最新更新日:2024/10/14 | |
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人事の理由人事の季節となった。 人事には予想がつかないことがある。 きっと 宇宙的に見たら予想はつくのだろう。 ただし、理由もなく、人事がキマルわけではない。確かに異動の理由がある。 だから、予想外だと思っていても、いずれは理由が判明して理解されることになる。 考えるベースを作るゼミは対話がよい。 これは原則。 ところが、学生と話していると、対話が成立しにくいときがある。 基礎知識が弱いときである。 そのようなときに、「自分で考えなさい」といっても、成果はでない。 もともと知識がないのだから。 そういうときは、「これをやりなさい」「ここをまとめなさい」「このことを調べなさい」と指示した方が早い。 その作業を通して対話の基盤が作られていく。 それをやってきて初めて対話が成立していく。 今度は、示範授業の場面である。 あるとき、この問題を考えてみようと投げかけたときのことである。 なんと、子どもたちはぽかーんとしていた。 なぜかというと、 つまり、「考える」ことはどういうことなのかを体験してこなかった子どもたちだからである。 こういうときは、「この知識をもとにして、やり方を考えることだよ」「こうすることが考えることだよ」と具体的に指示したい。 そして、次の場面では少しずつ考えさせるとよい。 期待値を下げる相手に期待すると、はずれたとき悲しくなったり腹がたったりする。 始めから期待しなければどうってことない。 こちらが平静でいられる。 少し期待より上回ると、すごいと感心できる。 期待をかけないことが平静でいられるこつ。 ただし、期待をかけないということと、愛を与えないこととは別。 常に愛は与えるようにしたい。 それでも期待をかけない。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ランキング 算数数学部門第一位は、玉置崇先生の本である。 「中学校数学授業のネタ 1年」 第二位が私と大羽沢子先生の本である。 「算数授業のユニバーサルデザイン」 玉置先生は友人なのでとても嬉しい。ちなみに玉置先生の本は1年、2年、3年と3冊同時刊行で。これにはびっくりした。すごいね。 http://www.meijitosho.co.jp/search/?title=%83%8... 一宮市立丹陽小学校からの訪問来年度の学校訪問に関するお願いとこれからの展望についてのご相談であった。現在の 実情をお聞きし、私にできることは何かを模索した。 3年間の指導訪問なのでじっくりとやっていくことを確認した。 明るく楽しく取り組んでいくことを確認した。 こんなこともこんなことも知らないのか! と 思うけれど、 やはり知らないんだよね。 だったらどうするか 教えてやるしかない。 職員室で挨拶しないような人は、他でも挨拶しない 職員室で笑顔がでない人は教室でも出ない。家庭訪問でも出ない。 教えてやろう。 「あいさつ」の意義を。「笑顔」の意義を。 恥をかかせないためにも。 職員のみんなが笑顔であいさつすれば、職員室は花盛り。 これは学校中に伝搬する。 修了生の訪問近況の報告のためである。吉良町の人だから1時間30分はかかるだろう。 中村先生は、土曜日コースで自主的に現職教員として教職大学院に入学され3年間かかって修了された。専門は家庭科教育である。 ハムづくりの授業を参観したがとても面白いものであった。 修了してからは地域の家庭科教育の実践に貢献しているようで頼もしかった。 小学校算数好きにする授業力 基礎講座 報告 2受講者の皆様です。 数学教育講座時代の志水ゼミの卒業生もきてくれました。 小学校算数部門 第一位と二位第1位 「算数授業のユニバーサルデザイン」(明治図書) 第2位 「算数教科書の定義・定理(性質)事典」(明治図書) http://www.meijitosho.co.jp/search/?title=%83%8... 関わり合いの効果昨日は、午前に久御山町教育委員会の今西指導主事と懇談、午後はゼミ生の藤田さんと(蒲郡市の現職教員)とゼミをしていた。 二人とも相談に乗りながら頭はフル回転。 そして、どちらの時も良い考えが浮かんだ。思わず、興奮した。 相互に意見を言い合いながら、新しい気付きがもたらされた。 おそらく、問題意識が一致しているからだと思う。 これが本当の関わり合いである。 単に自分の考えを相手に話すだけでは、話しただけ、伝えただけである。 