最新更新日:2013/03/25
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ありがとう五反野小学校!さようなら五反野小学校!

おひなさま

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 校庭の梅が一輪、二輪とつぼみを開きはじめました。立春が過ぎても、まだ、寒い日が続いていますが、それでも、少しずつ春の気配が感じられるようになってきました。
 昨日、毎朝、子どもたちの安全を見守ってくださっている地域の方々が、日本間に、おひなさまを飾ってくださいました。これは、その時の写真です。
 一年ぶりのおひなさま。お顔を覆っている薄紙を、一枚ずつ丁寧にはがしました。柔らかい表情に心が和みました。地域の方々が、五反野小学校の子どもたちの健やかな成長を願って飾ってくださったのです。玄関にも飾りました。来校されたときにはぜひ、ご覧ください。(校長)
 

朝会の話

 みなさんに大事なお話があります。
 それは、平成25年、来年の四月から、五反野小学校は千寿第五小学校と一緒になり、新しく一つの学校に生まれ変わるということです。元々このあたりには千寿第五小学校と弘道小学校の二つの学校がありました。今から約六十年前、児童数がどんどん増えて学校を増やすことになり、五反野小学校と弥生小学校ができたのでした。その時、学校をつくるために、たくさんの方が力を注いでくださり、お金も出してくださり、そのおかげで学校ができたことを、以前、お話ししましたね。 
 ところが、今度はだんだんと児童数が減ってきました。その上、校舎が古くなってきました。そこで、五反野小学校と千寿第五小学校の二つを合わせて新しく一つの学校をつくろうということになりました。五反野小学校も千寿第五小学校も新しく生まれ変わるのです。平成25年の4月から新しい学校になります。新しい学校は今の五反野小学校を全部壊してしまって、その後に新しく作ります。平成25年と26年の2年間をかけて、この場所に新しい校舎を建てるのです。新しい校舎ができるまでの間、子どもたちは千寿第五小学校の校舎で、みんな一緒にくらすのです。
 新しい学校ができるということはすばらしいことです。千寿第五小学校の子どもたちと一緒になって一つの学校になれば、友達はたくさん増えます。その上、千寿第五小学校はとても良い学校です。五反野小学校もとても良い学校です。二つの良い学校が一緒になれば足立区で一番良い学校になることでしょう。
 でも、嬉しいことばかりではありません。今ある五反野小学校と千寿第五小学校がなくなってしまうということはさびしいことです。さびしい気持ちはなかなか埋めることができません。これは、千寿第五小学校の子どもたちも同じです。子どもたちだけではなく、みなさんのお父さんやお母さん、おじいさんやおばあさん、地域の方々、千寿第五小学校・五反野小学校を卒業した全ての人たち、千寿第五小学校・五反野小学校が生まれるときから学校のために、子どもたちのためにと力を注いでくださり、学校を見守ってくださった人たちにとって、その学校がなくなってしまうということは、とてもとてもつらく、さびしことなのです。
 その上、心配もあります。新しい学校ですぐに友達になれるかどうか、しばらく今の千寿第五小学校に通うわけですから、遠くなる人もいることでしょう。そういった様々なことが心配になり、今のままの方が良いと思う人もいるかもしれません。でも、このことは、みなさんのお父さんやお母さん、地域の人たち、そして、足立区の教育委員会の人たちがみんなで考えて、子どもたちのために一番いいと思って決めたことです。ですから、問題があったら工夫をして解決していきましょう。みんなで力を合わせて乗り越えていきましょう。千寿第五小学校の子どもたちも五反野小学校の子どもたちも同じこの地域の子どもたちです。みんなで力を合わせて、新しい学校づくりに向けて心の準備をしていきましょう。

朝会の話

 2月4日に音読発表会を行いました。各学年ともに、よく頑張りました。良かったところを中心に感想を話します。
 1年生は、いろはうたを良く覚えました。カルタにしても同じです。たくさん言葉を覚えたことが良かったと思います。
 2年生。始めは難しい百人一首を披露してくれたのでびっくりしました。その後、ぞうさんのかくれんぼでは、大きな声、小さな声、高い声、低い声を織り交ぜながら、表現できました。
 3年生は、声が良く響いて一番きれいな声だと思いました。体操が面白かった。リズミカルでした。
4年生は、百人一首という難しい古典に挑戦しました。詩の中で、「ふるふるふるふる・・・が、今も心に残っています。」
 5年生、竹取物語や平家物語という物語を、今の言葉でも説明してくれました。それが、聞いている人にも分かりやすくて良かったと思います。
 6年生は、リハーサルの時に比べて一番上手になった学年でした。さすが6年生です。内容も難しく、中国の漢詩などを表現していました。中国の文化に触れることができました。
 そして、全校合唱、すばらしい歌声に涙してしまいました。みなさん、ありがとう。

