最新更新日:2021/06/29
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勉強の足跡

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テストが終わる度にその教科のノートや問題集が提出され、職員室前のロッカーは写真のような状態です。

提出物の内容を見せてもらいました。繰り返し学習したこと、やり残しが無いように頑張ったことが伺えました。本校には、こうした課題に誠実に取り組む生徒が多いので感心します。

先生たちも、午後からの時間を利用して、これら提出物の点検作業やテストの採点にかかっています。教科の先生から「○○、頑張ってますよ。」と伝えられ、「そうですか。○○よくやっているなあ)と嬉しそうにしている担任の先生が印象的です。

生徒のみなさん、明日は期末の最終日。
残すところ二科目。一生懸命にやり切りましょう。

「コミュニケーション」を学ぶ

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コミュニケーションのとり方と大切さを学ぶために、講師を招いて『グループワーク』を行いました。

今回のグループワークは、教職員が3つのグループに分かれ、一人一人が持ち得た情報(他の人は知らない)を出し合って、正しく一つの地図を完成させるという課題解決作業です。

共通の目的を持ち、協働して事を進める時に必要なことは何か…。

作業をしながら感じたことをまとめると
・チームでは、自分は役割を持った存在であるという意識。
・自分の役目をきちんと果たそうとする使命感と責任感。自助努力の精神。
・自分の情報をきちんと伝える。相手に分かりやすく伝える技術。
・相手の情報をよく聞く姿勢。聞き取る能力。
・自分の内容と比較・整理する。
・全体の進行状況を意識する。進度の確認。
・次の進展に向けて、アイディアを出す。
・チーム内における自分の働き、できることを考える。
・リーダーシップとメンバーシップ
・チーム内の他のメンバーを生かす。
・「おかげさま」の感謝の気持ち
・賞賛
・持ちつ、持たれつ。相互扶助
・ミスはお互い様の寛容さ
・できた喜びを分かち合う


ゲームを楽しみながら完成した地図には、所属メンバーの年齢・男女・経験・個性に応じた特色が出ました。「チーム力」の妙を味わいました。
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祖東の風だより 6月(3号)

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ー心躍る二週間ー
梅雨の中、紫陽花の花が美しく、そして優しげに咲き始めています。
6月に入り、大きな宿泊行事が2つありました。

2年生は5日(火)〜7日(木)まで、若狭湾青少年自然の家と世久見の漁村で二泊三日の野外活動を行いました。好天に恵まれ、豊かな自然の中で「海の活動」を思う存分に楽しむことができました。
とりわけ、全員でカッター船に乗り込み、手にした櫂に心と力を込めて若狭の海を漕ぎきったこと、夜明けの海で漁師さんたちが協働して行う定置網漁を漁船から参観したことは、海の生活ならではの醍醐味があり、思い出に残る貴重な体験となりました。地元の人との温かいふれあい、友だちとの三日間の協同生活から得た一体感と団結力は、これからの学校生活に大きな力になっていくものと信じています。

3年生は12日(火)〜14日(木)まで、東京と伊豆高原で二泊三日の修学旅行を行いました。初日はあいにくの雨となりましたが、修学旅行は生徒たちが心待ちにしていた一大行事であり、かけがえのないこの旅行を生涯の楽しい思い出にしたいという気持ちで臨む態度が随所で見られました。重厚な国会議事堂見学、華やかなディズニーランド遊覧、大勢の人が行き交う東京都内のグループ別研修、ホテル宿泊と伊豆高原でのペンション宿泊、絶好の天候が用意された伊豆の体験学習…多くの生徒たちがよく気を配り、旅を盛り上げていました。それぞれの思い出は心に刻まれるものになったと思います。今後、旅先で友だちと共有した思いを大切にし、先生や仲間とより素晴らしい学級づくりを目指してほしいと思います。

宿泊行事を二つの学年で連続して行い、その生活ぶりを通して、あらためて本校生徒の「よさ」を実感することができました。私にとっても心躍る充実した二週間となりました。保護者の皆さまをはじめ、活動を支えていただいたすべての皆さまに感謝申し上げます。

祖東の風だより 5月(2号)

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5月の「祖東の風だより」です。
『若竹の 伸びゆくごとく 子どもらよ 真直ぐに伸ばせ 身を魂を』

ー三智を得るー
風薫る5月、日増しに山の緑が豊かになり、植物の生長に力強さを感じます。
中学校においては、連休を境に、新しい生活に慣れることを主眼に置いた第1ステージから、本格的な学習や部活動、そして学校行事を進める第2ステージに入りました。学習内容は広がり、高度になります。また、集団活動では規律や協力が今まで以上に求められ、生徒たちはフル回転の生活を始めることになるでしょう。
歌人の島崎藤村は、人の智慧は3つのことから得られるものであると言っています。

