最新更新日:2023/05/20 | |
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「地域に支えられ 光 かがやき 学び合う 子どもたち」校長 富永 雅明 本校が開校したのは1886年11月で、130年の月日が流れました。1947年には府中村立府中小学校(児童数546人)と改称され, その頃、脇太一さん(1900〜1969)作詞の校歌が誕生しました。今の校歌は長友忠義さんが昭和39年に作曲したものですが、それ以前には、別の曲がついていたようです。 脇さんは、綾川町羽床上出身で1947年には林田中学校の校長をされています。1951年にラジオ体操の歌に応募し、1万1000点の作品から最優秀に選ばれ、作詞家として一躍有名となり、全国から作詞を依頼されたようです。白峰中、林田小、栗林小、国分寺北部小他、たくさんの県内外の小中高の校歌を作詞されています。本校の校歌に「健児 ○○○ つどいあう」という歌詞があります。これまで「○○○」のところには、その時代の児童数を入れて歌ってきました。脇さんは、「600」と作詞されたのではないかと思いますが、少しずつ児童数が減る傾向にある最近では、「400」、「300」、そして、今、児童数152名となり、来年度さらに減る現状の中、児童数ではなく、府中小の校風や目指す子ども像を歌詞にできないかと考えました。そこで、8月に子どもや地域から募集しておりましたが、職員・PTA役員とも相談の上、『光 かがやき 学び合う』に決まりました。子どもたちにも好評で、脇さんの「健児」(元気な子どもたち)という詩への思いも表現されていると思います。卒業式には、府中小学校への誇りと愛着を胸に全校生が心を一つにして歌いたいと思います。 さて、1月28日、本校ならではのもちつき大会が盛大に行われ、ボランティアとして参加していただいた保護者・地域の方々には、大変お世話になりました。 本年度も保護者・地域の皆様には、様々な場でたくさんのご支援・ご協力をいただき、ありがとうございました。おかげさまでたくさんの成果を得ることができました。地域に支えられながら、子どもたちはますます光輝き、学び合い、育っています。どうか今後ともよろしくお願いいたします。 大成功おもちゃ祭り(2年)いよいよ当日。1年生に分かりやすく,丁寧に説明したり,困っていたら「こうするんやで」と言って一緒に作ってあげたりしていました。2年生の教え方が良かったのか,1年生はどんどんおもちゃを作っていきます。「次は○○作りたい!」というリクエストに2年生も益々張り切ります。たくさんのおもちゃが出来上がり,1年生も2年生もにこにこ顔で,大成功のおもちゃ祭りとなりました。 おもちゃまつり!!(1年)6つのグループに分かれて,手作りおもちゃの材料や作り方,遊び方を教えてもらいました。2年生の説明を聞きながら,真剣におもちゃを作る1年生。出来上がると,さっそくその出来具合を確かめていました。「見て見て!こんなにとんだよ。」「こんな遊び方もできるんで!」と,あちこちからうれしそうな声が聞こえてきました。 最初は,うまく作れるのか心配で少し緊張気味の1年生でしたが,2年生のおかげで,作るのも遊ぶのも十分楽しめたようです。教室へ戻るみんなの顔は,とても満足そうでした。 第2回交流会(1年)学校案内では,体育館や図書室など,1年生がよく利用する場所に案内して,説明をしました。1年生の教室では,教科書を見せながら,小学校の国語や算数の学習を体験してもらいました。 そして体育館に戻り,昔遊びを一緒に楽しんだ後,カードや校歌のプレゼントを贈りました。幼稚園と保育所のみなさんからも,元気いっぱいのダンスのプレゼントがあり,春の運動会では,1・2年生の息の合ったダンスが期待できそうです。 表彰と児童会任命式・交代式がありました続いて,平成29年度の児童会役員になった人たちに校長先生から任命書が渡されました。そして,これまで児童会を支えてきた人たちとの交代式をしました。児童会の役員さん一人一人が目標をはっきりもって活動したので,学校全体がとても充実していました。後を引き継ぐ新役員の人たちも自分が取り組んでみたいことをしっかりもっているので,来年度も府中小学校は,心を一つにして進んでいけそうです。 大盛り上がりの何でも集会子どもたちの自信あふれる姿は成長を感じさせ,頼もしくもありました。見た子どもたちからも盛大な拍手がありました。出場したみなさん,大変すばらしかったです。 表彰と校長先生からのメッセージまずは表彰です。今年度の県総合文化祭展覧会に絵の作品を出品した2年生の男の子が表彰されました。おめでとうございます。 続いて,校長先生からお話がありました。校長先生は,2月5日に行われた丸亀国際ハーフマラソンに出場しました。今回で3回目の出場とのことです。