最新更新日:2024/03/05 | |
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12月15日の給食牛乳 海藻サラダ キウイフルーツ 「カレーの歴史(れきし)」について 日本でカレーが広まったのはいつからでしょうか?日本は、明治時代に生活や文化、風習などがヨーロッパとアメリカにならって変化してきました。文明開化です。料理も洋風料理が、つたわってきました。東京や大阪には,つぎつぎと西洋料理が開店しました。そうした店で評判となったのは,「カレーライス」でした。何より西洋料理なのにごはんにかけて食べることが日本人に受け入れられやすかったようです。カレーライスは、給食でも人気メニューです。 12月12日の給食こうなご佃煮 牛乳 松風焼き風 ほうれんそうと白菜のごまあえ 大根厚揚げの含め煮 「松風焼き」について 松風焼きとは,鶏肉をねりあわせたものの表面にケシの実にちらして焼いた焼きものをいいます。正月料理のおせち料理として使われています。給食ではケシの実を使うのは,調理やお金の面で難しいので,使いません。 ごま以外の材料は,みそやしょうが,ねぎを入れています。ハンバーグの材料とは少しちがいます。みそを入れているので,和風ばんハンバーグの松風焼きの味(あじ)はいかがですか? 12月11日の給食牛乳 卵と茸の雑炊 金時人参のきんぴら 瀬戸内海産の小海老の唐揚げ 「坂出産の金時人参」と「瀬戸内海産小海老」について 「金時人参」は、坂出市と観音寺市でたくさん作られていて, 生産量は日本一です。 普段,私達が食べている人参は、西洋生まれの人参です。しかし,「金時人参」は,アジア生まれの東洋人参で,昔は主に使っていました。12月から1月によく出回り,正月料理や讃岐の雑煮には欠かせません。今日は雑炊ときんぴらに入れています。いつもの人参と色と味のちがいを比べてみましょう。 また,小海老の唐揚げは,瀬戸内海のものです。殻ごと食べられます。 今日の給食野菜のうま煮 大根なます 焼きめざし 「たべもの」を大切にしよう 今年は,食品の値上げがニュースでも話題になりました。世界中で、食料が不足すると、その食料が手に入りにくくなり、値段が上がっていきます。その例として、小麦のねだんもあがりました。うどん屋さんに行って,「ねだんが高くなっているなあ」と思った人もいるでしょう。給食も例外ではありません。昨年に比べ,小麦,牛乳などの食材が値上がりして,給食費もとてもきびしい状況です。給食費をあつめる金額は変わっていませんので,食材を工夫したり,昨年に比べてデザートの回数をへらすことなどで,あつめた金額でまかなえるように工夫しています。みなさんが,給食を残すことは,世界中で不足しているたべものをせっかくそろえたのに,ムダにしてしまうこと,それから家の人が出してくれている給食費をムダにしてしまうことです。きちょうなたべものを残さずたべましょう。 12月9日の給食はちみつ 牛乳 ポークビーンズ ごぼうサラダ りんご 「はちみつ」について はちみつは,働きものの昆虫である「ミツバチ」のおかげでできる食べ物です。ミツバチは,花に集まって蜜を吸います。そして巣に持ち帰り,巣の中で時間をかけてじっくり熟成されたのがはちみつです。 ミツバチたちが花から蜜を集めてくるのは,ごくわずかです。はちみつとなるには,数多くのミツバチたちが集まってこなければいけません。甘いおいしそうな花をみつけたら,まわりのミツバチに知らせてみんなで仕事にとりかかります。 さて,クイズです。いい花をみつけたミツバチが他のミツバチに知らせる時,ある合図をします。その合図とは次の3つのうちどれでしょう。 1. ダンスをおどる 2. 目をパチパチさせる。 3. なき声を出す。 答えは,「1」の「ダンスをおどる」です。ダンスには,8の字ダンスと円ダンスがあります。8の字ダンスは,花の方角を教え,円ダンスは花が100m以内にあることを教えます。 働きもののミツバチがたくさんの仲間と作った「はちみつ」の味はどうだったでしょう? 12月8日の給食牛乳 ハタハタの唐揚げ 芋の子汁 「秋田県の料理」について ハタハタは、秋田県の魚で,うろこがないのが特徴です。ハタハタにはこのような話があります。 その昔、弘法大師がある漁村に辿り着くと、村人達が集まって、深刻な顔をしていました。みんなで命を絶とうとしていたのです。訳をたずねると、魚が全然とれないから生きていけないとなげいていました。そこで、お坊さんは村人を励まそうと、海にむかってお経を唱えてからこう言いました。