最新更新日:2024/05/17 | |
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報告 「財団法人日本数学検定協会」の公益財団法人への移行について評議員をつとめさせていただいている日本数学検定協会が公益財団法人となりましたという連絡が届きましたので、ここに報告いたします。 「財団法人日本数学検定協会」の公益財団法人への移行について 財団法人日本数学検定協会(理事長=清水静海、東京都台東区)は、このほど、「公益社団法人及び公益財 団法人の認定等に関する法律」(平成20 年12 年1日施行)および関係法規に基づき、公益財団法人への移 行申請を行ったところ、平成25 年9月30 日に内閣総理大臣から公益財団法人としての認定を受けまし た。これを受けて、平成25 年10 月1日付けをもって、「公益財団法人日本数学検定協会」としての登 記申請が完了いたしましたことを報告いたします。・・・ 日本数学検定協会のHP http://www.su-gaku.net/news/detail/detail.php?i... 愛知県一宮市 教務主任者会 授業シミュレーションの改善 2具体的な映像を題材に協議し、今後の方向性を確認していく。 授業シミュレーションは、職員の学び合いの場となりうる。 それが証拠に、K小学校のビデオのなかに、周囲の先生方の温かい目を感じることができた。 愛知県一宮市 教務主任者会 授業シミュレーションの改善内容は、授業シミュレーションの改善である。 一宮市では、多くの学校で研究授業の前に授業シミュレーションをさまざまな形で取り入れている。 そのシミュレーション授業をさらに改善しようということで、企画された。 夏季にK小学校で授業シミュレーションがあり、その際、志水廣が指導した。市教委の伊藤指導主事も参加されていた。この様子をビデオに撮影していた。このビデオを編集し直した。この編集されたビデオを放映し、途中でストップしながら、教務主任としてどのような動きをすればよいかについて討議した。その後、私のアドバイスを放映した。 討議の後の意見は的を得たものが多かった。 若糧教員がどんどん増える中、授業力の向上は緊急課題である。そのための政策として今回企画された。 教務主任の真剣なまなざしはきっと未来を開いてくれるだろう。 講演のプレゼン資料 愛知県一宮市教育委員会主催で教務主任者会が開かれた。 内容は、授業シミュレーションの改善である。 一宮市では、多くの学校で研究授業の前に授業シミュレーションをさまざまな形で取り入れている。 そのシミュレーション授業をさらに改善しようということで、企画された。 夏季にK小学校で授業シミュレーションがあり、その際、志水廣が指導した。市教委の伊藤指導主事も参加されていた。この様子をビデオに撮影していた。このビデオを編集し直した。この編集されたビデオを放映し、途中でストップしながら、教務主任としてどのような動きをすればよいかについて討議した。その後、私のアドバイスを放映した。 討議の後の意見は的を得たものが多かった。 若糧教員がどんどん増える中、授業力の向上は緊急課題である。そのための政策として今回企画された。 教務主任の真剣なまなざしはきっと未来を開いてくれるだろう。 講演のプレゼン資料 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 成功と失敗の分かれ目成功する人は成功するこつを知っている。 だから また成功する。 失敗する人は失敗するこつを知っている。身体に頑固に身に付けている。だから、また失敗する。 では失敗する人が成功するためにはどうすれば良いだろうか。 それは倍返しである。二倍ではだめで三倍返しくらいやらないと成功しない マイナス1ポイントの人はマイナス1の力をもつ。普通の行動だとマイナス2になる。 だから、プラス1の力でマイナス1のまま。 つまり、現状維持。 ブラス2の力でやっと0になる。 だから倍返しくらいやらないといけない。本当は三倍返しくらいやらないと成功軌道に乗れない。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 子どもと共につくる子どもと共につくる授業でありたい。 教師からは仕掛けるが、子どもの反応を正確に受け止めて、本時のねらいに迫っていくような授業にしたい。 子どもの反応を正確に受け止めるとはどういうことか。 それは、子どもの言葉を大事にする授業である。 その見極め方がある。 それは、板書に子どもの発言が残っているかどうかである。 子どもの発言が残っていない授業は、どんなに活発に見えても、所詮、教師主導授業である。 本当に子どもの発言が宝物だと思うならば、板書に残すはずだからである。 あなたは、子どもの発言を宝物だと思っているか。 そこが問われるのである。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 「へんよ」人はなかなか変わらない。 