最新更新日:2013/03/25
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ありがとう五反野小学校!さようなら五反野小学校!

朝会の話

 先週、六年生を送る会が終わりました。三月は別れの月、六年生が卒業する月です。
 さて、日本の国にとって、三月はいろいろな出来事のあった月です。決して忘れてはいけない出来事があります。三月十日の「東京大空襲」、そして、昨年三月十一日に起きた「東日本大震災」です。
 ここに、宮城県東松島市立大曲小学校四年の杉浦さんが、東京都の小学生にあてたメッセージがあります。読んでみます。
・・・東京都教育委員会発行 小学校版 防災教育補助教材「3.11を忘れない」の一部を音読・・・
 あの日からもうすぐ一年になります。みなさんの中で、東日本大震災で被害にあった人のために、何かをした人もいることでしょう。もし、まだ自分にできることがあったらやりたいと思う人はいますか。たくさんいますね。私は、みなさんに、そういう気持ちを大切にしてほしいと思っています。
 杉浦さんは、言っています。この大震災を思い出したくないけれど、時々思い出して、絶対にこの出来事を忘れずにいたいと。そして、わたしはみなさんに、言います。東日本大震災のことは忘れたいけれど、決して忘れてはいけないと。それは、被害にあった人たちのためでもありますが、それだけではなく、自分たちのためでもあるからです。自分の身を守るため。そして、後悔しないため。
 さきほど、今、できることがあったらやりたいと手を挙げた人がたくさんいました。今、みなさんにできることは何でしょう。それは、やるべきこと一つ一つをしっかりと行うことです。先生の言うことをしっかりと聞くこと、勉強することです。並ぶとき、遅れないこともそうです。人に迷惑をかけている人が、人のためにはなれないからです。
 今、みなさんにできることの二つ目は、身の周りにいる人たちを大切にすることです。友達と協力することもそうです。東日本大震災の後、募金をした人もいるでしょう。それは、何のためですか。困っている人を助けるためですね。五年生は心柱(ここばしら)プロジェクトに参加しましたよね。東北や福島の困っている人を助けようと思う人が、身の周りにいる友達をいじめているとしたら、それは、おかしいと思いませんか?困っている人たちのために、何かボランティアをしたいと思っている人が、教室に落ちているゴミに気付かないなんて、気付いても拾わないなんて、おかしいでしょう。自分の身の周りのことや、すぐそばにいる人を大切にできないのに、東北や福島の人を助けることができるのでしょうか。
 自分の行動をふり返ってみましょう。そして、自分のやるべきことをしっかりと行っているか、自分の身の周りにいる人たちを大切にしているかどうか、考えましょう。そうすることが、みなさんにとって、3.11から学ぶことなのです。

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