最新更新日:2024/03/05 | |
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12月24日の給食牛乳 しっぽくうどん かぼちゃのにもの みかん 「冬至」について 21日は,冬至でした。冬至は1年中で昼間の長さが一番短い日で,昨日をさかいにまた少しずつ昼の長さが長くなります。 ここ讃岐では,冬至の日にはしっぽくそばとかぼちゃを食べる慣らわしがあります。「冬至にはかぼちゃを食べると中風しない」と言って,夏に収穫しておいたかぼちゃを煮て食べます。ビタミンAやビタミンCの豊富なかぼちゃを食べると風邪や病気予防になることを昔の人は,生活の中で経験的に知っていたのかもしれませんね。昔の人の知恵に教わることがたくさんありますね。 12月22日の給食牛乳 卵とレタスのスープ オレンジ ミックスナッツ 香川県でとれる「レタス」について レタスは香川県を代表する冬の野菜で,ここ丸亀でも栽培がさかんにおこなわれています。レタスは冷たく,涼しい気候を好み,15〜22度と低いのがちょうどよい栽培温度です。しかし,冬に限らずレタスが1年中出回っているのは,夏場は北海道や群馬県の高冷地の涼しい場所で栽培されているからです。そして,冬場は暖かく,雪の降らない地域で栽培されています。香川県は,冬でも雪があまり降らない地域です。まさに冬場の香川県は,レタスづくりにはちょうどよいのです。 香川でとれたレタス入りのスープをおいしく食べてください。 12月19日の給食のり佃煮 牛乳 いわしのフライ かぶの甘酢づけ 月菜汁 「月菜汁」について 今日の月菜汁には,さといも,白玉だんご,豆腐,大根,あさり,金時にんじん,かまぼこ,ねぎを入れています。野菜には,季節の金時にんじんと大根を使った「冬の月菜汁」です。 だしは,香川県の瀬戸内海でとれた煮干しをつかっています。給食センターでは,できるだけだしをしっかり出るように,朝一番にだしをつけます。また,「あさり」は,鉄分など栄養をとるだけでなく,あさりからうまみのエキスが出ます。そのため,だしをおいしくする工夫として,あさりを汁の具に使っています。 具だくさんの月菜汁をたべると体もあたたまりますよ。 12月18日の給食牛乳 フライドチキン りんごとレタスのサラダ コーンポタージュスープ クリスマスデザート 「洋食のメニュー」について 今日はクリスマス献立です。みなさんの好きな「鶏肉のからあげ」、「ポタージュスープ」「クリスマスデザート」は、カロリーが高いです。油やバター使っている洋食料理だからです。 そこで,今日は,カロリーをおさえるために次のような献立の工夫をしています。パンにぬるものをつけていません。ジャムやマーガリンは、黄色のたべものでカロリーも多いからです。ほかのおかずといっしょにパンの味を楽しみましょう。また,サラダには,油を使っていないドレッシングを選びました。 サラダの海藻と野菜は,血液中の余分な油を外に出す働きがあります。油の多い洋食のおかずには,海藻と野菜をたっぷり食べるようにしましょう。そして、すきな料理ばかりたべるのではなく、栄養のバランスを考えて食べながら、クリスマス料理をみんなで楽しくたべましょう。 12月17日の給食牛乳 麻婆豆腐 まんばのごまドレッシングあえ みかん 「成長期に必要なカルシウム」について カルシウムは大人になってからも大切な栄養素ですが,成長期の今は一生の中でもしっかりとらないといけない栄養素です。1日に必要なカルシウムは,牛乳3本分です。 牛乳以外カルシウムを多くふくむ食品はあります。今日の給食では,豆腐,百花です。 牛乳はもちろん、バランスのよい食材を使った料理からもカルシムをしっかりとるようにしましょう。 12月16日の給食牛乳 シーフードスープスパゲテイ ミックスビーンズサラダ りんご アーモンドと味付け小魚 「みかんの栄養とビタミンC」について みかんは、ビタミンCの王様です。みかん3個食べれば、1日に必要なビタミンは十分とることができます。しかし、ビタミンCは体にたくわえておくことができないので、一度にたくさん食べても体の外に出て行き、とりすぎた分はムダになってしまいます。一度にたくさんとるよりも、毎日少しずつとるのがよいのです。ビタミンCを含むくだものや野菜を毎日食べましょう。 