最新更新日:2013/03/25
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ありがとう五反野小学校!さようなら五反野小学校!

よい年をお迎えください

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 平成23年が間もなく終わります。ふり返ると、いろいろなことがありました。みなさん一人一人にとっても、日本全国にとっても、楽しいことばかりではなく、辛いこと、悲しいことがありました。でも、みんなの努力によって、少しずつ、少しずつ、一歩ずつ、一歩ずつ、前進しています。来年がみんなにとってよい年になるとよいと思っています。
 さて、これは、輪飾りです。輪飾りは、悪いことやよくないことを清めるために、お正月に玄関や台所など、家の大切なところに飾ります。以前、朝会で米の話をしました。秋には、学校でバケツの中で育てた稲をみなさんに見せました。あのときの稲がこれです。米粒は雀が食べてしまいましたが、わらを主事さんが大切にとっておいてくれました。それで、しめ縄を作りました。最初は私が自分で作るつもりでしたが、わらをなうことができなくて、主事さんに教えていただきました。結局ほとんど主事さんに作っていただきました。
 輪飾りは、しめ縄に、ゆずりはやだいだいなど、縁起のよい物をあしらって作ることが多いのですが、今回は、全部五反野小学校にあるものを使いました。松の葉とナンテンです。付け方は小田先生に教えていただきました。
 来年も、みなさんが元気に過ごせるようにという願いをこめて、五反野小学校の玄関に飾ります。どうぞ、みなさん、よい年を迎えてください。
 最後にお知らせです。学校の2階の廊下に、ハッピーツリーが飾ってあります。これは、みなさんのお母さんやお父さん、地域の方々が、みなさんのよいところや、がんばっているところを見つけてカードに書いて飾ってくださったツリーです。嬉しいですね。昨日の朝、数えたら、35枚よいカードが貼ってありました。どんなことが書いてあるのか、ぜひ、見てください。

朝会の話

 12月17日、18日に梅島小学校であだち子どもものづくりフェスタが行われ、見に行きました。行った人はいますか?先月五反野小学校で行った、展覧会を思い浮かべてみましょう。あのような感じです。1000点以上の作品が梅島小学校の体育館に並んでいました。五反野小学校からも、夏休みに作った作品や展覧会に出した作品の中から選ばれた代表の作品が展示されていました。
 会場には、スライム作りのコーナーや鉄道模型で遊ぶコーナー、モーター、ガラスのキーホルダー、万華鏡などを作るコーナーなどもありました。パソコンを組み立てるコーナーもありました。
 実は、足立区はものづくりがとても盛んな区なのです。ものづくりに関係する会社や工場などが多くあります。例えば、靴、かばん、みなさんの使っているランドセルもそうです。また、江戸刺繍、木版画、彫刻などの伝統工芸品も数多くあります。足立区にはものづくりの歴史や伝統が古くから守られてきたのです。
 さて、「ものづくり」は「こころづくり」とも言われます。それは、なぜでしょうか。考えてみてください。
 最後にお知らせです。今日19日から22日まで、足立区役所で、足立のものづくり展が開催されます。時間のある人は行ってみましょう。

朝会の話

 本を紹介します。題名は「としょかんライオン」です。この本は、五反野小学校の図書室で見つけました。
 あらすじをお話します。図書館はきまりを守れば誰でも入ることができる場所です。ある日、図書館に大きなライオンがやって来ました。いつも静かな図書館に、大きなライオンがやってきて、みんなはあわててしまいます。図書館長のメリウェザーさんは、きまりを守ればライオンも図書館に入ってよいと認めてくれました。お行儀のいいライオンは、すぐにみんなと仲良しになりました。ところが、ある日、図書館では大きな声を出さないというきまりをライオンは、破ってしまうのです。それは、けがをしたメリウェザーさんを助けるために大声を出して人に知らせるためだったのですが、きまりを破ったライオンは図書館を去ってしまいます。さて、この続きはどうなったでしょう。みなさんで想像してみてください。
 このお話でわたしが気に入ったのは、メリウェザーさんが、厳しいけれど、誰でも分け隔てなく受け入れてくれる、心の広い温かい人だというところです。また、きまりについて考えさせてくれるところです。  
 ところで、図書館にライオンなんて、不思議な話ですが、そんな図書館があったらいいなと思って探してみました。見つかりました。もちろん、本物のライオンではありませんが、ニューヨークのブライアント・パークにある ニューヨーク市立図書館(ニューヨークパブリックライブラリー)の正面には二頭のライオン像があるそうです。ちなみに、「としょかんライオン」の本とは全く関係はないそうです。
☆私の話を聞いて子どもたちが書いてくれた感想を紹介します。
○ライオンは助けるために大声を出したのだから許されると思う。
○私が図書館の館長であれば、ライオンが助けてくれたのだから、この後も、ライオンを受け入れてあげようと思った。
○ルールを守ることは大切ですが、だれかを助けるためにはルールを破ってもよいのではないかと思いました。なぜなら、ルールを破れば誰かの命が助かるかもしれないからです。
○ライオンが図書館に来るなんてありえないけれど、なんか面白かった。
○ライオンの像のあるアメリカの図書館に行ってみたい。
○周りのみんなが許してもらえるように説得しにいくというお話だと思いました。きまりがないとみんな自由になってしまって大変なので、やっぱり大切だと思います。
○「大きな声を出さない。」というきまりと図書館の人の命とどっちが大切かといったら、絶対人の命だと私は思います。どんなきまりにだって、例外はあると思います。
○私は館長さんのために体をはって守ろうとするライオンの姿が思い浮かび感動しました。でも、ライオンが優しくできたのはこれまで館長さんが、ライオンに優しくしてきたからではないかと思いました。