☆2月4日には、全校による音読発表会を行いました。音読発表会は、毎日、パワーアップタイムの時間に練習を積み重ねてきた音読の成果を発表する機会です。どの学年もその学年にふさわしい内容の詩などを探し、発表しました。数日前のリハーサルの時には、まだまだ声が出ていない学年もありました。このまま開催されてしまうのかと、少々心配していたのですが、当日はその心配を全く感じさせない見応え十分の音読発表会となりました。
☆今朝の朝会では、足立区民駅伝大会の入賞、あだちものづくりフェスタ、金管バンド等のたくさんの表彰があり、私の話は極力短くしました。もっともっと、ほめてあげたい音読発表会でした。応援に駆けつけてくださった保護者の皆様、地域の皆様、ありがとうございました。
☆2月4日は、コミュニティ・スクールの活動発表会でもありました。本校は、平成23年の10月より、開かれた学校づくり協議会型コミュニティ・スクールとなりました。学校運営委員長の鴨下様からは主にその点について、開かれた学校づくり協議会長の小林様からは、具体的な活動についての報告をいただきました。私からは、学校経営計画の3つの柱に即して、一年間の様子を具体的にお話しさせていただきました。詳しくは、平成23年度コミュニティ・スクール 五反野小学校 活動報告書をお読みください。

朝会の話〜工夫すること〜

 これは、なんと読みますか。くふうですね。
 先週の月曜日に5年生と一緒に社会科見学に行きました。出発が早く朝会に出られませんでしたので、副校長先生がお話をしてくださいましたね。今みなさんに見せた工夫という字は、その社会科見学で一番心に残ったことでした。
 行った所は、富士重工と、ロッテです。富士重工は、自動車工場です。スバルといえば聞いたことがあるかもしれません。ロッテは、お菓子の工場です。キシリトールガムやコアラのマーチを作っています。
 どちらの工場も、よい品物を速くたくさん作るために、様々な工夫や努力をしていました。工場の中をすばやく動く人や休まずに動き続けるベルトコンベアーなどの機械や大きなロボットに驚きました。コアラのマーチには400種類以上の絵柄があるとは知りませんでした。
 私は工場の見学に行ったわけですけれども、工場で働く人たちばかりではなく、みなさんの家族の人たちも、日常の生活の中で、掃除や洗濯、食事のしたく等毎日忙しく働いています。きっとその中で様々な工夫をしていることでしょう。工夫することによって自分たちの生活を快適に変えていくことができるのです。
 みなさんは、どんなときにどんな工夫をしていますか。私は小学生の頃、掲示係をしたことがありました。そのとき、こんなことを担任の先生から教えていただきました。これは一枚の紙ですが、この一枚の紙から飾りをたくさん作るために、紙を折り重ねて切ることによって、一度に4枚のチューリップを切り抜きました。
 みなさんの学級でも何か工夫をしていることがあると思います。学級での生活をよりよくするために、どんな工夫をしていますか。私に教えてください。そして、みなさんも日常の生活の中で、どんな工夫ができるか考えてみましょう。

☆1月23日、月曜日、5年生の子どもたちと一緒に、社会科見学に行きました。工場見学です。自動車工場では大きなロボットが溶接をこなす様子を見ました。お菓子の工場では、ガムの製造過程を見ました。ベルトコンベアーやロボットなどたくさんの機械が休みなく動く中で感じたことは、こつこつと働く人たちの姿と、人々の積み重ねてきた様々な工夫と地道な努力の成果でした。子どもたちに、日頃の生活の中で工夫することを忘れずに、自分たちの生活をよりよくしていく気持ちを育てていきたいと思います。

朝会の話

 始めに小学六年生の子どもの作文を読みます。
 「ぼくの夢は、一流のプロ野球選手になることです。そのためには、中学、高校で全国大会に出て、活躍しなければなりません。活躍できるようになるには、練習が必要です。ぼくは、その練習には自信があります。ぼくは三歳の時から練習を始めています。三歳から七歳までは、半年位やっていましたが、三年生の時から今までは、三百六十五日中、三百六十日は、激しい練習をやっています。だから、一週間中、友達と遊べる時間は、五時間から六時間の間です。そんなに練習をやっているんだから、必ずプロ野球選手になれると思います。(略)」
 これは、大リーグで活躍しているイチロー選手の、小学六年生の時の作文です。
 みなさんには、どんな夢がありますか?その夢の実現に向けて、どのように努力していますか。
 十四日の土曜日に四年生が二分の一成人式を行いました。普通は二十歳で成人式を行います。その半分の十歳なので、二分の一成人式というわけです。四年生は自分の夢を発表していました。一人一人がよく考えているなあと感心してしまいました。中には、イチロー選手と同じように、スポーツ選手になりたいという夢をもっている子もいました。私は、四年生のみなさんに、「今が大事」という話をしました。イチロー選手の作文の中からも、同じことが分かります。一年三百六十五日として、三百六十日は激しい練習をしているからこそ、夢の実現に自信があるのです。やはり、今の自分を磨いているのです。今の連続が将来に繋がっていくのです。本当に夢を実現させたいと思ったら、今から本気で取り組まなければならないということですね。
 新しい年を迎え、学校が始まり、友達が前と変わってがんばっているなあと感じた人はいませんか。この間まで一緒にふざけていたのに、何だか急に、友達だけ、先に進んでしまったような感覚です。それは、友達が夢や目標に向かって一歩進みはじめたからです。そういう友達こそ、よい友達です。自分だけ取り残された気持ちになって寂しさから、「かっこつけている。」なんて、意地悪を言ってはいけませんよ。友達のよいところを見つけたら素直に認めて、よいことは真似をして、自分も追いつきましょう。そして、次は自分が友達をリードしましょう。そういう友達が大切。悪いことばかり一緒にするようでは友達とはいえません。
 一人ではがんばれないことも、友達と一緒ならがんばれることもあります。夢の実現のためには、本気になること、よい友達をもつことです。今はまだ夢が見つからないという人は、一日に一つでいいから、本気でがんばったといえることをやりましょう。そして、心を強く鍛えましょう。夢が見つかったときに役立つように。
☆二分の一成人式では、一人一人が作文をよみあげました。その中には将来のことばかりでなく、日頃お世話になっている父母への感謝の言葉もたくさんありました。心温まる式でした。

