最新更新日:2024/09/22 | |
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福岡県舞の里小学校訪問研究授業の教材研究と志水メソッドについて深く話しました。 また、発表会のための指導案審議もしました。 みんなで作り上げていく、教材研究はとてもためになります。特に舞の里小学校の教員は若手が多く、教材研究の視点を教えていくことが楽しかったです。 自力解決とは何か、どこなら自力解決できるのか、そして、実際に○付け法をやってもらいました。また、私もやってみました。 お手本の大切さを感じました。 ありがとうございました。 懇親会で先生の本をたくさん買って読んでいますと話されていました。こういう意欲のある人を伸ばしたいです。 12月1日には研究発表会があります。私も訪問して話します。ぜひ、舞の里小学校にお越しください。 ○がなくても ○付け法への招待156ある大学の先生が、「最近の子どもは自信がない。○をもらわないと不安で仕方ない。 ○をもらわなくても自信をもって問題解決に取り組む姿にしてほしい。」と話された。 これは、その通りである。 では、聴きますが、不安はどうやって解消されるか。 本当に○はやる必要はないのか。○をあげなければすぐにぺしゃんこになる。これが事実である。特に、学力の低い子の実態である。そういう場面を何度見てきたことか。 不安と安心を比較したら、不安の割合の方が多い。 誰でもそうである。 跳び箱を1回跳べても、この次に飛べるのか、それはとても不安なことである。 何回も飛んで成功体験をいっぱい積むことで自信が少しずつできてくる。 その成功体験のときに、教師の賞賛、励ましの言葉があれば強化される。 だから、○つけは必要なのである。 子どもが先生、もう○をもらわなくてもいいよと言うまで、つまり、独り立ちするまで○とあげ続けねばならない。 独り立ちするまでの回数は、人によって異なる。 その子の成長、自立を信じて、○を上げ続けよう。 全国算数数学教育研究(岐阜)大会で研究発表児童の数学言語(語彙)の理解の研究3 −語彙テストを通して− 発表者 愛知県・愛知教育大学 志水 廣、 愛知県 元小学校教諭 鈴木由里子、落合康子 の3名 簡単な内容 児童が算数を学ぶ上で数学言語(語彙)について、どの程度正確に理解しているかについて語彙テストを開発し、調査した結果を報告した。 助言者のI先生から、「志水先生は、30年前に数学言語ということで研究されていました。」と話された。びっくりして思い出した。新しい算数研究という雑誌に「数学言語」について体系的に書いた記憶がよみがえった。 原点回帰であった。 終わらないといことは夏休みに入っても仕事が終わらない。終わらない。 でも終わらないということは、仕事が続いている。ということでもある。 「終わらない」という表現ではなくて、「続いている。続いている。」 ありがたいことだ。 協働性のある現職教育同市内の小林美記代先生にも手伝ってもらった。 双葉小学校は、ユニバーサルデザインの研究をしている。 6年の拡大と縮小の単元をみんなで教材研究して、その後、その授業の○付け法の演習を行った。 みんなで教材研究というのは、まずは、拡大図の作図を実体験してから討議をした。あれこれと意見が登場して、コーディネータしていった。まさに協働であった。 一人では気づかないことが、多くの気づきで触発されていった。 ライブ感あふれる現職教育であった。 私自身も新たな気づきがうまれた。 ありがとうございました。 波乗り人生には波がある。 大波、中波、小波がある。 小波にまず乗ること。 すると、中波に乗れるようになる。 最後は、大波が来ても転覆せずに乗れるようになる。 ところが、小波から乗れない人がいる。簡単だと馬鹿にするから。 まずは小波から。 |
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