最新更新日:2010/06/11 | |
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明日が閉校式閉校式の日を迎えてしまいました。自分の母校が、自分が最後の校長として閉校式を迎えるというのはどんな気持ちなんだろうか。2日前、そのことを三重テレビの山口アナウンサーに聞かれました。 学校は地元にあった方がいいに決まっています。歩いて行けるところの方がいいのです。そんなことは保護者も十分に分かっています。しかし、保護者は21年度末での統合を選ばざるをえませんでした。 寂しさはあります。残念な気持ちもあります。しかし、私たち大人が自分の意志を一人ひとりが表明して、決めた結論です。辛い決断ではあっても、その重みをこの1年半ほど受け止め続けてきました。 複式であれ、小規模であれ、学校は本来の学校の目的達成のための努力を重ねるだけです。そこにはウソがあってはいけません。ひとり1人の子どもをしっかりと見て、しっかりと指導するということがあるだけです。太郎生小学校はこの1年あまり、そのことのために職員は努力してきました。 38人の子どもたちは本当に素晴らしい。子どもたちの姿から学ぶことはいくつもありました。閉校式でも、子どもたちは涙をこらえて、すばらしい合唱を聴かせてくれるはずです。私も、涙はもう少し後にして、太郎生小学校の子どもたちの最後の合唱を自分の耳と目と心で聴きたいと思います。 太郎生小学校の閉校式。そのまっただ中にいる自分。自分には自分の姿は見えません。 |
津市立太郎生小学校
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