「私が去った後、必ず魚が獲れるので死なないで待つように」と。そう言い残し、お坊さんはその村を去りました。それから村人達はお坊さんの言葉が本当かどうか不安そうに待っていました。2.3日後、海に魚をとる網を入れたら、今まで見た事もない「うろこのない魚」がどっさりとありあまるほどとれ、飢えをしのぐことができました。村人は弘法大師に感謝し、神が与えてくれた魚という意味の漢字をあてたという説もあります。 また,秋田県では里芋が多くとれ,汁に入れた「芋の子汁」も秋田県の郷土料理として有名です。 12月5日の給食牛乳 鮭のてりやき 水菜のおひたし 切干大根の卵とじ 「食品の保存」について 大根は冬がおいしい野菜です。今の時期,たくさんとれます。しかし,大根がたくさんとれてもずっと置いておくといたみます。食べる量にも限界があります。ごみにするのは,もったいないことです。 そこで,昔の人は,大根を干して切干大根にすることを思いつきました。食べ物は水分が多いと、くさりやすくなります。干すことで食品の水分をとりのぞき,保存の効く食べ物になります。切干大根は、昔の人が,食べ物を粗末に扱わないように,保存方法を考えた食べ物です。 12月4日の給食牛乳 五目ラーメン 黄粉ビーンズ 「地方のラーメン」について ラーメンは,中国の麺料理から伝わってきました。しかし,今の日本のラーメンは,日本独自の食文化に発展しています。タレの種類や味付けも全国の地方様々で各地方の名前をつけたラーメンが生まれました。「喜多方ラーメン」で有名な喜多方市は、福島県にあります。喜多方市は人口5万7千の市ですが,ラーメン屋は120件近くあるといわれ,人口密度の中で日本一といわれています。ラーメン以外にも蔵や桐でも有名な町として観光客が訪れています。 12月3日の給食牛乳 さばのみそだれかけ 大根の和え物 かきたま汁 「さば」について さばにまつわることばで、「さばを読む」ということばがありますが,意味は、数字をごまかすことをいいます。このことばは、江戸時代から使われています。どうして「さば」が出てくるのでしょうか?それは,「さば」の鮮度と関係しています。「さば」は、鮮度がおちやすいので、とれたら、急いで箱につめて入れなければなりません。ゆっくり仕事をすれば,さばが腐ってしまうからです。また,とれた「さば」の数も多かったためです。そこで、たくさんのさばを早口で急いで、数えていたので,実際の数と合わないことから,数をごまかす意味で「さばを読む」という言葉が生まれたようです。 ほかにもたべものが関係して生まれたことばも多くあります。その意味を調べてみるとそのたべものの特徴がよくわかります。 このことから,さばの特徴として,さばは鮮度が落ちやすいので,買ってきたら早くたべるということがわかりましたか? 12月2日の給食ジャム&マーガリン 牛乳 ボルシチ ブロッコリーサラダ 林檎 「ロシア料理」について 今日の給食にロシア料理のライ麦パン,ボルシチが出ています。ロシア料理には,野菜を使って暖炉でじっくり煮込む料理が多いそうです。冬に備えて,ロシア人は,食べ物をいかにして保存しておくかということを考え,野菜をピクルスなどにして料理に使うそうです。林檎などの果物も砂糖漬けにして保存し大切に食べるようです。寒い国,ロシアで,とれる果物には,林檎や苺,ブルーベリー,ラズベリーなどがあるそうです。 12月1日の給食牛乳 すきやき風煮 ほうれんそうと昆布のごまあえ みかん 「すき焼きの文化」について すき焼きは,日本の東と西で調理の仕方が違うのを知っていますか?ここ香川県をふくむ関西では,まず,鍋に肉を入れて焼きながら,しょうゆや砂糖をふりいれていきます。そしてその後,野菜を入れていきます。煮えたら酒や水をたして,味を調整していきます。一方,関東風は,肉は先に焼きません。まず砂糖としょうゆなどを合わせたタレ(割りした)を鍋に入れて,水炊き鍋のように肉と野菜を同時に煮る調理法です。 すき焼きは、日本の食文化の違いがわかる料理のひとつです。 11月28日の給食牛乳 にんじんクリームスープ オレンジ 「スペイン」について スペインで、有名な料理のパエリアは、鍋に海の幸を豊富に盛り込みサフランで色と香りをつけた炊き込みご飯です。鍋ごと食卓に出し、鍋から直接食べるのが本場の食べ方だそうです。パエリアは、バレンシア地方で生まれました。ここでは、バレンシアオレンジも有名なくだものです。 スペインは情熱の国といわれています。並んだ料理も赤い色やオレンジの色が多く、スペインのカラーを表しているようですね。 