最新更新日:2024/09/22 | |
本日:5
昨日:15 総数:444348 |
山形県小国町立叶水小中学校研究発表会小学校2年の授業は教師1人対児童2人でした。 担任の教師は同校の中学校で数学を教えていました。 さすがだなあと思いました。 数学的な見方の徹底、定規での直線の引き方など見るべき箇所が満載でした。 中学校2年の国語の授業は、教師1人対生徒1人でした。 かぐや姫の真相に迫る内容でした。 導入で国語科でも音声トレーニングをやっていました。 中学校3年の英語の授業は、とても高いレベルの授業でした。 教師2人(1人+ALT1人)対児童1人でとても贅沢な授業でした。 生徒の英語力は高く、ほとんど英語だけで授業をしていました。 道案内の教材でしたが、タブレットを使いながら道案内をするという高度な技を示していました。 教師の準備も万端でした。 写真には載せていませんが、小学校6年の授業は、教師1人対児童5人でした。 体積の公式を具体的な活動の中で探究していました。 小国町では3年に1回、町の研究発表会がまわってくるそうですが、こういう機会も大事なことだと感じました。 分科会のあと、志水は全体会で総まとめをしました。 冒頭に児童生徒の力を引き出したすごい授業だと感想を述べました。 山形県小国町立小国小学校 報告2 授業診断11月11日の午後 小国小学校の授業を参観して、授業診断しました。 若手二人が授業をしました。 授業診断とは、ある先生の授業を参観して、その後、アドバイスをすることです。 これまで、のべ6000人の授業診断をしてきました。 現状の分析、今後の改善策をその場で提示します。 欠点だけを指摘しても授業者は前向きになれません。 授業に対する処方箋を示します。 一人20分くらいのアドバイスですが、だんだんと表情が明るくなってきます。 今回のお二人も一生懸命やっています。 だけれども、なんだかしっくり来ない場面がありました。本人はそのことに気づいています。でも、どうすればよいかについて悩んでいました。 だから、〇〇したらいいよと話しました。 悩みの解決、それが授業診断の役割です。 答えは1つではありません。その方の特性に応じたアドバイスです。 顔が明るくなったとき、良かったと思います。とてもありがたいことです。 上の写真は授業診断後の写真です。 ちょっといい話山形県小国町立小国小学校で町の研修会でのできごとです。 小国町の訪問はあしかけ5年間になります。その間、授業力がアップしてきました。 講演・演習の終わり頃に小学校の分科会において、上の写真の「算数授業のユニバーサルデザイン−指導技術編」を小国小学校、叶水小学校に1冊ずつプレゼントしました。 そのプレゼントとしたときのことです。 上段のユニバーサルデザインの本を紹介するとき、本を開いてこの写真はこの学校の中の写真ですと紹介しました。校長室の前に円の形をしていたのを利用させていただきました。 次に、また別のページを開いて読んだのです。「・・・。この実践は誰のか分かりますか」と問いかけました。本人は途中で気づいて赤面していました。 2年目の教師でした。初任のときの授業の一コマが素晴らしかったので紹介しました。 そして、大竹学校長に渡しました。 ここからがドラマです。 しばらくして、2年目の教師がプレゼントした本を持参して私の目の前に現れました。 そして、サインをお願いされました。校長先生は、あなたの実践が紹介されているからあなたにプレゼントしますと言ったもようです。その本にはお名前とひと言を書き添えました。 すると、会場にいた教師達が拍手が起きたのです。 温かい拍手です。 校長先生の配慮、先生方の配慮にとても嬉しく思いました。 同僚性の高い学校を証明する出来事でした。 しふくを肥やそう夕食後、ほっと一息。 満腹中枢がうなっている。 しふくのときである。 そうだ。「私の福」で私福を肥やそう。 すると、至福となる。 だって、私が福でないと、周りの人に福を与えられないから。 「算数授業のアクティブラーニング」増刷4刷りとなりました。 5月に発刊して、4刷りとはハイペースです。 皆様に感謝いたします。 問題は「考えているか」どうか一斉指導、個別指導、グループ活動、二人学び…いろいろと指導形態はある。 いずれにしても長所・短所がある。 問題は「考えているかどうか」である。 そして、 よくできる子どもにとって退屈していないかどうか。考えているかどうか。 遅れがちな子どもにとっても彼らなりに考えて理解が促進されているかどうか。 