最新更新日:2024/09/22 | |
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なぜ、成功するこつばかり書くのかこれでは、何を考えたらよいのかわからない。 基盤となる文章で示された問題文がないからである。 算数の教科書になぜ、問題文があるのか。 それは、お飾りではない。 「問題解決は、問題文から出発する。」このことを知らない教師が多くいる。 上の単行本のp20−21において、 アイデア5「問題文は板書とノートに残そう」 と明記している。 さて、なぜ、このアイデア5という当たり前のことを単行本に書いたのか。ここを考えてほしい。現場では、当たり前ではないからである。 ユニバーサルデザインを考慮した授業、主体的・対話的で深い学びを目指す授業、いずれにしてもアイデア5は不可欠である。 だとすると、単行本の目次にはアイデア1から60まで掲げられている。この60このアイデアは全て成功するこつである。 逆に言うと、ここをはずすと、授業は失敗するのである。 よって、アイデア5の否定形は、「問題文を板書やノートに残さないと失敗する。」ということである。つまり、目次は、成功しか書いていない。でも、失敗するためには、アイデアの逆のことをやれば失敗するのである。 以下に目次を示すので、ご覧いただきい。できれば、その理由は、単行本を見て納得してほしい。 単行本 「算数授業のユニバーサルデザイン−指導技術編」(明治図書) 目次はこちら http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 裏の意味を探れやりたくないは、できないことの裏返し。 できる状態であれば、やれるし、やりたい。 でも、できないから、できないといいたくないので、やりたくない。 やる気がしないといって変換している。 「やりたくない」というのは、子どもも大人も同じことである。 9月 志談会本日のテーマは「人材育成」でした。 人は節目節目で変化を迫られます。そのときの出会いについてお話しました。 歓談ある講演の打ち合わせ会がありました。 一つの縁がまあるくつながって、円となり、サークルとなりました。 一つ一つの言葉があみだすエネルギーの輪になります。 愉快な仲間として歓談できることが素晴らしいです。 気分を変える日常のルーティンからの脱却すると気分も新たになる。 場を変えるのも1つの方法である。 一般道を通るのをあえて高速道路を走ってみる。 おしゃれなカフェに行く。 温泉に入る。 そうすると、新たなエネルギーが湧いてくる。 場を変えれば命の泉わく。 アウトプットをどのように求めるかそのためのモデル図が上のフリップである。 子どもに口、手、体、顔などで出させることでわかり方がわかる。 下のフリップは、時計の読み方の指導場面である。ここでは、何時または何時半を指導する。 ここには、学校生活の絵が示されている。 この絵を使ってどのように外化させればよいか、考えよう。 1 左から順番にトレイの時刻を読んでいく。右から順番に読んでいく。 飛ばして読んでいく。 2 七時はどれかと質問する。 3 ある場面の時計の絵を隠して、手持ちの時計(教具)で、その時刻を創ってみる。 そして、絵を開示して合っているかどうかを確かめる。 これらに対して、集団で一斉に答えさせる、特定の子どもに答えさせる、列事に答えさせるなどのバリエーションをもたせれば授業は活動的になる。 例えば、2人ペアで教科書の時計の絵をみせて一方が時刻を答えて、もう一方が合っているかどうかを確認させてもよい。音声計算のミニ版となる。 音声「悠・愉」第115回を配信します。こんにちは。 音声「悠・愉」第115回を配信します。 今回も「学問のすすめ 2」について志水先生にお話していただきました。 どうぞお聞きください。 授業力アップわくわくクラブ 志水廣・近藤雅子 子どもの発言の板書化 意味付け復唱法の例上の板書を見てください。 150÷2=75のときに、赤のチョークでなぜ、2でわったかの理由「半分だから」が明記されています。授業中に、これをお願いしました。 この後、志水は別の学級に移動しました。 問題との学級に戻ってくると、右側の式240÷3の理由「1/3だから」が赤のチョークで明記されていました。 子どもは、理由を述べています。それを板書するのかしないのかで、後の授業が変わってきます。 理由は短い言葉ですが、すかさず書きましょう。 福岡県田川郡福智町立市場小学校訪問市場方式を設定し、日々頑張っておられます。 なかなか面白い授業が多く、教師の仕掛けと子どもの反応がとても興味深かったです。 教師と子どももとの一体感があると、教師の教えと子どもの学びが協調していきます。 2番目の写真は、秒速を手の動きで表現しています。6年生でもてれずにやります。 3番目の写真は、間の取り方がとても上手な先生だと思いました。6年生に学習態度の落ち着きを指摘しますと、5年と6年の2年間でここまで成長しましたと言われました。 そうなんだと感心しました。 福岡県飯塚市立片島小学校訪問9月11日は、飯塚市立片島小学校でした。立山校長先生とは長年来のお付き合いです。 学校に活気がありました。 とても楽しく参観できました。 子どもの発想の高さに驚きました。 電車か車かある地点からある地点まで電車で行くのか、車で行くのか。 どちらが、自ら考えて判断する人になるのか。 