最新更新日:2024/03/28 | |
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考えるベースを作るゼミは対話がよい。 これは原則。 ところが、学生と話していると、対話が成立しにくいときがある。 基礎知識が弱いときである。 そのようなときに、「自分で考えなさい」といっても、成果はでない。 もともと知識がないのだから。 そういうときは、「これをやりなさい」「ここをまとめなさい」「このことを調べなさい」と指示した方が早い。 その作業を通して対話の基盤が作られていく。 それをやってきて初めて対話が成立していく。 今度は、示範授業の場面である。 あるとき、この問題を考えてみようと投げかけたときのことである。 なんと、子どもたちはぽかーんとしていた。 なぜかというと、 つまり、「考える」ことはどういうことなのかを体験してこなかった子どもたちだからである。 こういうときは、「この知識をもとにして、やり方を考えることだよ」「こうすることが考えることだよ」と具体的に指示したい。 そして、次の場面では少しずつ考えさせるとよい。 |
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