最新更新日:2024/05/20 | |
本日:20
昨日:15 総数:440891 |
ちょっとの差の集積私の模擬授業はごくごく普通の授業である。 大げさな道具はない。 面白教材でもない。教科書にある教材である。 でも、授業は面白い。 それはなぜか、子どもたちとともに創っているからである。 私の仕掛けとそれに応える子どもの反応。 この繰り返しで最後はわかる・できることを保証している。 現在、You Tubeで模擬授業を5分間ずつ公開しているが、その分析にあたった奥田先生にたずねてみた。志水の授業とほかの先生の授業とどこが異なるのですか。 「ほんの少しの違いです。目線、動作、表情などでほんの少しだけ違うのです。それが、集積すると大きく違ってくるのです」と話された。 ありがたい言葉です。 模擬授業の動画を参観していただければ授業改善のヒントになると思いますよ。 能力を上げるためには時間短縮のためには能力を上げることだと書いた。 ではどうやって能力を上げたらよいのだろうか。 それは、期限を決めて仕事をすることである。 また、量をこなすことである。 たくさんの仕事をやれば容量がわかってくるから時間は短縮できる。 普通、400字詰め原稿用紙を20枚書くのに2週間はかかる。 ところが、附属小学校にいき、やむをえず月に6本の連載原稿をかかえてしまうと、2週間もかけられない。 遅くて2日でかかなくてはならない。 昼間は担任の仕事があるからかけない。夜だけが書ける時間だ。 これをくりかえしたら早くなった。 いつも忙しいいつも忙しいのは現実である。 20代の教師、30代の教師、40代の教師、ぞれぞれの年代に応じて忙しい。 そうすると、ゆとりをもつことはできないのだろうか。 実はできるのである。 そのためには能力を上げるしかない。今まで1週間かかってやってきた仕事を3日間でやるというように時間短縮に挑戦するとよい。 そうすると、3日間の余裕ができる。すると、その3日間を埋めるような仕事が舞い込む。そして、忙しくなる。また、時間短縮を試みる。 この繰り返しが定年まで続く。 余裕のない人は、やるべきことをやるべき時期にこなしていなかったのである。 すると、宿題がどんどん貯まっていくのである。 そうなると、宿題の量と能力の向上との差が開いて、なかなか埋まらない。 とにかく今ある仕事をどんどん時間短縮していこう。 人の頭と心は相反することがある人は脳の仕組みから言ってわかり合えない。 人と人は、生まれも育ちも異なるので、何かの新しい情報を見ても聞いても同じようには受け取らない。よってなかなかわかり合えない。 しかし、わかり合いたいという気持ちが根底にある。 それは、自己の存在にかかわることだから。 この前提のもとで少しでもわかり合うことができたら素晴らしいコミニュケーションとなる。 授業診断2授業のアドバイスは、授業者の授業力に応じてするのがよい。 いくら主体的・対話的で深い学びが望ましいと言っても、その人がそれ以前で困っているのならば、そこを改善してもらうことである。 机間指導ひとつとっても、様々なレベルがある。 まず、机間指導しない人がいる。この人に〇付け法を勧めても無理である。 机間指導をする必要性を感じていないからである。 そういう人には、授業中に困っている子どもの姿を見せることである。 具体的にノートに書かれた記述を写真に写してそれを提示するのである。 そして、その子に対してどのように接したいのかを質問してみるのである。 そして、なんとかしたいと思うようになったら、いくつかの提案をする。 それは読者のみなさんに考えてみてほしい。 机間指導してる人でもスピードが遅い人がいる。その人にはスピードをあげるこつを話す。 このように、授業力の要素はたくさんあるし、それらに対応したレベルがある。 それらを授業参観中に即座に決めてアドバイスすることを決めるのである。 授業診断授業診断をたくさんしてきました。 その際、ほとんどが初対面です。 そして、アドバイスするのです。 