最新更新日:2010/06/11 | |
本日:3
昨日:3 総数:95676 |
またまたブログにこれはいうまでもないことですが、子どもたちや保護者に対する評価なのです。保護者の皆さんや子どもたちとともに、ありがたく受け止めさせていただきたいと思います。 似顔絵・3
下は似顔絵を描いている「画家の卵」たち。
モンマルトルの丘で描いてもらいたいなあ。 似顔絵・2
似ていますよね。
似顔絵・1
卒業式には6年生の似顔絵を体育館に飾ります。太郎生小の恒例の飾り付けの一つです。
4・5年生が床にはいつくばって描いていました。 3月第一週土曜日の風景
今日は、土曜日。
サプライズ作成のため、10時過ぎに学校に行ってみると・・ 校長先生の車が止まっており、6年生の先生の車も。 児童玄関も開いています。 職員室のストーブはすでに赤く燃えていました。 校長先生は校長室でお仕事中。 聞けば6年生が、文集の仕上げや卒業式のテーマ制作のため全員登校しているとのこと。 6年教室に行ってみると、みんなでワイワイ楽しそうにそれぞれの作業に取り組んでいました。 卒業式まであと2週間たらずです。 「大変だろうなあ」と思う一方で「休日に全員出てきて作業をするのもいい思い出になるかもなあ・・」と楽しそうな6年生の様子に思ったりもしました。 というわけで、サプライズ制作にかかりました。 けれども、なかなか作業が進まず、そのたびに「すいません、校長先生○○を探して下さい。」と頼りっぱなし。 校長先生はそのたびに「はい、○○ね。」と仕事を中断して探して下さいました。 おかげでなんとか2つできました。 「こんなにいろいろ手伝う校長はおらんで。」と校長先生。 ついつい、いつもの毒舌で切り返してしまい、ここは素直に「本当にそうです。ありがとうございます。」と返せばよかったと後悔しながらの帰路につく「若手」でした。 というわけで、サプライズの制作作業はぼちぼち順調に進んでいます。 閉校までの仕事日記(3月6日)例のサプライズに手間取っている。優秀なスタッフに権限を委譲したはずなのに、20分に一度ぐらい、「校長先生、○○がほしいのですが」という声がする。その度に自分の仕事を中断して○○を探して送る。こんなことが数度繰り返される。 たった6個を作るだけなのに、かなりの手間をかけている。これも仕事のうちとあきらめる。若手を育てるには忍耐が必要:-) 印刷業者から、閉校記念行事のしおりと封筒のPDFが届く。これは教頭の仕事。任せることにしよう。月曜日に判断をしたらいい。なかなかいいデザイン。ご期待を。 さて、遅れていた中学生の練習用のCDを作る。1曲はituneからダウンロード。150円。もう1曲は、太郎生の文化祭でのライブ録音。でも、もう1曲がどうしても見つからない。「さよならは言わないで」(三浦真理)が見つからない。 とりあえず2曲のCDを作る。とはいっても、ituneからダウンロードしたものはそのままではCDにできなかったので、フリーソフトで変換する。ややマニアック。できたCDをさらにカセットテープに入れる。これで、スクールバスで朝、流してもらえる。運転手さんにお願いしよう。 ちゅうでん教育助成の報告書、完成。この資金はオリジナルTシャツや記念DVDのプレスに使わせてもらった。ありがたい。 野中伸行先生の「風に吹かれて」というブログに驚く。ここまで書いてもらっても良いものだろうか。山の手南小と同じ脈絡の中で採りあげていただいていることに、うれしさ、気恥ずかしさ、おこがましさがある。 野中先生の洞察力、文章力にはただただ敬服するのみ。いったいどれだけ勉強されたらこんなことが書けるのだろうかと、日々のブログから思う。私の目標とするところである。 夜、太郎生地区の自治会長会におじゃまする。閉校記念行事関係のお願いをさせていただいた。 野中先生のブログに私はその野中先生とは何も面識はありません。ただ、野中先生の著書を何冊か持っており、野中先生のファンです。そのブログはいつも読んで、勉強しています。影響を受けています。 その野中先生に「たろうっこ」を送ったところ、ブログで紹介していただきました。 保護者の皆さん、「本物の教育がある」と書いていただいています。太郎生小学校の教育をそのようにとらえていただいていいる方がいるのです。 38人
この写真が全校児童です。38人です。
