最新更新日:2024/09/19 | |
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南風あったかげん記−584−久々の歴史の誤解シリーズ。今回は「服部半蔵」です。 服部半蔵といえば、忍者のイメージが強く、いろいろなフィクションに忍者として登場します。実際はどうだったのでしょうか? 普通、服部半蔵といえば服部正成(左絵)のことをいいます。正成は、戦国時代から安土桃山時代の三河の武将です。松平氏(徳川氏)の譜代家臣、徳川十六神将のひとりで、槍の名人として、数々の戦で家康を支えました。後に、父親が伊賀出身であったために、伊賀同心を統率する立場になったことで、徳川家に仕える忍者の首領とみられるようになったのです。 ということで、半蔵自身は三河武士で、忍者ではありません。 東京地下鉄半蔵門線・半蔵門駅は、半蔵の部下が警備を担当した江戸城の門(写真右)の名に由来します。 |
岩倉市立南部中学校
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