最新更新日:2024/03/29
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新規「授業力アップわくわくクラブ」サロン会員のご案内  新規「授業力アップわくわくクラブ」サロン会員のご案内 

○付け法への招待68 ○×法

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電話で講演の依頼がくる。
志水のことをよく分からない人からの依頼のときにこんな会話がある。
「ああ、志水先生ですか。講演をお願いしたいのですが。○×法と復習法について話してほしいのですが」
という。
思わず、この人の依頼はいい加減だなあと思ってしまう。
「○付け法は○だけで、×はつけない。復習法とはなんぞや?それは、復唱法だろ」
と言い返したくなる。

さて、なぜ、○付け法では、×をつけないのか。
単純に言えば、「×」というのをつけられて嬉しい子どもはいないからである。
だから、志水式では、「×」から「○」になる指導がそこにはなされなければならない。

もっと根元的な理由がある。「×」は「罰」である気持ちが含まれているからである。言い換えると、そこには、咎める気持ちが根底にある。
はじめはできなくて当たり前ではないか。それを咎めてどうするのか。
咎めないで指導するのが教師の役割りである。
だから、○を増やしていく方法としたいのである。
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○付け法への招待67 子どもの言葉?教師の言葉?

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三年前、茨城県の石崎小学校と一緒に本を作った。
書名は、『○つけ法の奇跡』(明治図書)であった。この副題は、「どうせできね−もんからの脱却」であった。
この言葉は、実際に石崎小学校の子どもが授業中に発した言葉であった。
この言葉に対して教師集団は立ち上がり、見事に「できる」子どもたちに巣立った。
私も2年前に石崎小学校で示範授業をさせていただが、子ども達の力の付き方ははんぱではなかった。
本当に、「どうせできね−もん」と発言したのだろうかと思わざるをえなかった。
石崎小学校の変容ぶりに本当におどろかされた。
だから、書名に「軌跡」と「奇跡」をかけて、「奇跡」の方を書名に付けた。

さて、「どうせできね−もん」の発言は教師の発言の場合もある。
教師達が投げ出してしまう発言である。
どうせこの子達はできねえから・・・と発言してしまうのである。
この地域は悪いからと親の前では言わないが、心の底では思っている。

教育の面白いところは、潜在的可能性にある。
子ども達は、教師から励まされれば、また、わかりやすく教えてくれれば、伸びるのである。
大学に来てから、多くの学校を救ってきた。
私の顧問学校の多くは、問題点があるから私に頼みに来るのである。
そして、その学校に合わせた処方箋を示して教師達に頑張ってもらうのである。
だから、伸びていく。
○付け法をはじめとする志水メソッドは、改善のための愛で育てる精神をベースにした道具である。

どうせできないと言う言葉を発する前に、「できるところはどこだろうか」という言葉を発してほしい。それをあきらめずに実践していったところに、可能性が開くのである。
この可能性とは、子どもの可能性であり、なおかつ教師の可能性でもある。
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参考図書
『○付け法の奇跡』
http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-537928-1
『「愛」で育てる算数・数学の授業』
http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-539315-7

ほしいけれど

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3/18 今日のひとこと
人からプレゼントはほしい。
でも、プレゼントをあげるのはいや。

これが人の気持ちの一部にある。

その理由は、お金がかかるからか。
いやそうではない。

あげたくない人は、笑顔さえもあげない。
無料なのに、あげたくない。

だから、お金の問題ではない。
本質的に、気持ちの問題である。

さて、その性分を理解した上で、どうすればよいか。
あげればよいのである。
すると、人はぴっくりする。
そして、喜ぶ。
この効果は絶大である。
だって、あげる人がいない中で、あげたんだから。

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○付け法への招待66 現場教師の悩み

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現場教師の悩みは、子どもたちのふたこぶラクダの分布である。
できる子どもに合わせると授業はどんどん進むが、できない子どもはついてこれない。
反対に、できない子どもに合わせると、できる子どもは退屈する。
一斉指導の本来もつ宿命である。

この悩み解決のために、少人数学習(均等割または習熟度別編成)、TT、グループ学習による学び合い学習などか工夫されてきた。
どれかが正しいというわけではない。
うまい教師は、授業中に双方に対して細かい気配りをしている。

その上で、どの子どもにも学力を保証したいのならば、できない子どもの手立ては考えたい。だからせめて○つけをして、できたかどうかの確認をして欲しい。
そうすれば最低ラインの到達度は保証できよう。
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強制出力の場

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3/17 今日のひとこと
昨年4月ら始めたことがある。
それは、メールブック「悠愉」の発行と談話会である。

「悠愉」には毎月3本の原稿を提供している。また、編集作業も毎月ある。
談話会は大学で志水哲学を語る会を行っている。

どちらも強制的な出力の場である。
ささやかではあるが、1年間継続すると、結構、成果が見えてきている。

毎月やるとなると、結構、頭と体を使う。でも、場があるからこそ、頭と体は進化する。
場があると、覚悟は決まる。
みなさんも強制出力の場をもたれると成長の足かがりになる。ぜひ、お薦めしたい。
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平成24年度 「授業力アップわくわくクラブ」新規会員 募集中

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只今、平成24年度 「授業力アップわくわくクラブ」新規会員の募集中です。

志水 廣先生と「共に」行動する意志のある方、この指と〜まれ!
扉を開けて、いざ志水ワンダーランドへ・・・

関心のある方は、こちらをクリックしてください。

http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/data/2370003/...

