最新更新日:2013/03/25
本日:count up1
昨日:11
総数:419061
ありがとう五反野小学校!さようなら五反野小学校!

児童朝会  「サクランボ」

 先週はサクランボの話をしました。
 「通用門にある桜の木に、サクランボがなりましたか?」「見つけた人はいますか?」
 私は、赤い実を一つ、緑色の実を一つ、合計二つ見つけました。赤い実が大きくなるのを楽しみにしていたら、次の日、地面に落ちてしまいました。残念でした。
 学校のサクランボは、みなさんが食べるサクランボとは違う種類の桜の木です。みなさんが食べているサクランボは、農家の人たちが工夫して育てているのです。
 それでは、学校のサクランボは、だれが食べるのでしょう。・・・先日、校庭で、ある女の子が、鳥が食べると教えてくれました。私も、ヒヨドリが食べているところを見ました。ヒヨドリはサクランボの実を食べますが、種は食べません。種が地面に落ちるとそこからまた、新しい芽が出てきます。もしかしたら、桜の木の下に桜の赤ちゃんの芽が出ているかもしれません。鳥は桜の木と話し合っているわけではありませんが、桜の実を食べ、種を地面に落とし、桜の新しい命をつなぐ助けをしているのです。

★春は、たくさんの植物が花を咲かせ、緑の葉を茂らせる美しい季節です。4月、5月と植物の話をしてきました。身の回りの自然や環境に興味をもつとともに、自然や環境を大切にする心豊かな人に育ってほしいと思ったからです。
 運動会が近づき、練習も始まりました。次回からは、少し、違うテーマで話をしていく予定です。

画像1 画像1
画像2 画像2

児童朝会 「サクランボ」

 桜の花が咲いた後には、何ができるでしょう。

 4月にカントウタンポポの話をしました。あれからたくさんのお友達がカントウタンポポを見つけてくれました。これは、タンポポの綿毛です。タンポポは咲き終わると綿毛になって飛んでいきます。綿毛には種子(種)が付いているのです。セイヨウタンポポの綿毛は飛びやすいので、仲間を増やしやすいのだと、5年生のお友達が教えてくれました。一度、実験してみたいと思っています。今、実験方法を考え中です。
 さて、もうひとつ花を持ってきました。これは何でしょう。この花はアブラナ(菜の花)です。この茶色のものは、何でしょう。―「種!」と、子どもたちの声。
 そうです。この茶色いものはアブラナ(菜の花)の実で、中に種が入っています。アブラナ(菜の花)は咲き終わった後に、実を付け、種を残すのです。
 花が咲くと実ができて、その中には種子(種)ができるのです。そうして、種がこぼれると、また仲間が増えるのですね。花が咲くのは種を残すためといえるでしょう。
 それでは、入学式の頃に咲いていた桜の花はどうでしょう。桜の花が咲いた後、何ができたのでしょう。−「サクランボ!」と、子どもたちの声。
 では、学校の桜の木には、サクランボが実るのでしょうか。よく観察してみてください。ただし、気をつけることがあります。桜の葉をよく見ると、穴が開いています。そう、毛虫がいることがありますので、桜の木の下にずっといるのはやめましょう。毛虫の落ちてこない所から、観察してみましょう。

★私も学校の門の下に立ち、桜の木にサクランボがなっているのかどうか、探しました。はたして、結果は・・・。小さい実を二つ見つけました。一つは赤くなっていました。子どもたちの目に留まるかどうか・・・。
ちなみに、私たちの食するサクランボは違う種類の桜の実です。そのことも、来週、話す予定です。

