最新更新日:2024/09/22 | |
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子どもの言葉で算数の授業を創るのは子どもの言葉で算数の授業を創るのは、なぜだろうか。 1 教師と子どもの協働で作り上げることができる。 2 子どもたちの言葉で算数を創ることがてぎるのだという気持ちを持たせること。 逆に言うと、教師から算数は与えられるものだという意識を脱却できること。 これが、主体的・対話的で深い学びということ。 →アクティブラーニングにつながる。 三重県桑名市立大成小学校発表会3 研究紀要その際の研究紀要について掲載の許可がおりましたので、掲載いたします。 広くご利用いただければ幸いです。 研究紀要(抜粋) http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 発表の原則自力解決のあとは、子どもの発表で話し合いが行われる。 そのとき、いろんな取り上げ方がある。 A 子どもの考えをそのまま発表させる。 B 子どもの考えを加工して発表させる。 C 子どもの考えとは異なる説明を教師が始める。 D 子どもの考えを発表させる前に理由を問う。 E 子どもの考えが不足しがちなので、教師が補足して説明を始める。 F 子どもの考えを否定して、教師が一方的に説明を始める。 G 子どもの考えのうち教師が気に入ったものだけを取り上げる。 H 子どもの最初の言葉を取り上げて、教師が誘導していく。 I 子どもの発言を聞き違えて、異なる解釈で取り上げる。 J 子どもの発言を教師の意図的に変えて取り上げる。 などなど。実際の授業では「あるある」である。 上のいくつかは子どもの「心」を大切にしていない。 ことほどさように、なかなか子どもと共に授業を創ることは難しい。 知立西小学校で紹介しました。国語教育の本また、下段の写真の国語の教育書 桑野徳隆 著「国語実践の歩み」(授業力アップわくわくクラブ) http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... は、とても分かりやすく良い本だと改めて思いました。 桑野先生の本の問い合わせは愛知教育大学書籍部にお願いします。 愛知教育大学生協書籍部 Tel : 0566−36−5184 Fax : 0566−36−5465 知立市立知立西小学校訪問2「おとうとねずみ チロ」が題材でした。 チロの勇敢な姿を取り扱いました。 風船の上下で子どもにチロの気持ちを考えさせていました。 愛知県知立市立知立西小学校訪問4人の先生が授業をされました。 うちわけは国語が2本、算数が2本でした。 どの授業もしっかりした教材研究に基づく授業でした。 やはり、しかけは大事だと感じました。 若手の教師はとてもフレッシュで勢いがあります。 だから、授業が展開されていきます。 ベテランの教師は、子どもに勢いがあります。こういう勢いを作り出すのはお見事です。 ところで、三浦校長先生は、協議会のときに私のHPから最近の私の動向、今日のひとことなどを紹介されました。意識的に紹介されたのだと思います。私もとても嬉しいことです。 三重県桑名市立大成小学校研究発表会 2ときあかす「ときあかす」を漢字変換してみる。 解き明かす 説き明かす 溶き明かす 時明かす 解き空かす 説き空かす 溶き空かす 時空かす 解き開かす 説き開かす 溶き開かす 時開かす 何かの問題があったとき、上のいずれかの「ときあかす」で解決できるかも。 写真は、山形県小国町 イチョウと雪 三重県桑名市立大成小学校研究発表会大成小学校とは3年前からかかわりがあり、27年度・28年度と桑名市の研究指定を受けて研究してきた。当初は近藤先生が校長(現教育長)、2年前から小森先生である。 着実に落ち着いた環境で授業研究ができるようになってきた。 その授業研究の支援に志水と落合康子がかかわった。 学級経営・生徒指導の面では、堀越博幸先生が指導されたという。 授業改革に取り組んで、○付け法、意味づけ復唱法、フラッシュカードなどを授業に取り入れて頑張ってこられた。 