朝会の話

 先週、他区の小学生4年生の子の作文を読みました。その子の教室に、友達の悪口を書いた紙切れが落ちていたことについて、自分の考えを書いた作文でした。その子は、教室は自分の家のように、安心できる場所だといいと書いていました。この作文について、大勢の子が自分の考えを教えてくれました。今日は、それらを紹介します。
 「一つの教室に30人もいれば、嫌な人も出てくるかもしれない。でも、それを紙に書いたり、言葉にしたりするのはおかしい。」「みんなと一緒に協力しあっていくことの大切さを改めて実感した。これから後4か月を大切にみんなと助け合っていきたい。」「学校の中で、教室はみんなにとって居心地のよい場所であってほしいと私も思う。そうするには、みんなが努力し、協力しなければならないと思ったし、自然とそんな教室ができるのが一番いいことだと思う。」
 教室を、みんなにとって居心地のよい場所にするためには、みんなが努力し、協力しなければならないということですね。
 さて、ここで、もう一度、考えてほしいのですが、それは、悪口を書いた紙が落ちていなければ安心できる教室と言えるのかどうかということです。
 実は、こんなことがありました。ある教室の前を通りかかったら、「てめえ」とか「おまえ」とか「死ね」等という、怒鳴り声が聞こえてきました。その言葉を聞いたとき、心が痛くなりました。ギュッと苦しくなりました。自分に言われたわけではないけれど、聞いて心が痛くなるような言葉が教室で交わされていることはありませんか。そのような教室は安心できる教室といえるのでしょうか。自分たちの言葉遣いを見直してみましょう。
 また、先日、上履きがなくなってしまった子がいました。その子はどんな思いだったでしょうか。その子も、一緒に探してあげている友達も先生も、きっとつらい気持ちだったことでしょう。
 こんなこともありました。授業中なのに、先生が話しているのにもかかわらず、友達に平気で話しかけているところを見かけました。周りの子は、落ち着いて、安心して、勉強できるのでしょうか。静かに集中して先生の話を聴きたいと思っている子が絶対にいるはずです。教室は休み時間も、授業中も、いつでも、だれにとっても安心して過ごせる場所でなければなりません。
 みなさんの教室はいつでも、だれにとっても安心できる場所に、本当になっていますか。もう一度見直してみてください。もし、一人一人にとって安心できる場所になっていなければ、一人一人の努力とクラスみんなの協力で、誰にとっても安心できる場所にしていきましょう。
☆この話を受けて、6年生が感想を寄せてくれました。紹介します。「安心できるクラスというのは、みんなが楽しくて、きちんと勉強をしたり、遊んだりするクラスだと思う。」「自分が相手を信頼しなければ相手も自分を信頼してくれないと、何かの本に書いてありました。私もそう思います。」「僕も安全な教室をつくり出していこうと思った。クラス全員が実感して実行していくべきだと思う。」「安心できるクラスにしていくためにいろいろ考えていこうと思った。」「今のクラスを少しずつ直していきたいと思った。」「大きな心で人と接すれば良いのだと思う。」「安心して過ごせる教室というものは、人と人との思いやりで保っていけるのだと思う。」「居心地の良い教室とは、みんなが嫌な気持ちにならないように、みんなが気をつける教室だと思う。そういう教室にするには、お互いのことを考えて行動するということが大切だと思う。」
 みんな、よく考えてくれたと思います。
 いつでも、だれにとっても安心できる教室をつくるためには、一人一人の努力とみんなの協力が必要だと気づいてくれました。今年度はあと4か月です。どのクラスの子どもたちも、自分のこと、自分たちのことをふり返ることができたようです。

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