最新更新日:2024/04/30
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応急処置

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10/22 今日のひとこと
危機管理のときは、応急処置が必要である。
患者が今、出血多量の状態ならばとりあえず出血を止めることである。
落ち着いた平常な状態に戻すことが急務である。

このときは、いつもの理論は通じない。
教育の世界で言えば、考える授業を大切になんて言っていられない。
中学校の授業でがさがさした状態の授業の回復について述べてみる。

まず聞く態度ができていない。まして、考える態度などできるはずもない。
こんなときは、まず、聞くことの大切さから始めることである。
教師は聞いてほしいと言わねばならないし、聞くと良い結果があるということも知らせ、体験させることである。

15分教えたあと、すぐにミニテストをしてもよい。
話を聞いたら聞いた分だけ得だという意識を育てることである。

授業は50分を2コマ、または3コマ分割方式にすることである。
教師の方で1時間の時間を2コマに分けて話したり、作業させたりすれば落ち着く。
だらだらとえんえんと終わりのない話を、もっといえば生徒にとってつまらない話をするから、生徒は苦痛となって反乱する。
短い時間で成就感をもたせることである。

今の荒れた状態は、結果の姿である。
荒れた原因があって、その結果起きた現象である。
今までと同じことをやっていて治るはずもない。
10/19付けの「今日のひとこと」のM先生の改善行動に見られるように「部分肯定」である。
2コマに分けて1コマ良ければほめることができる。
50分間全部をよくすることを考えるからつらくなる。
教師も生徒もつらくなる。
希望の光を見いだすまで粘ってほしい。
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文章題克服のために

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10/21 今日のひとこと
ある講演会で、先取り学習の話をしたら、校長先生から文章題克服のための手だてがあるという。
それは、文章題を学習する前日に「問題文をノートに写させておく」ということである。
すると、翌日の授業では、なぜかわからないが、解決が以前よりも進みやすいという。

先取り学習では、前日または当日に本時の内容の一部を先に予習する。
問題をノートに写させる方法は、場面のイメージが膨らむ及び脳は考え出すということであろう。

試してみてほしい。
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同じ現象なのに

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10/20 今日のひとこと
子どもが退屈している2つの授業があった。

一方は、子どもが集中できない授業であった。
教師が子どもを連続的に興味を引きつけることができない授業であった。

もう一方は、一見すると集中していないのだが、よく見ると、一部の子どもは活発に発言している。子どもは興味がある。だから発言している。だけど、教師はその情報量の多さと速さについていけない。

どちらの授業についても言えることは、教師のテンポが遅すぎるということである。
テンポ良くやるということは、教師の頭ではわかっていても、そういう訓練をしないとできない。
では、テンポさえよければいいかというとそうでもない。
教師が勝手に進むというテンポでは授業は成立しない。
子どもの反応をつかみつつ、テンポ良くすることである。
教師に求められるのは、子どもの反応に対する認知の速さである。そして、その次の行動の一手を素早く判断できて、行動することである。
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全否定からの脱却

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10/19 今日のひとこと
中学校の数学の授業中に、ぽつりと「わかった」とつぶやいた。
ええっ?!
質問してみると、本当にわかっていた。
このとき、教師はふるえた。
本当に「わかった」という声がもれた瞬間に立ち会った。
ベテランのM先生にとっては、感動的なことであった。
この後、その子は少しずつではあるが変容していった。

何をやっても分からない。分からなかった子ども達。
全否定の中で生きてきた子ども達。

これをM先生は、部分肯定の精神と具体的な行動でうち破った。
M先生は言った。
<人として、勉強が「わかる」ということは、生きる力となる。>

<みんなと同じ場所で学んでいる。
 このとき、勉強がわからないことは、非常につらいことである。>

M先生は、昨年、志水関係の講座に東京からわざわざこられた。静岡にも来られた。茨城にも来られた。
そんな中で、講座での彼女の学びは「部分肯定」だったという。
○付け法も意味付け復唱法も部分肯定の精神から生まれた道具である。

はじめから完全にできる子どもは少ない。
教育は、部分肯定から出発して、一歩でも完全になるようにという道のりだと考える。

「先生の数学の授業は好き」だと彼女は子ども達から言われている。
みなさんもそんな授業を目指してほしい。
いつか「分かった」とぽつりとつぶやく日が来る。
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熱心な会

