最新更新日:2024/03/28 | |
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思いの強さある教頭先生は、帰り際 「おみやげは地場産業を用意します。 自分がさがしてきます。」 と話された。 この力強い言葉に、感激する。 また、ある校長先生は、ホテルに私が遅く到着した。到着時刻をお知らせしていなかったのだが、遅い時刻なのにロビーで声をかけられた。私の方が恐縮した。私よりも校長先生の方がお忙しいのは知っているだけに本当に恐縮した。 思いの強さの現れには共通性がある。このような方々とおつきあいでき私は幸せである。 [志水廣の公式ホームページ] リテラシーリテラシーというのは、読み書きの能力と訳される。 コンピュータリテラシーというのは、コンピュータを使いこなす力ということである。 数学リテラシーとか、科学リテラシーとかも言われる。 この延長線で言えば、教職リテラシーといのうがあるかもしれない。 教師としての基礎的な素養であり、実践力である。 この教職リテラシーが明確でないところに、教員養成及び現職教育の不明確さがあると思う。 本来は、教員免許の講義・演習がそれに当たるのだが、これらだけで教職にすぐにつけるかというとなかなかきびしいものがあろう。 教職大学院はこの問題点の打開のために動いている。 こんなことを本日の専門職大学院GPシンポジウムを通じて感じた。 http://www.aichi-edu.ac.jp/kyoiku_kenkyu/kyoiku... [志水廣の公式ホームページ] ミス日本数検の会議に出席してきた。 そのとき、すこし話題にでたのが、17歳の宮田 麻里乃 さんである。 2009年のミス日本だという。 数検を受検して合格しているという。 調べてみたら、彼女の特技は「数学」だという。 http://www.wadaken.net/sbcr/missblog/ 「志水廣の公式ホームページ」 できないことからできないことから、できるようになったこと。 この喜びはとても大きい。 できないことは、算数の問題解決かもしれないし、なわとびかもしれないし、自転車のりかもしれない。 「できない」→「できるようになりたい」→「できた!!」 人は、この瞬間を絶えず求めているのかもしれない。 [志水廣の公式ホームページ] 人間関係は3点が基本数は、1,2,3,・・・と続く。 1がもとになって生成されて数ができてくる。 では、人間社会はいくつが基本か。 1だとひとりぼっち。 2だと、点と点との関係だから、1直線の間柄。 3だと、点が3つで三角形となる。このとき、人間関係で言えば2対1の関係ができてくる。2対1の組み合わせは3通りある。 だから、意味付け復唱法は90度回転法が大事となる。 また、三角形になって初めて面が生まれる。囲むことができるのである。 意味付け復唱法は3点を押さえて、教室に面としての理解の広がりや深まりをもたらしている。 [志水廣の公式ホームページ] バランスと余裕学生が模擬授業をした。高校の現代社会である。 国家の歳入と歳出について発問した。 歳入は88兆、歳出は88兆。 これらの数値を見てバランスがよいと言えますかと発問した。 すると、二人の女性はつぎのように答えた。 「プラスマイナス0だとあぶないです。」 「財布の中にいつも残っていないと・・」 なるほど、確かにそうだ。 入ってくるお金と出で行くお金が同じ金額ということは バランスがとれているようだが心配である。 これを聞きながら、お金を「知識や知恵」に置き換えてみると・・・ また、「心」に置き換えてみると・・・ と考えてみた。バランスがよくても余裕がないといけないのだと思った。 [志水廣の公式ホームページ] 数値化物の程度を表すのに、言葉ではあいまい。 だから、数値で表す必要性がでてくる。 本日、「志水メソッドによる算数授業づくり」が第1位になった。 気持ちの面では、1位と2位の差はかなり大きい。 だから、1位という数値ほど勇気づけられることはない。 素直に喜び、感謝します。 [志水廣の公式ホームページ] 読解力の成長同じ本を読んでも、同じようには理解しない。 つまり、個人差がある。 その人のレベルに応じて読むことができる。 だから、一度読んだからと言って終わったと思ってはいけない。 