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熟練者を増やす

2/29 今日のひとこと
安価で速く大量生産して、現場へ供給する時代は終わった。
人材育成もこれにあてはまる。
私が34年前に勤めた頃は、教員採用が大量に行われた。
今の時期も大都市では、大量採用が行われている。
そこで、学生の青田買いが行われつつある。
しかし、34年前とは確実に時代は変化している。
中身のない学生を雇っても、世間からの要求はきびしいものがある。
生き残るのは質の高い教員である。
採用側は、大量採用は仕方ないにしても、その後の人材育成では、熟練者を増やす方向をめざすべきである。また、採用された側は、教職につけたと喜んでいるだけではきびしい時代へと対応できない。
とにかく、しっかり勉強して知識を増やし、技を身につけ、磨いていこう。
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純度100%

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2/29 今日のひとこと
授業での子どもの喜びは、純度100%だと、飯塚市立頴田小学校の桑野徳隆校長先生よりうかがった。
確かにそうで、子どもがわかっとき、できたときの笑顔で教師は救われる。こんなありがたい仕事はない。
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写真は木曽の三岳小学校

ルール変更にも勝つ

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2/26 今日のひとこと
一番になると、すべてうまくいく。
PISA調査で一番のフィンランドは世界から見学にやってくる。
振り向かれる国である。

かつて日本の教育も世界から見学にやってきた。
いつのまにか、日本は落ちてしまった。

スポーツではルールが変更されて日本は落とされる。
PISA型学力は、学力観のルール変更である。
だから、落ちてしまった。
でも、本物の学力ならばルールが変わっても勝つはず。
ルール変更ぐらいで負けるようでは仕方ない。


本物の教師は、子どもにとって何が大事かを考えて行動できる人。
本物の学力を目指そう。それはつらいことではなく、わくわく楽しいことである。
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微弱な反応をつかめ

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2/26 今日のひとこと
子どもの反応は、いつも強いものとは限らない。
とても弱いときもある。
でも、心の底でわかった・できたという実感があるときがある。
それは、ほんの少しではあるが顔や動作に現れる。
この微弱な反応をつかむと、少しは言葉として発してくれることになる。
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タイミング

2/25 今日のひとこと
物事にはタイミングがある。
仕掛けてもうまく行かないときがあるかと思うと、
ほんの少しのきっかけでうまく行くことがある。
じっと待って、うまく行くタイミングを見つけることである。
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ひとつの方法が万能ではない

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2/24 今日のひとこと

多くの学校のコンサルティングをしてきた。
私のところにくる依頼の80%は、何かしら伸び悩んでいる学校である。
どういうわけか、このタイプの学校が多い。
どうすれば子どもの学力があがるか、教師の授業力があがるか。
まあ、お悩み相談である。
幸いにもいずれの学校もそれらのアップを成し遂げてきた。
学校を診断して、授業を診断して、処方箋をわたす。これが今の私の役割なんだろう。
どの学校もその処方箋を実行してくれている。だから、学力アップが現実のものとなる。
ただし、一つの方法だけで成功したかというと、そうではない。いろいろと組み合わせるのである。
校長、職員、子ども、地区などさまざまな要因がある。これらでできそうな処方箋を探し出してアドバイスするのである。この学校ができそうなことを探し出して処方箋をかくわけである。
朝学校を訪問して、夕方帰るまでに処方箋を見つけるのである。これが見つかると晴れ晴れとした気分で学校をでることになる。

学校改革のドラマとしては、「京都府和束小学校」の本がおもしろい。
『算数科:学力アップ大作戦!「わかる・できる」喜びを味わわせる授業の創造』
http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html...
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切り替え

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2/23 今日のひとこと
東京の明治図書に行き、『楽しい算数の授業』誌の編集会議をしてきた。
まさしく楽しい話が多かった。
これで気持ちが切り替わった。
明日への夢と希望をもつことができた。

人はちよっとしたことで悩み、ちよっとしたことで元気になる。
やはり、夢と希望をもつことだ。
子どもに夢と希望を語ってくださいね。
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完璧主義を捨てる

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2/22 今日のひとこと
完璧主義はつらい。
算数数学の授業で解答までだりつかないと、だめな子どもだと思ってしまう。

部分肯定という考え方は、途中まで合っていることをまず認めて授業をしようということである。この考えができるようになると、すべての子どものよさが見えてくる。
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写真は御嶽山

