 |
最新更新日：2024/05/17 |
|
本日： 昨日：27 総数：440854 |
千葉市の算数部会報より
なんとタイトルが『「愛」ある授業を』となっている。竹内尚子先生が書かれている。 書店で「愛」で育てる算数数学の授業にであったという。この部会報に、○つけ法のことが書かれているのである。 「もっと児童の側に立って、授業をつくっていきましょうと投げかけています。 たとえば、次のような問題を出したとき、机間指導で児童のノートにあなたなら、どこまでできたら○をつけるでしょうか。 『２このあめが入ったはこが４はこあります。あめはぜんぶてなんこありますか。』 （１） ２ （２） ２× （３） ２×４ （４） ２×４＝ （５） ２×４＝８ （６） ２×４＝８ 答え ８こ 志水式○つけ法では、（１）でも○をつけます。 （１）「１箱の数がわかったね。この箱は何箱あるのかな。」と声をかけます。 （２） ２× 「かけ算であることがわかりましたね。」 （３） ２×４ 、 （４） ２×４＝ 「かけ算の式が立てられましたね。答えはどうなるのかな。」 （５） ２×４＝８ 「式も答えも正しくできたね。」 この○は、形成的評価の○であり、全員に声をかけながら○をつけます。児童ができる過程を○つけしながら同時に指導することを意味しています。結果だけ見て、○だ×だとつけるのは、採点感覚の○つけになります。・・・・ 志水式○つけ法を的確にとらえてまとめられている。 竹内先生、ありがとうございました。また、知り合いにも感謝したい。 ［志水廣の公式ホームページ] 声かけ３段階
すばやく、その子にあった声をかけよう。 声かけには、次の３段階がある。 � ，泙此�解こうとしている行為を励ます。認め、受け止めつつ励ます。 �◆〇賛瑤量簑蠅魏鬚�過程をほめる。 �� 数理を見つけてほめる。 �，涼奮�だけをするだけでも、がんばるようになる。 どの子にも声をかけてやりたい。 ［志水廣の公式ホームページ] ○つけ法は保護者にもわかりやすい
志水の指導の様子をごらんいただけます。 http://www.valley.ne.jp/~achi2/0118simizuhoumon... １／２２阿智第二小学校は、１／１８に訪問したが、その際、保護者も来られて参観されていた。その声が届いたので、紹介しよう。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 早速ですが、１８日の授業を見に来ていた保護者からこんな感想が届きました。 「大勢の先生たちが来ていても自分の意見を言える子どもたち、すごいなあと思いました。 そして人の話もきちんと聞けて正しい時には「OK」とか手で○を作っていたり、みんなで一つになって授業をしているなあと感じました。 ○付け法・・・。限られた時間の中で全員の席をまわること。先生は大変だけど子どもたちにとってはとっても良いなあと思いました。 （何が良いと聞かれるとうまく説明できないけど○を付けてもらえる嬉しさ、違っていたりとまどっているときにはその場でアドバイスをもらえる安心感） 授業嫌いにならないのではと感じました。 短い時間（１時間の授業だったのに、私にはそう感じるくらい早かった）だったけど元気な２年生、生き生きとした先生を見ることが出来て自分にもプラスになりました。」 ○付け法の指導理論を学んでいない方にも、授業を見ていただくだけでその良さがはっきりとわかっていただけることにとても嬉しさを感じました。今までの自分ではこんな具体的な評価は、保護者からいただけませんでした。志水先生と志水メソッドのおかげです。 明日は参観日です。笑顔で子どもたちと授業をしたいと思います。 お忙しい時に申し訳ないと思いましたが、どうしてもこの嬉しさをお伝えしたくてメールさせていただきました。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ２２日の保護者参観日は、阿智第二小にとって特別な日である。 学校が取り組んでいる○つけ法や意味付け復唱法を見せようと計画して、全校的に保護者参観で見せるという。全校的に見せるということにまず驚いた。そして、「部分肯定」という精神を理解してもらたいという願いを届けたいという。 ○つけ法や意味付け復唱法は授業の変革だけでなく、学校の変革も促すとあらためて感じた。 この意気込みに感謝したい。 ［志水廣の公式ホームページ] |
 |