最新更新日:2024/09/26 | |
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あいさつ運動東風2月号平成30年2月 野呂一彦 「大寒」 きりっと澄んだ空気、田畑は真っ白に霜が降りています。霜柱が地面を持ち上げています。子どもだったころ(もちろん昭和です。)霜柱を踏む感触が面白くて、わざわざ畑の霜柱を踏んで歩きました。大根の葉っぱも、白菜も霜にうたれて萎んでいました。池の噴水が水辺の木にかかっている庭があって、その木にきれいな氷柱ができていました。足の指には霜焼けができます。学校に着いて、少し温まるとその霜焼けが痒くてたまりません。机の脚に挟んで圧をかけると痛痒い快感が走りました。いつの間にか大人になって、霜柱を踏みにいくことがなくなったせいか、冷たい道を長く歩かなくなったせいか、霜焼けはできなくなりました。 さて、平成も30年、東部中学校です。掃除の時間になりました。東部中の子どもたちは、雑巾で廊下を磨きます。冷たい水です。雑巾を固く絞って、廊下にひざをついて端から丁寧に拭いていきます。その姿が実にかっこいいのであります。手は真っ赤でした。でも、きらっきらの笑顔です。 1月20日は二十四節気の一つで「大寒」でした。「大寒」には「冷気が極まって、最も寒さがつのる時期」という意味があります。実際に1月末から2月の始めは寒い日が続きます。ゆえに、その寒さを利用して味噌や醤油、日本酒などの仕込みが始まるのが大寒の時期です。気温が低いこの時期の水は雑菌が少ないと言われているため、長期保存の必要なこれらの仕込みに大寒の時期の水を使うそうです。 雑菌が少ないこの時期の水で仕込みを行うというのが、なんとなく人の修練というものにつながってしまうのは、また、寒さをものともしない子どもたちを頼もしく思うのは私の昭和的な感覚なのでしょうか。とにかく、「大寒」の次は「立春」です。この子たちが次に迎える節気は、間違いなく、きらっきらの「立春」だと思います。 百人一首大会が行われました!
1月31日の午後から百人一首大会が行われました。
百人一首は冬休みの課題からはじまり、各クラス国語の授業で練習してきました。 自分の『得意札』を覚えたり、上の句と下の句の頭文字を覚えたりして、一人ひとり頑張っている姿が見られました。 大会本番は上の句を読んだだけで、札を取る場面、下の句を読むまで待つ場面など、いろいろな場面がありました。 大会では1年生の元気良さ、笑顔が見られてとても良かったです。 百人一首はみんなが楽めたので成功でした。また、百人一首の準備をしてくれた級長会の人みなさん。ありがとうございました! 表彰伝達
今回もたくさんのクラブや、人権作文で素晴らしい成績を収めてくれました。
交通安全推奨像伝達式東風1月平成30年1月 野呂一彦 「パンドラの箱」 初詣に行きました。昨年、健康に過ごさせてもらったことへのお礼と、今年も無事でありますようにとお願いをしてきました。普段は、神さまや仏さまをあまり意識することなく生活しているのですが、お正月は特別です。お願いばかりでは申し訳ないので、自分自身も精一杯努力することを約束してきました。3年生の人の中には合格祈願をしてきた人も多いのではないでしょうか。 世の中そうそう甘くはないので、いい時もあれば、うまくいかない時もあります。「困ったときの神頼み」という言葉があるように、どうにもうまくいかないと思った時には、神さんにお願いしてみるのも一つの方法かと思います。そして、一息ついて落ち着いたら顔を上げて新しい一歩を踏み出すのです。 ギリシャ神話の中に「パンドラの箱」という話があります。ゼウスという神様のボスが、女神パンドラを人間界にお遣わしになったときに、お土産として一つの箱を手渡しました。そのときゼウスはパンドラに「この中に贈り物をいっぱいつめておいた。大切なものだから、絶対に開けてはいけないよ 」と言いました。「開けてはいけない」と言われると開けたくなるもの。パンドラは好奇心にかられて、箱を開けてしまいます。するとどうでしょう。箱の中からは「争い」や「恨み」などありとあらゆる災いが飛び出してきました。パンドラは慌てて蓋を閉めましたがもう間に合いません。でも、最後に箱の中にたった一つ残っていたものがありました。それは「希望」でした。「希望」は「私は、これから人間と共にいて、災いから救います。でも、それには、私の事を思い出してもらわないといけません。災いは、いつでも人間に降りかかりますが、私(希望)は人間が気づいてくれないと、支えてあげることができません。だから、私の事を忘れないで、いつでも思い出してください。」と言って飛んで行きましたとさ。 あなた方一人ひとりが大切な人です。どんな時でも、「希望」はあなたのそばにいてくれます。それを忘れないで、今年がいい年になりますように一緒に頑張っていきましょう。 高校新聞
3階の中央廊下に各班で作った高校新聞を掲示しました。
高校調べ発表
12月11日、12日の6限目に武道場で高校調べの発表しました。各クラスの発表を聞いて、来年の進路選択に活かしてほしいと思います。