この相矛盾することをやり遂げていくのが教師の役割である。 第21回 音声「悠・愉」を配信します。こんにちは。 第21回 音声「悠・愉」を配信します。 今回は志水先生の新刊本「算数授業のユニバーサルデザイン指導技術編」の共著者である 大羽沢子先生へのインタビューです。 どうぞ、お楽しみください。 授業力アップわくわくクラブ事務局 志水廣・近藤雅子 相づち落合康子先生がこんな話をしてくれた。 授業が教師の思い出一方的にどんどん進むタイプの授業と子どもの反応を受け止めながら進む授業がある。 どちらも相づちはうっている。 一方的な授業のタイプ:「C(子どもの発言)→T だよね。(教師の発言)・・・」 受け止める授業のタイプ:「C(子どもの発言)→ なるほどね。(教師の発言)・・・」 前者は、教師が期待する反応がでたとき、「キター」と思わずほほえんで進んでいく。 後者は、教師が期待する反応であってもそれ以外の反応であっても受け止めていく。 だから、「だよね」は注意信号といえそうだ。 愛知県一宮市教育センター自主講座 3回終了9月から10月、11月と3回、「算数授業名人直伝!」わくわく授業の作り方講座という題名で、開催された。20数名の方が仕事を終えてから集まった。 内容は、教材研究の仕方の伝授である。特に、ミニ学習指導案の書き方について理論と演習を行った。最近の現場を多く参観した結果、教材研究力をもっとつけてほしいという願いが生まれた。ところが、実際に何をどうやれば教材研究力がつくかは不透明である。頑張れという根性論ではうまくいかない。そこで、私の顧問学校にはミニ指導案を教えてきた。そのノウハウを公開しようとういうことでこの企画は始まった。 長谷川伸弘指導主事と相談して、3回分で実際に教材研究の力がつく道のりを示した。 理論では、ミニ指導案の観点を示し、それを実際に作成し、現場に持ち帰って実践授業する、また、その実践の結果をセンターにもちよって討議した。 まさに理論の実践の往還であった。 会を重ねていくにつれて、ミニ指導案を書くことがうまくなってきた。 本当にありがたいことであった。 1回の講義だけではだめで、3回は必要だと実感した。 第3回目の昨日は、実際に20分間与えて、その場で書き終えるという演習であった。 黙々と書いている風景は圧巻であった。また、その直後の審議も盛り上がっていた。 なぜ、20分間で書き上げるかというと、現場での多忙さから小学校の6時間分を教材研究するには20分間が限度だからである。 教材研究力の向上は、具体的に何をどのようにすればよいかを身に付けることである。少しずつ理解できたように感じた。 最後に話したのは、これを繰り返していけば、教材研究力がつき、すると、教材のねらいがしぼれて授業がやりやすくなります。ぜひ続けてほしいと訴えた。 こういう機会を設定できた一宮市教委教育センターの支援と参加者のみなさんに感謝したい。ありがとうございました。 講演の内容はこちら http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 教育未来館でアクティブラーニングの学習会に参加された方へ本日、上記の講演会を開催しました。 全国から34名の方が参加されました。 愛知県がメインですが、岐阜県、広島県、東京都、滋賀県からも参加されました。 内容は、「算数授業のアクティブ・ラーニング」について理論と実践の面から最新の講演verを行いました。特に、講演自体もアクティブ・ラーニングを取り入れて行いました。 講演資料はこちらです。 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 全国を飛び回っている私としては、東海地区の方々のために特別に開きました。愛知県内の先生方が8割を占めており、ねらい通りでとてもありがたいことだと感じました。 皆さんとてもまじめて熱心でした。とても話しやすかったです。ありがとうございました。 来年の2月末までは講演会をひらくことができません。 今回の出会いを一期一会として継続的な授業改善に取り組んでいただければ幸いです。 研究会のチラシ http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 11月3日のアクティブ・ラーニングについての学習会は、教育未来館です。 写真はこちら。 http://www.aichi-edu.ac.jp/campusmap/miraikan.html キャンパスマップ 4番です。 