今年度、一年間ありがとうございました。卒業・進級おめでとうございます。充実した春休みを過ごし、4月からまた元気に学習、運動にかんばりましょう

【校長日記】 韮山反射炉の謎

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昨日の記事で、かねてからの疑問が解決しましたと書きました。

そうしたら、かねてからの疑問とはどんな疑問ですか?と質問をいただきました。
良い質問です。さっそくお答えします。

その疑問とは、Q なぜこんな条件の悪いところに造ったの?という疑問です。

反射炉とは、簡単に言えば製鉄所の炉と同じです。
製鉄所は必ず海の近くにありますね。
なぜなら、原料となる鉄鉱石や石炭、また、製品も船の方が運びやすいからです。

伊豆半島は基本的に山です。
当時はトラックもありません。
なのに、なぜ、製鉄所みたいなものをこの韮山に造ったのでしょうか?

これが行ってみてわかりました。

この反射炉を造ったのが、幕末の偉人の一人、
韮山代官 江川英龍


英龍は、1840年(天保11年)のアヘン戦争に危機感を覚え、海防政策の一つとして、大砲を鋳造するために必要な反射炉の建設を訴えました。

そして、1853年(嘉永6年)の黒船来航を受けて、江戸幕府直営の反射炉として築造が決定されました。

やはり、初めは海の近くの、伊豆下田に築造を開始しました。
当然、鉄の原料や製品の運搬に便利なためです。

しかし、翌1854年(安政元年)、下田に入港したアメリカ合衆国のマシュー・ペリー艦隊の水兵が敷地内に侵入しました。アメリカに情報が漏れたのです。
幕府は、アメリカに敵意のないことを示すために、建造を中止します。

それでは英龍は収まりません。

そこで、江川英龍の地元である伊豆韮山に、密かに建造場所を変更したのです。
1855年(安政2年)、江川英龍が死去すると、跡を継いだ息子の江川英敏が築造を進め、1857年(安政4年)に完成した。

立地条件としては良くないのには、そんな理由があったのです。

ここで鋳造した大砲は、江戸湾のお台場に設置されました。

右下の写真の像が江川英龍です。

今日の給食は・・・特集は「唐辛子」

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今日の給食を紹介します。
ビビンバ、キムチ和え、わかめスープ、ご飯、牛乳

センターからのメッセージは
キムチは白菜などの野菜、塩、唐辛子、魚介の塩辛、ニンニクを使った韓国の漬け物で、もともとは朝鮮半島の冬の厳寒期に備えた保存食として作られました。

今日の特集は唐辛子です。


それでは問題です。
世界の唐辛子類(乾) 生産量 国別ランキング。

Q 唐辛子類(乾)の国別生産量第1位は? 2014年

※ 香辛料用の唐辛子類で、主に粉末状に挽いて出荷されるものです。

正解は?

答えはこちら!

なかよし広場のサクラ

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春の日差しの中、なかよし広場のサクラは6部咲き程度でしょうか?

今週木曜日の卒業式を祝福してくれています。


今日の長放課は・・・・

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今日の長放課(2時間目後の休み時間)の様子です。

先週は寒い日が多かったのですが、今日は日差しも温かく、気温も上がりつつあります。

西運動場も多くの子で賑わっていました。

Before After

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少しでもより良くするために、できることをやっています。

今年から形式が変わったために、演台を使うことになりました。
しかし、Before は、傷や穴もありました。
そこで修理していただきました。
それが After です。

卒業式当日には、演台にもご注目を!

【校長日記】 最後の朝礼

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今日は今年度最後の朝礼をテレビで行いました。

テーマは「私の尊敬する人」です。
私は、尊敬する人の一人として、伊能忠敬を挙げました。

彼は小さい頃から星が好きな少年でしたが、伊能家に養子に入ります。
伊能家は、もともとは酒や醤油の醸造、貸し金業などでとても大きな名家でしたが、衰退しかけていました。
それを忠敬は立て直し、米の売買も始めて大成功を収めます。
3億円の資産を、70億円まで増やしたと言われています。

忠敬は、息子に早く後を継がせたかったのですが許可がおりません。49歳でやっと許可がおります。
そして、50歳で江戸に出て、19歳年下の天文学者 高橋至時(よしとき)に弟子入りします。
もともと星が好きではあったのですが、本格的な勉強は初めてです。
そして、55歳で、蝦夷地(北海道)の測量を開始します。

彼は、なぜ測量したかったのでしょうか?