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10/18 今日のひとこと
食育で熱心な研究会に参加した。
有料の会である。
参加者がみんな講師の話に聞き入っている。
メモもとる。

この真剣さはどこから生まれるのか。
共感できる人たちが集まっているのだろう。
生きる上で、健康を考えることは「いのち」をつなぐことの要。

教育って、何をつないでいるのだろうか。
これを考える人が真の教師である。
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岡山で特別公開授業3 参観者の感想

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幸せな感覚   落合康子先生

志水先生

長いお付き合いをさせていただいているのに、志水先生の生の授業を見せていただくのは初めてでした。本当に感動しました。これまでの「授業」に対する自分の考えが、ひっくり返ってしまったような気分です。それは、「どうしよう」と頭を抱える状況ではなく「目の前が開けてくるような、幸せな感覚」と言ったほうがピッタリの気分です。
「私は、こんな授業がしたかったんだなあ」と心から思いました。この嬉しい感覚が、志水先生の授業のどこから生まれてきているのか、志水先生の授業の1時間をもう一度振り返りながら、自分なりに考えてみたいという思いに駆られています。

★ まるで音楽のようだ
授業が終わった直後の感想です。
「リズム感のある授業」
私は、そのことをかなり勘違いしていたようです。「リズム感のある授業」というのを、全体にテンポの良い授業とイメージしている自分がいました。もちろん、テンポよく授業が進行することはよいことですが、今日の志水先生の授業を観ていて、リズム感は、子供の分かりの中に生まれてこそ意味があるということに気づかされたのです。それは、子供の分かりのリズムに合せるということでした。
・・・・
以下は、こちら。授業の様子が詳しく記述されています。
幸せな感覚   落合康子先生 志水先生 長いお付き合いをさせていただいているのに、志水先生の生の授業を見せていただくのは初めてでした。本当に感動しました。これまでの「授業」に対する自分の考えが、ひっくり返ってしまったような気分です。それは、「どうしよう」と頭を抱える状況ではなく「目の前が開けてくるような、幸せな感覚」と言ったほうがピッタリの気分です。 「私は、こんな授業がしたかったんだなあ」と心から思いました。この嬉しい感覚が、志水先生の授業のどこから生まれてきているのか、志水先生の授業の1時間をもう一度振り返りながら、自分なりに考えてみたいという思いに駆られています。 ★ まるで音楽のようだ 授業が終わった直後の感想です。 「リズム感のある授業」 私は、そのことをかなり勘違いしていたようです。「リズム感のある授業」というのを、全体にテンポの良い授業とイメージしている自分がいました。もちろん、テンポよく授業が進行することはよいことですが、今日の志水先生の授業を観ていて、リズム感は、子供の分かりの中に生まれてこそ意味があるということに気づかされたのです。それは、子供の分かりのリズムに合せるということでした。 ・・・・ 以下は、こちら。授業の様子が詳しく記述されています。 <swa:ContentLink type="doc" item="25871">http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003/doc/25871/483801.doc
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(正確に言うと、初めてではない。高嶺小学校のときに示範授業をした。久ぷりに参観されたという意味だろう。)

岡山での特別公開授業2 参観者の感想

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佐山小学校 西 祐子先生より岡山での授業参観の感想が届きました。紹介します。


 「感想を述べます。

1 教材について
 教材について改めて志水先生からお話を伺えて良かったです。
今まであっさりと教科書通り進みがちでした。
三角形を切ることを数パターンを扱ったら、かなり深まる教材だと思いました。
ちゃんと教材研究したらもっと楽しく授業できるものってたくさんあるだろうな、と反省です。

2 愛のある授業について
 御牧でも岡山でも気になる子どものことを最後まで取り上げよう、活躍させようという気概が参観している者にも伝わりました。
感想でもどなたかがおっしゃっていましたが、ちゃんと友だちの話を聞かなければだめだと厳しく指導されつつも後のフォローを考えておられる姿勢は教師であれば見習わなければならないことだと感じました。

3 2回見たことについて
 御牧の授業後であったので、細かいステップや指示を改善されていたことが興味深かったです。子ども達の反応も少し違うのですが、ライブ感たっぷり、それぞれのドラマもあり、実際に見せていただくことはやはり勉強になると実感です。
ありがとうございました。」



