〔昨年の遠足風景〕　　　　　　　　　　〔昨年の運動会での応援合戦〕

　全校４学級(３年生以上は複式)，全校児童２１名の本校では，基本的に同級生は入学してから卒業するまで同じです。
　そこで，少しでも人間関係に新しい風を吹き込み社会性を育むために，縦割り班(なかよし班)活動を組織し，異学年交流を進めています。
　具体的には，全校児童を縦割りで３つの班に分け，「毎日の清掃活動」「週１時間の自然学習の時間での活動」「遠足や運動会などの学校行事」など，１年生から６年生までが一緒になって，年間を通じて様々な活動に取り組んでいます。

　　〔クラブ活動での手合わせ〕　　　　　　　〔校外活動での見守り〕

　本校は，保護者だけでなく，地域の多くの方々にご支援をいただきながら，教育活動を進めています。
　特に，地域の方々には”掛川まちづくり協議会”の中で、掛川小学校「見守りボランティア(地域ボランティア)」を組織していただき，「登下校時の付き添いや校庭周辺の草刈り」，「山菜採りや稲作り・餅つき・クラブ活動・課外活動などへの支援」と，多くの方々に「子どもたちの安全確保と学習活動をより深める」ためのご支援をいただいています。

　　　　　　　　〔田植え〕　　　　　　　　　　　〔山菜天ぷら〕

　本校では，恵まれた自然環境を生かし，生活科や総合的な学習の時間を活用して，毎週１時間「自然学習の時間」を開設し，以下のような内容で全校の縦割り活動として実施しています。
【春】
　●春リンドウ，シデコブシ，シュンランの調査活動　●山菜採り，田植え
　●ギフチョウ，ササユリ，トンボの羽化，水生生物の観察
【夏】
　●クリーン活動　●水生生物の調査活動　●ホタルの観察
【秋】
　●課題中間発表会　●センブリ，リンドウの観察　●森の役割の現地学習
　●稲刈り・脱穀・収穫祭
【冬】
　●森の工作　●森の整備　●枯れ葉スキー　●課題発表会
《年間》　
　○約１ａほどの学校の田んぼで，餅米を中心に稲作を行っています。
　　収穫した餅米を使って収穫祭では餅つきを行い，招待客である地域の方々
　　にも振る舞っています。また，昨年度からイチョン米の栽培も始めました。
　○学校周辺の森を整備し，四季折々の変化を体験しながら環境保護につい
　　て学習しています。