元気よいのもいいし、じんわり進めるのもいい

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2/21 今日のひとこと
長野県木曽郡算数数学教育研究大会が三岳中学校、三岳小学校であった。
三岳中学校では、若い原先生が一年生の授業「円錐の表面積」をした。とても元気のある授業で、かなり密度が濃い授業であった。感動する授業だった。○つけ法も元気、意味付け復唱法もみんなに発言を広める方法としてうまく使いこなせていた。
この後、午後、私が示範授業を三岳小学校の5年生に「1/2+1/3」の授業をした。5年生だから、発展的な学習としてやった。この授業は、分数数直線をもとにしてじんわりわかるかなという授業展開であった。こちらは、一歩ずつわかっていく授業展開だった。でも、子どもの頭が、心が動いていた。今回の私の授業テーマは「受け」を中心にした授業である。攻めるキャッチ&リスポンスではなくて、受けるキャッチ&リスポンスである。これでも子どもが動いた。
だから、「元気よいのもいいし、じんわり進めるのもいい」ということである。

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こだわりが生み出すプロの技

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2/21 今日のひとこと
門司中央小学校で円周率の授業で、3.14に接近した。
そこには、教具の工夫があった。
写真でみよう。
30センチのものさしのすきまと裏側に段差をもうけてあること。
こだわっているからこそ知恵がわいてくる。

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どんだけー

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1/20 今日のひとこと
授業力を事前、本番、事後と分けてみた。
事前の授業力を考えてみた。
上の画像のとおりである。
教材研究にしても、指導技術にしても、子どもの実態把握にしても、
これらを
「どんだけー」
やったかで、本番の成功が決まってくる。
これをやらないで、授業をうまくなりたいというのがあさはかである。
やらないから
「いっこうー」
に授業力があがらない。
やるしかないの。授業のうまい人は、だれから言われなくてもやっているの。
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教育反省の時期

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2/19 今日のひとこと
この時期は、学校全体として教育反省の頃となる。
その際、本年度の反省を記述することはよい。
でも、本年度は、昨年度の反省から生まれてきたことである。
すると、昨年度の反省と同じことを記述するようでは、進歩がない。
この対比をやってみることが大事である。
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情報は発信するところに集まる

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2/18 今日のひとこと
情報は発信するところに集る。
あなたが、情報をほしかったから、あなたが発信してみよう。すると、集まってくる。
あなたのレベルに応じた必要な情報が集まってくる。
では、発信するとはどういうことか。普通は、ホームページなどを想像する。それもあるが、ノートに今、ほしい情報を書き出してみる。疑問形で書き出してみる。これも発信なのだ。すると、潜在意識にこの疑問形があって、ふとほしい情報に出会うことになる。
ということは、情報がこないという人は、この疑問形の情報も発信していないから来ないだけである。
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3.14に近づかせる「執念」

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門司中央小学校の白石先生の授業で、3.14が3.1と3.2の近くになった。ほとんどのチームが接近した。これはなかなかできないことである。
ます゜、その証拠を上の板書から見てほしい。
3.1側が左下のチーム、3.2側が右上のチーム。ななめの空白で3.1側になるつまり、3.15より少ない数と見当がつく。
それには教具の工夫をした。まさに先生の「執念」と言ってよい。
『「愛」で育てる算数数学の授業』では、「執念」をどう書いたか。私の本の愛読者ならばおわかりですね。
前川校長先生もこの円周率の授業を多く参観してきたけれど、これほどまでの精度は初めてだと話された。同感である。そこには、「巧みの技」があった。
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熊本県大会

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2/17 熊本県玉名地区算数部会長の狩野輝幸校長先生よりお手紙をいただいた。一部を紹介しよう。

「梅花の候、先生には日々お忙しいことと存じます。さて、二月なのかの県算研荒尾玉名大会では講師授業、講演、そして反省会と玉名に二年間待っていました暖かい算数の風を吹き込んでいただき感謝いたします。
 この大会を機にも教授のパワーに負けないような愛のある算数の授業を荒尾玉名で実践していこうと思います。」

2/8 昨日、二月七日に熊本県玉名荒尾地区横島小学校で、算数の県大会があった。
師範授業と講演を行ってきた。
二年越しに実現した訪問である。
行くまでは、この地区の情報を得ていなかったが、行ってみてびっくり、みなさん、○つけ法を自分たちで勉強して実践しているという。だから、私の教育への思いを理解している地区だった。

