最新更新日:2024/09/22 | |
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問題は「考えているか」どうか一斉指導、個別指導、グループ活動、二人学び…いろいろと指導形態はある。 いずれにしても長所・短所がある。 問題は「考えているかどうか」である。 そして、 よくできる子どもにとって退屈していないかどうか。考えているかどうか。 遅れがちな子どもにとっても彼らなりに考えて理解が促進されているかどうか。 この相矛盾することをやり遂げていくのが教師の役割である。 第21回 音声「悠・愉」を配信します。こんにちは。 第21回 音声「悠・愉」を配信します。 今回は志水先生の新刊本「算数授業のユニバーサルデザイン指導技術編」の共著者である 大羽沢子先生へのインタビューです。 どうぞ、お楽しみください。 授業力アップわくわくクラブ事務局 志水廣・近藤雅子 相づち落合康子先生がこんな話をしてくれた。 授業が教師の思い出一方的にどんどん進むタイプの授業と子どもの反応を受け止めながら進む授業がある。 どちらも相づちはうっている。 一方的な授業のタイプ:「C(子どもの発言)→T だよね。(教師の発言)・・・」 受け止める授業のタイプ:「C(子どもの発言)→ なるほどね。(教師の発言)・・・」 前者は、教師が期待する反応がでたとき、「キター」と思わずほほえんで進んでいく。 後者は、教師が期待する反応であってもそれ以外の反応であっても受け止めていく。 だから、「だよね」は注意信号といえそうだ。 愛知県一宮市教育センター自主講座 3回終了9月から10月、11月と3回、「算数授業名人直伝!」わくわく授業の作り方講座という題名で、開催された。20数名の方が仕事を終えてから集まった。 内容は、教材研究の仕方の伝授である。特に、ミニ学習指導案の書き方について理論と演習を行った。最近の現場を多く参観した結果、教材研究力をもっとつけてほしいという願いが生まれた。ところが、実際に何をどうやれば教材研究力がつくかは不透明である。頑張れという根性論ではうまくいかない。そこで、私の顧問学校にはミニ指導案を教えてきた。そのノウハウを公開しようとういうことでこの企画は始まった。 長谷川伸弘指導主事と相談して、3回分で実際に教材研究の力がつく道のりを示した。 理論では、ミニ指導案の観点を示し、それを実際に作成し、現場に持ち帰って実践授業する、また、その実践の結果をセンターにもちよって討議した。 まさに理論の実践の往還であった。 会を重ねていくにつれて、ミニ指導案を書くことがうまくなってきた。 本当にありがたいことであった。 1回の講義だけではだめで、3回は必要だと実感した。 第3回目の昨日は、実際に20分間与えて、その場で書き終えるという演習であった。 黙々と書いている風景は圧巻であった。また、その直後の審議も盛り上がっていた。 なぜ、20分間で書き上げるかというと、現場での多忙さから小学校の6時間分を教材研究するには20分間が限度だからである。 教材研究力の向上は、具体的に何をどのようにすればよいかを身に付けることである。少しずつ理解できたように感じた。 最後に話したのは、これを繰り返していけば、教材研究力がつき、すると、教材のねらいがしぼれて授業がやりやすくなります。ぜひ続けてほしいと訴えた。 こういう機会を設定できた一宮市教委教育センターの支援と参加者のみなさんに感謝したい。ありがとうございました。 講演の内容はこちら http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 教育未来館でアクティブラーニングの学習会に参加された方へ本日、上記の講演会を開催しました。 全国から34名の方が参加されました。 愛知県がメインですが、岐阜県、広島県、東京都、滋賀県からも参加されました。 内容は、「算数授業のアクティブ・ラーニング」について理論と実践の面から最新の講演verを行いました。特に、講演自体もアクティブ・ラーニングを取り入れて行いました。 講演資料はこちらです。 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 全国を飛び回っている私としては、東海地区の方々のために特別に開きました。