☆★☆　社会科研究会　☆★☆
　昨日、丹葉地区の社会科教員で組織する、尾張教育研究会丹葉支部社会科研究会の夏季研修会が大口中学校で開催されました。
　統合してまだ５ヶ月の新大口中学校はとてもきれいで、そのランチルームでの研究会です。講師に、昨年に引き続き、岐阜県より授業名人・川田英樹先生をお招きして、「社会科における教材開発力」について教えていただきました。授業風景のビデオでは、子どもたちが耳を傾け合い、真剣に討議する姿を見ることができました。聞く力、話す力、資料を読み取りつなげて考える力の高さに驚かされました。
　また、川田先生自身が、小学校の戦争単元をどのように教材研究されたかも教えていただきました。鹿児島・知覧での聞き取り調査や、そこでの情報をベースに、地域の特攻隊を経験した方を探し、その方の工夫や努力、願いを探ることによって、社会的背景や時代を見つめようとした授業構成でした。
　続いて、丹葉地区の２名の先生が、秋に行う授業についてその構想を発表しました。資料をいかに効果的に使用するかが今年のテーマです。実践が楽しみです。