２月１７日(木)，学校公開日に，４年生が２分の１成人式を行いました。

４年生は，今年１０才です。１０年後は２０才の成人式。今年は，その２分の１に当たるので，「２分の１成人式」です。

みんなの前で，産まれたときの様子や，将来の夢，１０年後の自分は，等について発表しました。となりは電子黒板で，産まれたばかりのときの写真が映されています。(写真中)

合奏や合唱を発表して，保護者の方々に現在の自分を見ていただきました。

社長さんに，本社を案内していただきました。(写真)

秘密の場所，デザインスタジオでは，もう，龍の陶器を作っていました。来年の干支(えと)ですね。
箱詰めして発送するところまで，見せていただきました。

勉強させていただいたことを元に，４月から，子どもたちも会社作りを始めます。「そぼかい焼き物フェスティバル」は，これから１年かけて準備します。商品の販売は来年になります。よろしくお願いします。

できあがったばかりの招き猫！　ちっちゃな陶器のお人形がぎっしりです。(写真上)

次に本社の方へ移動して，中外陶園の社長さんからお話を聞きました。(写真中)

来年度，祖母懐小学校は，「そぼかい焼き物フェスティバル」を開きます。グループ毎に会社を作り，市場調査をして，売れる商品を考えます。
自分たちで考えた陶器のアイデア商品を，成形・素焼き・上薬付け・本焼き，と行います。そして，相談して値段を付け，販売をします。

そのために，「どんな風にすると，売れる商品が作れるか」「何に注意しているか」などについて，お話をしていただきました。

お話の後で，商品の見学をしました。さっきの工場より，さらにいっぱいの陶器人形が！(写真下)

中外陶園の工場には，輸出用の陶器人形(セト・ノベルティ)がいっぱい飾ってありました。(写真上)
残念ながら，現在作っている作品の中心は，輸出用ではなく国内用で，人形の形も変わっているそうです。

人形の土台部分をきれいにする機械です。(写真中)
上薬(うわぐすり)が底に付いていると，窯で焼くときにくっついてしまいます。それを防ぐために，１つ１つ，土台をみがきます。

１３００度の高温で陶器を焼く，窯です。(写真下)
学校にある窯と同じ形をしていますが，はるかに大きいです。ガスで焼くそうです。

２月１５日(火)に，４年生と５年生が，中外陶園に社会見学に行きました。

最初に，４年生は工場，５年生は会社に分かれ，それぞれ会社の方に説明をしていただきました。

工場では，最初に土練機(どれんき)を見学しました。陶器を焼くときに割れてしまわないように，陶器の土から，余分なものや空気を取り出すそうです。(写真上)

溶かした粘土を石膏の型に詰めて，招き猫を作っています。小さな招き猫がいっぱい！(写真中)

石膏の型から出した粘土に，下絵付けをしています。固まらないようにぐるぐる回っている上薬(うわぐすり)使って，手書きで絵を描いていきます。(写真下)
みんな熱心に説明を聞いて，ちゃんとメモを取っています。