朝会の話

 新しい年を迎えました。「今年はこんなことに挑戦しよう。去年はできなかったから、今年こそがんばろう。」と、気持ちを新たにしていることと思います。新年の目標を立てている人もいることでしょう。
 さて、学校にはみなさんにこんな子どもになってほしいという教育目標があります。「ねばり強く取り組む子」「健康で明るい子」「きまりを守る子」「やさしさと思いやりのある子」の四つです。学校ではこれから始まる1月・2月・3月は、4月から進級・進学する新しい学年の準備をするための大切な時期です。ですから、今、どこまで目標に近づくことができたのか、私は考えてみました。
 ねばり強く取り組む子について考えてみます。すぐに思いつくことは、展覧会に向けての作品作りの姿です。仕上げること、作り上げることは簡単なことではありません。放課後残ってがんばった子がいました。また、漢字と計算のパワーアップテストについてもそうです。学校だけではなく家でもがんばって、難しい漢字を正しく覚え合格した子がいました。
 健康で明るい子について考えてみると、寒さが厳しい今でも、朝校庭で元気に遊ぶ子どもたちがいます。毎朝、信号や門のところに立っていると、声に出して元気に挨拶をする子が増えてきました。嬉しいです。
 きまりを守る子について考えてみますと、12月のボールの使い方のことを思い出します。使ったら元に戻すということは決まり以前のことなのですが、それができずに、使用禁止になってしまいましたね。ほとんどの子どもたちはきちんと守っているのに残念でした。
 最後に、やさしさと思いやりのある子について考えてみます。秋に杉山先生と飼育栽培委員会の子どもたちが大輪の菊の花を育てて、渡り廊下に並べてくれました。歩くときにみんな気をつけて通ってくれたので、ずいぶん長持ちをしました。手で触って花びらを壊してしまうような子は一人もいませんでしたね。地域の方がとてもほめてくださいました。ほかにも、6年生が1年生に4月に入学した頃と変わらず優しくしてくれる姿を、私はたくさん見ています。嬉しいですね。
 このように考えてみると、学校全体としては教育目標に向かってがんばっている様子がたくさん浮かんできますが、みなさん一人一人はどうでしょうか。4月から、みなさんは進級します。6年生は進学して中学生になるのです。「中学に行ったらがんばる。小学生のうちはこのまま楽しく過ごせばいい。」なんていう考えは甘いですよ。どこの小学校でも、この3ヶ月に小学校生活のまとめをしっかりしてきます。勉強も生活態度も見直して、自分を磨いていかなければ、中学校に行ってから慌ててしまいます。この3ヶ月で何ができるか、12月までの自分から一歩進んで、変わりましょう。一生懸命やりましょう。失敗してもいいのです。一生懸命やる自分や友達の姿がたくさん見られる五反野小学校にしましょう。

よい年をお迎えください

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 平成23年が間もなく終わります。ふり返ると、いろいろなことがありました。みなさん一人一人にとっても、日本全国にとっても、楽しいことばかりではなく、辛いこと、悲しいことがありました。でも、みんなの努力によって、少しずつ、少しずつ、一歩ずつ、一歩ずつ、前進しています。来年がみんなにとってよい年になるとよいと思っています。
 さて、これは、輪飾りです。輪飾りは、悪いことやよくないことを清めるために、お正月に玄関や台所など、家の大切なところに飾ります。以前、朝会で米の話をしました。秋には、学校でバケツの中で育てた稲をみなさんに見せました。あのときの稲がこれです。米粒は雀が食べてしまいましたが、わらを主事さんが大切にとっておいてくれました。それで、しめ縄を作りました。最初は私が自分で作るつもりでしたが、わらをなうことができなくて、主事さんに教えていただきました。結局ほとんど主事さんに作っていただきました。
 輪飾りは、しめ縄に、ゆずりはやだいだいなど、縁起のよい物をあしらって作ることが多いのですが、今回は、全部五反野小学校にあるものを使いました。松の葉とナンテンです。付け方は小田先生に教えていただきました。
 来年も、みなさんが元気に過ごせるようにという願いをこめて、五反野小学校の玄関に飾ります。どうぞ、みなさん、よい年を迎えてください。
 最後にお知らせです。学校の2階の廊下に、ハッピーツリーが飾ってあります。これは、みなさんのお母さんやお父さん、地域の方々が、みなさんのよいところや、がんばっているところを見つけてカードに書いて飾ってくださったツリーです。嬉しいですね。昨日の朝、数えたら、35枚よいカードが貼ってありました。どんなことが書いてあるのか、ぜひ、見てください。

