最新更新日:2024/04/27
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○付け法への招待67 子どもの言葉?教師の言葉?

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三年前、茨城県の石崎小学校と一緒に本を作った。
書名は、『○つけ法の奇跡』(明治図書)であった。この副題は、「どうせできね−もんからの脱却」であった。
この言葉は、実際に石崎小学校の子どもが授業中に発した言葉であった。
この言葉に対して教師集団は立ち上がり、見事に「できる」子どもたちに巣立った。
私も2年前に石崎小学校で示範授業をさせていただが、子ども達の力の付き方ははんぱではなかった。
本当に、「どうせできね−もん」と発言したのだろうかと思わざるをえなかった。
石崎小学校の変容ぶりに本当におどろかされた。
だから、書名に「軌跡」と「奇跡」をかけて、「奇跡」の方を書名に付けた。

さて、「どうせできね−もん」の発言は教師の発言の場合もある。
教師達が投げ出してしまう発言である。
どうせこの子達はできねえから・・・と発言してしまうのである。
この地域は悪いからと親の前では言わないが、心の底では思っている。

教育の面白いところは、潜在的可能性にある。
子ども達は、教師から励まされれば、また、わかりやすく教えてくれれば、伸びるのである。
大学に来てから、多くの学校を救ってきた。
私の顧問学校の多くは、問題点があるから私に頼みに来るのである。
そして、その学校に合わせた処方箋を示して教師達に頑張ってもらうのである。
だから、伸びていく。
○付け法をはじめとする志水メソッドは、改善のための愛で育てる精神をベースにした道具である。

どうせできないと言う言葉を発する前に、「できるところはどこだろうか」という言葉を発してほしい。それをあきらめずに実践していったところに、可能性が開くのである。
この可能性とは、子どもの可能性であり、なおかつ教師の可能性でもある。
[学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ]
参考図書
『○付け法の奇跡』
http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-537928-1
『「愛」で育てる算数・数学の授業』
http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-539315-7
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