東風12月号平成29年12月 野呂一彦 「幸せ上手」 朝、廊下を歩いていると、校舎内に風で吹き込んできた枯葉を拾ってくれている子がいました。友だちと一緒に何やら話しながら、せっせと拾っているのですが、何がそんなに嬉しいのかと羨ましく思うほど楽し気でした。そのとき、ふと思い出したのが、昔、国語の授業で習った枕草子の一説。 枕草子「清少納言」第146段 うつくしきもの 瓜に描きたる児の顔。雀の子の、鼠鳴きするに、躍り来る。二つ三つばかりなる児の、急ぎて這ひ来る道に、いと小さき塵のありけるを目ざとに見つけて、いとをかしげなる指にとらへて、大人などに見せたる、いとうつくし。(略) 【現代語訳】 かわいらしいもの。瓜にかいてある幼い子どもの顔。すずめの子が、(人が)ねずみの鳴きまねをすると飛び跳ねてやって来る(様子)。2、3歳ぐらいの子どもが、急いではってくる途中に、ほんの小さなほこりがあったのを目ざとく見つけて、とても愛らしい指でつまんで、大人などに見せた(様子)。 12月は、人権の月です。人権感覚、人権週間、人権フォーラムなど「人権」という言葉をいっぱい耳にします。「人権」は、人が幸せになる権利ですから、「じんけん」を「しあわせ」に置き換えて読んでみてください。幸せ感覚、幸せ週間、幸せフォーラムという具合です。 可愛らしいものを可愛らしいと思えることは幸せです。美しいものを美しいと思えることは幸せです。日常の何気ない一瞬に「幸せの種」を見つけて書き留めた清少納言の感性に驚くと同時に、彼女は「幸せ上手」なのだ思いました。「幸せの種」は、気づいていないだけで私たちの身の周りにたくさん落ちているものなのだと思います。この機会に、幸せ感覚を磨いて「幸せ上手」になってください。 落ち葉を拾っていた子たちは、落ち葉と一緒に幸せの種を拾っていたのだと思います。 メンタルヘルス(心の健康)
今日の5,6限目に三重県立こころの医療センターの専任スタッフに来ていただき、メンタルヘルス(心の健康)について学習しました。自分の心と体を大事にし、しっかり向き合いながら生活していきましょう。
高校調べ
2年生では道徳・学活の時間にキャリア教育の一環として、高校調べをしています。来年度の進路選択に役立つよう取り組んでいます。
みんなのいいところ探し人権学習を行いました。
今日の6限目に人権学習をおこないました。
今回の人権学習では若葉会の人を中心に『障がい』についてみんなで考えました。 特にそのなかでも、昨年度制定された「障害者差別解消法」の『合理的配慮』について話し合いをしました。 みんなが平等に生きていけるように、周りを見て気づくこと、気にかけられるような人になっていきましょうね。 『障害者差別解消法』とは 全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、障害を理由とする差別の解消をを推進することを目的として制定された法律です。(内閣府HPより) 文化祭文化祭東風11月号平成29年11月 野呂一彦 「思い込み」 私が幼いころ、お風呂に入った後に裸で走り回っていると、祖母が、「いつまでも、そんな恰好でいると『湯冷め』が来る」と言いました。 「ユザメ?」サメの一種かと思った私は、「ユザメは恐いの?」と聞くと、祖母は、「恐いよ。湯冷めが来ると風邪をひいて、熱が出る」と言いました。それを聞いた私は、すぐにパジャマを着て、腹巻きをしたそうです。 保育所に通っていた娘が、「小学校には、『かご』があるの?」と聞いてきました。私が理由を尋ねると、上の子が宿題をやっているのを見て、「何しとるん?」と尋ねたところ、上の子が「宿題やよ。これをちゃんとしていかんと、『放課後』に残されるんさ」と言ったそうです。小学校には、「ホウカゴ」という『籠』があると思ったらしい。そんな所に閉じ込められては大変、「私もちゃんと勉強する」と言っていました。 「灯台下暗し」ということわざがあります。身近なことは、かえって気づきにくいという例えですが、これを「トウダイモトクラシー」と聞き覚えて、「大正デモクラシー」(概ね大正年間に起こった、政治・社会・文化の各方面における民主主義の発展、自由主義的な運動、風潮、思潮の総称 wikipedia)と同じような、ある種の思想や運動の類を指す言葉だと勘違いしたまま、そう思い込んでいる人がけっこういるという話を聞きました。 どれも、なかなか微笑ましいエピソードですが、私たちは、そのとき持っている言葉や知識、経験をもとに色々なことを判断します。メディアやネット通じて私たちがつかんでいる情報の中には、その真偽が怪しいものが数多くあります。誤った情報やゆがんだ風評、根も葉もない噂に振り回され、思い込みや決めつけで人を見てしまうと、人とつながる貴重なチャンスを逃がしてしまうことがあります。せっかくの幸せを取り逃がしてしまいます。チャンスの神様には前髪しかないそう。通り過ぎてからは捕まえられないとか?これが正しい情報かどうかは、それぞれでご判断いただくとして、確かなことは「人は、一人として同じ人はいない」ということです。直接の触れ合いを通して繋がっていきたいですね。 12月行事予定 7日(木)東部中校区人権フォーラム 11日(月)三年生実力テスト 16日(土)土曜授業 24日(日)冬季休業日 〜1/7 (学校閉校日12/28〜1/4) 朝の合唱練習
文化祭に向けて、合唱の練習を頑張っています。
学年合唱の練習をしました♪
文化祭の合唱コンクールで発表する『学年合唱』の練習をしました。
学年合唱は1年生全員で『この星に生まれて』を合唱します。 1年生が1つになって取り組める行事です!素敵なハーモニーを出すには1人ひとりの協力が必要です。一人ひとりが自分の精一杯の歌声を出しましょうね♪ この数日間でのみんなの成長が楽しみです(^0^)♪ 合唱コンクール当日は体育館が素敵な空間になるように・・・☆ マラソンの様子学年別マラソン大会が行われました。
天候不良のため延期になっていたマラソン大会が学年別で行われました。
天候にも恵まれ、秋の風が心地よい日にマラソンが行えました。 当日は1年生全員で参加して、見事に全員が完走することが出来ました。 すばらしいマラソン大会になって良かったです。 |
松阪市立東部中学校
〒515-0128 三重県松阪市魚見町884番地 TEL:0598-28-2425 FAX:0598-28-7784 |