それは、地球の大きさを知りたかったためなのです。
小さい頃からの夢でもありました。

江戸から蝦夷地までの正確な距離と緯度・経度が分かれば、地球の大きさを計算することができるのです。

そのついでに、地図を作成したのです。
あくまでもついでです。

彼が計算した地球の大きさは、現代の測定と比べても、誤差千分の一程度にしかすぎない正確なのものでした。

忠敬の地図を幕府が見て、その他の地域の地図を作るように命令をしたのです。
忠敬が歩測したのは4千万歩、その距離は3万5千キロ。
移動距離だけなら4万キロ。これは、忠敬が知りたかった地球の大きさです。

「子どもの頃から好きだった天文学を勉強したい!」

この夢を叶えるために、若い頃はしっかりと働き、50歳から勉強を始め、その技術を地図作りで生かした伊能忠敬。
その生き方には、驚きと尊敬の念を抱かずにはいられません。

一生涯学び続け、社会に貢献した忠敬。

そのような人がいたことを知っていてください。


朝礼の後半は、6年生が作成してくれたパネルを紹介しました。

今週中に図書館に飾ります。

【校長日記】 未来年表

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知的好奇心を育てるサイトを紹介しています。今回は、未来年表

この先、世界はどうなるかという予測が書かれています。

上の例は、10年度、30年後の一部を紹介していますが、2017年から2114年まで、毎年予想してあります。

未来を想像しながら見ると楽しめます。
 ここから https://seikatsusoken.jp/futuretimeline/

韮山反射炉に来ています

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世界遺産の韮山反射炉に来ています。
幕末に、列強から守ろうとした当時の人の気概を感じました。
ガイドさんに質問することで、かねてからの疑問が解決しました。

【校長日記】 MOA美術館 −2−

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熱海の海を見下ろす高台の上に立てられたMOA美術館

1月26日に、本校で美術セミナーを開いていただき、収蔵作品の一部である、歌川広重の「東海道五十三次」から「蒲原」「庄野」「四日市」など5点、吉田博の版画作品「弘前城」「雨後の夕」など5点を見せていただきました。

2月5日にリニューアルオープンし、そのお礼を兼ねて今回訪問しました。

本物の迫力も感じますが、見てみないとわからないこともありました。
例えば、昨日紹介した尾形光琳の紅白梅図屏風

右の紅梅が若く、左の白梅が老木と言われています。

(下の写真)右の紅梅には、「青々光琳」という雅号が書かれています。
そして、左の白梅には、「法橋光琳」と。

尾形光琳の戒名は、法橋 緒形 青々堂 光琳です。

頭の「法橋」は僧位の第三位を示す尊称です。中世以降は医師や仏師・絵師・連歌師などにも僧位に準じて称号として与えられました。
光琳は、元禄14年(1701年)に法橋の位を得ています。

紅梅は若い頃の「青々」で若い梅を、白梅は老いた後の「法橋」で老木を、中の川がその歳月を表しているのかもしれません。

これは一例ですが、こうした新しい見方ができるのも、実物を近くで見てわかること。

子供たちにも本物を見せたいものですね。

【校長日記】 THE PAGE ザ・ページ

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今回ご紹介するのは、THE PAGE ザ・ページ

気になるニュースをわかりやすくと説明されています。

この「わかりやすく」が大切です。

ニュースを見ながら、「これってどういうこと?」と聞かれたときに、わかりやすく説明することができれば、子どもの好奇心は育ちます。

ここから https://thepage.jp/

【校長日記】MOA美術館

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熱海のMOA美術館に来ています。
リニューアルして、写真撮影ができるようになりました。
尾形光琳の国宝 紅白梅図屏風 は3月14日まで見ることができます。
本物の迫力を感じます。

【校長日記】 便利な!天声人語風メーカー ver.2.2

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知的好奇心を育てるサイトを紹介しています。

今回は、便利な!天声人語風メーカー ver.2.2

天声人語は朝日新聞の社説です。

「天声人語風メーカー 」の空欄に言葉を入れてみると、天声人語らしくなります。
お遊びのサイトであるのですが、今後、新聞の社説を読むときの論理構成を考えるきっかけになります。

ぜひ試してみてください。

高め合う姿

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今日は5,6年生が合同で卒業式の練習をしました。

6年生が卒業証書をもらう姿を見て、5年生が高まります。
5年生のの歌を聴いて、一段上がったことが感じられました。

その歌を聴いて、6年生の歌がまた一段高まります。

こうして、お互いに刺激し合い高め合うのが、合同で練習をする意味です。

本番が楽しみです。

【校長日記】 農山漁村の郷土料理百選

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知的好奇心を育てるサイトを紹介しています。

今回は、農山漁村の郷土料理百選

知的好奇心に関係ない?