でも、その歌声は体育館に響き渡ります。卒業式や「閉校記念行事」で聴いていただけます。閉校記念行事への参加を希望される方は、学校にお知らせください。 正面を見る
「正面を見る」という当たり前のことができる子どもたちです。
練習
3月5日、卒業式のための練習が始まりました。体育館に入ると、1人だけの声が響いています。体育館にたった1人だけの6年生の声が。それを在校生の子どもたちがじっと見ています。次に6年生の別の児童がまた1人ですこしのフレーズを歌います。音楽の先生は体育館の端におり、声の響きを聴いています。なんと、6年生は1人ずつ歌っているのです。
その後、全校児童による呼びかけ練習が始まりました。続いて歌の練習が。 一番を全員で歌った後、2番に入ると、なんと突然、個人を指名し、1人で歌わせるのです。高学年だけではありません。2年生の子も指名されます。 体育館での全校練習において、1人の児童が指名され、その児童はなんのためらいも見せぬまま歌い出すのです。もちろん心の中では不安やドキドキがあるでしょう。 太郎生小学校ではこんな練習がされているのです。 太郎生小学校の子どもたちは先天的に歌が上手ということではありません。何年もかけて、このような指導が可能な状態にしてきたのです。ここには一人ひとりが歌に対する自信と共に、お互いの強い信頼関係があるのです。 こんなにも質の高い練習をしている子どもたち。厳しく鍛えられることを、むしろ誇りに思っているのです。 職員はこれでも満足していません。全校練習が終わった後、職員室では給食に手をつけずに子どもたちの反応について議論をしています。 こんな職員にして、太郎生小学校の子どもたちがあるのです。 後ろ姿も、すくっとしています。この2年間、全校児童が集まった場で、職員が「静かにしてください」とか「姿勢を正して」「背筋を伸ばしなさい」という指示をしているところを見たことは私の記憶にある限り一度もありません。 休み時間などはわいわい遊んでいても、全員が集まったときは姿勢良く話を聞くということが「当たり前」になっているのです。 歌う
歌う姿がこんなにも感動的なのか。
写真からは音はでない。声も聞こえない。 しかし、この顔。この目。この口。そして太郎生小学校の子どもたち。 そこには歌がある。心を一つにした歌がある。 目
太郎生小学校の子どもたちが何かをしているときの表情は素晴らしい。かわいいというのとは違う。美しい。すごみさえ感じることがある。
こんな姿を残して起きたいと思う。それがWeb上であっても。 Tシャツを着て歌う
至近位置でカメラをかまえても、子どもたちは動じません。カメラを見る子はいません。ましてやVサインの児童は皆無です。
下の写真は三重テレビの取材の様子。 記念Tシャツ
今日、初めて閉校記念オリジナルTシャツを子どもたちに渡しました。
色とりどり、デザインは同じです。やや大きめです。似合っていますね。これも太郎生小学校の思い出の一つです。 閉校までの仕事日記(3月4日)これまで何度もスクールバスに乗って美杉小へは行っているが、それらは太郎生小で乗車し、太郎生小で下車していた。 4月から乗るのは、最寄りのバス停になる。バスを待つ場所やバスを降りた後、気をつけることなどの指導が必要である。もちろんこういったことは4月以降の指導にはなるが、3月に一度体験しておくことにした。 職員が、子どもたちが乗るバス停に出向き、そこで子どもたちと一緒に待つ指導をしたあと乗車する。また、美杉小からの帰り、バスを降りた子どもをバス停で確認することも行った。バスに一緒に乗ってくるのではなく、先回りしてバス停で待っており、バスの外側から子どもたちの安全を確認する。この際、一番大事なことはバスが動きしばらく走ってから、子どもたちが歩き出すと言うこと。バスのかげを動くのは危険である。このことを、4月以降、指導することになるはず。 今日の試乗体験については、保護者の方が何人もバス停に来ていただいた。お世話をかけた。 11時過ぎに、美杉のスクールバスの運転手さんが数人、太郎生小に来てくれた。普段はステージに置いてあるピアノを体育館のフロアに下ろすため。ピアノは重いので人数が少ないと危ない。そこで、太郎生小の職員に加えて、バスの運転手さんにも無理をお願いした。さらに太郎生住民センター長さんにもお願いした。無事にフロアにピアノが降りた。これで音楽の先生の指導にも磨きがかかるだろう(とプレッシャーをかける)。 