12月15日の給食牛乳 海藻サラダ キウイフルーツ 「カレーの歴史(れきし)」について 日本でカレーが広まったのはいつからでしょうか?日本は、明治時代に生活や文化、風習などがヨーロッパとアメリカにならって変化してきました。文明開化です。料理も洋風料理が、つたわってきました。東京や大阪には,つぎつぎと西洋料理が開店しました。そうした店で評判となったのは,「カレーライス」でした。何より西洋料理なのにごはんにかけて食べることが日本人に受け入れられやすかったようです。カレーライスは、給食でも人気メニューです。 12月12日の給食こうなご佃煮 牛乳 松風焼き風 ほうれんそうと白菜のごまあえ 大根厚揚げの含め煮 「松風焼き」について 松風焼きとは,鶏肉をねりあわせたものの表面にケシの実にちらして焼いた焼きものをいいます。正月料理のおせち料理として使われています。給食ではケシの実を使うのは,調理やお金の面で難しいので,使いません。 ごま以外の材料は,みそやしょうが,ねぎを入れています。ハンバーグの材料とは少しちがいます。みそを入れているので,和風ばんハンバーグの松風焼きの味(あじ)はいかがですか? 12月11日の給食牛乳 卵と茸の雑炊 金時人参のきんぴら 瀬戸内海産の小海老の唐揚げ 「坂出産の金時人参」と「瀬戸内海産小海老」について 「金時人参」は、坂出市と観音寺市でたくさん作られていて, 生産量は日本一です。 普段,私達が食べている人参は、西洋生まれの人参です。しかし,「金時人参」は,アジア生まれの東洋人参で,昔は主に使っていました。12月から1月によく出回り,正月料理や讃岐の雑煮には欠かせません。今日は雑炊ときんぴらに入れています。いつもの人参と色と味のちがいを比べてみましょう。 また,小海老の唐揚げは,瀬戸内海のものです。殻ごと食べられます。 今日の給食野菜のうま煮 大根なます 焼きめざし 「たべもの」を大切にしよう 今年は,食品の値上げがニュースでも話題になりました。世界中で、食料が不足すると、その食料が手に入りにくくなり、値段が上がっていきます。その例として、小麦のねだんもあがりました。うどん屋さんに行って,「ねだんが高くなっているなあ」と思った人もいるでしょう。給食も例外ではありません。昨年に比べ,小麦,牛乳などの食材が値上がりして,給食費もとてもきびしい状況です。給食費をあつめる金額は変わっていませんので,食材を工夫したり,昨年に比べてデザートの回数をへらすことなどで,あつめた金額でまかなえるように工夫しています。みなさんが,給食を残すことは,世界中で不足しているたべものをせっかくそろえたのに,ムダにしてしまうこと,それから家の人が出してくれている給食費をムダにしてしまうことです。きちょうなたべものを残さずたべましょう。 12月9日の給食はちみつ 牛乳 ポークビーンズ ごぼうサラダ りんご 「はちみつ」について はちみつは,働きものの昆虫である「ミツバチ」のおかげでできる食べ物です。ミツバチは,花に集まって蜜を吸います。そして巣に持ち帰り,巣の中で時間をかけてじっくり熟成されたのがはちみつです。 ミツバチたちが花から蜜を集めてくるのは,ごくわずかです。はちみつとなるには,数多くのミツバチたちが集まってこなければいけません。甘いおいしそうな花をみつけたら,まわりのミツバチに知らせてみんなで仕事にとりかかります。 さて,クイズです。いい花をみつけたミツバチが他のミツバチに知らせる時,ある合図をします。その合図とは次の3つのうちどれでしょう。 1. ダンスをおどる 2. 目をパチパチさせる。 3. なき声を出す。 答えは,「1」の「ダンスをおどる」です。ダンスには,8の字ダンスと円ダンスがあります。8の字ダンスは,花の方角を教え,円ダンスは花が100m以内にあることを教えます。 働きもののミツバチがたくさんの仲間と作った「はちみつ」の味はどうだったでしょう? 12月8日の給食牛乳 ハタハタの唐揚げ 芋の子汁 「秋田県の料理」について ハタハタは、秋田県の魚で,うろこがないのが特徴です。ハタハタにはこのような話があります。 その昔、弘法大師がある漁村に辿り着くと、村人達が集まって、深刻な顔をしていました。みんなで命を絶とうとしていたのです。