それでは、クイズにします。
郷土料理百選には、ほとんどの県から2つずつ選ばれています。

例えば、
長野県は、信州そば、おやき
三重県は、伊勢うどん、てこね寿司 です。

それでは、
Q 愛知県、岐阜県から選ばれた2つの郷土料理を予想してみましょう!

「おやき」のように、料理というよりは「食べ物」と考えたほうがいいものもあります。

愛知県は順当か・・・、岐阜県は???
答えはこちら!

今日の給食は・・・特集は「ひっつみ」

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今日の給食を紹介します。
サンマのおかか煮、茎ワカメの和えもの、ひっつみ、ご飯、牛乳
センターからのメッセージは
今日は岩手県の郷土料理です。東には太平洋、西には奥羽山脈と自然豊かな県で、その恵みと、先人たちの知恵によって生み出された料理が多いです。

今日の特集はひっつみです。

農林水産省は「農山漁村の郷土料理百選」を選んでいます。
ここから見ることができます。
http://www.rdpc.or.jp/kyoudoryouri100/recipe/selection/1 
ここ選ばれた岩手県の郷土料理が「ひっつみ」です。

小麦粉をこねて薄く伸ばしたものを手でちぎり、鍋の中で季節の野菜とともにだし汁で煮込む料理です。
具やだしは季節によって様々で、旬の川魚やカニ、鶏肉、きのこなどを用います。

「手でちぎる」ことを方言で「ひっつむ」と言うことから、この名がついたようです。そのため、地域によっては「とってなげ」、「はっと」などとも呼ばれます。
あの石川啄木や宮沢賢治も食べた(はずの)岩手県ふるさとの味を味わってみてください。

ありがとう!

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4年生が池の掃除をしてくれています。

「誰に頼まれたの?」の尋ねると
「自分たちでしています。」と返ってきました。

すばらしい!ありがとう!

朝から元気!

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サクラは咲いても、空気は冷たい中、朝から鉄棒にぶら下がっている子どもたちがいます。
また、さっそく鬼ごっこを始めている子、縄跳び、ドッジボールと、それぞれに朝の時間を楽しんでいます。

見ていて元気をもらいました!

正門横のサクラ

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正門横には、サクラが開花しています。

来週には卒業式。

春です!

【校長日記】 ICT活用のために

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昨日は、西部中学校で行われた岩田智文先生の「タブレット講座−一歩先へ−」へ行ってきました。
岩田先生は、ICTの授業活用では最先端の一人だと思います。

基本は「お金をかけない、時間をかけない、無理をしない」

教育は「簡単な準備でより効果的に」が大切です。
そのためにはICTはとても有効な道具です。

私は、朝礼や始業式・終業式には必ずパソコンでプレゼンテーションをします。
その方が、児童にわかりやすく、短時間に、簡単に伝えられるからです。

児童の中には、言語だけの情報では、理解しにくい子がいます。
(大人でもいます。私もそうです。)

これが、映像と文字、そして、音声言語が加わると、理解度は大幅に上がります。
みなさんも経験的におわかりですね。

下の写真には3つの「認知特性」が示されています。
このことです。
みなさんは、どれに近いでしょうか?

このどのタイプの子でもカバーできるのがICTです。
それを、普段の授業にも使っていこうというのが江南市の方針です。

布袋小学校も来年度の2学期からは、学校のICT環境が大きく変わります。
準備をしていきます。

3年生 五条川 植栽活動

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3月7日の1・2組の植栽活動の様子です。
苗の植え方の説明をしっかり聞き、一生懸命活動していますね。
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学校行事
3/15 6年修了式
3/16 第70回卒業式
江南市立布袋小学校
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