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南中校長室の窓「池間哲郎氏の紹介」

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 2学期に入り、体育館の耐震工事のため、長らく朝礼をテレビや武道館で行ってきましたが、今週水曜日に工事が終了し、木曜日から使用可能になります。
今朝は、最後のテレビ朝礼を行いました。
まず、秋の新人戦や書写コンクールの表彰伝達をした後、来週11月2日に行う「国際理解講演会」についての話をしました。その概要をお知らせします。

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日本の子供たちの夢(職業):ベネッセ2009年調査より
男子…小・中学生ともに1位「野球選手」、2位「サッカー選手」。高校生になるとかなり現実的になり、1位「教師」、2位「公務員」。
女子…小学生の1位が「ケーキ屋さん・パティシエ」、2位が「保育士・幼稚園の先生」。中・高校生の1位はともに「保育士・幼稚園の先生」ですが、中学生の2位が「芸能人」であるのに対して、高校生の2位は「学校の先生」と現実的になる。
アジアの様々な国(ベトナム、タイ、フィリピン、カンボジア、ミャンマー、モンゴル、スリランカ等)の子供たちに聞くと……
 フィリピンの子供「私の夢は大人になるまで生きることです」
 カンボジアの子供「一度でいいからお腹いっぱいになるまで食べてみたい」
 同じカンボジア「文字の勉強して、長い鉛筆をもって字を書きたい」
 モンゴルの子は「ちゃんとした家に住んで、お父さんやお母さんや家族みんなと一緒にご飯を食べることが夢です」
 同じくモンゴル「大きくなったら、お父さんとお母さんを 探し出して幸せにすることです」
 今、地球上には約63億人が住んでいて、1日に約4万人が飢えで死んでいる。1日に岩倉市民が亡くなっているしていると考えると、分かりやすいでしょうか。そのうちの約90%は子供です。
 私たちにはそんな感覚はありませんね。それは、世界の2割の人が、食糧の7割を食べていて、日本は2割入っているということも要因のひとつでしょう。加えて、日本とアメリカで、食糧の4割を食べていると言う学者もいます。
 今、「ふれ愛ギャラリー」にアジアの子供たちの写真があります。これらは決して幸せな子供たちの写真ではありません.親を亡くしたり、生き別れたりしたモンゴルの子供たちの写真です。
 写真の子たちは、マンホールで暮らしています。日中は、信号待ちをする車のガラスを磨いたりして、お金をもらい生活しています。
 これらの写真を撮ったのは、日本アジアネットワークの池間哲朗さんという方です。
 池間さんは、たまたま仕事でかかわったこの子供たちをみて、今の日本人が忘れてしまったもの、昔は持っていたのに失ってしまったものを感じさせられたそうです。
 11月2日(火)5・6時間目に
「懸命に生きる人々〜日本人こそアジアの人々からに学んでほしい〜」というテーマで私たち日本人が忘れてしまったもの、失ってしまったものについてお話をしていただけます。
 ぜひ、自分なりに心の中に落とし込み、将来に生きる時間にしてほしいと思います。
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ご都合のつく方は、ぜひご参観ください。案内文書は「配付文書」からご覧いただけます。
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