訳をたずねると、魚が全然とれないから生きていけないとなげいていました。そこで、お坊さんは村人を励まそうと、海にむかってお経を唱えてからこう言いました。「私が去った後、必ず魚が獲れるので死なないで待つように」と。そう言い残し、お坊さんはその村を去りました。それから村人達はお坊さんの言葉が本当かどうか不安そうに待っていました。2.3日後、海に魚をとる網を入れたら、今まで見た事もない「うろこのない魚」がどっさりとありあまるほどとれ、飢えをしのぐことができました。村人は弘法大師に感謝し、神が与えてくれた魚という意味の漢字をあてたという説もあります。 また,秋田県では里芋が多くとれ,汁に入れた「芋の子汁」も秋田県の郷土料理として有名です。 12月5日の給食牛乳 鮭のてりやき 水菜のおひたし 切干大根の卵とじ 「食品の保存」について 大根は冬がおいしい野菜です。今の時期,たくさんとれます。しかし,大根がたくさんとれてもずっと置いておくといたみます。食べる量にも限界があります。ごみにするのは,もったいないことです。 そこで,昔の人は,大根を干して切干大根にすることを思いつきました。食べ物は水分が多いと、くさりやすくなります。干すことで食品の水分をとりのぞき,保存の効く食べ物になります。切干大根は、昔の人が,食べ物を粗末に扱わないように,保存方法を考えた食べ物です。 12月4日の給食牛乳 五目ラーメン 黄粉ビーンズ 「地方のラーメン」について ラーメンは,中国の麺料理から伝わってきました。しかし,今の日本のラーメンは,日本独自の食文化に発展しています。タレの種類や味付けも全国の地方様々で各地方の名前をつけたラーメンが生まれました。「喜多方ラーメン」で有名な喜多方市は、福島県にあります。喜多方市は人口5万7千の市ですが,ラーメン屋は120件近くあるといわれ,人口密度の中で日本一といわれています。ラーメン以外にも蔵や桐でも有名な町として観光客が訪れています。 12月3日の給食牛乳 さばのみそだれかけ 大根の和え物 かきたま汁 「さば」について さばにまつわることばで、「さばを読む」ということばがありますが,意味は、数字をごまかすことをいいます。このことばは、江戸時代から使われています。どうして「さば」が出てくるのでしょうか?それは,「さば」の鮮度と関係しています。「さば」は、鮮度がおちやすいので、とれたら、急いで箱につめて入れなければなりません。ゆっくり仕事をすれば,さばが腐ってしまうからです。また,とれた「さば」の数も多かったためです。そこで、たくさんのさばを早口で急いで、数えていたので,実際の数と合わないことから,数をごまかす意味で「さばを読む」という言葉が生まれたようです。 ほかにもたべものが関係して生まれたことばも多くあります。その意味を調べてみるとそのたべものの特徴がよくわかります。 このことから,さばの特徴として,さばは鮮度が落ちやすいので,買ってきたら早くたべるということがわかりましたか? 12月2日の給食ジャム&マーガリン 牛乳 ボルシチ ブロッコリーサラダ 林檎 「ロシア料理」について 今日の給食にロシア料理のライ麦パン,ボルシチが出ています。ロシア料理には,野菜を使って暖炉でじっくり煮込む料理が多いそうです。冬に備えて,ロシア人は,食べ物をいかにして保存しておくかということを考え,野菜をピクルスなどにして料理に使うそうです。林檎などの果物も砂糖漬けにして保存し大切に食べるようです。寒い国,ロシアで,とれる果物には,林檎や苺,ブルーベリー,ラズベリーなどがあるそうです。 12月1日の給食牛乳 すきやき風煮 ほうれんそうと昆布のごまあえ みかん 「すき焼きの文化」について すき焼きは,日本の東と西で調理の仕方が違うのを知っていますか?ここ香川県をふくむ関西では,まず,鍋に肉を入れて焼きながら,しょうゆや砂糖をふりいれていきます。そしてその後,野菜を入れていきます。煮えたら酒や水をたして,味を調整していきます。一方,関東風は,肉は先に焼きません。まず砂糖としょうゆなどを合わせたタレ(割りした)を鍋に入れて,水炊き鍋のように肉と野菜を同時に煮る調理法です。 すき焼きは、日本の食文化の違いがわかる料理のひとつです。 |
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