最新更新日:2024/09/18 | |
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教職大学院 志水研究室ゼミM2は応用領域で現職の教員(小学校・音楽科)と基礎領域学生(数学科) M1は基礎領域学生(社会科、体育科)です。 この他に、M1応用領域で現職の教員(小学校教諭、中学校数学科教諭)がいます。 次元の制約たいていの悩みは、ある場所に固定されるから起きる。 たとえば、ある一点に立ちすくむ。これは0次元の世界。 ある道筋だけを歩く。これは1次元の世界。 ある場所でうろつく。これは2次元の世界。 このように、3次元、4次元の世界がある。 0次元の世界にいるときは、一歩踏み出してもよいことを知らないし、一歩踏み出さない。実は、踏み出してみると、意外に歩ける。つまり、1次元は目の前にあるけれど、その本人には見えない。 これは他の次元も同様である。 だから、悩みの解消には、今はどの次元で立ちすくんでいるかを考える必要がある。 そして、その次元が決まれば、新しい物差しの見方で次元を広げればよい。 そうすると、さっきまでの悩みは・・・。終わりとなる。 次元の制約から脱したい。 減増減らず口をたたくというが、 際限がない。 むしろ、増える口である。 主人公ある管理職について話を聞いていて思ったこと。 『どんな地位についても主人公でいたいんだなあ』 ということ。 それは理解できる。人間のさがとして理解できる。 でも、部下を育てることも上司の役割である。 上司がいつもいつも指示を出していたのでは、部下は育たない。 部下が主人公になるような場の設定が大事なんだよ。 3つの要素医療の役割は、診断→治療が普通である。 ところが、ある医師の講演を聴くと、診断の前に予防があるという。 なるほど、そうだ。 病気かどうかを診断する前に、病気にならないつまり健康でいられる状態をつくりだすことの方が価値がある。 つまり、予防→診断→→治療 の3つの要素が不可欠である。 医療と教育も似たところがある。 授業前に予防、授業中に診断そして治療をほどこすのが教育である。 すると、算数の授業前に予防措置をとることである。 これは、志水メソッドで言えば、「どの子もできる10分間プリント」で計算技能や知識を事前にそろえておくことである。 また、ヒント包含法も予防に当たる。 このあたりのことを「算数授業のユニバーサルデザイン−指導技術編」(明治図書)に書いた。60のアイデアでどの子も「わかる」「できる」ように「かわる」。 第29回 音声「悠・愉」を配信します。明けましておめでとうございます。 第29回 音声「悠・愉」を配信します。 今回は5年生「割合」の指導について志水先生にお話をしていただきました。 どうぞお聞きください。 今年もよろしくお願いします。 授業力アップわくわくクラブ事務局 志水廣・近藤雅子 新年のご挨拶が届きました志水廣様・近藤雅子様 新年明けましておめでとうございます。 昨年は、研修の機会を得ることができて、○付け法や意味付け復唱法等の奥義に触れることができ、職員共々感謝申しあげます。今後とも、志水メソッドを実践して、「分かる・できる授業づくり」を目指し、「算数が楽しい」「勉強大好き」な子どもたちを育てていきたいと思います。いつも、志水先生のホームページや「悠愉」から元気を貰っています。今年もどうぞよろしくお願い申しあげます。仕事始めの今日、お昼の食事タイムを活用して職員全員50名で仕事始めの儀式:初興し(沖縄では「ハチウクシー」といいます)を行います。 小禄南小学校 廣 幸和 思いを伝える教育何かを通して伝えたいことがある。 その思いが文化をつくる。 算数の世界で言えば、数と計算という領域がある。 数は、何かの量の大きさを表したいとき、こんだけ、あれだけと言った表現では正確に表すことはできない。多い少ないをきっちり表したいときに「数」が生まれたと思う。 この「何々したい」という思いを伝えることが算数である。 単に、1.2.3.4.・・・とありますと伝えるのでは弱い。 思いを子ども達に伝えよう。 その方法は語りでもよいし、発見的につたえてもよい、問題解決的に伝えてもよい。 とにかくその概念の成り立ちを伝えることで、次の世界を創造していく子どもに育ってほしい。 アイデアのもとよいアイデアは、空腹の時にはでない。 お腹が満たされてこそ、頭の余裕、心の余裕が生まれる。 動かすやはり、人を動かすには、 その人の魅力、そして、ビジョンである。 魅力とは、あんな人になりたいなという人間性の高いこと。 ビジョンとは、今からやる行動が何かのお役に立つこと。 これがあれば人は奮い立つ。 だから、リーダーは、人格とビジョンの二つを持ち合わせることである。 お互い様大自然は、全ての生命が勝手に生きているようで調和している。 お互いが支え合って生きている。 足りないものを補っている。 あなたの足りないものは、ある人にとって得意なもの。 だから、ピコ太郎のように「う−!」っと合体すればうまく行く。 だから心配ないの。 うまくいくようになっているの。 「度」は一回のこと「度」とは、「何度か繰り返された中の一回」のこと。(大辞林) 「お目出度う」とは、1年のはじめに一回出会うこと。1年のはじめを出会えたことに感謝の意を表していると思う。 今年も一期一会の「度」を祈念しております。 元旦 「起」明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 「知」と「心」も新しくスタート。 漢字一文字で表すと、昨年は「駆け抜ける」の「駆」であり、 今年は、リバースの意味、また起承転結のスタートという意味で「起」とします。 1年間の振り返り振り返ってみれば、今年一年間は疾走していた。 退職前の余韻に浸ることもなく、何かに突き動かされている。 これはとてもありがたいことである。 だからこそ着実な成果も出している。 思ったことが実現するという世界は創造の世界である。 