愛知県内の先生方が8割を占めており、ねらい通りでとてもありがたいことだと感じました。 皆さんとてもまじめて熱心でした。とても話しやすかったです。ありがとうございました。 来年の2月末までは講演会をひらくことができません。 今回の出会いを一期一会として継続的な授業改善に取り組んでいただければ幸いです。 研究会のチラシ http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 11月3日のアクティブ・ラーニングについての学習会は、教育未来館です。 写真はこちら。 http://www.aichi-edu.ac.jp/campusmap/miraikan.html キャンパスマップ 4番です。 http://www.aichi-edu.ac.jp/files/campusmap16060... 率先垂範−人材育成校長先生、教頭先生、教務主任、校務主任、ベテランの方々です。 そして、若い方を誘っての参加です。 上の立場に立てば休日もありません。 それも覚悟の上での参加です。 すると、初めての会に参加する若手は心配です。でも、上の立場の先生と一緒ならば心強いものがあります。 この配慮は、上の立場の人にとって宇宙貯金として還ってきます。 研究会があったとき、上の立場の人の関心度は以下の段階になります。 0.研究会に関心がない。 1.その研究会の情報を知らせる。 2.研究会に参加する前に事務局に「若手の何々が行くからよろしく頼む」と伝言する。 3.研究会に行くときに1人ではなくて、もう1人も進めて2人以上で参加させる。 4.研究会に行くときに、上の立場の自分も勉強するので参加する。引率及び学習のダブルに向上する。 レベル0で職員の授業力アップ向上は到底・・・。 なお、研究会に参加できなかったけれど、事後のフォローをすると、参加した若手はやる気アップにつながります。 上の立場の人には、人材育成は隠れた心遣いから始まるので、よろしくお願いします。 第20回 音声「悠・愉」を配信します。こんにちは。 第20回 音声「悠・愉」を配信します。 今回は10月末におこないました中学校の関数の示範授業の報告です。 特に、ミニ指導案の書き方についてお話します。 どうぞお聞きください。 授業力アップわくわくクラブ事務局 志水廣・近藤雅子 新刊書2つのしかけでうまくいくアクティブラーニング算数授業 算数授業のユニバーサルデザイン−指導技術編 現場の皆様に喜ばれています。 書籍の案内 http://www.meijitosho.co.jp/search/?mode=1&coun... 愛知県一宮市立丹陽小学校訪問1年目の教師の二人はとてもフレッシュであった。 頑張っていますよ。 丹陽小学校の歩みを3年間みてきましたが、少しずつの成果があがり、今年度はかなりの一体感となって現れてきた。 現在、1つめの仕掛けを授業に取り入れることを中心に研究しているが、 このきっかけはみよし市立緑丘小学校を訪問したことがきっかけである。 昨年の研究発表会、そして、4月に訪問して、確かな授業とはどのようなものかを見たことが大きい。ここから、現職教育としてのいろいろな仕掛けが連鎖して華開いている感じである。 緑丘小学校は、「2つのしかけでうまくいく算数授業のアクティブラーニング」(明治図書)を発刊している。 この事情視察から始まった。しかも、教務主任どうしが知人という偶然もあり、どんどん進んだという感覚である。 素晴らしいことである。 ゴールの明確な授業はうまくいくゴールの明確な授業はうまくいきます。 本日参観した、愛知県一宮市立丹陽小学校の授業は素晴らしかった。 特に、全体研修の村瀬先生の1年生の授業は、ひきざん(2)の難しい場面であったが、子どもか゛ああそうかあ」という声があがった。 ずこい! 村瀬先生らは大学の研究室に来て教材研究をされた。そのアドバイスも有効に使われていた。 よい授業をみると、感動が残る。 授業力アップわくわくクラブ 西日本大会.イン神戸3新千歳空港から神戸空港の往復でした。 学びが多かったと思います。 授業力アップわくわくクラブ 西日本大会.イン神戸2真剣な協働の学び合い。 授業力アップわくわくクラブ 西日本大会.イン神戸一泊二日の研修会であった。 愛知、福岡、滋賀、北海道、岡山、鳥取、東京、広島から集まって愉しい研修会を行った。