http://www.aichi-edu.ac.jp/files/campusmap16060... 率先垂範−人材育成校長先生、教頭先生、教務主任、校務主任、ベテランの方々です。 そして、若い方を誘っての参加です。 上の立場に立てば休日もありません。 それも覚悟の上での参加です。 すると、初めての会に参加する若手は心配です。でも、上の立場の先生と一緒ならば心強いものがあります。 この配慮は、上の立場の人にとって宇宙貯金として還ってきます。 研究会があったとき、上の立場の人の関心度は以下の段階になります。 0.研究会に関心がない。 1.その研究会の情報を知らせる。 2.研究会に参加する前に事務局に「若手の何々が行くからよろしく頼む」と伝言する。 3.研究会に行くときに1人ではなくて、もう1人も進めて2人以上で参加させる。 4.研究会に行くときに、上の立場の自分も勉強するので参加する。引率及び学習のダブルに向上する。 レベル0で職員の授業力アップ向上は到底・・・。 なお、研究会に参加できなかったけれど、事後のフォローをすると、参加した若手はやる気アップにつながります。 上の立場の人には、人材育成は隠れた心遣いから始まるので、よろしくお願いします。 第20回 音声「悠・愉」を配信します。こんにちは。 第20回 音声「悠・愉」を配信します。 今回は10月末におこないました中学校の関数の示範授業の報告です。 特に、ミニ指導案の書き方についてお話します。 どうぞお聞きください。 授業力アップわくわくクラブ事務局 志水廣・近藤雅子 新刊書2つのしかけでうまくいくアクティブラーニング算数授業 算数授業のユニバーサルデザイン−指導技術編 現場の皆様に喜ばれています。 書籍の案内 http://www.meijitosho.co.jp/search/?mode=1&coun... 愛知県一宮市立丹陽小学校訪問1年目の教師の二人はとてもフレッシュであった。 頑張っていますよ。 丹陽小学校の歩みを3年間みてきましたが、少しずつの成果があがり、今年度はかなりの一体感となって現れてきた。 現在、1つめの仕掛けを授業に取り入れることを中心に研究しているが、 このきっかけはみよし市立緑丘小学校を訪問したことがきっかけである。 昨年の研究発表会、そして、4月に訪問して、確かな授業とはどのようなものかを見たことが大きい。ここから、現職教育としてのいろいろな仕掛けが連鎖して華開いている感じである。 緑丘小学校は、「2つのしかけでうまくいく算数授業のアクティブラーニング」(明治図書)を発刊している。 この事情視察から始まった。しかも、教務主任どうしが知人という偶然もあり、どんどん進んだという感覚である。 素晴らしいことである。 ゴールの明確な授業はうまくいくゴールの明確な授業はうまくいきます。 本日参観した、愛知県一宮市立丹陽小学校の授業は素晴らしかった。 特に、全体研修の村瀬先生の1年生の授業は、ひきざん(2)の難しい場面であったが、子どもか゛ああそうかあ」という声があがった。 ずこい! 村瀬先生らは大学の研究室に来て教材研究をされた。そのアドバイスも有効に使われていた。 よい授業をみると、感動が残る。 授業力アップわくわくクラブ 西日本大会.イン神戸3新千歳空港から神戸空港の往復でした。 学びが多かったと思います。 授業力アップわくわくクラブ 西日本大会.イン神戸2真剣な協働の学び合い。 授業力アップわくわくクラブ 西日本大会.イン神戸一泊二日の研修会であった。 愛知、福岡、滋賀、北海道、岡山、鳥取、東京、広島から集まって愉しい研修会を行った。主な内容は、アクティブラーニング、ユニバーサルデザイン、教材研究としての指導案検討であった。 レクリエーションとして笑いヨガも行った。 かなり深く突っ込んで講演し、かつまた議論した。 福岡県田川郡糸田町糸田小学校を訪問午前中、若手のフレッシュな4人の教師が授業診断しました。 授業レベルがかなり高いのです。 また、5校時には残りの全員が授業公開をしました。 糸田小学校の算数の授業は楽しい! 福岡県田川郡糸田町糸田小学校を訪問2の雰囲気がかもしだされています。昨年度までは算数を研究していました。今年は国語に変更したにもかかわらず、楽しいということが素晴らしいことである。石堂校長先生をはじめとして、チーム糸田を実感しました。 一番上の板書もとてもきれいでした。しかも、教師と子どもが一緒につくっていました。 |
|