最新更新日:2024/05/02 | |
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微妙なアヤ子どもがふざけているとき、叱ってほしい場合がある。 叱ってあげると、子どもはほっとする。叱られるだろうなと思っているので、叱られてほっとするのである。 ところが、教師から叱られないで、引かれるとかえって教師への信頼が揺らぐ。 結果と過程の混同自己有用感が上がったという研究について、それは大事なことであるが、研究の成果はそれでよいのか。 問題は、何をしたから上がったのかどうか。 問題ができるようになったから上がったのか、分かるようになったから上がったのかである。 すると、「何をしたから」の方に焦点を当てるべきである。 つまり、「分かる」「できる」ことの研究の方が優先度は高い。 分かるようになった過程、できるようになった過程を分析し、そのときの教師からの働きかけ、つまり指導(しかけ)はどのようなものであったか。また、絶え間ない指導(しかけ)の過程こそが解明され、語られるべきである。 自己有用感は指導の結果であって、その前の指導について解明されるべきである。 本気に本気になるときは、次の3つ。 1.学ぶことが楽しいとき 2.学ぶことが役に立つとき、 3.やばいとき。これをなんとかいないと、窮地に陥るとき。 だから、どれかの場面を用意するとよい。 宮崎教師力アップセミナー午前は、教材研究のし方。特に主体性をはぐくむために。 午後は、示範授業のビデオをもとに解説。このコーディネータは下石暢彦先生。というのは、この示範授業は先週かれの学校で授業したものです。それを一週間後に解説をここ見るというぜいたくな内容です。 その後は、アクティブラーニングについて話しました。 この教師力セミナーは、13年間連続して登場させていただきました。何人もリピータの方がいました。 とりあえず、今年で卒業ということになります。 お世話になりました。本当に感謝しています。毎年、新鮮な話題を提供してきました。 ありがたいことです。 調べてみると、2004年に「でき学セミナー」が宮崎で開催されて、そのとき以来、連続して宮崎をおとずれました。 潮見小学校で示範授業宮崎県宮崎市立潮見小学校で示範授業をさせていただいた。 6年 毎日貯金 1から10までの数列の和である。 とてもよい反応だったので、発展までいくことができた。 なかなか発展までいくことは難しい。 子どもと授業を創るとはどういうことかを実証できた。 宮崎宮崎市に来ています。 潮見小学校で授業をさせていただきました。 ありがとうございました。 とても楽しい授業でした。 だんだんと盛り上がる授業でした。 明日は教師力アップセミナーです。 1本の重みピンチのときに、電話1本でかけつけて修繕してくれる人がいる。 こういう人をもつことこそ、最大の財産である。 そのためには、普段からの関わり合いがものをいう。 普段から相手にサービスしておくことが大事なんだよね。 第33回 音声「悠・愉」を配信します。授業力アップわくわくクラブ会員のみなさまへ こんにちは。 第33回 音声「悠・愉」を配信します。 今回は「whatによる意味の切り返し」について志水先生にお話していただきました。 どうぞお聞きください。 授業力アップわくわくクラブ事務局 志水廣・近藤雅子 山内一也校長先生より今回は、学校長の山内一也先生からお手紙が届きましたので抜粋して紹介させていただきます。 「先生に何度かお越しいただくなかで、職員の意識を喚起し「算数の授業とは」「教材研究とは」「しかけとは」「授業での切り返しとは」など、基本的なことからちょっとした工夫まで教えていただき、よい方向にお導きいただけたと思っております。 先生と本校の牧野教頭の関係、教務主任の井上と緑丘小の太田先生との偶然のつながりにも感謝です。」 人と人との関係で言えば、志水と牧野教頭先生とは、今から20年前に愛知県総合教育センターにおいて中学校数学科教員の10年目研修で出会いました。それ以来のお付き合いです。志水塾などのお手伝いもしていただけました。 丹陽の井上先生は、それも20年前くらい?新任がみよし市の教員で、そこで学年主任だったのが太田先生であった。こちらも親しいという。お互いの学校を訪問して刺激し合うなんて考えられないことである。私との関係で言えば、どちらも顧問学校であったということ。 さて、山内先生は、前任の中野芳廣校長先生のあとを受けて1年間弱で学校公開にいたった。追いつくのに必死だったと思いますが、先生方にまかせつつフォローしたことが大きかったと思います。 ありがとうございました。 情報情報は向こうからやってくる。 突然の来訪者。 こちらも会いたいと思っていた人。 いろいろと情報交換をする。 前向きな話が決まる。 エピソードある小学校の指導に関わってのエピソード。 3年前と比較して、教師たちの授業が「分かる・できる」ように自信をもって指導できるようになった。 保健室のけがの変化。 養護教諭が話すには、 「子どもどうしによるケンカの怪我がなくなりました。」 「自分が原因の怪我はありますが…」という。 授業でのわかり具合は子どもの心の安定に影響を与えるということであろう。 教室での子どもの立場、授業での子どもの立場、そこに自己肯定感が保たれれば心が安定するということ。 嬉しい結果である。 考える過程上の1/2+1/3ではどのような事が過程であろうか。 C(1) あれっ? 分母が違うよ。だから、できないよ。 C(2) 分母が同じだったらたし算できるよ。 たとえば、2/4+3/4だと5/4だよ。 C(3) では、分母を同じにすればいいんだ。 C(4) どうすれば分母を同じにできるのかな。 