小学校算数教育全国大会 岡山で特別公開授業

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10月16日 岡山市立三勲小学校において小学校算数教育全国大会が開催された。
1500名ほど集まったという。

志水は特別公開授業をした。第2学年の「三角形と四角形」の三角形の2分割について行った。
80名近くの参観者の中で、教師も子どもたちもよくがんばった。
後半に行くにつれて盛り上がる授業となった。
最近、じわっと攻める授業をしたかった。余裕をもってできたと思う。
私の知り合いの方も多くかけつけてくださった。応援団としてとてもありがたかった。

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地図の精度

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10/17 今日のひとこと
何かを始めるときには、入念な準備をする。
ドライブするときには、道順を地図で調べる。
その地図の精度がとても大切である。

グーグルの地図で考えて見ればよい。
荒い地図なのか、精密な地図なのかによって、安心と安全が決まってくる。

研究授業をするときには、学習指導案を書くことは当然である。
その精度が問題である。
略案→細案→TC形式でシナリオ化。この順にそって精度が異なる。

その上で、授業シミュレーションをすればさらに精度が高まる。
このような努力なしに授業がうまくなろうというのは、虫が良すぎる。
何を目指してどこまで準備するのか。
当然のことである。
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いつもツイテイル

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10/16 今日のひとこと
今日も仕事があって嬉しいな。

ツイテイルことは、さらにツキを呼ぶ。

でも、ツイテイナイときは、どう思うか。
ツイテイナイ後は、ついていることが来るのに決まっている。
つまり、ついていないときもついている。

だから、どんなときでもツイテイル。
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たった1回の指名

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10/15 今日のひとこと
気持ちが乗らない子供を指名した。
ドキドキしながら発表を見守った。
うまく発表できた。

そこから、彼は俄然パワーアップ。
最後まで意欲的になった。

たった一回の指名で、その後の意欲が変わった。
なぜなら、発表が成功したからだ。

できない子どもだと始めからあきらめてはいけない。
できるものだと思い、できるようにしてやり、できる場を与えてあげたい。
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この後何が残ったか

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10/13 今日のひとこと
研究発表会のシーズンである。
いつも思うことだが、研究発表会はお祭りである。学芸会である。
だから、練習や準備が大切。

問題は、その後だ。研究発表会の後に何が残ったかである。
その結果、その教科の授業をするのがおっくうになっていないか?
問題解決型授業は、翌年その学校に行けばほとんど跡かけらもない。
悲しむべき状態である。
こんなことを私はやりたくないので、派手なことを助言するのはやめた。
10年前にやめた。

大切なことは、普段着の授業でやるべきことが残ったかどうかである。
授業は毎日連続している。毎日続けてやると、子どもに力がつくことである。
○付け法、意味付け復唱法、適用問題定着法、本読み計算は普段着で使えること。
私にとっては、これらが残ってほしいことである。
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思いこみの呪縛

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10/13 今日のひとこと

昨日、算数の問題を解いていた。
すると、どうも答えがおかしい。
別の解き方で解いてみた。それと、答えが異なる。

電卓でやってもだめ。
とうとうあきらめて、時間をおいた。
すると、数値の見誤りだった。
勘違いの数値を代入していた。
ああよかった。
気がついて。

思いこみとは恐ろしい。
頭を冷やすと修正すべきところがわかった。

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研究授業を見る目のレベル

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10/12 今日のひとこと
授業をうまくなるには、他の人の授業を見ること、そして、真似ることが大切。

そのとき、授業を見る目がどの程度あるかが問題である。

単に、掲示物や大きなアクシションだけに目がいく人。
授業者と子どもとの交流に目がいく人。

その交流も、なぜこのことに授業者はこだわっているのか。
また、どのように切り返したのか。
子どもたちの反応はどうだったのか。

授業者の発言の真意、子どもの発言の真意などが読みとることができるレベル。
ここまでいくのにかなりの年数がかかる。

真剣に授業に向き合い悩んだ分だけ、その目が確かなものとなる。
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やりたいと思ったら第一歩

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10/11 今日のひとこと
やりたいと思ったら、第一歩を歩み始める。

