最新更新日:2024/06/10
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笑瀾万丈 夢現大8 Web公開

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はじめに

2月で63歳になりました。定年退職の年です。この後、再雇用で二年間愛知教育大学に勤めさせていただきます。
ここに至るまで皆様には大変お世話になりました。あらためて感謝の意を表します。ありがとうございました。
22歳で神戸市の小学校教員をスタートして、41年間、筑波大学附属小学校、愛知教育大学数学教育講座、そして、愛知教育大学教職大学院と、ここまでがむしゃらに働いてきました。
 私のこれまでの道は、算数教育一筋だったと言えるでしょう。こんなにも好きな道を歩むことができたのは、とても幸せなことです。この本では、私の人生の歴史を振り返ってみます。これまで誰にも語ったことがありません。
 人生は時には笑い、時には悲しみ、時には喜び、時には苦しみます。人生にも四季があるように思います。今の私に言えるのは、全て「お芝居」であったということです。このお芝居を如何にして演じてきたか、これをこの本で振り返ってみたいと思います。
 そして、結論としては、波瀾万丈というよりも笑瀾万丈(わらんばんじよう)という言葉がふさわしい人生であったと思います。過去形ではなく現在進行形として笑瀾万丈の人生を紹介したいと思います。
 後から振り返ってみると、全くもって、人生とは笑い話です。
 あのとき、ああすれば良かったという思いはありますが、所詮過去のこと。ユーミンの歌にもあるようなあの日に帰りたいとは思いません。
 すべて必要・必然な出来事だったのです。しかも、ベストな出来事だったと思います。これを受け入れてきました。この受け入れる言葉が関西弁で「しゃあないなあ」です。標準語で言えば「仕方がない」です。仕方がないというとあきらめの気持ちのようですが、実は、現実のありのままを受け止め、さらに新しい行動へと向かうという意味が「しゃあないなあ」にあります。過去や現在を肯定し、明るい未来をつくるために「しゃあないなあ」で諦観の境地に立つことができます。
 この本では、ヒロシの過去をお話するとともに、そこから得た教訓を明示します。全くの書き下ろしです。「しゃあないなあ」という笑瀾万丈の人生をお楽しみください。 始まり〜始まり。
                愛知教育大学 志水 廣






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