― 島崎 藤村 ―
人の世には三智がある
学んで得る 智
人と交わって得る 智
自らの体験によって得る智が それである

学校の学習や部活動・学校行事は、正に『三智』を得るよい機会です。
※「学んで得る智」とは、自らの勉強のこと。※「人と交わって得る智」とは、多くの人とかかわって、人の考え方や行動の仕方から学ぶこと。※「自らの体験によって得る智」とは、体験し、五感を通して学ぶこと。
 
これから、生徒たちにとって少し厳しい生活になると思われますが、「勉強」「人との交流」「体験活動」に目標を持って臨み、困難や辛さにくじけることなく、納得と実感のある三智を得て生きる力を身に付けてほしいと思います。私たちも、生徒がよい三智が得られるよう家庭・地域と連携しながら教育活動の工夫と充実を図ってまいります。

鍛える

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どんよりと曇った空、降りしきる雨…、本格的な梅雨に入ったようです。

16日(土曜日)の学校では、梅雨の時期の重々しさを吹き飛ばすかのように、生徒たちがトレーニングに励んでいました。


夏の大会を目指し、声と汗を出して体を鍛えている姿に、伸びゆく若者のたくましさを感じます。

シーツ一枚の片づけに

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6月5日からの野外活動に向けて、2年生が寝具の扱い方を学んでいました。集団生活においては、物の管理が求められます。写真は、宿泊先での布団やシーツをきちんとたたむ作法を繰り返し練習しているところです。黙々と取り組んでいる様子に感心しました。

「武士道」の著者である新渡戸稲造は、「礼とは、他人の気持ちに対する思いやりを目に見える形で表現すること」と言っています。
シーツ一枚の片づけにも、マナー・モラル・ルールを「ま・も・る(守る)」心、周りの人への心遣いやお世話になる人への感謝の気持ちを持ってかかってほしいと思います。

野外活動は、学校では教わらないことを現地の人や事物から体験的に学ぶ機会ですが、学校で学んだことを実践する場でもあります。2年生のみなさん、若狭の地で『思いやりの心づかい』を見せてくださいね。

「初期対応」の仕方を学ぶ

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学校は、子どもたちの「命」が光るところ。
しかし、集団生活においては、時として思わぬ事が起こり得ます。いざという時に適切な対応ができるよう、学校に救急蘇生の講師を招いて「初期対応の仕方」を研修しました。

この日は、校内で子どもが何らかの原因で意識を失って倒れた場合を想定しました。実際に起きた映像場面を見せてもらいながら、周りにいる者がとるべき行動とその必要性を学びました。状況把握、症状の確認、応急手当の他に、とりわけ時刻と傷病者の様子を記録することがその後の医療行為に影響し、重要であることを教わりました。

傷病者を運搬する方法も訓練しました。
いざという時に備え、こうした「初期対応の仕方」は何度も訓練する必要があります。
夏を迎え、水泳が始まります。心肺蘇生法やAEDの操作の仕方についても、もう一度確認しておきたいと思います。

「宇宙への挑戦」

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2010年4月、スペースシャトル・ディスカバリー号に搭乗した宇宙飛行士:山崎直子氏の講演を聞く機会を得ました。
演題は「自己実現の方法〜宇宙への挑戦〜」。11年間をかけて念願の宇宙飛行士になったこと、宇宙空間での生活、宇宙から観た地球の様子など、貴重な映像資料で具体的にお話してくださいました。

山崎氏の宇宙への関心の始まりは小学生の時に学校で行われた「星を観る会」だったそうです。天体望遠鏡で月のクレーターや土星を観察し、(宇宙ってすごいなあ)と思われたと話されていました。また、中学の理科の勉強で、星も人間も基本的には同じ物質でできていることを知り、宇宙を身近に感じたそうです。

さらに、食堂でインドの女性から不意に声をかけられ、「世界は広いのよ。がんばってね」と伝えられたことが外国への興味をもったきっかけになったそうです。高校時代、テニス部に入って地道に基本練習を繰り返したことも後の宇宙訓練につながり、振り返って考えてみると、いろいろなことが今に関係しているということを述べられました。

山崎氏のお話を聞いていて、幼い頃に本物に触れて学ぶということ、いろいろな人との出会いや経験による「感動」が、その子の未来を拓いていくということをあらためて思いました。
氏からの21世紀を生きる子どもたちに向けてのメッセージは、「答えは最初から決まっていない。自分ができることから、とりあえず一歩を踏みだそう。」ということです。