たいていの場合は、やりたいと思う。そこで、「でもね・・・」と考え込んでしまう。
これが大きなブレーキとなる。

夢を実現したければ、考えないの。まず、動くの。
より夢の実現が速い人は、やりたいと思ったら「歩む」というよりも「走り始める」
だから、もっと速く実現してしまう。
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都合良くいく

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10/10 今日のひとこと
会議日とお休み(木曜日)が重なった。(土曜日が出勤なので木曜日がお休みである)
困ったなあと思っていたら、突然メールが飛び込んできて、会議の議長の予定が変更となり、会議日がずれた。ずれた日は、出勤日だから、予定は空けてある。
だから、出席可能となった。
上司の都合で変更になったので、大助かり。
ツイテイル。

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円で結ぶ

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10/10 今日のひとこと
人間関係で「結び」は、とても重要なこと。
誰と結ばれるかによって、その後の人生が変わる。
天の働きかけで結ばれたことを「運」とか「ツキ」という。
結ばれると「縁」となる。

では、人為的に結ぶ縁はあるかというと、これが「円」なのである。
円は、○である。
○付け法である。
対象が子どもであれ、大人であれ、○付け法をする行為が、
「私は、あなたと縁を結んだのですよ」というメッセージである。
あなたの良いところは、ここですねと認めて○を付ける。
これが○付け法である。長所伸展法が根底にある。
まさに、「円」が「縁」を結び付ける。

たった一つの○が、縁結びになる。
だから、大事に○付け法を行いたい。
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シンクロニシティ

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10/9 今日のひとこと

広島県三次市立和田小学校の研究発表会の前日、新尾道から車で40分間で世羅町に入って宿泊した。
夜に、世羅町の人達、福山の人達と懇親会をした。
広島県での顧問学校の歴史をみなさんと、振り返った。

世羅町の小学校には十年間にわたって指導した。
「あの頃、Fさんという中堅の元気な男の先生がいたよなあ。ぼくは好きだったよ」 と話した。 同席した人のお友達だという。

そして、あくる日。朝、世羅を出発して1時間くらいで、三次市に入った。
美術館で奥田幻宗氏の絵を見た。山の色の赤が光っていた。絵からでてくるすごいエネルギーを感じた。

つぎに、隣の施設であるワイナリーに立ち寄った。三次市には10数回来ているがワイナリーは、初めてであった。観光は初めてである。終日、仕事であった。

さて、入り口を入ると小学生に囲まれた。
三年生がきて質問をした。観光客に質問があるという。
「どこから来たのですか」「 愛知県から」と答えた。
そして、5秒後、「あら、志水先生ではないですか」という声。
なんとF先生が現れた。角刈りの風貌はあまり変わらない。
「今、三次市に勤めております。施設見学に来ました」という。
F先生は、三年生の担任であった。
子ども達に、私のことを話してくれた。「算数の先生で、あまりのあるわり算の教え方を習ったんだよ」と話された。
数分間。昔話に花が咲いた。

まさに、 偶然の出会いであった。
転勤して隣の市の小学校にお勤めならばまず会うことはない。
私がワイナリーに行くのが、ほんの5分間ずれるだけでも会えない。確率的には0に等しい。
びっくりした。前日に、F先生のことを話題にしたからかもしれない。
シンクロニシティを感じた。

出会いたければ、思ってみること。
声に出してみることだ。
イメージは何かを引き寄せることは間違いないようだ。
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新刊 365日の算数授業づくりガイドブック 第7位

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10/8  第7位 新刊紹介

10/2
『365日の算数授業づくりガイドブック』
志水廣・前川公一編著
北九州市立門司中央小学校著
明治図書

http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html...
9/23自宅に届きました。
とうとうできました。
門司中央小学校にかかわって4年。
わかりやすい算数指導のこつが満載。学校全体で取り組みたい!子どもを算数好きにする57の技。志水メソッドはもちろんのこと、学び合いの仕方にまで技をひろう。
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自信から生まれる笑顔

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10/8 今日のひとこと
自信なんだなあ。
自信は顔に現れる。
笑顔になる。
教師は、笑顔で子どもと対峙するので、子どもが思いっきり頑張ろうとする。
いいもんだなあ。
笑顔の裏に大きな愛を感じた。
和田小学校の授業を見て思った。
特に吉岡先生の笑顔は素敵だった。写真にとれなかったのが残念。
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