名古屋のあるテレビ局から卒業式と閉校式の取材の電話があったらしい。式典だけの取材よりも、三重テレビのように事前の練習やインタビュー風景などの取材をしていただける方が私としては嬉しい。とはいえ、三重テレビもニュース枠での放送になるらしい。あまり長い時間は取れないはず。テレビの1分は長いというべきか。 今日、探していた書類が見つかった。これで仕事がはかどる。 サプライズプレゼントの準備に手間取る。 新教育長のあいさつから************************ 私は県立高校に勤務していた。そのときのことを話したい。クラブでよく頑張っているのに赤点の子がいた。高校は点数が低いと、赤点をつけることになっている。クラブの顧問が不思議に思ってその子に聞いたところ、「数学が分からない」という。 その時、顧問は題名ははっきりとは覚えていないけど、「引き算を極めると変わる」とかいう題の本を見たことがあった。その本を、赤点の子にやらせてみた。 その子はちょうど引き算の繰り下がりでつまづいている子だった。その本で勉強するようになると、分かってきた。本に書いてある通りだった。毎日クラブの後、引き算の練習をした。そしたら、その子も顔つきも変わり、赤点がなくなってきた。自信を持つようになり、他の教科もよくなってきたと、後で顧問から聞いた。 子ども一人ひとりをていねいに見るということは、幼稚園も、小学校も、中学校も、高校も変わらない。高校は成果主義になりやすく、ゆとりがなかったかもしれない。 クラブのその顧問は若い講師の先生と二人で指導をしていた。そうしたら、講師も変わってきた。われわれの仕事は初心を忘れることがあってはいけない。 特別支援教育では個別指導計画を作ることになっているが、一人を見るという見方は特別支援教育だけではなく、どこでも必要な見方。 それは管理職にも言えるし、それは教委にもいえる。 新学習指導要領には随所に「基礎基本を大切に」という言葉がちりばめられている。 高校では毎朝10分ずつの1週間で一単位とすることができるようになった。これは教育の変わらない部分、つまり不易の部分といえる。それぞれの学校で基礎基本をどうとらえるのか考える必要がある。 高校生の進路が変わってきている。今年は内定が難しかった。何度か応募してやっと行き先が決まるという状況になっている。そういうような世の中の流れを見る必要がある。小学校英語もグローバル化の時代だからこそ入ってきたのだろう。これは教育の「変わっていく部分」、つまり教育における流行といえる。 同時に、学校だけではできない部分がある。地域や世代を越えた、いわゆる複線を持つべきである。幼稚園から大学につながるもの。そういった地域の文化も大切にしたい。それには小中のような義務教育が大きい役割を果たしている。 ************************ 保護者の皆さん、高校でも基礎基本が大切だと言うことを強調されたのです。 教育における「不易と流行」。それはまさに太郎生小学校が目指しているものです。 何度も何度も、基礎学力向上のための具体的な実践を提案してきました。決してスローガンや精神論ではない、具体的な指導方法を私たちは考えてきました。 また、「流行」。つまり今日の社会情勢の変化に伴って必要とする学力。その一つがICT活用です。これもまた太郎生小学校が力を入れてきたところです。 今、太郎生小学校が大切だと考えて取り組んでいることについて、中野教育長からの話があったということを、保護者の皆さんに報告できることがうれしいです。 ※下の写真。礼をしているところ。礼もそろっています。 3年の巻
3年生はメリハリがありました。そして、楽しい歌遊び。リズムと繰り返しのある動きも楽しかった。
「雨ニモ負ケズ」の暗唱もよかった。 笑い
楽しい、「6年生を送る会」でした。太郎生小のいい思い出を持って中学生になってもらいたいものです。
2年生の巻
奥の細道のパロディ(?)版。もっとも笑いが多かった出し物です。
1年生の巻
「6年生を送る会」のトップバッターは1年生。
頭の中がハードディスクのようでした。次から次への名文や俳句が飛び出しました。日頃の学習成果の発表です。 |
津市立太郎生小学校
〒515-3536 三重県津市美杉町太郎生2128-1 TEL:059-273-0324 FAX:059-273-0746 |