主な内容は、アクティブラーニング、ユニバーサルデザイン、教材研究としての指導案検討であった。 レクリエーションとして笑いヨガも行った。 かなり深く突っ込んで講演し、かつまた議論した。 福岡県田川郡糸田町糸田小学校を訪問午前中、若手のフレッシュな4人の教師が授業診断しました。 授業レベルがかなり高いのです。 また、5校時には残りの全員が授業公開をしました。 糸田小学校の算数の授業は楽しい! 福岡県田川郡糸田町糸田小学校を訪問2の雰囲気がかもしだされています。昨年度までは算数を研究していました。今年は国語に変更したにもかかわらず、楽しいということが素晴らしいことである。石堂校長先生をはじめとして、チーム糸田を実感しました。 一番上の板書もとてもきれいでした。しかも、教師と子どもが一緒につくっていました。 福岡県庄内小学校訪問2フレッシュな三人の授業に感心しました。 とても工夫があり、子ども達も楽しそうに考えていました。 確かな力を感じました。 福岡県庄内小学校訪問三人の先生が授業公開されました。 永水積子校長先生と話していると、教員への思いやりを強く感じました。 また、「どの子もできる10分間プリント」についても話してくださいました。 学校全体で毎週、印刷して利用してくださっているとのこと。 そして、校長先生の感想として、「計算の苦手な子どもは少なくなりました。計算してい ても通分がいやだとかいう子どもが減りました。すらすらと計算しています。」 また、「挑戦コーナーも楽しんで解いています。」 全校大成で取り組んでいる素晴らしさを感じました。 第19回 音声「悠・愉」を配信します。こんにちは。 第19回 音声「悠・愉」を配信します。 今回は長野県高遠中学校の横田茂樹先生へのインタビューです。 横田先生は「中学校数学科 志水式 音声計算トレーニング法」(明治図書) http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-539117-7 の著者であり、毎月配信している「悠・愉」の執筆者でもあります。 内地留学時の裏話が楽しいですよ。 どうぞお聞きください。 授業力アップわくわくクラブ事務局 志水廣・近藤雅子 愛知県一宮市立中部中学校 公開授業 示範授業一宮市教委の研究指定を受けており、その関係で公開授業が行われました。 市内から40名、職員50名で約100名近くの先生方の参観でした。 プログラムは、 午後の1番目の授業は、英語科の授業で中学校3年生が対象だった。すごい密度の濃い授業であった。しかけも面白かった。 午後の2番目の授業は、私の示範授業であった。中学校1年生を対象に変化と対応、つまり関数の第一時の授業を行った。 ねらい通りに展開し、生徒の反応もよくてとても楽しかった。 単元の導入部分なので、関数について学習の方向性を決めるといった漠然とした内容ではあるが、それを焦点化して整理してできた。 とにかく、この授業は初めて行うので、昨日も中部中学校に訪問して同じ所をやってみた。その結果、時間配分や生徒の興味が分かったので、再度修正案を作って今日にのぞんだ。 授業の内容は写真の通りである。かなりの準備を要したが、それだけのことはあった。 授業中にいろいろなしかけを行ったが、生徒はよくついてきてくれた。 こういう機会をいただいたことに感謝します。ありがとうございました。 示範授業後に講演をした。 「数学授業のアクティブラーニング」についてである。こちらは示範授業の振り返りとともに、アクティブラーニングをやってみた。先生方はとても楽しそうだった。 ミニ指導案 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... ワークシート http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 上のデータは使用してかまいません。ただし、引用する場合は、「愛知教育大学の志水廣氏のものですとひと言添えてください) 教材研究昨日、一昨日と示範授業の準備をしていた。 ミニ指導案づくり、板書案、ワークシート、掲示物など。 それらの1つ1つを考え、創ることが楽しい。 |
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