関わり合いの真価は、関わった結果何かかが生まれるようにしたい。 それは、スパークした時のようである。 だから、相談にのりながらわくわくしている。 言語活動もわくわくするようにしたい。 ps なお、藤田さんとの教材研究については、授業力アップわくわくクラブのメールブック「悠愉」4月号で書きたい。お楽しみに。 久御山町 今西指導主事が訪問来年度の久御山町の改善の方向性を相談するためである。 2時間にわたって、現状の分析をすることから、未来を見据えて現在できる改善の方策を話し合った。 やるべきことが見えてきた。 展望が開けるとわくわくしてきた。 また一年楽しみである。 ありがとうございました。 中学校数学講座 2 乗除法この解き方としては、加減法と代入法がある。 加減法は、xまたはyの係数をそろえて、たしたり引いたりすることで、文字xまたはyを消去する方法である。 教材研究していて、加減法があるのならば乗除法があってもよいのではないかと思った。 一晩中うつらうつらと考えた結果。ひらめいた。 ふつうの二元連立方程式では加減法はない。 しかし、次のような場合は連立方程式で乗除法がある。 xy=3 yz=6 zx=2 このときのx,y,zを求めるときには乗除法が使える。 まず、3つの式の左辺どうし、右辺どうしをかける。 すると、(xyz)の2乗=36 になる。 だから、xyz=±6 ここで、わってみる。 xyz÷xyをしてみたらzがでる。 以下同様に、xyzからyzやzxをわれば、xとyがでる。 加減法という発想から、乗除法を思いつき、もしかしたらあるのではないかと思ったら、あった。ただし、これまでの二元連立方程式ではなかった。 三元連立方程式であった。 新しい数学へと拡張できた。 この体験は何を意味するか。 これまでの発想から連想することを思い、はじめから「できない」と否定するのではなくて、「もしかしたらあるのではないか」という発想が大事だということである。 「ある」と思えば、「ある」ように事態は動いていくということである。 「あるある」大予想を大切にしていきたい。 大学院の修了式志水ゼミの基礎領域の学生です。 4月から正規教員として旅立ちます。 頑張ってくれることと思います。 中学校数学講座も成功午前の受講者のメンバーで10名ほど残り新規の受講者で30名ほどの会となった。 志水は数学の面白さについて語り、特に連立方程式について話した。 加減法と代入法はあるが、乗除法はないのかという問いを発した。 今回、方程式、連立方程式について私も教材研究したが、かなり深いということを改めて思った。 次に小林美記代先生が講師となって、連立方程式の授業を模擬授業として少しやってくれた。また、フラッシュカードによる授業づくりを話した。 最後は、鈴木詞雄先生も講師として加わって、フラッシュカード作りを体験して実践した。 中学校数学講座 講演資料 ランチパーティの後、中学校数学講座を開いた。 午前の受講者のメンバーで10名ほど残り新規の受講者で30名ほどの会となった。 志水は数学の面白さについて語り、特に連立方程式について話した。 加減法と代入法はあるが、乗除法はないのかという問いを発した。 今回、方程式、連立方程式について私も教材研究したが、かなり深いということを改めて思った。 次に小林美記代先生が講師となって、連立方程式の授業を模擬授業として少しやってくれた。また、フラッシュカードによる授業づくりを話した。 最後は、鈴木詞雄先生も講師として加わって、フラッシュカード作りを体験して実践した。 中学校数学講座 講演資料 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 出版記念ランチパーティ 3.2330名の方が著者の3人とともに楽しく歓談した。 最後には余興まで飛びだしてさらに盛り上がった会となった。 小学校算数好きにする授業力 基礎講座 大成功!!!定員50名のところ60数名の申し込みがあり、74名入る教室が満杯となりました。 まさに満員御礼の状態でした。 北は北海道から南は福岡県まで広範囲な地域から来られて、楽しい講演会ができました。 宮城県、千葉県、東京都、長野県、愛知県、三重県、滋賀県、兵庫県、広島県・・・。 今回は、2冊の本 志水 廣・落合康子 「愛」と「心」を育てる算数授業」 (明治図書) 志水 廣・大羽沢子 「算数授業のユニバーサルデザイン」(明治図書) の出版記念の講演もかねておりました。 