教師として心にとめておきたい言葉

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教育実習の始まりがオープンスクール日と重なったため、本日29日(火)の実習内容は、主に実習の心構えや学校の概要についてです。

写真は教頭先生から、学校のある地域の説明を聞いているところです。
子どもたちは地域で生活をしており、子どもを知るためには地域のことを知る必要があります。休みの日を利用して通学路を歩き、各小学校区の様子や先日のミニ懇談会でお聞かせいただいた地域の危険箇所等を確かめたいと思います。

校長講話では、教師の心構えとして次の言葉を紹介しました。時折、読み返して教師として心にとめているものです。
実習生の先生には、一つ一つの言葉の大事さを実感できる実習になることを願っています。


「わが教師十戒」   毛涯 章平

一 子どもを、小ばかにするな。教師は無意識のうちに子どもを、目下の者として見てしまう。子どもは、一個の人格として対等である。

二 規則や権威で、子どもを四方からふさいでしまうな。必ず一方を開けてやれ。さもないと、子どもの心が窒息し、枯渇する。

三 近くに来て、自分を取り巻く子たちの、その輪の外にいる子に目を向けてやれ。

四 ほめる言葉も、しかる言葉も、真の「愛語」であれ。愛語は、必ず子どもの心にしみいる。

五 暇をつくって子どもと遊んでやれ。そこに、本当の子どもが見えてくる。

六 成果を急ぐな。裏切られても、なお信じて待て。教育は根くらべである。

七 教師の力以上には、子どもは伸びない。精進を怠るな。

八 教師は「晴明」の心を失うな。ときには、ほっとする笑いと、安堵の気持ちをおこさせる心やりを忘れるな。不機嫌・無愛想は、子どもの心を暗くする。

九 子どもに、素直に謝れる教師であれ。過ちは、こちらにもある。

十 外傷は赤チンで治る。教師の与えた心の傷は、どうやって治すつもりか。

第52回瀬戸・尾張旭市中学校陸上競技大会で「限界突破」

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27日(日曜日)に行われた陸上大会では、自己新記録を出せた選手が多くいたようです。これは、全力を尽くし、限界突破ができたということ。その頑張り、レベルアップした選手たちへ、「よくやった!」と拍手を送りたいと思います。また、最後まで自分の高みをめざして頑張り抜いた選手、ひたむきな選手に惜しみない応援を送り続けていた祖東中の生徒たちにも、大きな拍手を送りたいと思います。

そして、大勢の保護者のみなさまからもたくさんの声援やご協力をいただきました。本当にありがとうございました。

下の記録は、6位までに入賞した祖東中の生徒のものです。今後の参考にお知らせします。
<男子>
1年100m…13秒1(第3位)
3年400m…58秒4(第2位)
2年1500m…4分57秒6(第5位)
3000m…10分25秒(第5位)
低400mR…53秒9(第5位)
400mR…50秒7(第6位)
走幅跳…4m66(第4位)
砲丸投…8m50(第2位)

<女子>
2年100m…13秒9(第2位)
3年200m…29秒8(第4位)
低400mR…59秒5(第2位)
400mR…57秒8(第6位)
走高跳…1m15(第2位)
走幅跳…3m72(第5位)
砲丸投…6m35(第6位)

6月に入ると、各学年で大きな行事(野外活動、修学旅行、校外学習)があります。祖東中のチームワークと団結力のよさで、大きな成功体験を得てほしいと願っています。

仲間

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自分のことのように喜んでくれる友がいて、喜びを分かち合えるということ。
喜びを共にできる幸せ。その幸せに勝るものはありません。

よい仲間たちです。
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はきものそろえ

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体育館入り口の靴の整頓。このことは、4月から気になっていたことです。無造作に脱がれている靴を見かけるたびにそろえ直してきました。

部活動見学の日、靴がきちんとそろえられていました。嬉しく思い、撮った写真が上のものです。

「返事」「あいさつ」「はきものそろえ」の3つを正すことで、生活規律が良くなったという実践があります。祖東中の生徒なら、すぐに当たり前にできることになると思います。みんなで心がけていきましょう。


※「靴」に関したお知らせを、昨日メールで送信しました。心当たりのある方は教頭までご連絡ください。

学校生活 心の持ち方

放課になると、教室から賑やかな声が聞かれるようになってきました。新しい友だちとの生活に慣れ、リラックスして談笑している様子が伺えます。反面、言葉遣いの悪さ、生徒間での言い争い、気になる言動も見られ始めています。