画像1 画像1
画像2 画像2

児童朝会 「田植え」

 毎週土曜日になると、私の家の近くに、茨城県で農家をしている人が、米や野菜を売りに来てくれます。けれども、この連休中は来ませんでした。毎年、連休の頃になると、お休みをするのです。なぜだと思いますか? 連休だから、旅行に行くのかな? いいえ、そうではありません。田植えをするためです。
 今朝、ご飯を食べてきた人は手をあげましょう。米は、その「ご飯」のことです。貴重な稲の苗を持ってくることはできませんでしたが、皆さんにイメージをつかんでほしいと思い、農家の人に聞いて、似た草を摘んできました。このような稲の苗を約20センチから30センチの間を開けてまっすぐに植えていきます。
 では、問題です。このくらいの苗から、どのくらいの米がとれると思いますか? 4つの中から答えてください。「10粒、100粒、1,000粒、1,000粒よりもっとたくさん。さあ、どうでしょう。」
 私は、以前、一度だけ数えたことがあります。種類によっても違いますので、正確には言えませんが、その時は2,636粒ありました。
 苗はこの後、農家の人たちが一生懸命世話をして、9月の終わりから10月にかけて、ちょうど前期の終わり頃、米になります。(でも、これは地方によって多少違います。)米という字には、八十八という数が隠れています。たくさんの手間をかけ、世話をして米が実るということです。
 さあ、連休が終わりました。4月に立てた目標をもう一度見直してみましょう。それに向かって一つずつでよいから、努力していきましょう。米のように、たくさんは実らないかもしれません。でも、必ず、心も体も頭も成長していきます。米を育てるのは農家の人たちですが、自分を育てるのは、自分自身ですね。目標に向かって、自分を実らせましょう。期待しています。

★5月2日は、八十八夜といって、立春から数えて、八十八日目にあたります。この頃になると、おそ霜の心配もなくなり、農家では、農作物の種まきをするそうです。本校でも、3年生が、連休中に家で育てたヒマワリやマリーゴールド、ホウセンカの苗を持って登校してきました。
 植物の成長とともに、子どもたちもすくすくと成長してほしいと願ってこの話をしました。

画像1 画像1

児童朝会 「こいのぼり」

 空を見上げてごらん。こいのぼりが悠々と泳いでいますね。今日は、こいのぼりのことを話します。
 このこいのぼりは、4月の終わりに先生方が力を合わせて屋上からつるしてくださいました。5月5日が子どもの日だから、あげたわけですけれども、どの学校でもしていることではありません。もしかしたら、区内では、五反野小学校だけかもしれません。五反野小学校では、いつ頃からこいのぼりをあげるようになったのでしょうか。また、どんな理由からこいのぼりをあげるようになったのでしょうか。
 私は、理事長の鴨下さんに聞いてみました。理事長のお話では、第11代校長の高岡正見先生のときからだということでした。そこで、今度は、高岡先生に電話をかけて由来を聞いてみました。すると、平成12年から始まったということが分かりました。平成12年生まれの人は手を挙げてみましょう。みなさんが、生まれたころから始まったというわけです。
 男の子が生まれるとこいのぼりをあげて、立身出世を願うのです。それは今でも同じです。ところが、だんだんと、家でこいのぼりをあげるのが難しくなってきました。こいのぼりをあげる場所が少なくなってきたからです。それを残念に思った高岡先生は、家にしまってあるこいのぼりを学校であげようと考えたそうです。五反野小学校の子どもたちが元気に大きく成長することを願って、ぜひ、こいのぼりを空高く、あげようと考えたそうです。その考えに、お父さんやお母さん、地域の人たちが賛成してくださり、家にあったこいのぼりを学校に寄付してくださったそうです。
 高岡先生は、11年前、朝礼で当時の子どもたちに、「このこいのぼりは、いつもみんなを見ています。応援しています。だから、なにかうまくいかないことがあっても、くじけないでほしい。また、どんなことにも挑戦して、がんばってほしい。」とお話をなさったそうです。私も、同じ気持ちです。このこいのぼりには、みんなのお父さんやお母さんだけでなく、ずっと前から五反野小学校の子どもたちのことを大切に思ってくださっている地域の方々の思いが、託されているのですね。そのことを忘れずにいてほしいと思ってこの話をしました。

★学校便りにも同じことを書きましたが、まだ、おうちの人から聞いていないという子が多かったので、この話をしました。
 五反野小学校は、来年、60周年を迎えます。五反野小学校に引き継がれてきたものが、まだ、ほかにもあるかもしれません。探してみたいと思っています。

画像1 画像1 画像2 画像2
検索対象期間
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
学校行事
4/5 春季休業日終
4/6 前期始業式
入学式

学校基本計画

学校視察対応

学校だより

保護者の会配布文書

 モバイルページ(携帯サイト)
 アクセス専用QRコード▼  
〒120-0015
東京都足立区足立3-11-5
TEL.03-3889-9304
[弱視]03-3889-7673
FAX.03-3889-9305