最新更新日:2024/05/17 | |
本日:3
昨日:27 総数:440842 |
依頼されたら雑誌の編集長をしていると、いろんな方に原稿の依頼をすることがある。 依頼したい人は、おなじみの人、新人と二つに分かれる。 おなじみの人は、原稿の内容は安定してまかせることができる人をいう。 次に、新人は、各地で少し芽がでつつある人である。 実際によい授業をみたり、よい研究発表をしたら、新人として推薦する。 たいていの場合、おなじみの人は原稿は承諾してくださる。 新人は、9割は承諾してくださる。 ところが、1割は、断ってくる。 せっかくのチャンスを与えているのであるが、断られると残念となる。 私が推薦して、編集部が依頼のはがきをだす。それが断られて帰ってくる。 執筆できると予想しているから依頼している。にもかかわらず、断ってきたら、もう二度と頼めないなあと思う。推薦した私の信用も落ちる。 頼まれる新人はいろいろな理由があるだろうが、断ったらそこで縁はおしまいである。 私が筑波大学附属小学校にいた頃には、先輩から原稿を依頼されたら絶対断るなと言われた。 だから、自分の得意でないテーマでも断らずに引き受けてきた。 その都度、勉強であった。 だから、やってきた仕事は引き受ける。これが20代から40代の生き方のこつである。 [志水廣の公式ホームページ] |
|