学校は勉強をして知識や技術、体力を身に付けることの他、人とのかかわり方を学ぶところ。学級内でのさまざまなことを通して、子どもたちは成長していきます。
よい仲間づくりの基本は次の2点。

◎「自分が (されて) うれしいことを 人にしよう」
●「自分が (されて) いやなことは 人にしない」

一人一人がこの2つのことに心がけ、どのクラスも3Aであってほしい…熱く、明るく、温かい雰囲気に満ちたクラスになってほしいと願っています。
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講演会より

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横浜ブリキのおもちゃ博物館館長であり、よこはま教師塾で教師を目指す人たちを教えている北原照久氏の講演を聞く機会を得ました。
演題は『「夢はかなう きっとかなう』です。※北原氏は、テレビ番組『なんでも鑑定団』に出演され、おもちゃ鑑定をされています。

北原氏は、小学校の頃は優秀な兄たちと比較されて反抗的になり勉強はふるわず、中学校でも学校生活になじめなかったそうです。
しかし、入学できた高校で熱血教師と出会い、生活が180度変わります。

そして、人生に前向きになり、夢を抱き、その夢を実現させていきます。この日の講演は、その過程で得られた『成功哲学』。『夢を実現させる10か条』、「運がよくなる魔法の言葉」や「健康になる魔法の言葉」等、生き方や学校経営において示唆に富むものでした。

講演の中で、特に印象的だったことをまとめて記します。

□親の在り方
中学を退学になった時、「起きたことはしょうがない」「でも、出直しはいつでもできる」「おまえは、本当は優しい子。母さんは知っている」という母の言葉に救われたと述べられました。親として、我が子の何気ない所作からその子の良さを見てとっているか。我が子が本当に困った時に力づけてやれるか、どんなことがあろうと我が子の可能性を信じてあげられるかということを考えさせられました。

□教師との出会い
・「高校一年の1学期の中間テストで60点を取った。そのことを、担任の若い体育のS先生は、(北原、すごいぞ。おまえ、やればできるぞ)と心の底からほめてくれた。それから期末テストまで猛勉強して、平均70点になった。ほめてもらえて、がんばった。がんばったことをほめてもらえた。そして、高校で総代になった。」
教師の愚直さが、北原少年の心に火をつけたのです。生徒のことを自分のことのように喜ぶ先生、先生を兄貴のように慕う北原少年の姿が目に浮かびました。次の言葉が思い出されます。

・平凡な教師は言って聞かせる。
・よい教師は説明する。
・優秀な教師はやってみせる。
・しかし、最高の教師は子どもの心に火をつける。
S先生は、北原少年に最高の教師であり、北原氏はご自身の経験から「教育はどれだけ大きな影響があるか知れない。教育はすごい、先生はすごい」と話されました。

□ものごとのとらえ方・考え方
・夢を熱く、情熱的に、楽しそうに語る。100人いたら、99人聞かなくても、一人は力を貸してくれる。1000人で10人いる。だから、時間はかかっても、たくさんの人に語る。
・夢が実現した後のことを、具体的にイメージすること。入場料はいくらにするとか、内装はどうするとか。そういう、わくわくとしたはっきりとしたイメージを持つと、そっちの方へ行く。
・よくない時は、「難が有る。難が有る」と繰り返す。ひっくり返って「有る難」となる。つまり、「有り難う」。ありがとうという感謝の気持ちを持つと運がよくなる。……


北原氏はこれまでに64冊の本を書かれていられるそうです。終始、明るく、積極的な言葉をポンポンと発する北原氏。その「夢を実現させる成功哲学」を一度読んでみたいと思いました。

母の日

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5月13日は「母の日」。
この日は、アメリカの西バージニア州で、ある女性が亡き母をしのび墓前に白いカーネーションを置いたことが起源だそうです。この風習が広まって、日本やアメリカでは5月の第2日曜日を母の日として祝っています。

歌の紹介

ー石川啄木ー
たはむれに
母を背負いてそのあまり
軽きに泣きて三歩あゆまず
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5月13日の学校

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明るい陽射しが降り注ぐ、穏やかな日となっています。

明日から中間テストが始まるので部活動は休みとなり、学校には祖東中生の姿は見られません。
※ただし、高校生が勉強のことで母校を訪ねて来てくれて、先生と学習中です。(中学の先生を頼りにし、分かるように教えてくれると思って来てくれたのです。生徒から信頼され、慕われることは、教師にとって何より嬉しいことです。)


