最新更新日:2024/05/20
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○付け法への招待57 反応あると

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反応があると楽しい、嬉しい。
反応がないと寂しい、楽しくない。

授業にしても普段の会話にしても反応があると、楽しい。
授業を見ていると、子どもが黙ったままの授業がある。
教師はひたすら教えている。
子どもは受け身である。

その原因は何かというと、反応させるような発問、指示、活動が仕組まれていないのである。これでは反応しようがない。

ある時、あれほど反応していた子どもが反応しなくなったことがあった。
前の担任が聞いた。どうして反応しないの?
すると、子どもが答えた。「だって、先生はずっとしゃべっているんだもん」

では、発問、指示、活動を単に仕組めばよいかというと、話はそう簡単ではない。
子どもがそれらに対して反応すれば、教師は彼らの反応に対しての反応が不可欠である。
これが、私の言うキャッチ&リスポンスである。
キャッチ&リスポンスの仕方を志水メソッドでは、○付け法や意味付け復唱法で行っている。
評価と指導の一体化と言ってもよい。
教師が価値付け、広げ、深めるのである。
この価値付けに子どもは喜び、やる気がわいてくる。この価値付けは、教科の本質に迫る価値付けである。

本日、教職大学院の現職教員の派遣生の体育科の授業を参観したが、子どもの活動に対する正当な評価と指導がなされていた。とても楽しそうに運動に取り組んでいた。運動は瞬間に消えるので、即時評価の世界である。毎回、きちんと評価してほめて、次への指示を出していることがうかがわれた。だから、やる気がでるのである。
この即時評価の眼を鍛えたいものである。

とにかく、発問、指示、活動の反応の反応、つまり、W反応が授業での愛の交流である。
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