朝会の話

 12月17日、18日に梅島小学校であだち子どもものづくりフェスタが行われ、見に行きました。行った人はいますか?先月五反野小学校で行った、展覧会を思い浮かべてみましょう。あのような感じです。1000点以上の作品が梅島小学校の体育館に並んでいました。五反野小学校からも、夏休みに作った作品や展覧会に出した作品の中から選ばれた代表の作品が展示されていました。
 会場には、スライム作りのコーナーや鉄道模型で遊ぶコーナー、モーター、ガラスのキーホルダー、万華鏡などを作るコーナーなどもありました。パソコンを組み立てるコーナーもありました。
 実は、足立区はものづくりがとても盛んな区なのです。ものづくりに関係する会社や工場などが多くあります。例えば、靴、かばん、みなさんの使っているランドセルもそうです。また、江戸刺繍、木版画、彫刻などの伝統工芸品も数多くあります。足立区にはものづくりの歴史や伝統が古くから守られてきたのです。
 さて、「ものづくり」は「こころづくり」とも言われます。それは、なぜでしょうか。考えてみてください。
 最後にお知らせです。今日19日から22日まで、足立区役所で、足立のものづくり展が開催されます。時間のある人は行ってみましょう。

朝会の話

 本を紹介します。題名は「としょかんライオン」です。この本は、五反野小学校の図書室で見つけました。
 あらすじをお話します。図書館はきまりを守れば誰でも入ることができる場所です。ある日、図書館に大きなライオンがやって来ました。いつも静かな図書館に、大きなライオンがやってきて、みんなはあわててしまいます。図書館長のメリウェザーさんは、きまりを守ればライオンも図書館に入ってよいと認めてくれました。お行儀のいいライオンは、すぐにみんなと仲良しになりました。ところが、ある日、図書館では大きな声を出さないというきまりをライオンは、破ってしまうのです。それは、けがをしたメリウェザーさんを助けるために大声を出して人に知らせるためだったのですが、きまりを破ったライオンは図書館を去ってしまいます。さて、この続きはどうなったでしょう。みなさんで想像してみてください。
 このお話でわたしが気に入ったのは、メリウェザーさんが、厳しいけれど、誰でも分け隔てなく受け入れてくれる、心の広い温かい人だというところです。また、きまりについて考えさせてくれるところです。  
 ところで、図書館にライオンなんて、不思議な話ですが、そんな図書館があったらいいなと思って探してみました。見つかりました。もちろん、本物のライオンではありませんが、ニューヨークのブライアント・パークにある ニューヨーク市立図書館(ニューヨークパブリックライブラリー)の正面には二頭のライオン像があるそうです。ちなみに、「としょかんライオン」の本とは全く関係はないそうです。
☆私の話を聞いて子どもたちが書いてくれた感想を紹介します。
○ライオンは助けるために大声を出したのだから許されると思う。
○私が図書館の館長であれば、ライオンが助けてくれたのだから、この後も、ライオンを受け入れてあげようと思った。
○ルールを守ることは大切ですが、だれかを助けるためにはルールを破ってもよいのではないかと思いました。なぜなら、ルールを破れば誰かの命が助かるかもしれないからです。
○ライオンが図書館に来るなんてありえないけれど、なんか面白かった。
○ライオンの像のあるアメリカの図書館に行ってみたい。
○周りのみんなが許してもらえるように説得しにいくというお話だと思いました。きまりがないとみんな自由になってしまって大変なので、やっぱり大切だと思います。
○「大きな声を出さない。」というきまりと図書館の人の命とどっちが大切かといったら、絶対人の命だと私は思います。どんなきまりにだって、例外はあると思います。
○私は館長さんのために体をはって守ろうとするライオンの姿が思い浮かび感動しました。でも、ライオンが優しくできたのはこれまで館長さんが、ライオンに優しくしてきたからではないかと思いました。

朝会の話

 先週、他区の小学生4年生の子の作文を読みました。その子の教室に、友達の悪口を書いた紙切れが落ちていたことについて、自分の考えを書いた作文でした。その子は、教室は自分の家のように、安心できる場所だといいと書いていました。この作文について、大勢の子が自分の考えを教えてくれました。今日は、それらを紹介します。
 「一つの教室に30人もいれば、嫌な人も出てくるかもしれない。でも、それを紙に書いたり、言葉にしたりするのはおかしい。」「みんなと一緒に協力しあっていくことの大切さを改めて実感した。これから後4か月を大切にみんなと助け合っていきたい。」「学校の中で、教室はみんなにとって居心地のよい場所であってほしいと私も思う。そうするには、みんなが努力し、協力しなければならないと思ったし、自然とそんな教室ができるのが一番いいことだと思う。」
 教室を、みんなにとって居心地のよい場所にするためには、みんなが努力し、協力しなければならないということですね。
 さて、ここで、もう一度、考えてほしいのですが、それは、悪口を書いた紙が落ちていなければ安心できる教室と言えるのかどうかということです。
 実は、こんなことがありました。ある教室の前を通りかかったら、「てめえ」とか「おまえ」とか「死ね」等という、怒鳴り声が聞こえてきました。その言葉を聞いたとき、心が痛くなりました。ギュッと苦しくなりました。自分に言われたわけではないけれど、聞いて心が痛くなるような言葉が教室で交わされていることはありませんか。そのような教室は安心できる教室といえるのでしょうか。自分たちの言葉遣いを見直してみましょう。
 また、先日、上履きがなくなってしまった子がいました。その子はどんな思いだったでしょうか。その子も、一緒に探してあげている友達も先生も、きっとつらい気持ちだったことでしょう。
 こんなこともありました。授業中なのに、先生が話しているのにもかかわらず、友達に平気で話しかけているところを見かけました。周りの子は、落ち着いて、安心して、勉強できるのでしょうか。静かに集中して先生の話を聴きたいと思っている子が絶対にいるはずです。教室は休み時間も、授業中も、いつでも、だれにとっても安心して過ごせる場所でなければなりません。
 みなさんの教室はいつでも、だれにとっても安心できる場所に、本当になっていますか。もう一度見直してみてください。もし、一人一人にとって安心できる場所になっていなければ、一人一人の努力とクラスみんなの協力で、誰にとっても安心できる場所にしていきましょう。
☆この話を受けて、6年生が感想を寄せてくれました。紹介します。「安心できるクラスというのは、みんなが楽しくて、きちんと勉強をしたり、遊んだりするクラスだと思う。」「自分が相手を信頼しなければ相手も自分を信頼してくれないと、何かの本に書いてありました。私もそう思います。」「僕も安全な教室をつくり出していこうと思った。クラス全員が実感して実行していくべきだと思う。」「安心できるクラスにしていくためにいろいろ考えていこうと思った。」「今のクラスを少しずつ直していきたいと思った。」「大きな心で人と接すれば良いのだと思う。」「安心して過ごせる教室というものは、人と人との思いやりで保っていけるのだと思う。」「居心地の良い教室とは、みんなが嫌な気持ちにならないように、みんなが気をつける教室だと思う。そういう教室にするには、お互いのことを考えて行動するということが大切だと思う。」
 みんな、よく考えてくれたと思います。
 いつでも、だれにとっても安心できる教室をつくるためには、一人一人の努力とみんなの協力が必要だと気づいてくれました。今年度はあと4か月です。どのクラスの子どもたちも、自分のこと、自分たちのことをふり返ることができたようです。

