最新更新日:2013/03/25
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ありがとう五反野小学校!さようなら五反野小学校!

朝会の話「あきらめない心」

 今週は、スポーツの話をします。
 はじめは、女子サッカー「なでしこジャパン」の話です。今まで一度も勝ったことのないアメリカに勝って、世界一になりました。世界一はすごいと思いますが、私は、その勝ち方に感心、心を打たれました。相手に先に点をとられても、取り返し、また点を取られて、いよいよダメかと思ったとき、後わずかで試合が終わるというときに、同点ゴールを決めたこと。そして、その後、PK戦で見事に勝利を収めたのです。最後まであきらめずに、戦い続けたこと、その心の強さに、感動しました。
 もう一つ、心に残る話があります。大相撲の大関魁皇が通算の勝ち星新記録を達成したことです。史上最多の1,047勝です。23年間かかって、成し遂げたのです。今場所、記録を達成したわけですけれども、この記録達成にいたるのも大変でした。後一つ勝てばよいというところまで来て、なかなか勝てません。三日連続で負けてしまいました。大関魁皇の気持ちはどんなだっただろうと思います。
 そして、ついに記録を達成した魁皇関は、こんな言葉を残しました。「何でも、簡単にはいかない。」
 大関魁皇は、他の力士に比べて決して出世の速い力士ではなかったようです。同じ頃、周りの力士の中には、大関、横綱へと昇進していく人たちがいました。でも、けがの多かった魁皇関は、なかなか先へ進めなかったのだそうです。でも、あきらめずに、一勝を積み重ねていった結果、新記録を達成したのです。
 これからみなさんが生きていく中で、簡単にはできないことがきっと出てくることでしょう。でも、そんなとき、どうぞ、この言葉「何でも簡単にはいかない。」を思い出してください。何でも簡単にはできるわけではないのです。大切なことは、できないときに、どうするかということです。人より遅れているかもしれないけれど、あきらめずに、努力を続けてほしいのです。あわてず、迷わず、自分の夢や目当てに向かって、一歩ずつ進むこと、そうすれば、きっと、夢はかなうと思うからです。
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◆明日から、夏休み。家族の人と相談して、日頃はなかなかできないようなことにも、挑戦してみてほしいと思います。水や山の事故、交通安全等に気をつけて、楽しい夏休みを過ごしてくれることを期待しています。

朝会の話「ツバメ」

「ツバメ」
 一週間ほど前の新聞に、東京電力福島第一原発の事故で今年の米作りを断念した福島県南相馬市の農家のうち、一軒だけ田んぼに水を張った農家があったという記事が載っていました。米を作るためではありません。毎年訪れるツバメの巣作りのためだそうです。その家の軒先には7つの巣があって、毎年ツバメがやってきては、雨や風などで少し壊れた巣を田んぼの泥で直して、ヒナを育てていたのだそうです。心の優しい農家の方のおかげで、今年もツバメは無事に子育てを終え、ヒナは巣立ちをしたそうです。
 ところで、五反野駅にもツバメの巣があることを知っていますか。
改札を入ってすぐ左側のスピーカーの上に巣があるのです。でも、どんな場所でも、どこの駅にもツバメは巣を作るわけではありません。安全な場所にしか巣は作らないのです。大切なヒナを育てるわけですから、せっかく作った巣を壊されたり、石などを投げていたずらをされたりするような場所にはツバメは巣は作らないのです。五反野駅に巣を作ったということは、それだけ五反野駅がツバメにとって安全な場所という意味です。
 私ははじめてツバメを見つけた日から毎日、行きも帰りも巣を見ました。でも、残念なことに一度もツバメが巣の中に入っている姿を見ることができなかったのです。そこで、駅の人に聞いてみることにしました。そうしたら、巣がもう一つ別の場所、トイレの前にあって、今年はそちらで子育てをしていたことが分かりました。6月の終わりにヒナが巣立ちしたことも教えていただきました。
 次の日、私はみなさんに知らせたいと思って、カメラを持って駅に行きました。すると、トイレの前の巣のところに張り紙がしてありました。「6月の末日にヒナは巣立ちしました。」と書いてありました。五反野駅の人たちの優しい気持ちが伝わってきました。こんなに優しい駅員さんがいて、駅を使う人たちが温かい気持ちでツバメを見守ってくださるから、ツバメは来年もきっとまたやってくると思います。来年を楽しみにしています。

★この話について、6年生の子どもたちから、次のような感想が寄せられましたので紹介します。
○駅員さんが、お客さんに糞が落ちないようにと箱を付けてくれていたのを、ぼくも見ました。南相馬市の人は自分たちが大変な思いをしているのに、つばめのことも考えられてすごいと思いました。
○五反野駅を利用する人、働いている人たち、みんなが巣を大切にしていたからこそ一つの命が生まれたと思う。来年も巣を作れる環境を作りたい。

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朝会の話

「節電」〜ものを大切にする心〜  

 節電、電気を大切に使おうという気持ちが一層高まってきました。五反野小学校でも廊下の蛍光灯の本数を減らしています。先生方も主事さん方も子どもたちも一生懸命です。
 二週間ほど前になりますが、六年生の教室の前を通ったときのことです。六年生のみなさんが教室で静かに読書をしていました。みんな静かに本を読んでいるのですが、教室が暗いのが気になりましたので、電気をつけるのを忘れているのだと勘違いした私は、気づかれないように教室に入って、電気をつけようとしたのです。そのとき、「一人の子が、付けてはだめ。節電中だから。」と言ったのです。
 「そうだったのか・・・。」私は感心してしまいました。節電に協力している六年生、とても頼もしく思いました。そして、今では全校のみんなが、電気を大切にする気持ちをもって節電に取り組んでくれています。嬉しいです。
 ところが、先週から気になっていることがあります。それは、水澤先生が、ボールの片付けについてお話をなさったことです。ボールの片づけがきちんとできていないという話でした。ボールをきちんと片付けるということは、ボールを大切にするということです。
電気を大切にすることと、ボールを大切にするということはどこか、似ていると思うのです。どちらも、自分たちの使うものを大切にするという気持ちです。ところが、電気を大切にできるのに、ボールは大切にできない子がいる・・・不思議に思います。電気は大切だけど、ボールは大切ではないのかな?そんなことはないと思います。ボールも大切に使うことができると思います。
 使えなくなって、はじめて困るのかもしれません。使えなくならないと、分からないのかもしれません。そうなる前に気づく心と行動する勇気が必要なのではないでしょうか。ものを大切にする気持ちについて考えてみてください。

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