運動場では、一般の方が野球を楽しんでみえます。
祖東中生は、自宅でテスト勉強に一生懸命取り組んでいることでしょう。
教科書やノートを中心に、学習内容をていねいに見直してほしいと思います。苦手意識のある教科や内容にも、再度あたっておきましょう。

もう一歩の努力がよい結果をもたらしてくれます。みんな、がんばりましょう。


講演より

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11日(金)、常滑市で尾張校長会総会・尾張教育研究会総会が行われ、愛知県教育委員会委員の豊島半七氏より「平成の景気変動と若者の意識変化」と題した記念講演がありました。

豊島氏は、長く入社試験にかかわってこられた経験をもとに、面接時に見受けられた大学生の言動や新入社員の様子を、当時の社会情勢や国内外の経済問題(バブルやサブプライムローン問題等)と関連してお話くださいました。育てた子どもたちのことであり、興味を持って聞きました。

豊島氏が、若者の意識変化として挙げられことは(講演メモより)…
●自分のものでないものに興味がない。大切にしない。人のものだから大切に扱うという考えを持っておらず、人のものだからと雑に扱う。常識がかけ離れてきた。
●はじめて叱られたという子がでてきた。
●保健室利用の目的が、「体のこと」から「心のなやみ」ということを聞き、新入社員に(やはり)と思うところがある。心の病。
●コミュニケーションがとれない。休みをメールで打ってくる。
●周りの目を気にする。ストレスに弱い。
●でも、プライドが高い。仮想的優越感や仮想的有能感を持ち、(自分はすごい)と思っているところがある。
●「ハイ」という返事はよい。一見、よいことを言う。しかし、いざという時に穴をあける。
●大学でサークルとかイベントを立ち上げて集客・集金したことを売りにする者が増えてきた。
●「すみません」と謝れない。
●甘えや怠慢を、いろいろな理由で正当化しようとする。
●若いので三度も四度も聞き直しても許されるのに、一度聞いて、二度目聞きに来ない。
●失敗を避ける。勝てる者やことしか相手にしない。

豊島氏はそういう若者を受け入れ、次のようにエールを送ります。
○小さな失敗を繰り返し、智慧をつけてほしい。
○目的への道は1本ではない。2本、3本とある。
○生きていくうえで、いやなことは避けられないこと。
○集団の中での「妥協」も大切。「おたがいさま」という心持ちを。
○アスリートの夢の裏には、日々の努力の積み重ねがある。
○まじめに、こつこつ進む。
○学生時代は何でも自分で選んできたかもしれないが、社会人になったら、自分が選ばれる側となる。選ばれるかどうかは自分の心がけと日々の仕事の積み重ねでしか得られない。
○笑顔の素敵な子には、悪い子はいない。


総会に来賓として参加されたPTA代表の高島氏からも、「子どもたちは20年後、30年後に地域を担っていく。家庭では親が責任をもってしつけていく。学校でも、先生たちは子どもたちに範を示し、指導していただきたい」という話を伺いました。

社会や家庭が、学校教育に期待することとして大切に受け止めていきたいお話でした。

友情を育もう

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校舎の西側に写真のモニュメントが置いてあり、「友情」というプレートが付けられています。よく似たものが、本山中学校にもあります。手と手をつなぐ形を現しているように見えますが、みなさんはどう思われますか?

どの教室でも、心を寄せ合い、手をつなぎ、「友情」を育んでほしいと思います。
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四ツ葉のクローバーの花開く

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四ツ葉のクローバーの間から、ひょろひょろと伸びてきた茎の先に愛らしいピンク色の花が咲きました。

このクローバーは野原で見られるクローバー(シロツメクサ)とは種類が異なるようです。大きさ、形、色合い…観賞用として適しているように思います。

※四つ葉には、それぞれ「名声」「富」「愛」「健康」という願いがあるそうです。

連休最終日

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昨日までは好天気続きで、日焼けをするほどでした。連休最終日の今日も、現在は晴れていて植え込みのツツジが鮮やかですが、天気は下り坂のようです。

祖東中のみなさん、連休中はやりたいことがたっぷりとできたでしょうか。また、やらなければならないことはやれたでしょうか。明日から学校生活が再開。今日はゆっくりと心身を整えるよう過ごすことがよいでしょう。
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学校行事
4/1 学年始休業日 (〜4日まで)
4/4 入学式準備 (新3年登校)
4/5 入学式・始業式
瀬戸市立祖東中学校
〒489-0835
愛知県瀬戸市中山町1
TEL:0561-82-2244
FAX:0561-82-4229