朝会の話

 今日は、文京区の小学4年生の書いた作文を紹介します。
 みなさんには、これを聴いて、よく考えてほしいなと思っています。どんな感想をもつでしょうか。また、自分だったらどうするのでしょうか。よく考えながら、最後まで聴いてください。(作文の紹介)

☆作文の題名は「だれにでも 安心できる場所」です。文京区の小学4年生が書いた作文です。内容を簡単に紹介いたします。その子の教室で、ある子の悪口を書いた紙切れが落ちていたことから、教室とはいったいみんなにとってどんな場所なのかと、その子は考えました。そして、教室は学校の家のような場所だから、教室に入ると心がほっとして、「ただいま。」と言えるくらいの場所だといいという内容です。最後には、友達に不満がある人は正直に話し、一方、友達に自分の悪いところを指摘された子は素直に聞いて、どうすればよいか考えてみようと呼びかけています。
五反野小学校の子どもたち一人一人にとって、教室はどんな場所になっているのかなと考えます。どの子にとっても安心できる場所であることを私は願います。
 子どもたちの声が集まりましたら、後日紹介させていただきます。

朝会の話

 11月23日は、勤労感謝の日です。「勤労を尊び、生産を祝い、国民互いに感謝しあう日」というのが、その意味です。勤労感謝の日は、1948年に制定されましたが、それ以前は新嘗祭と呼ばれる農作物に感謝の恵みを感じる日でした。
 新嘗とは、その年に収穫された新しい穀物のことをいいます。国民を代表して、天皇が農作物の恵みに感謝をする日を新嘗祭といいました。祝日法で定めることにより、以前の農作物の恵みに感謝をする日から、勤労を尊ぶ日と変更しました。勤労、すなわち、働くことを尊ぶのはなぜかというと、働くことによって農作物が収穫できるということに限らず、働くことによっていろいろな研究を深めたり、文化を創造したりすることができ、国民の生活が豊かになり、発展していくからです。
 みなさんは、誰に対して、また、どのようなことに対して、感謝の気持ちをもち、それをどのように表現しますか?
 私のうちでは、昨日、久しぶりに、家族5人がそろって夕食を一緒にとることができました。以前は、家族そろってご飯を食べることが当たり前でしたが、それぞれに仕事が忙しくて、朝も夜もほとんど一緒に食べることができなくなってしまいました。土曜日や日曜日もそれぞれに仕事や用事があるので、一緒には食べられないのです。ところが、昨日は久しぶりに家族全員がそろいました。そこで、少し早いのですが、勤労感謝の日のお祝いをしました。我が家ではお祝いの日は手巻き寿司と決まっているので、みんなで手巻き寿司を作って食べました。そして、家族みんなが元気に働くことができること、一緒にご飯を食べられることに感謝しました。
 みなさんにとって、勤労感謝の日は、どのような日になるのでしょうか。自分の身の回りにいる人たちに自分から先に、感謝の心をもてたらいいなと思います。また、当たり前のことが当たり前にできることに感謝できたらいいなと思います。

☆気が付いたら、我が家では、家族が一緒に食事をすることは、当たり前のようで当たり前のことではなくなっていました。これからは、家族で過ごす時間を大切にしたいと思いました。