数年後にもう一度読んでみよう。 あなたのレベルがあがっていたら、深い読みができるかもしれない。 もちろん、この話は、本を読んでいる人を前提としている。 [志水廣の公式ホームページ] 追っかけ志水塾福岡大会のこと。司会のSさんは、講演でのちょっとした私の動作からから、「志水先生は、子どもの目線に立つことの大切さ」を話された。 ○つけ法や意味付け復唱法は、子どもの思考の道筋を授業中に追うことである。 つまり、「追っかけ」である。 だから、子どもも嬉しくなる。 そして、頑張ろうと意欲がわく。 どんどん「追っかけ」で見よう。教師もわくわくするよ。 [志水廣の公式ホームページ] 自分の可能性を信じるには子どもが自分の可能性を信じるには、 たくさんの成功体験が必要である。 この成功体験は、他者からの認知・称賛から自己肯定感が生まれてくる。 だから、○つけ法なんだよね。 自立できるまで、励まして成就させたい。 [志水廣の公式ホームページ] 豊津小学校 志水先生授業研究 アンケート感想を西田珠美先生がまとめられました。一人目の方の感想を紹介します。 「 志水先生の授業を参観させていただき、心が洗われるようでした。長年、授業の進め方について悩んでいました。しかし、自分の実践と結びつくところや、私に足りなかったところが明らかになりました。志水先生は、子どもの発言を価値づけ、算数の言葉に置き換えて、言語化させていらしたところが、私の耳に残りました。また、一人一人に接する姿は心が温まり、胸にじーんときました。さらに、本研究協議会で本校の先生方が熱心で、謙虚な姿勢にただただ頭が下がる思いがしました。本校の校内研究が職員の共同・協同による研究であることがよく分かりました。今日のこのような素晴らしい研究会に参加できたことを心から嬉しく思っています。本当にありがとうございました。」 二人目以降は、下記の文書でごらんください。 ワード 豊津小学校での志水の示範授業及び講演会の感想 感想を西田珠美先生がまとめられました。一人目の方の感想を紹介します。 「 志水先生の授業を参観させていただき、心が洗われるようでした。長年、授業の進め方について悩んでいました。しかし、自分の実践と結びつくところや、私に足りなかったところが明らかになりました。志水先生は、子どもの発言を価値づけ、算数の言葉に置き換えて、言語化させていらしたところが、私の耳に残りました。また、一人一人に接する姿は心が温まり、胸にじーんときました。さらに、本研究協議会で本校の先生方が熱心で、謙虚な姿勢にただただ頭が下がる思いがしました。本校の校内研究が職員の共同・協同による研究であることがよく分かりました。今日のこのような素晴らしい研究会に参加できたことを心から嬉しく思っています。本当にありがとうございました。」 二人目以降は、下記の文書でごらんください。 ワード <swa:ContentLink type="doc" item="16109">http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003/doc/16109/256462.doc 一太郎は、右の配付文書をクリックしてください。 [志水廣の公式ホームページ] 本は働き物1.志水メソッドによる算数の授業づくり 2.「算数科における「定義や定理」集」 二日間で完売しました。 感謝します。 売れたことも嬉しいのですが、作った思いを受け止めてくださったことに深く感謝します。 本は、働き物です。 「はた」を「らく」にします。あなたの仕事を減らします。 また、あなたの心を「楽」にします。楽しませます。 まとめると、「はた」の者を「ラッキー」にさせます。 ありがとうございました。 [志水廣の公式ホームページ] 塾長講演 ○つけ法 プレゼン1週間の限定です。 ダウンロードしてもかまいません。 ご利用ください。 ただし、公の場で利用するときは、「愛知教育大学の志水廣によると」と付け加えてください。 志水塾の塾長講演「○つけ法」について公開します。 1週間の限定です。 ダウンロードしてもかまいません。 ご利用ください。 ただし、公の場で利用するときは、「愛知教育大学の志水廣によると」と付け加えてください。 <swa:ContentLink type="doc" item="16090">http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003/doc/16090/256096.ppt [志水廣の公式ホームページ] 愛は〜を変える愛は子どもを変える、 愛は教師を変える、 愛は学校を変える。 豊津小学校で示範授業をしながら、この思いを強くした。 [志水廣の公式ホームページ] 豊津小学校訪問熱烈歓迎である。(福岡はどこへ言っても熱烈歓迎) 七人の授業診断、師範授業、講演とフルタイムで動いた。 かなりのエネルギーがいる。 でも、一つ一つの授業がおもしろい。だから、診断アドバイスも一人一人異なる。 統一性もあった。 私の診断は、その人らしい授業の創造である。 前日の志水塾には、5名の方が参加、今回の授業でも学習したことをすぐに活用していた。 [志水廣の公式ホームページ] 道筋子どもが問題を解決しているとき、あなたは何を見ているのか。 思考の道筋を読むことが大事である。 これは当たり前。 もう一つの道筋がある。 それは、心の道筋を読むことである。 わくわくして解く子どももいるし、不安そうで解く子どももいる。 この気持ちに寄り添ってみよう。 すると、あなたの声かけが変わってきます。 [志水廣の公式ホームページ] 同じ80点でもAさんは、60点の能力の人ががんばって80点の仕事をした。 Bさんは、90点の人が力をセーブして80点の仕事をした。 同じ80点ではあるが、世間はどちらを評価するか。 それは伸び率で評価する。 Aさんの伸び率はプラス、Bさんの伸び率はマイナス。 同じ80点なんだけれど、大違い。 [志水廣の公式ホームページ] 「志水メソッドによる授業づくり」http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html... はじめに 志水メソッドとは何か。算数数学の授業について、○つけ法・意味付け復唱法をはじめとする指導方法・技術である。では、なぜ、私の研究は、ここに行き着いたか。私は、学級の全ての子どもに算数が「わかる」「できる」ようになってほしいと願って研究してきた。○つけ法や意味付け復唱法は、「わかる」「できる」ことを支援する強力な道具であるからだ。その意味するところは、子どもの思考の外化を促し、外化されたものに対して評価と指導が一体化してできるからである。言い換えると、「確認」と「見届ける」ことを保障するからである。しかも、○をつけると子どもは本当に喜ぶ。意味付け復唱法を使うと、子どもの発言の真意がわかる。 また、問題解決型の授業を構成するためにも、これらの方法が有効だと考えている。新学習指導要領では、思考力・判断力・表現力の育成を掲げているが、○つけ法・意味付け復唱法はこれらに十分役立つ方法である。○つけ法は思考力の源である自力解決を促し、意味付け復唱法は表現力を育成し、コミュニケーションを促していくからである。 ところで、私は、授業力を次の公式で定義している。 授業力={(教材把握力)×(子ども把握力)×(指導技術力)}×(精神エネルギー) この4つの要素があること、しかもかけ算であることの意味を考えてほしい。上のうち一つでも低い数値だと授業力は低くなってしまう。だから、バランスよく伸ばすことが必要である。 ○つけ法や意味付け復唱法は単なる技術ではない。上の公式から考えても技術だけでは授業は成立しない。確かな教材把握力、子ども把握力があって、また愛で育てる精神エネルギーがあってこそ実を結ぶものである。 本書では、志水による○つけ法・意味付け復唱法の理論的な背景と志水メソッドを活用している実践者による報告をまとめたものである。 できるだけ最近の成果を取り入れて執筆・編集した。 立場上、多くの教師の授業を参観し指導している。年間200本は見る。 この人たちが、少しずつ○つけ法や意味付け復唱法を取り入れて、教師の授業力が伸びていく、子どもの問題解決力・表現力が伸びていくことを見てきた。私にとってとても嬉しいことがらである。 この本のベースになったのは、愛知教育大学公開講座である。毎年、6月に実施し、全国から福岡から茨城まで広範囲にわたって土日の2日間の講座に130名近くの方が集まる。地元よりも県外の方の方が多いのが特徴である。内容は、志水メソッドについて講話を中心にして実施している。