最新更新日:2024/05/13 | |
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流しそうめん流しそうめんの授業 一見すると、教師の発問・指示が的確でテンポがよい展開となっている。 子どもたちも反応している。 このような授業を流しそうめんの授業という。 とても美しい。 うまく流れていく。 ところが、子どもをよく観察すると、反応している子どもは上位の層である。 下位の層は、ぼおっとしている。切れがない。 つまり、流れてくるそうめんをすばやくつかむ力のある子どもは理解できている。 反対に、流れがはやすぎて、そうめんをつかめない子どもにとっては理解できていない。 流しそうめんの授業は、見栄えがいい。 でも、授業で肝心なことは、そうめんを全ての子どもがつかめたかどうかである。 だとすると、ときには、スピードを落としてみんなが「わかる・できる」ような場、つまり、立ち止まる場がいる。 そうめんで言えば、そうめんのたまり場がいる。 ぜひとも、授業前に、立ち止まる場を考えてのぞんでほしい。 [志水廣の公式ホームページ] 動画の映像で志水廣を見ることができます。『読売新聞教育ルネサンス』 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/ |
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