朝会の話

 昨日、五反野小学校の校庭で、避難所運営訓練を行いました。学校が、避難所になるという訓練です。避難所という言葉を聞いたことがあると思います。3月11日にあった東日本大震災のとき、小学校や中学校などが、地域の人たちの避難する場所となり、安全が確かめられて、落ち着いて住むところが決まるまで、寝泊りをする場所となるのです。
 これから先、みなさんが住む場所でも、大きな地震が来ないとも限りません。ですから、避難訓練はとても大切なのです。そこに、5年生と6年生の子供たち合計30人ほどが地域の大人の人に混じってお手伝いをしてくれました。校庭に埋まっているトイレを掘り起こしたり、ブルーシートを敷いたりしてくれました。その後、消防庁の方から心肺蘇生法といって、倒れた人を助ける方法や人口呼吸法、AEDの使い方等を教わりました。消火器を使って火を消す訓練に参加した人もいました。また、自衛隊が来ていたので、自衛隊が人を助けるときに使う道具を使わせてもらったり、中には、訓練車に乗せてもらったりする人もいました。とてもよい体験になったことと思います。人工呼吸や心臓マッサージのやり方を教えてもらうとき、はじめは少し照れくさかったようでしたが、だんだんと真剣な表情になって、がんばっていました。いざというときに、どれだけ力を発揮できるかが大切です。地域の大人の人たちとともに働いて役に立つことができる5年生・6年生です。見ていて頼もしく思いました。
 みなさんは、今は小学生ですが、一生懸命勉強をするのは、なぜでしょう。自分の夢をかなえるため、いつもみんなを育ててくださっているお父さんやお母さんや家族の人たちに恩返しをするためです。でも、それだけではなく、大人になったら、この町のために役に立つ人になるためです。人の役に立つ仕事するためです。今年、避難所運営訓練に出られなかった人は、来年は是非おうちの人と一緒に参加しましょう。

 ☆毎年行っている避難所運営訓練ですが、今年から、子どもたちをボランティアとして参加させたいと、年度当初から考えておりました。はじめは6年生の子どもたちに参加させたいと考えておりましたが、道徳でボランティアについて学んだ5年生も参加することになりました。5年生と6年生の教員も全員参加してくれました。期待に応えてくれた子どもたちの姿をうれしく思いました。
 子どもたちを優しく迎え、時間がかかってもトイレの設置に参加させてくださった地域の方々、丁寧にそして熱心に心肺蘇生法や消火器の扱いを教えてくださった東京消防庁の方々、人を救助するための道具を実際に使わせてくださった自衛隊の方々に感謝いたします。子どもたちにとって、貴重な体験の場となりました。ありがとうございました。 

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朝会の話

 先週、子どもたちに問題を出しました。ペットボトルの中に、マツボックリを入れたマラカスを見せて、「いったい、どのようにしてこのマツボックリをペットボトルの中に入れたのでしょう。」という問題でした。たくさんの回答が寄せられました。紹介します。
 大きく分けて、5つありました。「マツボックリを小さくする方法」「ペットボトルを切ったり穴を開けたりする方法」「ペットボトルの中で種から育てる方法」「マツボックリを分解して入れて、ペットボトルの中で、組み立てる方法」「油や石鹸を使って入れやすくする方法」です。
 はじめの「マツボックリを小さくする方法」にもいろいろな考え方がありました。「水につけて小さくする方法」「お湯に入れて暖めて小さくする方法」「冷たく冷やして小さくする方法」「太陽に当てて小さくする方法」です。
 次の「ペットボトルに細工をする方法」にもいろいろな考え方がありました。「ペットボトルを切る方法」「ペットボトルに穴を開ける方法」「ペットボトルの口を暖めて口を大きくする方法」です。
 3年生には、一人で、九つも方法を考えた子がいました。4年生には、調べ方を書いた子がいました。インターネットで「ペットボトル、水」で調べたそうです。5年生には、絵と文で大変分かりやすく説明することができた子がいました。校長室の近くの廊下に掲示してあります。6年生には、なぜそうなるのか、マツボックリの性質を書いて説明してくれた子がいました。 
 そして、2年生には、予想したことを実際に試して、見せに来た子がいました。   
 正解は、水に浸して小さくして入れたのです。でも、普通のペットボトルでは入りませんでした。めんつゆのペットボトルのほうが口が広いので、それを使いました。入れたら、風の当たるところにおいて、よく乾かしますが、私は、ドライヤーも使いました。
 では、なぜ、水に浸すと小さくすぼむのでしょうか。それは、マツボックリは、晴れた日に、かさを開いて種をとばすからです。たくさん遠くに飛ばして仲間を増やすのです。雨の日には、種を飛ばすことはできません。だからかさを閉じてすぼんでしまうのです。仲間を増やすための工夫です。
 全部で137人の人が、答えを提出してくれました。いろいろな考え方が出てきました。みんなよく考えました。あっていなかった人も、自分の考えをもつことができたことがすばらしいです。一番感心してしまったことは、考えたことを実際にやってみた人がいたことです。自分で予想を立ててみたら、実際に試してみることが大切です。そうすると、頭ではわかっていても、実際にやってみると、そう簡単にはいかないことがあることが分かってきます。
☆ 問題を解決していくときには、「まず、よく見て観察し、自分の経験したことや似たような事象から考えて予想を立て、実際にやってみて確かめること」を身に付けさせたいと思っています。

朝会の話

 1年生からリースを借りてきました。きれいですね。朝顔の茎やつるを丸めて輪を作り、そこに秋の実、どんぐりや松ぼっくり(まつかさ)を飾って作ったのですね。朝顔の花が咲いて実ができて、種を取って終わりではなく、茎やつるを使ってリースを作ったアイディアがいいですね。1年生のみなさん、貸してくれてどうもありがとう。
 私はどんぐりと松ぼっくり(まつかさ)を見つけてマラカスを作りました。これは、ペットボトルの中に、どんぐりや松ぼっくり(まつかさ)を入れてみたものです。どんぐりはペットボトルを逆さまにすると出てきますが、おやおや、松ぼっくり(まつかさ)は出てきません。それは、そうですね。中に入っている松ぼっくり(まつかさ)の方が、ペットボトルの口より大きいので、つかえてしまって出てこないのです。
 さて、ここで、問題です。いったい、私はどのようにしてこの松ぼっくり(まつかさ)をペットボトルの中に入れたのでしょう。一人で考えてもいいし、友達と相談してもいいです。家の人と相談してもいいですよ。答えを考えた人は、答えを書く紙を担任の先生からいただいて、校長室に持ってきてください。答えは来週発表する予定です。