さらに、子どもたちとであったまたまたびっくり、素晴らしいエネルギーのある学級であった。6年生の授業をしたのだが、どの子も目が輝いていた。しかも、鍛えられていた。だから、話をしても一瞬で伝わる。
今回の私のテーマは、全員が自力解決できること。このために、いろいろなテクニックを使った。だから、みんなが「わかる」「できる」授業を実現できた。かかわりのある子どもたちであった。担任の高山裕子先生の姿勢にも驚くことばかりであった。
200名の参観者の中で、子どもたちは自分の考えを表現していた。つぶやきもあり、これがまた、新しい学びへと意味付け復唱法で気づかせることができた。

これまで100本以上の師範授業をしてきたが、ベスト3に入るぐらいの学級であった。
○つけ法をするよとマイクを通して宣言すると、参観者の目がきらめいた。そして、マイクを通して、子どもへの声かけを生で体育館の中で実況中継した。
すると、会が終わってから、志水先生の声かけは、一人の子を相手にしつつ、周りの子どもに対しても影響あるようにしていますねと反応があった。個と全体を動かす○つけ法の実現である。

本当にありがとうございました。感謝しています。
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一問一答から、一答一受

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2/15 今日のひとこと
意味付け復唱法は、概念を表す言葉の意味が深まる方法、深めさせる方法である。
円周率3.14の授業では、「すべての場合3.1になっている。」、「直径が変わっても3.1になっている。」「3.1と3.2間にある。」などと、3.14にまつわる言葉が子どもから生み出されてくるのである。これが子どもが共感しつつ共創する授業である。

さて、意味付け復唱法を教師と子どもとの応答について考えてみよう。
授業記録で再現してみると、T→C→T→C→T→Cのようになる。
ところが、本当のところは、C→T→C→T→Cのように、教師は「受け」の構えで応答しているのである。
その際、教師は「なるほど」をつかいながら、子どもが作り出していく授業である。
T→Cで分析するのは当然のこと。C→Tで分析してみると切り返しの力が見えてくる。これをCTスキャンという。
このようなキャッチ&リスポンスのある授業を目指したい。
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説明型授業と問題解決型授業

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説明型授業と問題解決型授業とのちがい

くるくるパックとらくらくパックとの違い

どちらを選びますか?

外化を求めているのはどちらですか?

志水メソッドの○つけ法や意味付け復唱法は、問題解決型授業を成立させるための手だてです。
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強化学習

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2/13 今日のひとこと
脳科学者の茂木健一郎氏は、『脳を生かす勉強法−−奇跡の強化学習』下のように言っています。
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2007/12...
<人間の脳は「ある行動をとったあと、脳の中で゛報酬゛を表す物質が放出されると強化する」という性質を持っているのです。つまり、゛報酬゛を得手喜びを実感できた行動を再現し、繰り返したくなる。結果、その行動に熟練していくというわけです。そのカギを握っているのは、「ドーパミン」という物質です。
 ここでいう報酬とは、何かを成し遂げることによる達成感や、他者からほめられること、自分の知識欲を満足させることなどを指します。>

また、最近テレビで茂木氏は、「ほめるのは、できた瞬間でなくてはならない」と言っていました。

さて、この文章を読まれて、○つけ法や意味付け復唱法は、瞬間にほめる手だて、また音声計算練習法も瞬間に相手をほめることが入っています。
茂木さんの文章(プレジデント誌)を三年前くらいの志水塾本大会で紹介し、メール通信夢現大でも紹介しました。
志水メソッドは、脳科学からの根拠をもっていますよ。
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感動と理動

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2/12 今日のひとこと
飯塚市立頴田小学校の桑野徳隆校長先生から、昔、有田和正先生から次の言葉を聞いたという。
「感動」という言葉はあるが、「理動」という言葉はない。
つまり、人は「感激すると動くが」、「理屈だけでは動かない」ということだという。
まずは、感情がさきで、次に論理がくる。このことは、松本元の脳科学からも言えることである。

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人の想いの強さ

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2/10 今日のひとこと
熊本の算数研究の県大会に行き、S氏の想いの強さを感じた。彼の想いが周りを動かし、私を招くことになった。四年越しですよと言われ、はっとした。これほどまでに、想ってくださるとは、ありがたいことである。
本日、また福岡空港へ飛ぶ。志水塾福岡大会in飯塚が明日あるためだ。これも現地のK氏の想いによるものだ。私も志水塾の設立の想いを伝えていきたい。
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