11月27日の給食牛乳 魚のカレー揚げ 牛蒡サラダ 若布スープ ヨーグルト 「胡桃」について 胡桃は、日本でも生産されていますが、店で出回っているほとんどはアメリカと中国のものが多いです。今日の給食のパンの胡桃は、アメリカのカルフォルニア州産です。 アメリカで、結婚式に胡桃をまく習慣の意味は、子どもができて代々、家が続くようにとの願いが込められています。日本では、正月に食べる数の子、こどもの日に食べる柏餅があります。こどもの成長を食べ物に願いを込めるのは、日本だけでなく世界の人たちも同じなのですね。 11月26日の給食牛乳 きのこあえ めざし みかん 「旬の食べ物のよさ」について 食べ物には季節があることを知っていますか?食べ物が、季節によってたくさん出回る時期のことを旬といいます。 旬の食べものは、味がよく栄養もあります。さらに値段も安くなります。みかんも温室でとれたものは1年中ありますが、今から旬となるみかんは、安くておいしいという良い点ばかりです。 11月25日の給食牛乳 ワンタンスープ 大学芋 もやしとわかめのナムル 「大学芋」について 大学芋という名前はどうしてつけられたのでしょうか。それは、今から約80年前、昭和の初めの頃、ひどく景気が悪く、大学生も勉強や生活するためのお金に困っていました。食べ物が不足していましたが、薩摩芋は手にいれやすい食べ物でした。そこで、東京のある店が、薩摩芋を油で揚げて、蜜でからめて売り出したところ、店の近所にあった大学の学生から「おいしい」と噂となり、自然と「大学芋」と呼ばれるようになったことが始まりだといわれています。 11月21日の給食海苔佃煮 牛乳 大豆の五目煮 キャベツとわかめの酢の物 林檎 「五目煮」について 五目煮は、5の数字が入った料理の名前ですが、実際は5種類以上のものが入っていることが多いです。色彩りよく、栄養的にもバランスよく取り合わせて作った料理につける名前です。今日の給食の五目煮は、大豆、鶏肉、ちくわ、人参、蓮根、牛蒡、蒟蒻、昆布の8種類が入っています。 11月20日の給食牛乳 いゆがゆ しばえびのかき揚げ キャベツとエリンギのソテー 「かゆ」について かゆとは、米や豆、いも類などをたくさんの水でやわらかく煮た料理のことをいいます。 かゆは、消化がよく、体もあたたまることから胃腸が弱っている時やかぜをひいたときなど,病気の時に食べることが多いです。また、体の機能がまだきちんとできあがっていない赤ちゃんにも消化のよい「かゆ」は、離乳食として用いられています。 今日は季節のさつまいもと一緒に煮た「いもがゆ」です。 11月19日の給食牛乳 ししゃものもみじ揚げ 蓮根のきんぴら 茸汁 「米」について 日本は、気候が温暖で、昔からさかんに米作りが行われてきました。日本は限られた土地を水田として利用するために様々な工夫がされてきました。例えば、雨が少ない香川県では、溜池にたくわえて雨水を利用した稲作が行われています。讃岐平野を中心に日本で一番,溜池が多く、県内で約1万6000あります。今年の夏も水不足が心配されていましたね。土地の問題を工夫し、大切に育てた米をおいしくいただきましょう。 11月18日の給食牛乳 エビフライ ゆで野菜 白いんげん豆のミネストローネ キャンデイチーズ えびについて 日本人はえびをよく食べるといわれています。てんぷらやフライに使われるえびは、インドネシアをはじめ、インドやタイ、ベトナムなどのアジアで大量に養殖されています。えびの養殖場をつくる際には、マングローブとよばれる熱帯林を切り、そこに池をつくっています。しかし、熱帯林を切ることは、魚や天然えびの環境を変えることが洪水など自然災害の発生にもつながっています。 他の国とのかかわりによって私たちの食生活が成り立っていることが環境をこわしている原因にもつながっているのです。 私たちの食生活の材料が、どこでとれたものか、どのようにして作られているのかをもっと知ってもらえたらと思います。 11月17日の給食牛乳 豆腐と豚肉の味噌炒め 小松菜の胡麻ドレッシング和え 林檎 大豆について 大豆から作られるものには,豆腐や味噌、醤油などがあります。その中で,一番多い使い道は、大豆からしぼってできる油、大豆油です。 給食で揚げ物をする時の油も大豆油です。から揚げやチップス、フライなどで使う油のもととなる大豆は、自給率がわずか3%と少なく,ほとんどを輸入に頼っています。身近にある食べ物を無駄にせず、感謝していただきましょう。 |
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