☆秋深くなりました。紅葉のたよりも、あちこちから聞かれます。学校では1年生が朝顔の茎やつるを使ってリースを作りました。それを見ていて私も何か作ってみたくなりました。そこで、マラカスを作りました。ペットボトルの中に、ドングリを入れたのと、松ぼっくり(まつかさ)を入れたのと2種類作りました。松ぼっくり(まつかさ)のもつ性質を使ってペットボトルの中に入れたのですが、いったいどうやってペットボトルの中に、松ぼっくりを入れたのかクイズを出すと、朝会の後、子どもたちからたくさん回答が寄せられました。それを今、楽しく読ませてもらっています。発表は来週です。

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中学校体験

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 6年生が、足立区立第十一中学校で中学校体験をさせていただきました。はじめに、体育館で、校長先生から中学生としての心構えを教えていただきました。その後、授業や部活動を見たり体験したりする機会をいただきました。中学校生活への目標や期待を抱くことができたことでしょう。後5ヶ月の小学校生活を充実したものにしていきたいと、子どもたちは気持ちを新たにすることができ、貴重な体験となりました。(校長)

朝会の話「開校記念日」

 10月28日は、五反野小学校の開校記念日です。開校記念日に伴い、五反野小学校の歴史を調べてみました。
 五反野小学校ができたのは、今から59年前、昭和27年9月1日でした。それまで、この地域の子どもたちは、弘道小学校と千寿第五小学校に通っていました。その頃2校は、それぞれ1700人、1500人というマンモス校でした。第二次世界大戦という大きな戦争が終わり、地方に疎開していた人や戦地から引き上げてきた人によって人口は急にふくれあがりました。そのため、子どももどんどん増え、教室が足りなくて、午前と午後に子どもを入れ替える二部授業をしていました。それでは、子どもたちが十分に勉強することができないので、二部授業をなくすため、弘道小学校と千寿第五小学校の間に学校をつくろうということになったのです。そして、弥生小学校と五反野小学校ができたのです。
 五反野小学校のあるところは、古くは弥五郎新田といって、江戸時代から続いてきた土地です。古くから五反野の土地を耕し、守ってきた人たちは子どもたちによい教育を受けさせたいと、自分たちの土地を提供してくれたのです。
 始めは校舎はあっても、門がなかったり、中身がそろっていなかったりしたそうです。保護者のみなさんや地域の方々の応援によって少しずつ、学校に必要なものがそろってきたそうです。
 はじめて体育館ができたのは、昭和35年。雨の日でも運動ができるようにと、地域のみんながお金を出し合って作ってくれたそうです。
 そして、今年、創立59年を迎えます。来年は、創立60周年記念の年です。みなさんの五反野小学校は古くから五反野に住む多くの人たちの力によって造られ、守られ、発展してきたのです。これからも、ますます発展していくことでしょう。もう少し詳しいことは11月の学校便りで書きますので、家の人と一緒に読んでください。

朝会の話「連合運動会」

10月13日(木)
 6年生が連合運動会に出場しました。連合運動会というのは、この近くにある5つの学校の6年生が集まって、日頃の練習の成果を発揮して運動会をすることです。5つの学校とは、弘道小学校、弘道第一小学校、弥生小学校、千寿第五小学校、そして、五反野小学校です。
 五反野小学校の6年生一人一人は、緊張しているようにも見えましたが、スタートラインに立ったときのその姿は、頼もしく思えました。まっすぐ前を、自分の進む方向を見つめるその時、いったいどんな気持ちだったのでしょうか。100メートル走でゴールした瞬間、ハードル走で、ハードルを倒してしまった瞬間、走り高跳びでバーを越えた瞬間、越えたと思ったけれどバーが体に触れて落ちてしまった瞬間、走り幅跳びで踏み切ったときの足の感覚、持久走でぐんぐんスピードを上げたとき頬にあたる風、リレーでバトンを受け取り次の人に確実に手渡すまでの使命感、責任感、ついに抜いてテープを切った瞬間、一つ一つの場面、自分の姿、そのときの気持ちをよく思い出してほしい、忘れないでほしいと思います。どれもこれもほんの一瞬ですが、自分が行動した確かな瞬間です。出場できなかった人にはそれなりの心の葛藤があったことでしょう。
 6年生のみなさんに、課題を出します。連合運動会での経験を短い言葉一言で言うとどうなるのか、ぜひ、考えてほしいと思います。喜びに満ちた歓喜なのか、もっとこうしたかったという後悔なのか、みんなで達成したチームワークなのか、それぞれの思いをきちんと整理して、次の取組、勉強やスポーツ、ボランティアなどにつなげてください。
1年生から5年生までのみなさんは、6年生のために応援してくれましたね。ありがとう。五反野小学校の6年生は、学校の代表としてよくがんばり、よい成績を残したことをここに、お知らせします。

