最新更新日:2010/06/11 | |
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閉校式の後も
3月27日、土曜日。職員が3人出勤。することはいくらでもある。校長室で、太郎生小学校のHPを更新していると、これからもずっとこの仕事ができるような錯覚に陥ってしまう。太郎生小学校の仕事ができる幸せを、このところずっと感じさせてもらっている。
午後、太郎生地区でお世話になっている方を訪問して、お礼を言う。半分以上のお家が留守。お礼の手紙をポストに入れて失礼する。2時間あまりかかる。 冬タイヤの交換を自動車工場で行う。2年前は自分でしていたが。 その後、太郎生地区連合自治会長さん宅を訪れる。閉校式・記念行事がとてもよかったという声が多かったとねぎらっていただく。本来はねぎらうのは私の方なのに、恐縮する。さらに「記念誌」の評判も極めてよいとのこと。 学校に卒業記念写真が残っていたのがなによりもありがたかった。百周年記念事業で集めたという。先人の努力に感謝したい。明治44年以降の卒業写真が残っている学校はそうはあるまい。しかし、記念誌については反省点も多い。ご迷惑をかけた方がいる。申し訳ないと思う。 夕方、一人で校長室に入る。つい物思いにふけってしまう。この校長室には何人もの来客があった。とくに11月17日、堀田先生、玉置先生、そして中村先生を迎えての、シンポジウムの打ち合わせを忘れることはできない。 この部屋で、この椅子で、4人で進行の打ち合わせを「ごく簡単」に行った。緊張しながらも、幸せだった。 その後、3人の先生方がどれほど多忙な日々かを知ることになる。そんな中、この太郎生小に何時間もかけて来ていただいた。 それは中林のためではない。太郎生小学校のためでもない。きっと日本の教育にプラスになるからこそ来ていただいたのだろう。閉校になる今、太郎生小学校の歴史的な役割を、当事者としてぜひそう思いたい。 思えば多くの方に助けていただいた2年間だった。多くの方の応援をいただいた2年間だった。 |
津市立太郎生小学校
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