地元豊田市からは落合先生を、福岡県からは大羽沢子先生にお越しいただいて講演をしていただきました。 もちろん、志水も「算数の面白さ」について講演しました。新ネタも披露しました。また、「重さ調べ」の示範授業のビデオを通してUDを語った。 とてものりのりと話すことができました。 参加された受講者、スタッフの皆様に感謝いたします。 ありがとうございました。 講演プレゼン資料 本日、愛知教育大学412教室において、小学校の算数好きにする授業 基礎講座を開催しました。 定員50名のところ60数名の申し込みがあり、74名入る教室が満杯となりました。 まさに満員御礼の状態でした。 北は北海道から南は福岡県まで広範囲な地域から来られて、楽しい講演会ができました。 宮城県、千葉県、東京都、長野県、愛知県、三重県、滋賀県、兵庫県、広島県・・・。 今回は、2冊の本 志水 廣・落合康子 「愛」と「心」を育てる算数授業」 (明治図書) 志水 廣・大羽沢子 「算数授業のユニバーサルデザイン」(明治図書) の出版記念の講演もかねておりました。 地元豊田市からは落合先生を、福岡県からは大羽沢子先生にお越しいただいて講演をしていただきました。 もちろん、志水も「算数の面白さ」について講演しました。新ネタも披露しました。また、「重さ調べ」の示範授業のビデオを通してUDを語った。 とてものりのりと話すことができました。 参加された受講者、スタッフの皆様に感謝いたします。 ありがとうございました。 講演プレゼン資料 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 自力の後には自力で解決することは大事。 でも、自力だけでは限界がくるときがある。 ある校長先生は、頑張って働いても人の2倍しか時間的には働けない。 すると、他の人にまかせることが大事だと気づいた。 もちろん、仕事のできは遅いかもしれない。 だけど、3人の人にまかせれば、限界は超えることができる。 だから、まかせることにしたという。 つまり、自力の後には、他力ありである。 小学校算数基礎講座、中学校数学講座 直前情報午前は小学校算数基礎講座を、午後は中学校数学講座を開催します。 定員を超える方の申し込みがあり感謝しております。 愛知教育大学の敷地は広いので、会場の確認をお願いいたします。 会場案内図は下記の通りです。明日 3月23日(日)、愛知教育大学第二共通棟412教室において 午前は小学校算数基礎講座を、午後は中学校数学講座を開催します。 定員を超える方の申し込みがあり感謝しております。 愛知教育大学の敷地は広いので、会場の確認をお願いいたします。 会場案内図は下記の通りです。http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 皆様のご来場を心からお待ちしております。 悩みの解決悩みは、今のやり方・考え方では壁があるから生じる。 でもやり方・考え方はなかなか変えられない。 とことん考える必要がある。 そんなとき、ふっとひらめく。 ひらめいた解決方法を吟味すると、次元を上げること下げることの2つがある。 普通は、次元を上げると別の視点からの解決の方法が見つかる。八方ふさがりでも上の方は空いている。上から見れば別の視点が見つかる。 次は、次元を下げる方法もある。 無理をしている場合は、次元を下げるとよい。 当面のやり方を撤退するのである。 現状よりも規模を小さくすることである。 大きなお店を経営すると、人も雇わないといげないから売り上げも多く稼ぐ必要がある。しかし、お店を小さくすれば、家族だけで経営は可能はである。 小さくすると、いろいろな条件が減る。そして、盛り返すのである。 車の世界では、ダウンサイジングという。 今乗っている車は1600ccではあるがパワーは十分にあり、実に快適である。 規模を小さくして力を出すことを圧縮負荷法と呼ぶ。 次元の上げ下げは、教育の世界、経営の世界、生き方の世界に通じることである。 御礼 たちまち 増刊2月に大羽沢子先生との共著 『算数授業のユニバーサルデサイン』を明治図書より刊行いたしましたが、 さきほど、出版社から増刷の知らせが入りました。 わずか1ヶ月もたたないうちに増刷です。 お役に立てて嬉しいです。感謝します。 本の紹介はこちら http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-120718-2 |
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