府中小学校の子どもたちの励ましの言葉や職員のみなさんからの日の丸に書き込んだ応援メッセージをもらい,元気をMaxにして出場されました。その時の様子を写真を交えてお話しくださいました。そして,校長先生は,子どもたちに「今までの自分を超えよう」とこれまでお話ししてきたことを自己新記録を打ち立てることで示してくださいました。子どもたちに強く伝わったのではないでしょうか。 校長先生 がんばって!親子清掃(6年)もちつき大会(6年)「次へジャンプアップするための大切な学び」校長 富永 雅明 1月20日に坂出市学童ミニバスケットボール大会が開催されました。児童数が少なくなった本校の子どもたちにとって、他の学校の同年齢の子どもたちの様子を見たり、競い合ったりすることは、貴重な体験となっています。スポーツには勝ち負けは付きものですが、主体的に朝夕の練習に参加し打ち込む姿、大きな声で挨拶する姿、試合中「ナイスシュート!」「ファイト!」と声をかけ合い、最後までボールを追いかけ走る姿などに、何より感動し、子どもたちの成長を感じました。男子チームはCグループで久しぶりに優勝することができました。女子チームは惜しくも負けてしまいましたが、実力を出し切り、満足感・充実感が得られました。 1月から大縄飛びが始まりました。1年生から6年生までを10グループに縦割りにし、跳べた回数を競い合います。異学年集団の中で、体力、技能、縄跳びの好き嫌い、得意不得意などの違いを認めた上で、みんなの心を一つにして跳ばなければなりません。優しい励ましの言葉をかけ合いながら、一つのことを達成していくことのすばらしさを体感してほしいと思っています。 さて、大統領が変わる。元号が変わる。今、時代が変わろうとしています。指導要領(法律に基づき、学校教育の基準として定められ、10年に一度、平成30年度に改訂)も「何を学ぶか」中心から、「どのように学ぶか」「何ができるようになるか」重視に変わり、主体的に学ぶ「アクティブ・ラーニング」が導入されます。しかし、変わらないものもあります。「夢に向かってチャレンジする人づくり」(本県の教育理念)や確かな学力づくり、すこやかな心と体をはぐくむ教育など、こちらはこれからも大切にしなければならないことです。 1年間の学びのまとめをし、次への一歩を踏み出す準備をする2月。ジャンプアップするための貴重な体験を積み重ねていきます。 「たかがマラソン、されどマラソン」校長 富永 雅明 謹んで新春のお慶びを申しあげます。旧年中は,保護者・地域の方々よりいつもあたたかいお気持ちをいただき,心から感謝いたしております。 12月6日、風がやや強い天候の中、校内持久走大会が開かれました。本校のコースの素晴らしさは、府中湖の周辺の景観を楽しみながら安全に走れるところにあります。1,2年生800m、3,4年生1100m、5,6年生1400mを男女別に走ります。私もずっと子どもたちといっしょに走りました。練習の時から子どもたちに繰り返し話してきたことは、「人と比べるのではなく、自分の記録を超えよう」ということでした。先頭の子どもたちは、すごい勢いでゴールへ向かって来ますが、おそらく、最後の方を走る子どもたちも、力を出し切ってゴールしているのではないでしょうか。ゴール直後にはへとへとだった子どもたちですが、しばらくするとすがすがしい表情で学校へ戻ってきます。普段の生活では得がたい貴重な体験になったはずです。また、これからいろいろなことにチャレンジする時、きっと全力で自分を超えようと努力してくれると期待しています。今年の世相を表す漢字が「金」に決まり、6年生が修学旅行で訪れた清水寺で発表されました。私は、走り切った子どもたち全員に金メダルを渡したい気持ちになりました。 11月13日に開催された第2回岡山マラソンの前日に、バルセロナ五輪銀メダル、アトランタ五輪銅メダルの有森裕子さんのミニトークショーが開かれました。有森さんは、「大学まで無名の選手で、自分には才能がないから人一倍練習しました。一生懸命頑張っているといろんな人からいろんなチャンスをもらいました。」「沿道からの応援は本当に力になります。」と語りました。まじめにこつこつ頑張っている人には、いつか手を貸してくれる人が現れるのでしょう。私もそう思います。どうか、これからも子どもたちへ応援をよろしくお願いいたします。それは、子どもたちが頑張る推進力になります。 私は今回が2回目のマラソンでしたが、自分でも驚く、まさかの1時間の自己記録短縮でした。次の目標は丸亀ハーフ。前回の記録を少しでも超えたいと思っております。 皆様にとりましてもいい年でありますように,お祈り申しあげます。 洗濯板で洗濯をしました!(3年) |
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