会の趣旨、特典などの説明及び申し込み方法が記載されています。
(募集期間を延長します)

参考 2012年3月号「悠愉」の目次はこちら


会の趣旨、特典などの説明及び申し込み方法が記載されています。
(募集期間を延長します)

参考 2012年3月号「悠愉」の目次はこちら
http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003...


[授業力アップわくわくクラブ事務局]

教師力の差

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3/14 今日のひとこと
研修の場は公平に与えられている。
でも、新任教師になって半年もしないうちに教師力の差が生まれる。
ちゃんと聞けば伸びる。なのに聞かない。
教える人はただで教えてくれる。
なのにちゃんと聞かないし,また感謝もしない。
ちゃんと聞いて実行しなさいと言いたいね。
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ホットタイム

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3/13 今日のひとこと
10分間分の休憩をとった。
ホッと一息。
気持ちが楽になった。
なかなか10分間の休憩が取れない。
とるようにしようね。

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時間跳躍

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3/12 今日のひとこと
長い間のブランクが一瞬にしてつながる。
また、会いましたね。
ご縁再会。

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アイデアの公式

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3/10 今日のひとこと
アイデア豊富な人が集まると、わいわいがやがや。
アイデア×アイデア=アイデア満載となる。

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玉置崇先生、和田裕枝先生の模範授業 DVD作成

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お待たせしました。
第10回志水塾本大会で行われた特別イベント、玉置崇先生、和田裕枝先生の模範授業のDVDができました。
本大会のとき、受講者の皆様からこの模範授業のDVD化を要望する声が多く、編集しておりました。やっとできあがりました。実費で提供します。

内容は、写真にあるとおりです。

授業1 授業者 玉置崇先生、 解説 大西貞憲先生
授業2 授業者 和田裕枝先生 解説 落合康子先生
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教員向け DVD
題名 「プ教師の技に学ぶ模範授業 玉置崇先生 和田裕枝先生」
 
定価 1000円+税金
発行 算数・数学授業力アップ研究会
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問い合わせ先
購入については、下記にお問い合わせください。
愛知教育大学生活協同組合書籍部 電話 0566−26−2704
生協の窓口  中村香奈子
メールアドレス  r2202257@coop.aichi-edu.ac.jp
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動くと

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3/8 今日のひとこと
何も動かないでじっとしている人がいる。
電車で言えば、東京駅のホームに停車したままの状態と同じである。
停まったままでどうするのか。

人には、足がある。だから、移動できる。
手がある。だから、つかんだりなげたりできる。
眼がある。だから、見ることができる。本を読むことができる。
耳がある。だから、講演を聞くことができる。先輩に話を聞くことができる。
人は体の成り立ちからして、初めから動く存在である。

動かない人、それって、結局、怠け者なんだよね。
なぜなら、動かない方が楽だから。

動いたら成功もするし、失敗もする。
だけど、着実に前進する。失敗も経験として役立つからである。
動かないと何も分からない。
ともかく動くことである。
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京都府井手町泉ヶ丘中学校 研究紀要

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京都府井手町の泉ヶ丘中学校の研究紀要が届きました。

研究の仕組みについて勉強になりますので、公開の承諾をえましたので、配布物にアップ致します。
ごらんください。

京都府井手町の泉ヶ丘中学校の研究紀要が届きました。

研究の仕組みについて勉強になりますので、公開の承諾をえましたので、配布物にアップ致します。
ごらんください。

http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003...

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講演DVDの販売 志水塾東京学習会講演

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志水廣の講演をDVDとして販売いたします。

志水塾東京学習会の午前と午後の2部の講演160分を1本のDVDにまとめました。
志水メソッドについて、算数の授業論を盛り込んで話しました。
最近の志水の考えを述べています。
志水は全国へなかなか訪問できない状況にありますので、DVDで学習していただければ幸いです。

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教員向け DVD
講演 「志水メソッドでどの子も分かる算数の授業づくり」
授業者 愛知教育大学 志水 廣
 
定価 3000円+税金
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問い合わせ先
購入については、下記にお問い合わせください。
愛知教育大学生活協同組合書籍部 電話 0566−26−2704
生協の窓口  中村香奈子
メールアドレス  r2202257@coop.aichi-edu.ac.jp
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注意 授業力アップわくわくクラブの会員の皆様には、平成24年3学期に配布したDVDと同じものです。   



はじまりは

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3/7 今日のひとこと
はじまりは、一人の思い。
一人の思いにこの指止まれで集まってくる。