あなたは「変よ」と伝えても 変容には至らない。 なぜなら、変だとは思っていないからである。 本当は、偏、片だと思うのだが・・・ 自覚はない。 もしかしたら、相手がこちらを変だと思っている。 変な具合を変差値という。右の方に、或いは左の方に偏っていると、変差値が高いということになる。 変わるためには、お互いの変差値を受「容」することから始まるのかもしれない。そこで、はじめて、「変容」となるのだろう。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 心ころころ心は、ころころと変わる。 これを受け入れると、楽になる。 二つのサイクル目の前の子どものことがわからないと、教師は反省しない。 反省しないから、授業力を変えない。 このサイクルで生きる人。 反対に、目の前の子どものことを知り、子どもを喜ばせようと動く教師。 常に反省する。反省してさらに前進する。 だから、益々授業力が上がる。 このサイクルで生きる人。 あなたは、どちらのサイクルで進みたいですか。 運がよくなるには運がよくなるためには、どうすればよいか。 それは、運のよい人にめぐりあい、運のよい人とつきあうことである。 この話を9月1日の「夢現大7」出版記念講演会で話した。 後日、この講演会に来ていた新婚カップルの奥さんと出会った。 「うちの彼は、『運が悪いんだ』、といつも言っていました。志水先生の話をうかがって、『ほら、私は運がいいでしょ。だから、あなたも運がよくなるわよ』と話したそうだ。 こういう奥さんがいると心強いものがある。 9/12 糸田小学校での示範授業題材は、「不思議なひき算」でした。 遅ればせながら、写真を掲載します。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 機嫌をとらない人の機嫌をとると、自分の「気持ち」が嫌になる。 つまり、気嫌である。 嫌な人には、近寄らないこと。 これは、自分にとって親切であり、 相手にとっても親切である。 でも、どうしても会わなければならないとき、 自分は上気元でいること。 すると、相手は、嫌な顔になる。 これで、勝ち。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] はじめと終わり始め盛り上がるか、最後に盛り上がるか 大違い。 はじめ盛り上がっても,最後が尻すぼみではシュンとなる。 できれば、最後に盛り上がりたい。 すると、最後まで少しずつ種をまいておくことが求められる。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 物語4 「算数教科書の定義・定理(性質)事典」 玉置崇先生の感想紹介させていただきます。 「志水先生 玉置です。お世話になります。 新刊「算数教科書の定義・定理(性質)事典」を購入し、読み終えました。 感想を少々お伝えします。 書名に「事典」とありますので、必要に応じて検索して、定義や定理を確かめるための本、 という印象を持つ方があるかと思いますが、まずは通読すべき本だと思いました。 また、中学校数学教師の必読書だと思いました。 というのは、この書籍にまとめられている定義は、中学校数学でけっこう口にすることだ、 口にして論理的に授業を進めるべきだと感じたからです。 6年間の算数授業を受けて中学校数学をするわけですので、当たり前といえば当たり前なのですが、 この書籍を読むことで、小学校では何を定義として学習してきているのかを明確につかめます。 自信をもって話すことができます。 例えば、p87の第3学年の定義では、次の記述があります。 <定義>1つの頂点から出ている2つの辺がつくる形を角という。 <定義>三角形には3つの角がある。角をつくる2つの辺の開き具合を角の大きさという。 中学校数学においては、時には、次のように教師は発するべきだと思うのです。 「角は2つの辺がつくる形を言いましたね。この角の大きさ、つまり開き具合ですが、どれほどでしょう」 といった具合です。 それを「ここ何度、ここの角」と言うように教師が話していたのでは、生徒の言語力も論理的思考も育ちません。 言語をもとに思考するわけですから、いい加減では、まさにいい加減な授業になってしまうということです。 「なるほど、角の大きさを測るのではなくて、開き具合を比べてみたのですね。 開き具合を直接比べてみれば大小関係はわかりますね」 といった説明を自信をもってできるということです。 とても良い本に出会うことができました。授業をやることができる立場でないのがとても残念です。 以上です。} 玉置先生、感想をありがとうございました。 よくぞ言ってくれたという感じです。中学校の数学教師も読むべき本です。 小学校の内容が明確に分かっていますと、中学校でも自信をもって教えることができます。 小中連携はお互いに教える内容の知識を得ることから始まります。 