きっと創造主の思いに沿って生きているからであろう。 皆様に感謝、創造主に感謝。 空気を作れる私の示範授業を何度も参観されたことがある方からこんなことを言われた。 「志水先生は、はじめの3分間で空気を作ることができる。」 これで子どもは何でも言いやすい雰囲気になります。 確かに私もそう思う。 けれどもこの空気感を醸し出すにはどうすればよいかというとそこは解説できない。 ただし、私が心掛けていることがある。 それは、どのような反応があっても受け止めるということである。もっと言うと、許すということである。 この心掛けが一瞬でも崩れると授業は迷路の海に入る。 授業とは、船が目的地に向けて航行しているようなものである。 いろんな波が来る。それに従い右に傾きまたは左に傾く。その中で授業のねらいに迫ってていくように舵取りをしている。 教師であるあなたにしっかりと舵取りしてほしいと願う。 第28回 音声「悠・愉」を配信します。授業力アップわくわくクラブ会員のみなさまへ こんにちは。 第28回 音声「悠・愉」を配信します。 今回は沖縄県那覇市立小禄南小学校長 廣 幸和(ひろし ゆきかず)先生のインタビューです。 みなさまよいお年をお迎えください。 授業力アップわくわくクラブ事務局 志水廣・近藤雅子 メールブック「悠・愉」12月号を配信します。こんにちは。 大変お待たせいたしました。 授業力アップわくわくクラブ メールブック「悠・愉」12月号を配信します。 会員のみなさまには今年も大変お世話になりました。 みなさまの健康とご多幸をお祈りいたします。 来年もどうぞよろしくお願いします。 授業力アップわくわくクラブ事務局 志水廣・近藤雅子 メールブック12月号 目次 1 表紙 目次 ・・・・・・・・・・・・・・・・・p 1 2 巻頭言 人はわかり合えるか ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・p 2 志水 廣 3 前川流 算数の理論と実践 授業力アップのための教材研究D-6 6年「比例と反比例」の指導 ・・・・・・・・・・p 5前川公一 4 現場からの報告 『実技演習・示範授業の威力・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p 8 廣 幸和 5 こんにちは、桐原峰男です。キーワードは「不思議」です。・・・・・・・・・・・・・ p10 桐原峰男 6 算数指導の改善 授業ビデオの検証 1年ひきざん(2) ・・・・・・・・・・・ p12 牧野憲光 7 読む力を高める国語科学習指導 物語の魅力を伝え合おう「大造じいさんとガン」 光村図書5年 p16 國本裕司 8 国語学力を高める ありがたい念仏を二つ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p20 伊藤彰敏 9 おもしろ素材発見で授業力アップ 現代的な課題を意識する ・・・・・・・・・・・ p22 鈴木健二 10 「ユニバーサルデザインの授業」Q&A 18 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p24 大羽沢子 11 アイデア次第で上手くいく「総合的な学習」13 ・・・・・・・・・・・・・・・ p26 横田茂樹 12 日向便り 子どもたち同士をつなげるミニ誕生会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p30 野邊孝大 13 模擬授業で教師力アップを!パート6 やってみることで改善点をみつけよう ・・・ p32 岩月由紀子 14 「暢記」成長に近道はないが王道はある(19)〜教科書研究「5年:分数のかけ算」の実際〜 ・・ p34 下石暢彦 15 伝え合う力を高める指導 ペアでの言語活動で伝え合う&高め合う!(2) ・・・・・ p38 井上綾見 16 実践報告 前編「授業ができない!そんなクラスで始めた小テスト」 ・・・・・・・ p40 17 2016 パワーアップ講座9『探究する力』 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p43 小山 安 18 授業力アップセミナー京都大会の案内、第6回 授業力アップわくわくセミナー東京学習会 ・・・ p44 19 第7回算数授業力アップセミナー九州大会(第二次)案内、第3回志水廣の授業力アップわくわく学習会 in札幌 p47 20 編集後記 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p51 近藤雅子 ジャンボグリコこの当たりをもっていくと写真の様にグリコのジャンボ版(上の写真)をもらえました。中身は上のとおりです。 ついています。このツキのお裾分けをします。 下の写真は、グリコの裏側 内緒の話(厳密に言うと上の測定はだめです。0cmの部分がずれております) ほめられると嬉しい昨日、研究室を訪問されたO先生は、と特別支援に詳しい。 その方から、「ユニバーサルデザインについて言えば、算数科では志水先生がよく分かりますよ。」と言って、「算数授業のユニバーサルデザイン−指導技術編」を鞄の中から取りだして話された。 私はO先生の力量に感心しているので、そういう方からほめられると確信になる。 私の自己肯定感が上がる。 ぬか漬けぬか漬けについて見たときにひらめいた。 きちんと管理しないと腐ってしまう。 毎日手でかき混ぜて空気を入れることが必要である。 だから、発酵と腐敗は紙一重である。 これを他の見方に置き換えると、組織も人もときどき空気を入れてかき混ぜることが必要である。 手についた常在菌と空気がぬかを発酵させる。 そうでないと腐ってしまう。 組織、人の頭、人の心も毎日手を入れて進化し、新鮮な空気を送ってあげよう。 |
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