特に、子どもの言葉で授業を作りたいという思いで教員集団が取り組んでいる。 写真上と中は、その場面が板書に現れている。 子どもの「心」の発言、「知」の発言がそこにはある。 実際にこの場面を目の前で見たが、子どもも教師もゆさぶりをかけられたひと言だった。 下の写真は、重さのはかりの仕組みを引き出す工夫であった。子どもがノートに書いた気づきはたくさんあり、子どもの知的発見力のすごさを垣間見た。とても面白いものであった。 とにかく、研究発表会は大成功で、公開授業、フラッシュカードの演習など参加者の満足度はとても高かった。 最後の私の講演も研究発表会の授業をもとに意味づけ復唱法の講演をリアルタイムでできた。 教師がどうにも止まらないのは良い授業とはいえないが、私の講演は話し出しらどうにも 止まらず導入から理論、実践、演習とばたばたと駆け抜けた。力を出し切った。 どうもありがとうございました。 第22回 音声「悠・愉」を配信します。こんにちは。 第22回 音声「悠・愉」を配信します。 今回は福岡県糸田小学校の石堂校長先生のインタビューです。 内容は学校改革についてです。 どうぞお聞きください。 授業力アップわくわくクラブ事務局 志水廣・近藤雅子 ps 授業力アップわくわくクラブでは会員の皆様に 毎週、志水自身の声でメッセージを 毎月 メールブック(約40ページの情報)を 毎学期 志水 廣の示範授業のDVDをお届けしています。 威勢のよいつぶやき新宮東小学校の井上校長先生と懇談していて教えてもらったことがある。 「子どものつぶやきが出る授業はとてもよい」 これが授業の定理になっている。 しかし、それは必ずしも良くないという。授業の場面によるという。 授業の初めのつぶやきは意味がある。 授業の練り上げの場面で声の大きい子のつぶやきは、他の子どもがつぶやけないという。 本当に考えなければならないときに考えなくてすんでしまう。 また、答えのつぶやきがでてしまうと、「わからない」という声がでてこないという。 確かにそうで、最近声が大きい子ども達が四六時中声を出して授業を創っている授業を参観した。教師は止められないのである。だから、ずうっと押し黙っている子どもがいた。 授業は教師がコントロールするべきである。 練り上げの場面であえて意図的に大きな声で発言していくことを制止することが求められる。 福岡県糟屋郡新宮東小学校を訪問中堅教師が授業をしました。さすがに鍛えてある学習集団です。 思考回路が速いのです。 子どもが数理を生み出すことができました。 既習からの類推をもとに二通りの概算の仕方を編み出しました。 この授業のよさは、数値の改善をしたこと。 子どもがノートを振り返りながら考えていたこと。 その上で、2桁÷1桁と1桁÷1桁の概算の仕方の比較を子どもなりに答えたこと。 これにはびっくりしました。数感覚が鋭いと思いました。 飯塚市立片島小学校 25校時に代表授業としてジグソー学習に挑戦しました。 「子どもの学び」と「子ども達の学び」の違いを感じました。 仲良く、しかも深く学びたい子どもがたくさんいました。 子ども達のパワーに負けない教師の力量が求められます。 このスタイルもなかなか面白いネ。 福岡県飯塚市立片島小学校を訪問確かな学びは教師の授業力生まれると実感しました。 パワーあふれる子ども達でした。 必要・必然・ベスト自分にとって起きることは必要で必然でベストだと考えてみよう。 これを受け入れると、過去は全て善だったと肯定できる。 すると、この過去肯定から未来への一歩が始まる。 過去を捨てきれない限り、現在はもちろんのこと未来も明るく築けない。 過去に感謝し、今ある現在に感謝し、これから来る未来にも感謝して生きていこう。 本日の訪問者午後の夕方は、進路情報センター昭栄広報のKさんが来室され、講師依頼について相談されました。高校生のためにどんな話ができるか楽しみです。 その後、愛知県知立市立知立西小学校の先生方5人が来室され、3人の研究授業の相談を受けました。国語が2本、算数が1本でした。国語は専門外なのですが、授業づくりという観点で相談にのってほしいと言われましたので僭越ですが引き受けました。 