、押しかけました。 4校時は五人の先生の授業診断。 5校時は示範授業、6校時は講演をしてきました。 驚いたのは先生方のやる気です。みなさん私が行く前に○付け法や意味づけ復唱法のことを知っていました。廣校長先生が転任されてからはや一ヶ月です。この時点で○付け法をしているのです。 ですから、私の講演がどんどんしみこんでいきました。 授業診断の五人の先生はとても若くフレッシュでした。これから何に留意すれば授業力がつてくるかについて授業写真をもとに話しました。 ありがとうございました。 しかけの見事さここでは、上の写真を見てほしい。 「3こで60円」を60円,60円,60円とわざと板書したのである。 すると、子どもたちは弱い声で。「いいでーす」と。 ここで、少し「間」をとった。 すると、一人の子どもが手を挙げた。 おかしいと! 3こが60円ずつではなくて、3こで60円になるからもっと少ないですと。 そして、たくさんの子どもの手が挙がった。 少し遅れてAくんが「ああわかった」「本当だ」「遅いよ」と子どもの声が連続した。 このしかけは大成功であった。 大学での教材研究のときに、しかけを作ることを要求した。 『2つの「しかけ」でうまくいく!算数授業のアクティブラーニング』(明治図書)に基づき、ユニバーサルデザインがテーマでもお願いした。 このしかけは、微妙な「間」が必要で、これはベテランの味だと思った。 たかが、板書に問題を書くこと、されど…5月の半ばに研究授業。 普通より少し早い時期に研究授業を設定してもらった。 3年生の酒井郁代先生が授業された。 3こで60円という問題である。 この授業で一番驚いたのは、自力解決で計算のしかたを考えたのだが、多くの子どもがノートに記述できていた。このかきっぷりは1週間ぐらい鍛えてできるものではない。 素晴らしかった。 さて、そのきっかけとして、ノート指導がだった。ノートの左端に赤線を引くこと。そして、日付を書くこと。この場面を見ただけでも鍛えられていると感じた。 次に、算数教科書の問題の視写は見事だった。 教師が1行ずつ板書しながら、子どもも1行ずつ書いていた。 それは、教師が問題文を1行読みながら、子どもは先生の声を聞きながら書いている聴写であった。 昔、筑波大学附属小学校の手島勝朗先生が用いていた方法である。 この行為の良さは何か。それを研究会に参加された小林美記代先生が解説されていた。 「教師が1行も文を読むと、子どもはその声を聞きながら次の言葉を予想しながら書いている」という。つまり、常に、次に来る文のことを予想しながら書けるので、授業の展開を予想できる子どもが育つ。」 酒井学級はそこが自然にできていた。 音声計算が5分。その後、の問題文の視写で合計7分間で、問題把握の所を終わっていた。驚異的なスピードであった。 しかも、ユニバーサルデザインの視点で言えば、視写の遅い子どももいるのであるが、頑張って書いていた。これだけでも自信がつく。 双方に学びあり知らないことを知るだけで、世界観が変わる。 そうか、こんな世界があったのか。 だから、子どもは授業で学ぶによって世界が広がる。 教師から学ぶ、友だちから学ぶ。 では、教師はどうか。 実は、教師も子どもから学ぶのである。 この学びがあると、常に新鮮で生き生きとする。 授業がうまい教師は常に新鮮である。 第4回 セレンディピィティの会テーマは、「自我を超える」です。 18名の方が参加して、講演(1時間)とその後のグルーブでの振り返り(50分)を行いました。 講演は、前回のテーマの補足も含め、深化して、ゆったりと話すことができました。 第3回のときもそうでしたが、講演後の振り返りがとても充実していました。 私も学びが多かったです。 |
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