最新更新日:2024/05/20
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固まっているのはなぜ?

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8/5 今日のひとこと
2つの講演会で冒頭から固まっている空気があった。
えらい硬いなあ。
これでは、私の話は通じない。緊張状態では、頭の中に入っていかない。
そこで、柔らかくなるように意味付け復唱法の実習をしていった。
すると、だんだんとほぐれてきた。

さて、なぜ、硬いのか。
この原因を考えてみた。
1.講師に馴染みがない。
2.新しい用語があり、理解に苦しんでいる。
3.話のレベルが受講者に合わない。
4.進んで会に参加しているとはかぎらない。

話のレベルに合わないのは、こちらにも原因があるので、落とせば良い。
そこで、休憩時間の後、低いレベルをイメージして、ぐんと落として話してみた。
すると、反応がよくなった。
最後に、低いレベルのままではいけないので、今後の勉強の方向について話した。

受講者のみなさんにまた、主催者のみなさんにお願いしたい。
予習をしてきてほしい。
簡単なことである。「志水廣のHP」を見てきてほしい。
10分間ですむことである。
これだけで、固まりはかなり減る。逆にわくわくする。

さて、講演の内容のレベルを下げることを体験したので、もう大丈夫である。
私はツイテイル。
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教師はどうするの?

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8/4 今日のひとこと
日数教大会で助言者をしたので、その感想を述べる。
各地からレポートが寄せられて真摯に研究されていた。これには敬意を表する。

今年の特徴として、表現力からの育成がテーマとして多かった。
今、話題のことである。
また、グループ学習のレポートも多かった。
レポートを聞いていると、自力解決の悩みはあまり聞かれない。
あたかもすぐに本時の問題が解決できたというようなレポートが多かった。
解決できるようにするために、交流学習として4人くらいのグループ学習のレポートしていた。
私が気になったのは、教師の出る場がほとんど感じられないということである。
また、教師は子どもの考えの看取りも甘いことである。
本当に子どもがどこで悩み、どこでわかるようになったのか、それらを教師がつかんでいるのかどうかあやしかった。
確かにグループ学習をすればできるようになる。でも、それは、本当にできない子どもができるようになったのかというと、単にやり方を友達から聞いたからかもしれない。
こんなのは、カンニングしているだけである。

もっと、子どもは問題ができないことに困らなければならない。
もっと、教師は、その姿を見て困らなければならない。
この困った状態から、つまずきの研究やそれに対する助言の研究が生まれてくるのである。
○付け法をすると、教師は困るのである。子どもの解決過程を見て解釈する必要がある。だから、ノートを真剣に見ざるをえない。
また、意味付け復唱法をすると、教師は困るのである。子どもの発言に潜む数理を見つけださなければならない。だから、真剣に聞かざるをえない。
授業において、なんとはなしに見たり、聞いたりしていることからの脱却を図りたい。
そこに、教師の出る場がある。
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年に一度の日数教大会

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8/3 今日のひとこと
年に一度の日数教大会が新潟県で開催された。志水は、分科会の助言者をつとめた。また、研究発表(鈴木・落合など仲間とともに)もしてきた。

助言者でご一緒した山本浩昭先生はすてきな方でした。発表者に対して肯定的な評価をしつつも端的にアドバイスされていた。その人が出す空気がすてきなんだよね。

昼休みに会場を回った。知り合いが多かった。一声かけた。東京時代のときからの知り合いにも会えてハッピーだった。

本日、帰りのバスで一緒になったのは、愛知教育大学公開講座に来られた先生である。
その人と語った。できない子どもの視点に立っていた。本当に優しい人なんだなあと感心させられた。
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うなずきの往復

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8/2 今日のひとこと
子どもの発言を教師が聞くとき、表情が硬くなる。
なぜ、硬くなるのか。
それは、子どもの発言が正解かそうでないかを判断しているからである。

教師の動作を見ていると、うなずいて聞いていない。
子どもの発言を聞くときには、教師はうなずきながら聞きたい。
うなずきながら、「そうか、そうか」と応答したい。もちろん判断するのだけれど、まずは丸ごと受け止めるうなずきでありたい。

教師がうなずくと、子どももうなずき返す。
教師と子どもとのコミュニケーションは、うなずきの往復運動でありたい。
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