これこそ、横型のグループである。
縦型とちがい、自由性・自主性がある。

福井での講演会も、福井出身のMさんの思いから始まっている。
この指止まれの集団は、わくわく楽しい。
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福井での講演記2 質問から

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3/5 今日のひとこと
福井での講演では、こんな質問があった。
「いつからそのような(プラス思考)だったのですか」

つまり、元々プラス思考なのか、それともいつの時期からプラス思考になったのかという質問であった。

元々育てられ方は、のんびりとすくすくと育ったと思う。それは、高校のときの恩師が志水君は素直に育っていると言われたからである。
それは事実である。
でも、いつもプラス思考であったかと言えば、そうではない。20代の時は体が弱く、月に1回は風邪で病院通いをしていた。20代の口癖は「疲れた」「しんどい」であった。
だから健康おたくであった。にんにく健康法、しいたけ健康法、千年灸、指圧の本などをよみあさっては試していた。
これで本当に小学校の教師として続けられるだろうかという不安が絶えずあった。
健康おたくは30代、40代も続いていた。黒酢、黒ごまきな粉、5本足の靴下、氣功、ゆる体操、半身浴、にんじんジュースなど。

ところが、30代、40代になって職場を変わり、前とは比べようもない忙しさとなった。その当時、不思議なことにだんだんと元気になってきた。
だんだんと、自信を持つようになり、しかも40歳から人生哲学を学び始め、プラス思考がよいのだと思うようになってきた。この人生哲学を学んだのが大きいと思う。
そして、自他共に祝福できる生き方を志すようになり、これが現在の幸せ論につながっているように思う。

この間、いやなこと、辛いこともあった。でも、なんとかなってきた。
本当になんとかピンチを切り抜けてきた。
茂木健一郎さんの言葉を借りて言えば、根拠のない自信が私にはある。
こうやってプラス思考が身に付いてきたのだと思う。

だから、今、マイナス思考の人は、人生とは何かを学ぶとよい。
それが面倒な人は、とりあえず、少しずつプラスの種をまいてみてください。
すると、そのうち自然にプラス思考の生き方が身に付くようになる。
まずは、「ありがとう」から始め、そして、人を喜ばせ、「喜ばせ組」になることである。そうすると、プラスが宇宙貯金として貯まり、還元されてくる。

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福井での講演記

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3/4 今日のひとこと
本日、福井で一般向け講演会をした。
題名は「幸せになる法則」であった。
76名の参加者であった。福井の方と愛知の方との混合で話すことができた。

昨年話してきた「楽しく生きるこつ」からの全くの新バージョンで「幸せ論」を新たに話した。
90分を話したら、まだ話してほしいというので、アンコールで追加の話をした。アンコールでは、「楽しく生きるこつ」から話題をひろって話した。
もちろんギャグの反応も抜群であった。
終わってみたら、みなさんとても喜んでくださった。

さらに、その上に質問タイムがあった。
すると、脳の訓練の話がでた。
そこで、音声計算の話をした。
この話題は、時間もないし、算数の話だから無理だろうなと思っていたのだが、質問してくださった。
だから、音声計算の話を動画を見せながらできた。
ちょっと不思議であった。

私の幸せ論がすうっと素直に入っていく様子が壇上から見ることができた。
どうしてかなあと思っていたら、なんと私のエッセー集の「夢現大」をNo1からNo6まで読破しているという。これにはびっくりである。
精神エネルギーの高さを感じる講演会であった。
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○付け法への招待65 コミニュケーション

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○付け法では、声かけが大切な要素である。
声かけ解決すると、子どもの思考に邪魔になるという人もいる。
だから、黙るという。それは、声かけの大きさに配慮すればよいだけである。

だまったまま机間指導しで指導になるのか。
それは、黙視指導、いや指導にもなっていない。
だまったままで子どもは変容するのか。

指導とは声を発することから始まるからである。
教師の仕事は、コミニュケーションである。
一斉指導のときも、また個別指導の机間指導でも子どもとコミニュケーションが不可欠である。

あなたの声かけで、子どものやる気が起きるし、また、知の獲得のためのアイデアもわくのである。
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京都 御牧小学校訪問

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京都府久御山町御牧小学校を1週間前に訪問した。

山田先生の授業は圧巻であった。
教科書の内容の3倍もあるボリュームを小気味よいテンポで授業をこなしていた。
子どもを鍛えるというのはこういう授業を言う。
見習いたい授業である。

前任の学校から彼女の授業を見ているが、毎年上手くなる。確かな授業力がそこにあった。
志水は、さらなる向上策をさずけてきた。
頑張ってほしい。
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伝わり方

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2/29 今日のひとこと
伝えようとするのだけれど、なかなか伝わらない。
正確には伝わらない。
教えたつもりでも、伝わっていない。
これは当然のことである。
だから、あの手この手を使って教えようとする。

あの手この手を考えるのが楽しいんだよね。
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