第1章は、この講話がとてもわかりやすかったので、これを加筆、修正してまとめた。第2章は、志水による最近の研究の成果を述べた。○つけ法・意味付け復唱法についてさらに理解が深まるものと言える。内容的に第一章と重複する箇所があるが、大事な事柄なのであえて削除しなかった。第三章は、志水メソッドの実践報告である。ベースは、公開講座のゲストの講師による研究実践報告である。これらの方に感謝している。 この本では編集部にお願いして、特別にDVDを付録としてつけることにした。○つけ法・意味付け復唱法をわかりやすく志水自身が語ったものである。ぜひともご利用いただきたい。 なお、この本の補足としては、私と長野県岡谷小学校とでつくった『DVD付、算数科:学ぶ喜びを育む学習の創造−志水メソッドとの出会い−』(明治図書)を見てほしい。この本に載せられなかった適用問題定着法や二人対話法が取り上げられている。 最後になったが、ぜひとも、すべての子どもが算数を「わかる」「できる」ようになることを願っている。 平成20年9月28日 愛知教育大学教職大学院 志水 廣 四ない 遺跡物事のいいわけ。 「見ていない」「聞いていない」「知らない」「わからない」 「ない」が4つあるので、ようない遺跡。 「ない」ばかりだと遺跡になりますよ。 *解説 「ようない」の意味 1.よくない 2.必要ない [志水廣の公式ホームページ] 「定義や定理」集:はじめの言葉算数・数学科の授業は問題解決型の授業で構成したい。このことは、筑波大学附属小学校から今日に至るまで揺るぎがない。問題解決型の授業をするためには、子ども一人一人の自力解決の促進と保障、そして子どもの豊かな算数数学的な表現をもとにしたコミュニケーション活動が前提となる。前者は○つけ法で、後者は意味付け復唱法でといのうのが現時点での研究実践の成果である。 特に、授業の上手な教師とそうでない教師との力量の差は、授業で生まれる子どもの言葉をいかにして真意を受け止め、数理にもっていくかである。すなわち、以前から授業中での教師と子どもとのコミュニケーションを分析する中で、算数の言語の大切さに気付き、算数の言語に興味・関心をもっていた。算数の教科書で使われている言葉に興味を持ち、志水ゼミの学生の力を借りて集めて整理した。その成果は、愛知教育大学より『教科書における算数言葉集』を刊行した。 今回、本書が生まれたきっかけは、梅園小学校が岡崎市教育委員会から研究指定を受け、活用力育成にかかわってもととなる算数科の言語力をきちんと整理することから始まった。特に、算数科の授業では、どんな言葉を子どもに言わせたいかを明確にすることが今日求められているという私の助言に梅園小学校が応えてくださった。特に、算数科で「理由」や「方法」を述べようとするためには、「定義」や「定理」が明確でないと使えない。算数の教科書『わくわく算数』(啓林館)の代表的な言葉について「定義」や「定理」を抽出する作業をした。また、実際の授業では、子どもらしい表現が登場するので、この点についての例示を盛り込んだ。その成果は、平成19年の研究発表会にデータをCDにして公表した。 その後、平成20年度に「定義」や「定理」の抽出を教科書の全体に広げて精力的にまとめた。これが、本書である。19年度の下地があったとはいえ、まとめるにあたって神尾校長先生のもとで梅園小学校の職員が精力的に動いてくださった。厚く厚く感謝したい。 現在、新学習指導要領も告示され、算数科では、「表現力」の育成が目標に新たに追加された。この定義や定理集は、子どもの言語表現をサポートするものとして、とても貴重な資料と言える。今回、愛知教育大学よりブックレットとして刊行できることは時機を得たものと言えよう。ぜひとも教師が正しい定義と定理を知って授業で使って、子どもに使わせていただいたい。 本書は、教材研究の基になる資料である。授業で使う用語について教科書ではどのように定義しているかを知ることによって、算数の授業がより正確な言語表現がなされていく。ぜひとも、教室に1冊手元において辞書的に利用していただきたい。 平成20年2月吉日 愛知教育大学 志水 廣 「志水 廣の公式ホームページ」 |
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