最新更新日:2024/06/18 | |
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南風あったかげん記−582−北京五輪もいよいよ閉会。昨日の共同通信は次のように伝えています。 【北京23日共同】北京五輪の閉会式を翌日に控え、23日付の中国各紙は「非の打ちどころのない大成功」などとする礼賛一色の内外の声を伝えた。開会式の「偽装事件」などに関する報道は規制され、多数の人権活動家を軟禁下に置くなどしていることは一切伝えていない。(引用終) 個人的には、開会式は素晴らしかったと思います。CG画像は「CG合成」とテロップを流せば済んだ話だと思いますが、口パクは人権感覚からもいただけません。 口パクといえば、次の記事を思い出しました。2005年8月24日の記事です。 トルクメニスタンのサパルムラト・ニヤゾフ大統領はこれまでオペラやバレエを禁止し、長髪や金歯を批判してきたが、このほどまた新しく禁止事項を設けた。リップ・シンキング、いわゆる口パクである。8/23当局が明らかにしたところでは、大統領は口パクについて「歌や音楽の発展に負の効果をもたらす」としている。(引用終) トルクメニスタン(写真左)のニヤゾフ大統領の独裁は有名で、逸話はまだまだあります。 ・ 町の名や12か月の呼び名を自分や身内の名前に変更。 ・ すべての閣僚、地方行政府長官、軍人などに毎年ベンツを支給。 ・ 自らを「終身大統領」に決定し、独裁者の悲惨な末路を伝える番組の放映を禁止。 ・ カーラジオやステレオなどでの音楽鑑賞を禁止。 ・ 黄金のニヤゾフ大統領像(写真中)は高さ14メートルで、太陽を追って回転。肖像画(写真右)を町中に掲示。 ・ 言論の自由はなく、インターネットの一般利用も認められていない。 このニヤゾフ大統領も一昨年末に急死し、後継の大統領が選挙で選ばれました。トルクメニスタンに民主主義が根付くことを期待しています。 |
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