最新更新日:2010/06/11
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管理職も研究授業

 太郎生小学校の特徴の一つに「管理職も研究授業をする」ということがあります。校長、教頭といえども、かつては担任をしていました。また、今も、授業をすることはありますから、研究授業をすることは特別ではないはずですが、私が知る限りこれまで管理職が指導案を書いて研究授業をするということはありませんでした。
 2月15日、福井教頭が4年生で理科の授業を行いました。しかし、管理職が研究授業をするということだけなら何も意味がありません。何らかの主張が必要です。
 「もののあたたまりかた」という単元です。鉄板や鉄の棒は順に熱が伝わります。伝導と言います。それに対して、水は対流という暖まり方をします。つまり、暖かくなった水は上に行くわけですね。その違いを、実験を通して理解するという学習でした。
 最初に前回までに学んだことを確認します。鉄と水の違いが大事ですから、前までに学習した鉄板や鉄棒の暖まり方を確認しなければなりません。そんな時、普通なら「前はどうやった?」となるのですが、福井教頭は前の学習場面をスクリーンに映し出すのです。デジカメで撮ってあったのでしょう。
 これはまさに一目瞭然(写真の上)。前の実験をデジカメで撮っておき、それを見せるだけです。このシンプルな準備が、「分かりやすい授業」に大いに貢献することを、職員は目の当たりにしました。学力向上につながる授業でした。
 授業はビーカーの水を暖め、その中の絵の具や茶葉がどういう動きをするのか観察しました。
 太郎生小学校らしい授業でした。「子どもが真剣」「一人ひとりの子どもを大切にしている」「授業の中にICTが自然に組み込まれている」「子どもたちを飽きさせない授業」となっていました。
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