玉置先生のプログ 「三楽の仕事日記」 http://www.enpitu.ne.jp/usr9/98434/diary.html 授業力アップセミナー豊田学習会 第10回in東保見小学校落合先生、山田先生が世話役で開催している。 今回は、約20名の若手教師が参加した。 志水は講演をした。 私の体験も交えながら、小学校・中学校のわくわく教材をお話した。 新しい数理の知識を教えると「おおっ!!」と素直に声をあげ若手教師。 こういう感動体験があると、子どもに伝えたくなる。 それにしても、本日の若手教師達のイキイキとした姿。 先月みた若手教師達の氷のように固まった姿。 こうもちがうものかと、不思議でならなかった。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 小学校総合ランキング 第3位 算数・数学部門 第1位 物語4福岡に行ったとき、「こんな本がほしかったんですよ」と言われた。 以前、この本に似た冊子をまとめたことがあった。このとき、定義と定理は区別できなかった。区別することの難しさをつくづく感じた。今回は、あえて挑戦した。何度も迷った。そして、結論をだした。 また、冊子では教科書のごく一部しか調べることができなかった。今回全てのページから抽出した。 全てを洗い出すことは、授業を4000人も見たからこそできることである。 ありがたいことである。 http://www.meijitosho.co.jp/ranking/ 連続する示範授業この授業はとても楽しかった。授業力アップわくわくクラブでは報告したいと考えている。 さて、今週の本日9/19は名古屋市立大森小学校で示範授業をした。題材は、「カレンダーの数表のひみつ」である。 こちらの授業も、子どもたちがだんだんとのってきて、最後には「あっ」「あっ、わかった」という声を思わず発していた。 近藤校長先生による私の授業に対する解説は的を射ていて、とてもありがたかった。 N先生は、「ゆったりとした展開なのに、進んですくのが不思議だと思った」と話された。これは最近心がけていることである。以前はテンポよく進めるのがよい授業だと考えていたが、あえてゆったりと進める中で考えることをさせたいという気持ちでやっている。そう感じていただければとても嬉しい。 一日の速さ先週の水曜日は飛行機で福岡に入った。あれから1週間。 2つの学校訪問。土曜日に基礎講座と記念講演会、帰宅。 日曜日は仕事。月曜日はゼミ、研究会、火曜日は授業、ゼミ。そして、水曜日。ゼミ2つ。会議。出張。明日の準備。 先週の福岡での日々が1ヶ月前のように感じられる。 だから、一日の中でもいろいろなことがあるけれど、それらの惑わされないことである。 悩む時間があったら、親切なことを考えて行動したほうが愉しい。 明るく親切づくりをして生きよう。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 『算数教科書の定義・定理(性質)事典』ランキング 物語3「三角形」「四角形」という用語は教えること? 考えさせること? 「100の100倍は1万になる」 これは教えること? 考えさせること? この本は、算数教科書の全学年にわたって、全ページを調べました。 参考にされると、算数の確かな知識になりますよ。 http://www.meijitosho.co.jp/ranking/ 授業とは何か授業とは何か。 上のフリップは、事典に書かれていることで、確かにそうである。 下のフリップは、私の定義である。 授業を通して教師も子どもも「知」と「心」の面で「変容する」。成長すると言ってもよい。 その学びは簡単なものではなく、かなりてごわい。子どもももなかなか変容しないし、ましてや教師の方も変容しない。だから、格闘の場と言っている。 これは、数年前に真剣に考えて作ったものである。 ここからは余談であるが、「知」と「心」の変容について誰かの先生の言ですか。どこかの本に書かれているのですかという質問を受けた。 「いいえ。私が考えたのです。」 というと、相手は不思議そうな顔をされた。 賛同したから ご質問されたと思うが・・・。 大事なことは、自分なりに考えてみるといい・・・。 本当にそうなのか現在、授業では言語力育成のために表現させ、学び合いが大事だと言われている。 これで本当に力がつくのか? 子どもに算数の力がつくというのは、問題解決力がつくことである。 そのためには、問題解決の際には自力解決、そしてその後の解決のこつを話し合うことは必要である。 しかしである。 話し合いばかりで、問題解決の練習時間が生み出されないとしたら、おしゃべりの子どもを育てるだけである。 跳び箱の飛び方ばかり話しあっていて、実際の跳ぶ時間の確保がなされないとしたら本末転倒である。 当たり前のことだが、解決の仕方はわかっても実際に練習問題を解くとなると戸惑うのが子どもである。「分かる」→「できる」→「身につく」の三段階はそうたやすい道のりではない。心して指導に当たってほしい。 |
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