無茶なことだと思います。 授業者の方が志水のアドバイスを受けたいかどうか、それが第一歩です。 受けたくないけれど、やむを得ず授業診断を受けることになることもあるからです。 その場合は、なかなかコミニュケーションが取りずらいです。 基本のスタンスは、長所伸展法で励ますようにしています。 アドバイスを受けたいという方には、長所伸展法をベースに短所改善法にまで踏み込みます。授業者の授業力に応じた改善を提案します。 70歳になりました今日で70歳。 父親が49歳でなくなり、私がその年を超えたとき感慨深いものがありました。 がむしゃらに動いて定年となりました。 それから数年マイペースでやらせていただいております。 今は、今月半ばに予定されている講演に向けて策を練っております。 関西的に言えば、「ぼぢぼちでんな」というところです。 多面的な情報昨今の状況を見ていくと、様々な情報が飛び交っている。 でも、仕掛けた方と仕掛けられた方の言い分は異なる。 深堀した情報はとても面白い。 一方的な情報に振り回されないことである。 創造と破壊何かをなし遂げたいと思い、創造する。 しばらく創造したところに安住していると、それではうまくいかないことが起きてくる。 だから、一度創造したものを自らの手で壊してしまう。 次なる創造へと向かう。このときの創造の力とスピードは以前よりも大きくなっている。 人生は創造と破壊の繰り返しである。 信頼は人とのご縁信頼があると頼むことができる。 また、頼まれることができる。 信頼は、約束の積み重ねで生まれる。 約束したことを無事にやり遂げる、さらに言えば、期待以上にやり遂げることによって生まれる。 だから、約束を守るのは当たり前、約束以上のGiveを与えたところに厚い信頼が生まれる。 見えないところでもがく華々しい活躍を見てみんな感動する。 それはそれでいいのだが、見えないところで必死にもがいていたことにも目を向けたい。 いきなり華々しい世界になるはずもなく、こつこつと地道な積み上げの基盤があるからそこに到達している。 地道な積み上げを学ぶ方が成功への近道だと思うよ。 ああだこうだとああだこうだと文句言う前に、行動するの。 行動すればその行動がいいか悪いかが分かる。 分かると、次の行動が決まる。 黙々と目先不透明の時代には、黙々とやり続けるしかない。 人とのご縁なぜかしら出会える人がいる。 その人から仕事をいただいたりする。 不思議なことだ。 だから、出会える人を大事にしておくことだ。 授業の極意子どもの発言はすべて正しいと思うこと。 正答の発言でも誤答の発言でも、その子なりに正しいと思って発言している。 だから、教師はその正しさに寄り添うだけで授業はうまくいく。 今の私に今の私にできることは、目の前の幸せに打ち込むことです。 そうすると、私は気分がいいのです。 その気分は伝搬すると思います。 少なくともほかの人に悪い影響は与えません。 だから、今の私なんです。 損得人間関係は損得なしでいければ最高。 でも、現実は、何かしら損得がつきまとう。 ならば、きれいな損得で付き合えばいいのではないかな。 困難は発明の母あることをやろうとしたらとても困難が待ち構えていた。 このままだと冷えてしまう。 なんとかならないか。 そうか、あれを踏み台にすればいいのだ。 あれこれ試行錯誤が続いたあと、成功した。 これで楽ちんである。 こんなんがあるからこそ、成功への道が開かれる。 この世の修行この世での修行は二つ。 お金と人間関係。 お金があれば90%の苦労はなくなる。 人間関係が良好ならば50%の悩みはなくなる。 働くことは、どちらの悩みも体験し修行となる。 事故は自己を呼ぶちょっとしたアクシデント(事故)が起きた。 すると、相手は、「私は悪くない」という代わりに、「あなたはいつもこうた゛」とか「前はこうだった」とかの言い訳をした。 これって、自己防衛だよね。 謝るかわりの自己防衛である。 よって、事故は自己防衛を呼ぶことがある。 |
|