頭がピークです。 メールブック「悠・愉」10月号を配信します。こんにちは。 大変お待たせいたしました。 メールブック「悠・愉」10月号を配信します。 記事の他 ・授業力アップわくわくクラブ長野大会の案内 ・授業力アップわくわくクラブ東京学習会の案内 もごらんください。 授業力アップわくわくクラブ事務局 志水廣・近藤雅子 山形県小国町立叶水小中学校研究発表会小学校2年の授業は教師1人対児童2人でした。 担任の教師は同校の中学校で数学を教えていました。 さすがだなあと思いました。 数学的な見方の徹底、定規での直線の引き方など見るべき箇所が満載でした。 中学校2年の国語の授業は、教師1人対生徒1人でした。 かぐや姫の真相に迫る内容でした。 導入で国語科でも音声トレーニングをやっていました。 中学校3年の英語の授業は、とても高いレベルの授業でした。 教師2人(1人+ALT1人)対児童1人でとても贅沢な授業でした。 生徒の英語力は高く、ほとんど英語だけで授業をしていました。 道案内の教材でしたが、タブレットを使いながら道案内をするという高度な技を示していました。 教師の準備も万端でした。 写真には載せていませんが、小学校6年の授業は、教師1人対児童5人でした。 体積の公式を具体的な活動の中で探究していました。 小国町では3年に1回、町の研究発表会がまわってくるそうですが、こういう機会も大事なことだと感じました。 分科会のあと、志水は全体会で総まとめをしました。 冒頭に児童生徒の力を引き出したすごい授業だと感想を述べました。 山形県小国町立小国小学校 報告2 授業診断11月11日の午後 小国小学校の授業を参観して、授業診断しました。 若手二人が授業をしました。 授業診断とは、ある先生の授業を参観して、その後、アドバイスをすることです。 これまで、のべ6000人の授業診断をしてきました。 現状の分析、今後の改善策をその場で提示します。 欠点だけを指摘しても授業者は前向きになれません。 授業に対する処方箋を示します。 一人20分くらいのアドバイスですが、だんだんと表情が明るくなってきます。 今回のお二人も一生懸命やっています。 だけれども、なんだかしっくり来ない場面がありました。本人はそのことに気づいています。でも、どうすればよいかについて悩んでいました。 だから、〇〇したらいいよと話しました。 悩みの解決、それが授業診断の役割です。 答えは1つではありません。その方の特性に応じたアドバイスです。 顔が明るくなったとき、良かったと思います。とてもありがたいことです。 上の写真は授業診断後の写真です。 ちょっといい話山形県小国町立小国小学校で町の研修会でのできごとです。 小国町の訪問はあしかけ5年間になります。その間、授業力がアップしてきました。 講演・演習の終わり頃に小学校の分科会において、上の写真の「算数授業のユニバーサルデザイン−指導技術編」を小国小学校、叶水小学校に1冊ずつプレゼントしました。 そのプレゼントとしたときのことです。 上段のユニバーサルデザインの本を紹介するとき、本を開いてこの写真はこの学校の中の写真ですと紹介しました。校長室の前に円の形をしていたのを利用させていただきました。 次に、また別のページを開いて読んだのです。「・・・。この実践は誰のか分かりますか」と問いかけました。本人は途中で気づいて赤面していました。 2年目の教師でした。初任のときの授業の一コマが素晴らしかったので紹介しました。 そして、大竹学校長に渡しました。 ここからがドラマです。 しばらくして、2年目の教師がプレゼントした本を持参して私の目の前に現れました。 そして、サインをお願いされました。校長先生は、あなたの実践が紹介されているからあなたにプレゼントしますと言ったもようです。その本にはお名前とひと言を書き添えました。 すると、会場にいた教師達が拍手が起きたのです。 温かい拍手です。 校長先生の配慮、先生方の配慮にとても嬉しく思いました。 同僚性の高い学校を証明する出来事でした。 |
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