C(5) 2つの分数があって、分母を同じにするには、通分という仕方があったよ。 C(6) そうかあ、通分してやってみるか。 C(7) でも、通分は、2つの分数を同じ分母にするだけだよ。 1/2は3/6,1/3は2/3だよ。 たし算していいのかな。 T(8) たし算していいですよ。等しい分数(同じ大きさの分数)だからね。1/2は3/6に,1/3は2/3に置き換えてたし算みればいいよ。 C(9) それならできるよ。 (1)から(7)までは、児童の気持ち。このやりとりを協働でやってもよい。この場合の協働はグルーブでも一斉でもよい。 (8)は教師から押し出すひとことである。 この過程を振り返ると、「□□だからできない」から「□□ならできる」への転換がポイントである。 茨城県守谷市立黒内小学校での講演についての感想http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 黒内小学校での校内研修会は、菊地先生の授業が素晴らしく、この授業を分析しながらアクティブラーニングについて講演しました。 そのときの教員の学ぶ態度が真摯だったので、反応がとても良かったのでした。 それが感想に現れています。 そして、講演後、学校を出るときに、教員全員が駐車場で見送ってくださったのです。寒風のなかでのお見送りに感激しました。心は熱いことを感じました。 ありがとうございました。 たった農協でネギを買った。 100円と110円があった。 よく見ると、品質は変わらない。 だから、100円を選んだ。 たった10円のことであるが、にんまり。 そうか、買い物は消費活動だけれど、お得な買い物をすることで、10円ゲットした気持ちになる。 この時期バーゲンに向かう気持ちが分かった。 愛知県刈谷市立双葉小学校から研究室訪問双葉小学校は来年度研究発表です。 ユニバーサルデザインについて研究しています。 理論だてを議論しました。 新しい段階のユニバーサルデザインを目指しています。 宮崎県都城での示範授業2年生の「長さの計算」です。 担任から事後の報告が届きました。 「志水先生の示範授業の続きとして、2m80cm+60cmの授業をしたのですが、 先生の授業で基本的な考え方が定着していたので、理解の遅い子ども達もスラスラと解くことも説明を書くこともできました。本当にありがとうございました。」 解くだけでなくて、説明も書けたというのはとても嬉しいことです。 子ども達とのやりとりの中で説明を板書しました。 その効果が大きかったと思います。ありがとうございました。 ギブとテイクgive と take の関係 段階1 take & take はもらいっぱなしの世界。多くの人はこの世界を好む。 なぜなら、あげないで済むから。 段階2 give & take は、あげたんだから返してもらうのは当然だという世界。 段階3 give & give は、あげっぱなしの世界。この世界にはよほどのゆとりがないとできない。人のゆとり、物のゆとり、おかねのゆとりがあってこそできる世界。 理想だけれど、それはなかなかできない。 この3つの段階は昔から言われている。 数年前にきづいたのだが、段階1と段階2の間に take & give という段階がある。 つまり、もらったら返すという原理。これを実行するだけで運はかなりよくなる。 メディアの役割メディアの役割は正確な情報を提供して、大衆に判断してもらうこと。 特に、明るい希望をもってもらうこと。 なのに、メディアが悪口ばかりいっているのは悪いお手本を示すようなもの。 せめて教師は、正確な情報を得て、判断してもらうようにしたい。 また、明るい未来を創るためにどうすればよいかを説きたい。 愛知県一宮市立丹陽小学校授業公開研究会43年前から一宮市教委の指定を受けて学力向上に取り組んできました。 その当時の校長先生は、中野芳廣先生でした。その後、今年度、山内一也校長先生が研究を引き継ぎました。 お二人の校長先生のもとで、本当に一歩ずつ改善の取組を始めました。 教材研究のしかた、算数の授業の基本的なこと、子どもの見取り、基礎学力の向上など一歩ずつです。 何回も授業公開をしました。志水は年間4回通いました。授業診断、学力向上等のアドバイスを行いました。 今年度は、落合康子先生にもお手伝いいただいて、授業診断を通して技量をブラッシュアップしていきました。 授業力は、1年目は0.5歩の前進、2年目は1歩の前身、3年目は3歩前進して、公開研究会は10歩の前進でした。この伸びはすごいことです。 縁の下の力持ちとして校長先生、牧野教頭先生、井上教務主任、松本校務主任のチームワークのよさがありました。 下段の写真は、反省会のときの写真です。テーブルのイスがあるにもかかわらず、立って歓談しています。この空気感は見事で、本日の成功感・充実感を表すものでした。 愛知県一宮市立丹陽小学校授業公開研究会31.「教師の授業力向上」 ア 教材研究の習慣化を図る。 イ 授業方研修会 ウ シミュレーション授業 エ 授業診断 2.学習マナー・ルールの定着 ・学習マナー強化週間 ・学び集会 ・算数のノートの統一(ユニバーサルデザイン化) 3.基礎学力向上の取り組み ・「どの子もできる10分間プリント」の児童用を使用して基礎学力の向上を図っている。実際、当日の公開では、10分間のこの活動を公開しました。黙々と問題に取り組む姿は美しい。前年度までは教師用を印刷配布していたが、今年度から児童1人につき1冊持たせて取り組んでいる。プリントよりも大事にするし、またプリントを閉じる保管することよりも合理的となった。 |
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