☆入賞した種目と記録を発表します。  
○男子  100メートル走   第3位 (15秒9)
○男子 1000メートル走   第2位(3分45秒)、 第3位(3分48秒)
○女子  800メートル走   第5位(3分24秒)、 第6位(3分29秒)
○男子走り高跳び        第1位(120センチ)
○女子走り高跳び        第1位(118センチ) 第6位(110センチ)
○男子走り幅跳び        第1位(4メートル10センチ)
                第3位(3メートル90センチ)
                第6位(3メートル58センチ)
○女子走り幅跳び        第5位(3メートル15センチ)
○男子800メートルリレー   第1位(2分22秒)
○女子800メートルリレー   第2位(2分33秒)

道徳授業地区公開講座

 10月15日(土)道徳授業地区公開講座を行いました。風雨の強い日にもかかわらず、大勢の保護者の皆様、地域の皆様にお越しいただきまして、ありがとうございました。
 五反野小学校では、学校経営計画の中の重点的な取組事項の一つとして「心の教育の充実」を進めております。6月にも道徳授業の公開をいたしました。今回は二回目になります。前回と異なりますのは、意見交換会を実施したことと、全学年・全学級に地域・保護者の方をゲストティーチャーとしてお迎えしたことです。
 意見交換会には、30名弱の方々にお集まりいただきました。はじめに、私から、今年の9月に東京都教育委員会で発行された「東京の子供たちの豊かな心を育むために」というリーフレットをもとに、子どもたちの健全育成のためには、学校・家庭・地域の三者が共通理解を図ることが必要であることをお話しさせていただきました。次に、ゲストティーチャーを務めてくださった方から、授業の感想をうかがいました。その中で、子どもたちは挨拶をしているつもりでも、こちらには伝わらないことがあることが分かりました。また、子どもたちの真剣に聞いて考える様子を見て、ゲストティーチャーの方御自身も振り替える機会となったことをお話ししてくださいました。
 その後、各学年に分かれて意見交換を行いました。学年毎に紹介させていただきます。
☆1年:「ことばづかい」
 入学してから、いろいろな刺激を受けて、たくさんの言葉を覚えてきた。その中には良い言葉も聞きづらい言葉もある。使い分けができるようになってほしい。
☆2年:「ものを大切にする」
 鉛筆と消しゴムを大事にすることについては、家でもよく言われるのだろう。短くなったらキャップを付けるとか、転がらないように決められた所に置くとかして大事にしている。ティッシュなども必要な分だけ使うように話している。電気や水などの使い方も同じだと思う。気をつけるようになってほしい。
☆3年:「あいさつ・感謝」
 マナーの教育が大切だと思う。たてまえではみんな仲よくというが、本音では少し違うところもある。その点をどのように子どもたちに話していくのかが、難しい時がある。
☆4年:「伝統・文化」
 授業は祭り囃子の体験ができる、よい機会となった。男女それぞれのグループ化が見られるようになった。男女が対立しないようにしたい。言葉遣いが気になることがある。あいさつについては小声のこともある。
☆5年:「ボランティア」
 相手のニーズに合わせてボランティアをすることが大切であることが分かった。だんだんと勉強を教えるのが難しくなっている。これからも、子どもとのコミュニケーションを大切にするよう心がけたい。
☆6年:「目標に向かって生きる」
 少しずつ、親離れが進んできたように思う。友達をとても大事にしている。連合運動会では感動する場面がたくさんあった。どの子も、ゲストティーチャーの話を真剣に聞いていた。
 最後に、各学年で話し合われたことを、全体の場で発表していただきました。司会者からは「学校では見えない子どもたちの姿を、意見交換会を通して知ることができ、充実した意見交換会になりました。」というまとめの話がありました。
 これからも、学校・家庭・地域社会の三者が子どもたちのことを話し合う場、機会を積極的につくっていきたいと思います。
 終わりになりましたが、早朝より、受付のお手伝いをしてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。(校長)

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いろいろな見方や考え方

 今日から後期が始まります。気持ちは整っていますか?新しい気持ちで後期のスタートをきることが、できそうですか?
 まだ、心機一転、気持ちを切り替えることが難しいという人に、頭と心の体操をします。
 ものの見方や考え方を鍛えるのです。よく聞いてください。
 この箱にお饅頭が5個入っています。2個食べました。残りは3個ですが、この状態をどのように説明すればよいでしょうか。
 まず、「お饅頭が3個ある。」と言えます。
 次に、「お饅頭が2個ない。」とも言えます。
 これは、見方をかえた言い方ですね。「ある」と「ない」とは、反対の言葉ですが、この場合は、同じ状態を意味しています。
 今度は、考え方をかえてみます。
私は、「お饅頭が、まだ、3個あります。」と言いました。
でも、副校長先生は、「お饅頭は、もう、3個しかありません。」と言いました。同じ状態を言い表しているのですが、とらえ方、考え方が違います。
 いろいろな見方や考え方ができるということです。
 後期は、物事をよく見たりよく考えたりして、いろいろなものの見方や考え方のできる頭と心を鍛えましょう。

☆実はこれは、人にも当てはまるのではないかと思います。
 短所だと思っていたことが、実は長所と言えることがあるかもしれません。いろいろな見方や考え方のできる頭と心を鍛えることは、互いに理解し合い、よりより人間関係を築いていく上で必要なことだと思います。
 後期も一人一人の子どもたちの健やかな成長を願い、教職員一同、力を尽くします。
 ご協力の程、よろしくお願いいたします。

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