切り替えのポイントも自分で判断するわけではない、鉄道会社が切り替えている。 もちろん、電車の運転は高度な技術は必要である。だけれども所詮単線型である。 反対に車でいくとどうなるのか。 運転手は常に道の大きさ、角、信号、アップダウンなどさまざま状況を判断している。 自らの意志で判断している。 授業も同じで、レールの上だけ走らせるような授業をしていたら、思考しない、判断しない子どもになってしまう。 子どもの実態に合わせた道を用意して走らせることが子どもを育てることになる。 とっさのことさきほどのことです。 ホテルのエレベータを降りて出たら、朝食券を忘れたことに気づいた。 その瞬間、フロントの人が「朝食券をお忘れでしたら、発行します」と言って発行してくださった。 私の動作に気づいたのが素晴らしい。 しかも発行してくれた。 なじみのホテルではあるが、ありがたいことだと思った。 調子よく朝食のお店に入ることができた。 教えられる飯塚市立片島小学校を訪問しました。 活気のある学校です。 懇親会のとき、ある女性の先生が 「子どもから教えられます」 と話された言葉が印象的でした。 教えているつもりが教えられる。 だから、常に謙虚でいられます。 共に拓くとは講演のテーマは、「共に拓く学校づくり」であった。 このパワーポイントを創りながらひらめいた。 共には、教師も子どももという意味である。 何を拓くのかというのである。拓くとは開拓することである。 「教師も子どももまだ見ぬ才能を引き出すこと」が共に拓くということである。 授業で、子どもは教科の本質に頭の中から引き出されること。教師は教材観、指導観、子供観において新しい見方が引き出されることである。 今あるもので満足するのではなく、未知への挑戦であり、未知への開拓である。 だから、教師自身も成長するのである。 講演レジュメ http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 長野県岡谷田中小学校公開研究会 報告 32年生と6年生で2本の特別公開授業がありました。 この公開授業の協議会のプログラムが面白いのです。 1.授業者の反省 2.協議会で討論 3.指導主事のご助言 4.再度、小グループに分けて、協議。 普通は、指導主事の助言の後は、お終いであるが、再度協議の場がありました。 アクティブ・ラーニングとして盛り上がっていました。こんな振り返りの場もあってよいと思いました。 (この中に教育長さんも参加されていました。とても真摯なお姿に感動いたしました。というのも授業参観のとき克明に授業記録をとられていました。教育長さんとのお出会いは上田の研究会でした。あの瞬間は今でも覚えています。学校が好き、授業が好き、子どもが好きなのです。頭が下がります。) それぞれの華朝顔とゴーヤの花が咲いた。 共にきれいだね。 朝顔はゴーヤになれない。ゴーヤは朝顔になれない。 なれなくたっていいじゃないか。それぞれがきれいなんだから。 どちらにしても花が華になったかどうか、そこが問題なの。 花の前に茎、葉、つぼみで終わっていませんか。 華を咲かせて実を残すんだよ。次へつながる種を残すんだよ。 それが天からの役割なんだから。 進路選びは人生選びテーマは、「進路を考えるってどういうこと」でした。 そこで、タイトルを「進路選びは人生選び」として書きました。 高校生向けの文章ですが、一般の方々にもわかるように書きましたのでご覧ください。 寄稿文 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 長野県岡谷田中小学校公開研究会 報告 22校時は自由参観授業でした。 特別公開授業者以外の学級で公開しました。 そのあと、授業者自身が授業を語る会を開いていました。 長野県岡谷田中小学校公開研究会 報告1全学級の自由参観授業、2本の特別公開授業、そして、協議会、最後に私の講演がありました。 岡谷小学校と田中小学校が合併してスタートして3年目である。公開研究会を行うことができました。本当にご苦労さまでした。 協働の文化を創り上げることは想像できないほどの摩擦があったことだと思います。でも、それを見事乗り切り1つの舞台のスタートに立ちました。 井出誠一校長先生は、着任して2年目である。研究テーマは「共に拓く学校づくり」である。副題に記録と対話による授業づくりとある。 この記録はすごい。毎週3部会が記録をもとに対話を実施し、それを部会長がまとめていく。壮大なドラマである。 ここまでの協働性に高められたこと自体が素晴らしい。 研究の基盤にユニバーサルデザインを取り入れており、志水ががかわることとなった。 普段の記録と対話が積み重なったのが研究紀要である。 さらに伸びていってほしいと願う。 講演テーマは、「個を見つめること・集団を見つめること−ユニバーサルデザインの可能性を求めて」とある。 この講演内容が今の志水の心境である。ぜひご覧いただきたい。 https://www.schoolweb.ne.jp/weblog/system/setti... 音声「悠・愉」第114回を配信します。こんにちは。 音声「悠・愉」第114回を配信します。 今回は「学問のすすめ」について志水先生にお話していただきました。 どうぞお聞きください。 授業力アップわくわくクラブ 志水廣・近藤雅子 |
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